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二回戦! 祟り? 結局セックスだ! オレのターン!
しおりを挟むオレは男に戻り、カイは美少女になった。さて、どうしてやろうか。さっきまでの仕返しは必要だよなぁ?
「ふっへっへっへ……覚悟し……」
悪役みたいなセリフを吐こうとしたその時だ。くぅーっと、オレの腹の虫が鳴った。そして、そのままガクッと膝をついて実感する。
「は、腹減った……」
それもその筈、もう時計は昼間の12時を回ろうとしていた。気絶に近い就寝を跨いでいるとはいえ、昨日の夜からぶっ通しで体力を消耗し続けていた訳で。ガス欠も当然だ。腹が減っては戦は出来ぬ。オレはふらふらとカイの部屋の端、キッチン横の冷蔵庫に手を掛け、中身を物色する。が、しかし。
「んなっ、酒だけで食いもん入ってねぇじゃねえかっ……! 結構買い込んでた筈なのにっ……!」
肩を落とすオレに「人んちの冷蔵庫勝手に開けんなバカ」と、サバっとした美少女ボイスが投げ掛けられる。
「昨日酒飲みながら二人で殆ど食べただろが……ったく、オレの食糧なのに……」
恨めしげな視線が刺さる。すまん、これはすまん。
続行不能。義理的にも状況的にも、こっちが動くしかねぇ。
「あークソッ、しゃーない。おまえは床のばっちいのとか掃除してろ! オレはシャワー浴びて買い出し行って来るからっ! っ、借りて良いよなシャワー⁉︎」
「ど、どうぞ……」
オレは慌ててバタバタと身支度を整えた後、追い立てられる様にして外に飛び出した。
ただ、直ぐには店には向かわず、カイの部屋のドア横で手に膝を付いて一度頭を冷やす。といっても屋外はカンカン照りの炎天下で、物理的にはぜんっぜん冷えねえけども。
「……ふぅ」
未だに興奮が冷めない。相棒がいきり勃ってて痛くて、前屈みを解けない。シャワー中オナりたくて気が狂いそうだった。
カイばっかりが異常だと思ってたけど、オレも十分におかしいみてぇだ。自分が男に戻ったと自覚して、美少女カイを見た瞬間これだ。腹が減って無けりゃ、同じ事繰り返してたかも知れん。ほんと、さっきまでデケェ男だった相手だぞ、いや、それがおかしいんだけどさ。
生々しい感触がまだ残ってる。服も、なんかほんのりメスの残り香が……っとダメだダメだっ! 日光と自分の汗の臭いで上書きっ!
スクワットで煩悩滅却。同時に考える。
何がどうしてこうなってる? オレ達はクスリなんてやってない。やった事も無い。飲み会で混ぜられたとか? いやいや、こんなトリップ感の無い生々しい感覚のクスリなんてあるの?
ごちゃごちゃ考えるけど思い当たる節、ナシ。当然答えなんて全く出ない。「~~~っ、クソッ」と悪態を吐いて髪の毛をぐしゃぐしゃにする。ただ、運動しながら少し頭を回したら、狙い通り多少股間が楽になった。
仕方ねえ、とっとと買いに行こう。
✳︎
買えるだけの食糧を買ってビニール袋に突っ込み両手にぶら下げたオレは、スーパーを出て熱風に晒されるや否や溜息を吐く。
これ、この状況が何とかならないとすげえ不便だな……。
こういう買い物も、合う服の無い女の姿だと厳しい。外出自体が難しくなるだろう。今日は休日だからまだ良いとして、明日はバイトも、セフレと会う予定もある。また女になるなんて事になったら、ちょっと詰みかねない。
なんでオレとカイの性別が変わったのか。変わる条件は何なのか。この辺をまず知らないと____
