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154 引き際が肝心
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グゥサヴィ商会で数量限定の超高級はちみつが売り出されて以来、スートレラ子爵家の経済はすこーしだけ潤い始めていた。
何が高級かというと、もちろん秘密にされていることだが、集めた花ごとのはちみつなので雑味がなく、色も風味も違う。花の香りの強いものもあれば、甘みの濃いもの、爽やかな酸味を感じさせるものなど、はちみつが苦手な人でも好きになると商会が売出し、献上されて王女殿下のお気に入りになったと噂が流れてから、予約さえも先の先の先までできないほどの人気商品となった。
それを盾に、スートレラからのカルルドのトロンビー持ち出しは不可と、スートレラ子爵ランカイドが今度こそはっきりとファロー・ミースに断りを入れた。
「ああ、ちくしょう!あの護衛が余計なことを言わなければ!なにが剣の先生だよ!」
ミースはワーキュロイに酷く怒り、何か嫌がらせでもしてやりたいとつまらないことを考えて、身内の騎士に伝手を辿って調べてくれないかと頼むと。
「ワーキュロイ?それってもしかしてワーキュロイ・イルツエグのことか!?
辺境伯の騎士隊にいた超精鋭で、コモダロドラゴンを独りで仕留めた有名な騎士だぞ。憧れるよなあ!辺境伯騎士隊を辞めたと聞いていたが、フォンブランデイル公爵騎士団にいるとは!まさかファロー、知り合いなのか?だったら紹介してくれよぉ!憧れの騎士なんだ!」
調べる間もなかった。
嫌がらせなんてつまらないことを考えるのはきれいさっぱりやめた。
近衛・王城騎士団、国境を守る辺境伯騎士隊は騎士の中でも超エリート。実家の爵位が影響を与える近衛と違い、辺境伯騎士団は平民であっても関係なく引き立てられる本当の実力者集団である。
辺境伯騎士隊は、辺境伯騎士団の中でも剣術や体術など全般に特に秀でた精鋭しかなれず、生物生態の調査でフィールドワークをこなし、ある程度腕がたつミースだろうと、まかり間違っても絶対に勝ち目がない、それどころか返り討ち間違いなしの相手だ。
「無駄なことにエネルギーを向けるのはやめて、もっと建設的なことを考えよう!」
もしドリアンやワーキュロイが、ミースのこの諦め力を知っていたら、もっと早くに公爵家の仲間に引き入れていたことだろう。
「とはいえカルルドくんのトロンビーは捨てがたい。ん?スートレラ家とは別にテイムして学院で育てればいいんじゃないか?」
目のつけどころはよかったが、カルルドは既にスートレラ印のはちみつを守ることに目覚めていた。
新たなミースの提案を受けてカルルドは父に相談する。
ランカイドはミースが学院で蜂を育てると、そこで取れたはちみつがスートレラはちみつを侵害しかねないとカルルドに説明して、それはダメだとわからせた。
そして一度断わったにも関わらず。また違う手を伸ばしてきたミースに、ランカイドが特に念入りに断りの書状を認め、カルルドを通さずミースに直接送り届けた。
無言の圧を感じさせるランカイドからの書状を読み終えたミースは、引き際が肝心だとトロンビーの飼育は諦める。
「しかたない。スートレラ家のトロンビーをときどき観察させてもらうくらいはできるのかな」
「はい、うちの庭のを見るなら大丈夫です」
「よかったよ、そう言ってもらえて」
思いつくことがすべて後手にまわるのでどうしたものかと思ったが、多少でも繋がりが残せたミースはほっとした顔を見せた。
「あ、ミース先生!これうちのはちみつなんですが、どうぞ」
小さな籠に小瓶が三本詰められている。
「ええ?スートレラ印の超高級はちみつってやつだろう?い、いいのかね?」
「はい、友人などにあげるためにとってある分ですから」
さっきまでのじとじとした気持ちが、はちみつでぱあっと晴れ渡る。
ミースは意外と単純だった。
「では今日は失礼します」
礼儀正しく帰っていくカルルドを見送りながら、籠から瓶を引っ張り出すと、ミースの知るはちみつとはまったく違う透明感のある金色、赤みがかったものと鮮やかなイエローのはちみつが顔を出した。
「すごい!これがはちみつなのか?」
陽に透かすと煌めいて、想像以上の美しさにうっとりする。
「逃した魚はデカかったかなあ」
肩を落とすと、またさっさと気持ちを切り替えて扉を閉めた。
「ブレッドでも買ってきて、つけてみるかな」
カルルドが学院の車寄せに戻ると、公爵家の馬車が停まっていた。
「ドル、いる?」
「いるよ」
馬車の中からトレモルとシエルドも顔を出す。
「ボルディとアラミスは?」
「まだ戻ってきてないんだよね」
「乗せて」
カルルドが言うからドレイファスが扉を開けてやったのに、スートレラ家の馬車に走って行った。
「えっ?なんで?カルディ乗るって言わなかった?」
「言ったよね」
ドレイファスとトレモルが顔を見合わせていると、いくつかの籠をぶら下げたカルルドが走ってくる。
「ごめんね、待たせて」
乗り込むとすぐ、一人づつ籠を手渡して。
「うちのはちみつ、どうぞ」
