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くすぐる執事③ ― 指先の愉悦 ―
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白絹の寝衣の裾を、そっと膝まで捲り上げた礼司の指先が、綾乃のふくらはぎを包み込む。
滑らかな肌を、掌で一度だけ温めるように撫でたのち――
今度は、人差し指と中指の腹で、優しく、細かく、円を描くようにくすぐりはじめた。
「くっ……ふふっ、う、うそ……そんなの……くすぐったいっ……」
綾乃の声はくすくすと笑いを含み、眉尻は甘く下がっている。
その笑いは拒絶ではない。
むしろ、礼司のくすぐりの一つひとつを、味わうように受け入れていた。
礼司は言葉を添えず、ただ熱を帯びた手で、綾乃の膝裏へと指先を滑らせる。
皮膚が薄く、繊細な部分――彼女がひときわ敏感な場所だった。
「ひゃっ、あはっ、そこっ……やだ……やだぁ……!」
くすぐったさが一気に彼女の太腿から腰へと駆け上がり、
思わず膝を閉じようとする綾乃を、礼司は優しく抱えるように支えた。
「じっとなさって……可愛らしい笑い声が、よく響きます」
囁く声は、くすぐりの刺激とはまた違う甘さを帯びて、彼女の耳に溶け込む。
そして、次に手にしたのは、極細の馬毛ブラシ。
それを今度は、綾乃のわき腹へと持っていく。肋骨の曲線に沿って、軽く、くすぐるように撫でる。
「ふぁっ、あっははっ……れいじ……だめぇ……! お腹、すごく、くすぐったいの……!」
笑いが込み上げ、息が詰まる。
それでも綾乃は逃げない。
むしろ、笑いながらも快感の震えを感じているのが、その潤んだ瞳から見て取れた。
礼司は、両手で彼女の脇腹に指先を立て、今度は一定のリズムでタップするようにくすぐる。
突くというより、舞い踊るようなタッチ。
綾乃の体がベッドの上で小さく跳ねるたび、真珠のような笑い声が溢れ出る。
「こしょこしょ……されてるのに……なぜ……こんなに……気持ち、いいの……?」
それはまるで、笑いと快感の境界線がとけていくようだった。
くすぐったくて、笑わずにはいられない。
でも、笑うたび、身体の奥がじんわりと熱を帯びて――
それが心地良くて、またくすぐられたくなる。
滑らかな肌を、掌で一度だけ温めるように撫でたのち――
今度は、人差し指と中指の腹で、優しく、細かく、円を描くようにくすぐりはじめた。
「くっ……ふふっ、う、うそ……そんなの……くすぐったいっ……」
綾乃の声はくすくすと笑いを含み、眉尻は甘く下がっている。
その笑いは拒絶ではない。
むしろ、礼司のくすぐりの一つひとつを、味わうように受け入れていた。
礼司は言葉を添えず、ただ熱を帯びた手で、綾乃の膝裏へと指先を滑らせる。
皮膚が薄く、繊細な部分――彼女がひときわ敏感な場所だった。
「ひゃっ、あはっ、そこっ……やだ……やだぁ……!」
くすぐったさが一気に彼女の太腿から腰へと駆け上がり、
思わず膝を閉じようとする綾乃を、礼司は優しく抱えるように支えた。
「じっとなさって……可愛らしい笑い声が、よく響きます」
囁く声は、くすぐりの刺激とはまた違う甘さを帯びて、彼女の耳に溶け込む。
そして、次に手にしたのは、極細の馬毛ブラシ。
それを今度は、綾乃のわき腹へと持っていく。肋骨の曲線に沿って、軽く、くすぐるように撫でる。
「ふぁっ、あっははっ……れいじ……だめぇ……! お腹、すごく、くすぐったいの……!」
笑いが込み上げ、息が詰まる。
それでも綾乃は逃げない。
むしろ、笑いながらも快感の震えを感じているのが、その潤んだ瞳から見て取れた。
礼司は、両手で彼女の脇腹に指先を立て、今度は一定のリズムでタップするようにくすぐる。
突くというより、舞い踊るようなタッチ。
綾乃の体がベッドの上で小さく跳ねるたび、真珠のような笑い声が溢れ出る。
「こしょこしょ……されてるのに……なぜ……こんなに……気持ち、いいの……?」
それはまるで、笑いと快感の境界線がとけていくようだった。
くすぐったくて、笑わずにはいられない。
でも、笑うたび、身体の奥がじんわりと熱を帯びて――
それが心地良くて、またくすぐられたくなる。
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