考え事をしながらとぼとぼ歩いていると、「ちょっと、そこな小僧」と横からしわがれた声が。視線を向けると、そこには黒い暗幕の中水晶に両手を翳している、如何にも怪しい占い師の装いをした婆さんが居た。
オレ? オレに言ったの? とジェスチャーすると、婆さんは静かに頷き、何もかもを見透かした風に「お前、何か面白そうな厄介事を抱えておるな?」と話し掛けて来る。
こんなの普段なら絶対逃げてるけど、なんせこんな状況だ。正直、誰かに話したくて仕方なかった。訳知り顔でこんな風に絡まれたら、そりゃもう、ね。
「はい、まあここだけの話なんすけど……」
結局オレは現状を割とぼかし気味にだが、話してしまった。オレの語彙力なのでぶっちゃけ客観的に見たら何言ってんのかさっぱりだったけど、この婆さんは脅威の理解力でうんうん噛み砕いていく。
「それで……」
赤面しつつ、やんわりとオレ達の性別がセックス中に変化した事を伝えた所で、イッヒッヒッヒ、成る程な、と婆さんは気味の悪い笑い声を上げ、告げる。
「そりゃ、テンコ様の祟りだ」
「ふっ」
なんだそれ。うさんくさ。
「なんすかその……チ○コ様って」
茶化すオレに、真顔の婆さん。
「そう信心無く下品だから祟られるんだよ。その様子じゃ、どうせ祠を穢したりしたろ?」
「祠……あっ」
ずばり言われたワンワードで思い出した。そうだアレだ。昨日、カイが吐いて、オレが貰いゲロしたあそこ。公園の側の、ちっちゃいアレ。
婆さんはこうも続けた。
「まだ子孫を残してない若い男を祟る気まぐれな禍神だ。滅多に動かんが、目を付けられたら最後。行くところまで行かねば終わらん」
「行くところって?」
「そりゃあ勿論、片方が孕むまでよ」
「……はぁ?」
「孕むなり孕ませるなりすりゃ、その時点で因果が固定されて手出しが出来なくなるんだ。尤も、それがあの神の望むところで」
「そうならない方法は?」
「無いよ、諦めな」
「えぇ……」
信じる信じないの前に意味が分からなくて、顔を顰めるしか無かった。そんなオレを婆さんは歯牙にも掛けないで淡々と話す。
「法則は一巡して何となく分かっておるな? 出し切って、もしその時点で子種が相手に当たってないなら、出し切った方が女になってもう一方は男に戻る。それを、孕むまで繰り返すんだ」
「あくまで発射側に条件があるのか……って事は、一人でオナって打ち止めになっても」
「当然、今度はお前が女になるな」
なんか、趣旨はちょっと違うがロシアンルーレットみてえだなおい。ってか、孕んだら終わりって朝の一発目で終わってた可能性もあったのか……こっわ!
恐怖を感じ始めたところで、一つよからぬ事を思いつく。
「そっ、そうだ。他の誰かに孕まされたりした場合って」
「ヒヒヒッ、話をよく聞いとらんな?」
「っ、いや、だって」
「それをしても、お前の因果は固定されんのだぞ? 女に至るスイッチはあるが、男に戻るスイッチは相方にある。……後は分かるな?」
「ひっ……」
青ざめるオレ。対しあくまで婆さんは能天気だ。「ひひっ、なぁに、お前が相手をとっとと孕ませりゃそれで終わる話だ。頑張れ」なんて雑に投げやがる。
突拍子も無い話なのに、全てに謎の説得力があって全然文句が思い付かない。
「まあ、信じるも信じないも自由! ワシから言えるのはこのくらいだ」
「は、はぁ」
「ってことで、相談料千円。宜しく」
金取るんかいっ! まあ気味の悪いくらいに渡に船な情報かもだけどさ!