「あ!噂の」
「トロンビーってすごーくおりこうで、この花の蜜って言えばそれだけ集めてくれるんだ!」
「へー。それってカルディがテイムしてるから?どのトロンビーも?」
「うちのトロンビーたちだからだよ!」
カルルドは胸を張った。
「すごぉくきれいだね」
籠から瓶を出して見つめているドレイファスが、きらきらと光を通すはちみつに見惚れている。
「秘密を守るためにラベルに花の名前はあえてつけてないんだけど。それは、サールフラワーのはちみつだよ。タンジェントさんが植えてくれたんだ」
「そうなの?」
「うん、何種類か植えてもらったんだけど、これはサールフラワーとミンツとロザマリーナっていう花のだよ」
「ロザマリーナ?聞いたことない」
ドレイファスが食いつく。
「あれ?そうなの?じゃあ今度持っていくね」
「カルディの家にあるの?」
「うちの裏に咲いてるんだ!」
─新しい花や野菜、果物が大好きなんだよな─
シエルドは浮かれているドレイファスを見ていた。
いっそ植物研究もいいんじゃないかなーなんて思いながら。
ドレイファスはというと
(それってトロンビーのご飯だけじゃなくて、ぼくたちが食べたりとかできるのかなあ)
と楽しく想像していた。
こどもたちはそれぞれに、将来やってみたいと思うことの片鱗を掴み始めていた。
公爵家に帰宅したドレイファスとトレモルは、メルクルがレイドと交代するのを待って離れの厨房へ向かった。カルルドのはちみつで、ボンディになにかおやつを作ってもらおうと考えて。
「ボンディただいま。入ってもいい?」
「ドレイファス様!おかえりなさい。どうなさいました?」
はちみつの入った籠を見せる。
「お、これって噂のスートレラはちみつでは?本館に少し届いたらしいのですが、ちょっと味見したらすぐに無くなってしまったって料理長がすごく文句言っていたんですよ」
「そうなんだぁ。カルルドにもらったから、なにか作ってくれる?」
「もちろんです!何が食べたいですか?」
「ウィー焼いて、クレーメとはちみつたらして食べたぁい」
碧い瞳が上目遣いでボンディに甘える。
小さな頃ほどは甘えなくなって、久しぶりにやられると使用人たちはみんなイチコロだ。
「はいはい、なんでもお作りしますよ」
ウィーを溶いてバターでこんがり焼き上げると、氷室に保管してあったクレーメを泡立ててぽとんと乗せ、カルルドのはちみつの中からサールフラワーの物をたらりと流して皿をドレイファスとトレモルの前に置いた。
「んふふ、おいしそうだねトリィ!」
トレモルと視線を交わして微笑み合って、ぱっくんと口に放り込むと!
「ほっ!ほいひい~ん!」
「ほんほ!」
ふたりともあっつあつのウィーにひんやりしたクレーメを乗せて食べ、歓声をあげて。次の一口はいよいよカルルドのはちみつがかかったクレーメのところ。
「ふっ!ほいひ~!」
キャッキャしながら食べるふたりを見て、ボンディも満足度が上がる。
「レイドも食べていくか」
ちょっと遠慮して見せたあと、もう一度勧められてうれしそうに手を伸ばした。
「このはちみつ、やっぱりなんか違うよね?」
皿に残ったはちみつを名残惜しそうに匙で掬い取ったトレモルが言うと、ドレイファスも匙の先で蜜だけ掬って一舐めし。
「本当に!甘いだけじゃなくてにおいもすごくいい!このはちみつ好きだ!」
今頃言うかとボンディが苦笑する。
「花の種類を分けて蜜を集めるなんて野生のトロンビーにはできない相談ですからね、この秘密が外にもれない限り、この極上のはちみつはスートレラ子爵家の専売特許となるでしょうね」
薄っすら笑いながら、ボンディが少し難しいことを言った。
「せんばいとっきょって何?」
「その人だけが持つ技術みたいなことですね」
「へえ!じゃあカルディすごいんだ!」
素直に褒めるドレイファスだって、本当は誰よりもすごいとボンディは心の中で褒め称えた。
「はー、本当にこれおいっしいね。少しでもお母さまにあげたらきっと全部とられちゃうな」
間違いないと皆が頷いて大爆笑となり、予約してある次のはちみつが届くまで、離れに隠しておこうということになった。
秘密はみんなの好物だ。
ゆびきりして目配せすると、それぞれのところへと散らばっていった。
何が高級かというと、もちろん秘密にされていることだが、集めた花ごとのはちみつなので雑味がなく、色も風味も違う。花の香りの強いものもあれば、甘みの濃いもの、爽やかな酸味を感じさせるものなど、はちみつが苦手な人でも好きになると商会が売出し、献上されて王女殿下のお気に入りになったと噂が流れてから、予約さえも先の先の先までできないほどの人気商品となった。
それを盾に、スートレラからのカルルドのトロンビー持ち出しは不可と、スートレラ子爵ランカイドが今度こそはっきりとファロー・ミースに断りを入れた。
「ああ、ちくしょう!あの護衛が余計なことを言わなければ!なにが剣の先生だよ!」
ミースはワーキュロイに酷く怒り、何か嫌がらせでもしてやりたいとつまらないことを考えて、身内の騎士に伝手を辿って調べてくれないかと頼むと。
「ワーキュロイ?それってもしかしてワーキュロイ・イルツエグのことか!?