オレは歯切れの悪さから少し食い下がる。
「……こういう時ってなんかお助けグッズとか貰えたり、もうちょいなんかあるのが定番だと思うんですが」
「はぁ、欲しがるねぇ。仕方の無い奴だ、特別に、これを売ってやろう」
婆さんがゴソゴソと暗幕の奥から取り出したのは____マムシと書かれたわっかりやすい丸薬タイプの滋養強壮剤だった。
「……なんでこんなもんを」
「そら子供が欲しいとかその手の話はごまんとあるからね」
「な、成る程」
「一瓶に50粒入ってて一万円だ。効き目は保証するぞ? 暫くは平日はここに居る。ダメだったら返金サポート付き。どうする?」
「……買います」
「まいど」
精算の後、強烈そうなラベルの瓶をビニール袋にぶち込んで、すっかり寂しくなった財布の残金を確認する。
____これは、ちょい遅くなるけど一回家寄って帰るか? 諸々の、準備も含めて。
様子を見て察したのか、去り際に「おうおう、出来る事はしっかりしときな」と婆さん。ほんと、終始何者なんだよって感じだけど、一応言っておこう。
「あー……有難う、御座います。では……」
「おう、またな」
またな、って。ツッコむのも野暮なので、オレはそそくさとその場を後にした。
✳︎
自分の住むアパートを経由し、引っ越しするんじゃないかってレベルの大荷物を担いだオレは漸くカイのアパートに到着。階段を上がり、カイの居る210号室へ。
____やっべ、もう二時半過ぎてんじゃん……スマホの通知ねえけど、アイツ絶対怒ってるよなぁ。
一人で飯食って来た事も含めて謝っておかないとな、と思いつつ、ドアの前にたった。
「…………」
ノブに手を掛けた所でふと止まり今更逡巡する。これ、よく考えたらそのままカイと暫く距離を取った方が良いんじゃねえか、と。
しかし、直ぐに親友としても男としても、その選択肢は選べないとキッパリ否定する。
このまま女になったカイを放置しても不幸な展開しか想像出来ない。婆さんの言う事が本当なら、他の人間に孕まされたら詰みの制約付き。そもそもこのムラムラ具合でずっとオナ禁とか無理だ。だから、取るべき行動は一つなんだろう。
____カイを犯し、孕ませる。
我ながらヤベェ結論だ。これ、なんかそうなる様に仕組まれてねえか? オレは嫌だぞ、男の親友相手にこんな事。だけど、それ以上にあの……あのドスケベ過ぎる女の身体になりたくねえ!
究極の選択に心が揺れる。いや、あの婆さんの言う事全部信じる必要は無いだろ。何か他に方法あったりするかもだし……あの祠、一回謝りに行ったり、とか。
「はぁ……」
溜息が出る。こんなん、どうすればいいかなんて分かんねえよ。
何れにせよ一回カイとしっかり話さねえと。めんどくせえ。もういっそ全部夢で、ドアを開けたら元に戻ってねえかな。
そんな願望を抱きながら、オレは恐る恐るドアを開いた。
「んっ❤︎うっ……ふぅっ❤︎うっ❤︎……っ❤︎」
開くなり、小さくて綺麗な女の背中が部屋の中央にあって、そこから卑猥な声と水音が聴こえて来た。空気は凄まじい淫臭に染め上げられていて、エアコンの風に乗って此方にぶっ掛かる。クラっとして、そっとじ。
____マジかぁっ。
顔を手で覆って項垂れる。心臓がバクバクいって、股間が張り裂けそうなくらい熱い。
「はぁっ……」
深く息を吐いて今一度開けた。くちゅくちゅあんあん、やっぱりエロい音がします、すごいメスの匂いです、はい。鍵も掛けずになんちゅーことしてんだこいつ。
一般的な1LDKの間取りでは、ベッドの上で無い限り玄関から丸見えだ。
「ふっ……あっ、くっ……うぅっ♡」
木目調のフローリングの上を、女の下半身が艶かしく這っている。多分、朝の行為で体液溜まりが出来ていた所だ。
あまりにあられもないその様に、オレの理性がぷっつりイッた。ドスっと手荷物をその場に下ろす。
「うっ……さ、さくまっ……っ❤︎」
向こうが気付いてビクッと跳ね、振り返って動揺した面を見せた。問答無用。靴を脱いだら即シャツを脱ぎ、ズボンも脱いでボロンっと逸物を露出。足音を踏み鳴らし一気に歩み寄ると、そのまま華奢な女体を後ろから抱き締めた。
「ふあっ❤︎ちょっ、やめっ❤︎」
そのまま持ち上げベッドの上にそっと降ろし、腰だけ持ち上げて尻を突き出した形にさせる。
「やめろさくまっ❤︎いまやってたのは、そのっ❤︎んっ❤︎そうじっ、しててっ❤︎」
「んな訳ねぇだろっ!」
そして、戯言に耳を貸さず、そのままバックから滾った肉棒を、小さなぐちょ濡れ秘裂へ押し込んだ。
「んう゛っ❤︎ひう゛ううううぅっ❤︎❤︎」
メリメリメリッ! 狭い蜜壺を強引に掻き分けていく。カイブツのせいで少し自信喪失気味だったが、決してオレのは小さくは無い。それが分かる良い媚肉だ。簡単に奥まで届いた。
「おっふ……やっぱせっまっ……」
ぷにぷに美尻の感触とその扇情的光景から、昨日の記憶が蘇る。そうだ、昨日も似た様な感じでこのキツキツまんこにぶち込んで、血ぃ流させてたんだった。
「い゛たいっ……ぬい、てっ……っ❤︎」
そう言う割に、オレのち○ぽを一生懸命に咥え込んだ小さくて綺麗な下の口は、赤では無い、白く濁った本気汁を接合部から垂れ流している。
ああっ、クッソエロいっ!
堪らずオレは腰を前後に動かして媚肉を貪っていく。ぱんっぱんっぱんっ❤︎肌と肌がぶつかるお馴染みの音と共に、「え゛うっ❤︎んっ❤︎んっ❤︎ん❤︎んぅっ❤︎」と、愛くるしいメスの嬌声が部屋に木霊する。
「お゛おっ、すっごっ……くっ!」
膣内のヒダが絡み付いて来るッ! 吸い付いてっ、搾り取ろうとしてやがるッ! 昨日は酔っ払って鈍麻したち○ぽだったから何とかなってたんだコレ! こんなんっ、今までヤッてきた女達と比べもんにならねぇ! ヤバいッ、あっという間にイかされるッ!
____いや、それでいいっ! ソッコーで出してスッキリして、立て直すんだ!
「クッ、射精るッ!」
微かに残った理性による咄嗟の判断で、オレは我慢せず即射精を選んだ。奥に先端をぶつけ、迫り上がるそれを解き放つ。
ビュッ! ビュクッビュクッビュッビュッビュッ!
「んっ❤︎うあ゛ぁっ……でてるっ、でてるううぅ……っ❤︎❤︎」
「んお゛おおおぉっ……!」
吐精に合わせて、肉壷が強請る様な蠕動を繰り返す。入り切らず吐き出しても尚飽き足らず、きゅう、きゅうと。
まずいまずいまずいっ! 搾り切られる! セーブしろっ! くっ、お゛おおおっ!
踏ん張りながら痙攣を繰り返した後、漸く脱力。何とか落ち着いた。
「はぁっ……んっ❤︎」
「くっ……ふぅっ」
た、耐えた……そう言える状況じゃないけど、ギリッギリ、残ってる……! 頭も、スッキリした……!
「はぁっ……はぁーっ」
まったく、カイを笑えねえなぁと反省しつつ、一息吐いて仕切り直し。
よし、まあ何はともあれ、一回抜いて……っ⁉︎
ち○ぽを引き抜こうと腰を引いた。しかし、締まりが強過ぎる。ヌーっと途中までは何とか抜けたものの、入り口で鬼頭を咥え込まれて中々抜けない。
____いやいや、慌てるな。オレを誰だと思ってる? ヤリチンサクマ様だぞ? この程度の事態、何度か経験はあっ。
逡巡の最中、まさかの不意打ち。ずにゅうっ❤︎と、向こうから体重を掛けて来たせいで、また奥まで肉棒が飲み込まれてしまった。
「んっ❤︎はお゛おおおぉ❤︎」
「お゛おおおおぅいっ! 何やってんだお前っ⁉︎」
「んっ……うるさいっ……❤︎おまえがわるいんだぞっ……❤︎いきなりっ、ぶちこみやがってっ❤︎」
「さっき、ぬいて♡とか言ってたじゃねえか! 今抜こうとしてんだよっ、大人しくしろっ、このっ!」
柔和なオナホ尻を押し返し、またカリ裏が引っ掛かる所までずにゅーっ❤︎と戻す。ただ、尻押しも相当感じるらしい。「はぅっ❤︎」と淫らな声を上げながら、更に強い力で尻を押し付けて来る。
「押し付けんなバカっ! 離れろっ! 一回まず離れろって!」
「ダメなんだよっ❤︎このカラダっ❤︎きもちわりいけどっ❤︎かってにっ、ほしがってっ……っ❤︎」
軽いはずの少女の身体を押し返す事が出来ない。こんな姿になってもフィジカルは健在なのか、はたまた鬼頭への刺激でオレの腰が抜けてるからなのか。どちらにせよ、侮ってた。
____あークソッ、何で折角アイテム用意して来たのに、オレは丸腰で飛び掛かったんだッ⁉︎
これがカイだって事すら頭から飛んで、完全にち○ぽに脳支配されてた。一体何の為に色々準備して来たんだか、初手でプランが崩壊しちまった。
一回出して取り戻した理性が今更後悔する。後悔先に勃たず、とはまさにこの事だ。
玄関の方を見る。残念ながら、ここから腕を伸ばしても届きそうに無い。