辺境伯の騎士隊にいた超精鋭で、コモダロドラゴンを独りで仕留めた有名な騎士だぞ。憧れるよなあ!辺境伯騎士隊を辞めたと聞いていたが、フォンブランデイル公爵騎士団にいるとは!まさかファロー、知り合いなのか?だったら紹介してくれよぉ!憧れの騎士なんだ!」
調べる間もなかった。
嫌がらせなんてつまらないことを考えるのはきれいさっぱりやめた。
近衛・王城騎士団、国境を守る辺境伯騎士隊は騎士の中でも超エリート。実家の爵位が影響を与える近衛と違い、辺境伯騎士団は平民であっても関係なく引き立てられる本当の実力者集団である。
辺境伯騎士隊は、辺境伯騎士団の中でも剣術や体術など全般に特に秀でた精鋭しかなれず、生物生態の調査でフィールドワークをこなし、ある程度腕がたつミースだろうと、まかり間違っても絶対に勝ち目がない、それどころか返り討ち間違いなしの相手だ。
「無駄なことにエネルギーを向けるのはやめて、もっと建設的なことを考えよう!」
もしドリアンやワーキュロイが、ミースのこの諦め力を知っていたら、もっと早くに公爵家の仲間に引き入れていたことだろう。
「とはいえカルルドくんのトロンビーは捨てがたい。ん?スートレラ家とは別にテイムして学院で育てればいいんじゃないか?」
目のつけどころはよかったが、カルルドは既にスートレラ印のはちみつを守ることに目覚めていた。
新たなミースの提案を受けてカルルドは父に相談する。
ランカイドはミースが学院で蜂を育てると、そこで取れたはちみつがスートレラはちみつを侵害しかねないとカルルドに説明して、それはダメだとわからせた。
そして一度断わったにも関わらず。また違う手を伸ばしてきたミースに、ランカイドが特に念入りに断りの書状を認め、カルルドを通さずミースに直接送り届けた。
無言の圧を感じさせるランカイドからの書状を読み終えたミースは、引き際が肝心だとトロンビーの飼育は諦める。
「しかたない。スートレラ家のトロンビーをときどき観察させてもらうくらいはできるのかな」
「はい、うちの庭のを見るなら大丈夫です」
「よかったよ、そう言ってもらえて」
思いつくことがすべて後手にまわるのでどうしたものかと思ったが、多少でも繋がりが残せたミースはほっとした顔を見せた。
「あ、ミース先生!これうちのはちみつなんですが、どうぞ」
小さな籠に小瓶が三本詰められている。
「ええ?スートレラ印の超高級はちみつってやつだろう?い、いいのかね?」
「はい、友人などにあげるためにとってある分ですから」
さっきまでのじとじとした気持ちが、はちみつでぱあっと晴れ渡る。
ミースは意外と単純だった。
「では今日は失礼します」
礼儀正しく帰っていくカルルドを見送りながら、籠から瓶を引っ張り出すと、ミースの知るはちみつとはまったく違う透明感のある金色、赤みがかったものと鮮やかなイエローのはちみつが顔を出した。
「すごい!これがはちみつなのか?」
陽に透かすと煌めいて、想像以上の美しさにうっとりする。
「逃した魚はデカかったかなあ」
肩を落とすと、またさっさと気持ちを切り替えて扉を閉めた。
「ブレッドでも買ってきて、つけてみるかな」
カルルドが学院の車寄せに戻ると、公爵家の馬車が停まっていた。
「ドル、いる?」
「いるよ」
馬車の中からトレモルとシエルドも顔を出す。
「ボルディとアラミスは?」
「まだ戻ってきてないんだよね」
「乗せて」
カルルドが言うからドレイファスが扉を開けてやったのに、スートレラ家の馬車に走って行った。
「えっ?なんで?カルディ乗るって言わなかった?」
「言ったよね」
ドレイファスとトレモルが顔を見合わせていると、いくつかの籠をぶら下げたカルルドが走ってくる。
「ごめんね、待たせて」
乗り込むとすぐ、一人づつ籠を手渡して。
「うちのはちみつ、どうぞ」
「あ!噂の」
「トロンビーってすごーくおりこうで、この花の蜜って言えばそれだけ集めてくれるんだ!」
「へー。それってカルディがテイムしてるから?どのトロンビーも?」
「うちのトロンビーたちだからだよ!」
カルルドは胸を張った。