「あ゛ぁっ❤︎おくっ、うずいてっ……❤︎はやくっ、かきまわしたいっ❤︎」
「くっ……! 完全にエロメスじゃねえかっ!」
ち○ぽに向かう為に、目の前のぷにケツが激しくグラインドする。ヤバい、萎えそうにも無い。このままじゃ、ペースを握られ兼ねない。
「……ゴクッ」
息を飲み、オレは腹を括った。簡単な事じゃ無い。ただ、引き抜いて仕切り直せないなら、やるしか無い。自分は射精さず、相手は気絶するまでイかせるッ!
ヤリチンとしてのプライドに火が付いた。
「……いいぜ」
手の力を抜き、じゅぷんっ❤︎
「お゛っ⁉︎❤︎」
再び深刺しになった状態で抱き留めながら言う。
「道具に頼らず、イキ狂わせてやるよッ……!」
ヤリチンサクマ。その真髄は愛撫に有り。
____もうスイッチ入ってる奴には、コレだっ。
少女の微かにぽっこり膨れた下腹部に右掌を当て、大事に大事に、温度を伝えながら絶妙な力加減でマッサージ。
「ん゛ぅっ⁉︎❤︎❤︎ んん゛っ❤︎ふう゛うぅっ⁉︎❤︎」
「この辺だな……ほら、分かるか? 子宮があるとこ」
更に掌を当てたまま、奥を細かく揺する様に肉棒を動かし、メスの性感を徹底的に意識させる。
「ううぅっ❤︎あ゛っ❤︎んぅううぅうぅっ❤︎❤︎」
反応超良好。まだ経験も浅いだろうに、最奥で滅茶苦茶感じ易い様だ。あり得るんだなこんな事。背中を震わせて、声を必死に堪えている。
セフレ直伝、熟練の女のオナニーを手本に磨いた手技だ。膣内ないし膣口周辺への刺激と併せてコレをやられたら、善がり狂わない女は基本居ない。胎内の気持ち良い場所も、これで大体分かる。
「元々、スイッチの入った女の子の性感なんてクソザコもいいとこなんだよっ……それをっ、念押ししてやるんだっ」
そのまま、尻に置いていたもう片方の手を這わせる様にして胸へ向かわせ、全体をフェザータッチ。おっと、陥没乳首な様だ。引っ込み思案なコイツらしい。ただ、無理には出さない。じっくり、じっくり出るのを待ってやる。
「うあ゛っ❤︎あ゛あああぁっ❤︎あ゛あああぁあぁっ❤︎❤︎」
この時点で甘イキが止まらなくなったか。ちょろい、ちょろ過ぎる。膣内が痙攣しまくって本気汁だっくだくだ。しかし、まだまだ。子宮マッサージを掌底で継続しつつ、女の子の、快楽の為だけに存在する肉豆周辺へ指先を伸ばし、その周辺をくるくる。決してそれに直接触れず、産毛の様に生えている陰毛に付いたオス汁とメス汁とを混ざり合わせる様に弄って焦らす。
「疼いてヤバいだろ? ここっ」
「う゛っ……❤︎んっ❤︎んぅっ❤︎」
堪らず首を振って、自分で弄ろうと股に手を伸ばして来る。ただそこに先程までの力は無い。刺激を与える度にはたり、はたりと手が落ちる。面白い。
「弄って欲しいか?」
訊くと、暫し恥ずかしそうに身を捩った後、うんと頷いた。こうなったらもう責め時だ。
「じゃあ、おねだりしよっか。“えっちなメスでごめんなさい、クリちゃん弄って下さい”って」
「っ、はっ?❤︎そんにゃっ❤︎っ、そんなことっ❤︎いえるわけっ……っ❤︎」
「そっかー、言えないなら弄ってやれねえなあ?」
正直言葉責めは要らない。思いの外余裕の出来たオレのサディズムが刺激されて出ているだけだ。
「っ……❤︎んくっ❤︎きちっ、くううぅっ❤︎」
「ふっ、なんとでもいえぃ」
さわさわと性感を昂め続けながらも、決定打を与えない。少し動かして、深イキ寸前で止めてを繰り返す。止めてる間にじっくり臍の下を押してやると、掌から痙攣が伝わって来て限界が推し量れる。
「ふーっ❤︎ふーっ❤︎ふっ、んんっ❤︎」
向こうは止まっている間でも荒くなる呼吸に合わせてヒクヒク胎を動かし、枕に顔を埋め切なそうに身悶えるばかり。触れている掌が熱い。白く透き通った絹の様な肌に玉の様な汗が浮いて、頬や肩等皮膚の薄い場所が紅潮し始めた。そこからムワッと放たれる甘酸っぱい性臭は、最早ピンクの色が付いて見える。
「くっ❤︎っ、ふぅっ❤︎んぅっ❤︎んんんっ❤︎」
なんていじらしいんだろう。もう殆ど動かさなくても、自分の呼吸から来るオレの掌の圧迫だけでイキそうになってるみたいだ。接合部から垂れた粘っこい乳白色の本気汁が柱を作っている。
____ヤバい。やっぱ、ガチだ。
観察すればする程、一挙手一投足に嗜虐心を煽られてゾクゾクする。こんな純な女の子はそうは居ないだろう。穢したい、穢し尽くしたい。そんな欲求に駆られる。ダメだ、バックだと本当に、相手がカイだって事を忘れてしまいそうだ。
ふと思い返して、コイツの正体がカイじゃ無けりゃなぁと心の底からそう思ったその時。
「…………いっ……てっ……❤︎」
遂に向こうは限界を迎えた様だ。
「ん? なんだって?」
「……いじってっ❤︎いじってくれっ……っ❤︎たのむっ❤︎」
「おいおい、頼み方はさっき言ったよなぁ?」
「もうむりっ❤︎たのむ……っ❤︎マタのっ、おんなのっ、クリトリスっ❤︎いじってっ……さくまぁっ❤︎」
やられた。心打たれてしまった。初めてかもしれない。女の子のセリフを聴いて、本心からウッて声が漏れたのは。
「……しゃーねぇーなぁっ!」
オレは焦らす様に動かしていた指をスッと、交合液に溺れて包皮の中硬く痼った陰核に沿わせ、皮の上からにゅるにゅると、優しく扱いてやった。
「はう゛っ❤︎❤︎う゛っ❤︎んう゛ううううぅうううぅっ❤︎❤︎❤︎」
イった様だ。膣口が激しく痙攣して、オレの肉竿をオナホの様な蠕動運動で締め付けてくる。ヤバい、腰を動かしてもないのに気持ち良い。いや、無意識の内に少し動かしちゃってる? ダメだ、一気に余裕無くなってきた。
「うっ……まだまだッ……!」
しかし迷わず畳み掛ける。これは本来大分開発された奴にやる技だが、今のコイツならイケるだろう。鬼頭で奥をしゃくり上げながら、ぽこっと出た所を下っ腹に当てた掌底で加圧。くにゅくにゅ弄びつつ、引き続き肉豆を指先で撫でてやる。もう片方の手は散々フェザータッチした乳をこね、乳頭をぴんっと露出させて転がす様に弄ってやる。
「~~~~っっ❤︎❤︎❤︎」
突っ伏した枕から声にならない嬌声が上がって、細い腰がガクガクと震える。ぷしっ、ぷしっ、と微かに潮が噴き出ていて、もう連続イキに突入した事が伺える。
あかん、雑魚過ぎる。加減しないと蕩けて壊れそうだ。コイツも、オレのち○ぽも。
左右手を交換。這わせるように移動させて、ぐっちょり濡れた右手指先の汁を乳首に塗り付け弄る。どちらかと言うとそっち優先。左手は胎を加圧しつつ、半剥けになった肉豆に添えるだけ。
「んっ❤︎❤︎はぁっ❤︎んっ❤︎んんッ❤︎❤︎」
ダメっぽい。主にオレのち○ぽが。膣壁が凄い動きをして精液を強請ってる。加減は寧ろ悪手みたいだ。
「くうっ……!」
こうなりゃヤケだ、もってくれよオレの相棒……フィニッシュコンボキメるぞッ!