「すごぉくきれいだね」
籠から瓶を出して見つめているドレイファスが、きらきらと光を通すはちみつに見惚れている。
「秘密を守るためにラベルに花の名前はあえてつけてないんだけど。それは、サールフラワーのはちみつだよ。タンジェントさんが植えてくれたんだ」
「そうなの?」
「うん、何種類か植えてもらったんだけど、これはサールフラワーとミンツとロザマリーナっていう花のだよ」
「ロザマリーナ?聞いたことない」
ドレイファスが食いつく。
「あれ?そうなの?じゃあ今度持っていくね」
「カルディの家にあるの?」
「うちの裏に咲いてるんだ!」
─新しい花や野菜、果物が大好きなんだよな─
シエルドは浮かれているドレイファスを見ていた。
いっそ植物研究もいいんじゃないかなーなんて思いながら。
ドレイファスはというと
(それってトロンビーのご飯だけじゃなくて、ぼくたちが食べたりとかできるのかなあ)
と楽しく想像していた。
こどもたちはそれぞれに、将来やってみたいと思うことの片鱗を掴み始めていた。
公爵家に帰宅したドレイファスとトレモルは、メルクルがレイドと交代するのを待って離れの厨房へ向かった。カルルドのはちみつで、ボンディになにかおやつを作ってもらおうと考えて。
「ボンディただいま。入ってもいい?」
「ドレイファス様!おかえりなさい。どうなさいました?」
はちみつの入った籠を見せる。
「お、これって噂のスートレラはちみつでは?本館に少し届いたらしいのですが、ちょっと味見したらすぐに無くなってしまったって料理長がすごく文句言っていたんですよ」
「そうなんだぁ。カルルドにもらったから、なにか作ってくれる?」
「もちろんです!何が食べたいですか?」
「ウィー焼いて、クレーメとはちみつたらして食べたぁい」
碧い瞳が上目遣いでボンディに甘える。
小さな頃ほどは甘えなくなって、久しぶりにやられると使用人たちはみんなイチコロだ。
「はいはい、なんでもお作りしますよ」
ウィーを溶いてバターでこんがり焼き上げると、氷室に保管してあったクレーメを泡立ててぽとんと乗せ、カルルドのはちみつの中からサールフラワーの物をたらりと流して皿をドレイファスとトレモルの前に置いた。
「んふふ、おいしそうだねトリィ!」
トレモルと視線を交わして微笑み合って、ぱっくんと口に放り込むと!
「ほっ!ほいひい~ん!」
「ほんほ!」
ふたりともあっつあつのウィーにひんやりしたクレーメを乗せて食べ、歓声をあげて。次の一口はいよいよカルルドのはちみつがかかったクレーメのところ。
「ふっ!ほいひ~!」
キャッキャしながら食べるふたりを見て、ボンディも満足度が上がる。
「レイドも食べていくか」
ちょっと遠慮して見せたあと、もう一度勧められてうれしそうに手を伸ばした。
「このはちみつ、やっぱりなんか違うよね?」
皿に残ったはちみつを名残惜しそうに匙で掬い取ったトレモルが言うと、ドレイファスも匙の先で蜜だけ掬って一舐めし。
「本当に!甘いだけじゃなくてにおいもすごくいい!このはちみつ好きだ!」
今頃言うかとボンディが苦笑する。
「花の種類を分けて蜜を集めるなんて野生のトロンビーにはできない相談ですからね、この秘密が外にもれない限り、この極上のはちみつはスートレラ子爵家の専売特許となるでしょうね」
薄っすら笑いながら、ボンディが少し難しいことを言った。
「せんばいとっきょって何?」
「その人だけが持つ技術みたいなことですね」
「へえ!じゃあカルディすごいんだ!」
素直に褒めるドレイファスだって、本当は誰よりもすごいとボンディは心の中で褒め称えた。
「はー、本当にこれおいっしいね。少しでもお母さまにあげたらきっと全部とられちゃうな」
間違いないと皆が頷いて大爆笑となり、予約してある次のはちみつが届くまで、離れに隠しておこうということになった。
秘密はみんなの好物だ。
ゆびきりして目配せすると、それぞれのところへと散らばっていった。
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