膣内ピストンを深く短く突きながら胎を掌底でトントン叩き、クリの皮は剥いて露出させヌルヌルの指先で擦る。
「んきゅっ❤︎❤︎んんっふううううっ❤︎❤︎❤︎」
背中が反って胸を突き出した。すかさず飛び出た濡れ乳首も同じく指の原、爪がギリギリ当たらない所でカリカリ扱く。
「ん゛っ❤︎❤︎っ~~~~❤︎❤︎❤︎ふっ❤︎んぅうううぅうぅっ❤︎❤︎❤︎」
「よしっ! イケッ! イっちまえっ!」
加速する動きの中、膣内は跳躍する前のバネの如く強く強く収縮。そして次の瞬間、ビクンッ!❤︎
「~~~~~~~っ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」
大量の潮を噴き出しながら痙攣して、目の前の少女は強烈な深イキをキメた。尚、その分蠕動は激しくオレの肉棒に襲い掛かる。
「ん゛おっ、くっ……っ!」
____ダメだこれ、耐え切れないッ!
「う゛っ!」
ドクンッ! 案の定と言うべきか、ち○ぽは暴発した。ドクドクと膣奥へ精を吐き出し、絞められ、搾り取られる。
っ! くそっ! もうこうなったらいけっ! 孕めっ! 孕めええええっ!
「っ❤︎❤︎っ~~~~❤︎❤︎❤︎❤︎」
孕め孕めとここまで祈るのも初めてだった。不服にも、神にちゃんとした交尾を教えられている気分になる。
射精が終わる。今までに無い達成感だ。
「ふぅーっ……ふぅーっ……」
これは、どうだ? いけたか?
ち○ぽが萎えて、縮んでいく。出し切ったんだから当然____いや、違うおかしい、早すぎる。
「嘘だろっ、おいまてっ……頼む、待ってっ……」
萎えたものがつるんっと膣内から出て来ると、そのまま限界を超えて小さくなる。相対的に目の前の少女の身体がどんどん膨らんで、筋肉質に変わっていく。
「まだいけるっ、少し休めばまた射精せるから……だからっ、まてってっ……」
声が高くなる。身体中柔らかくなって、目線が下がって____ああ、最悪だ。
「うっ……あぁっ……」
胸が膨らんで伸びた金髪がかかる。重みが肩にずんときて、実感する。失敗した、と。
____そりゃ、そう簡単に命中出来たら苦労は無いわな……。
虚脱して項垂れる最中、むくりと元のデカい男に戻ったカイが起き上がる。オレはハッとして、ベッドから飛び上がり脱いだ服と下ろした荷物の方へ。
「くっ……!」
荷物を背に大慌てで服を着る。幸い向こうはボーッとしていて襲っては来なかった。ただ、気は抜けないから身構える。
さて、どう来る? こんな事もあろうかと一応、女の時用の準備もして来てる。こ、今度こそは道具に頼らせて貰うぞ?
緊迫した空気の中、カイの第一声は。
「……腹減った」
大きな腹の虫と、顰めっ面の空腹宣言だった。
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誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
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