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第四章:犠牲の国・ポルタ
第88話
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「何が、確定したんですの……?」
ミーナの肩に留まっているエリーが面白そうな声を上げた。サラの方へ顔を向ける。蝙蝠の顔に表情もないはずなのだが、不思議と意地の悪い笑みを浮かべているような気がした。
『決まってるじゃない。アイツらが今回の事件の犯人だって事よ。死霊術《ネクロマンシー》は、アイツらの大好きな神様に真っ向から反発する外法よ。それを使ってまで監視の手を強めるってことは、それほど知られちゃまずい事をやっているんだわ。』
「確かに、死霊術《ネクロマンシー》は国によって禁止している場合もありますから。何にせよ裏がありますね。」
再びサラと場所を入れ替えたミーナが、廊下のアンデッドを軽くにらみながらそう呟いた。扉の隙間から廊下の様子を伺う。そしてエリーをサラの肩へ乗せた。
「エリー様、近辺の廊下に他の見張りはいますか?」
『……いいえ、アイツだけみたいよ。』
「そうですか。……お嬢様、アンデッドの倒し方をお教えします。よくお聞きください。」
「と、突然何ですの?」
サラの困惑の声もお構いなしに、ミーナは言葉を続けた。
「アンデッドは、例え手足をもがれようが体に風穴を開けられようがお構いなしに向かってきます。何故なら、彼らはすでに死んでおりますから。一見すると厄介な相手ではありますが、アンデッドには特徴的な弱点があります。それは――」
そこまで言ったミーナは突然扉から躍り出て、アンデッドに素早い動きで近寄った。そして低い体勢のままアンデッドの背後を取ると、ロングスカートであることを全く感じさせない素早い動きでアンデッドに足払いをかける 。
「ガァ――!?」
アンデッドは突然の出来事に、短いうめき声を上げて廊下に後頭部から倒れ伏した。足払いをかけたミーナはスッと立ち上がると、そのまま素早い動作でアンデッドの頭の横に移動、そしてスカートを両手で軽くつまんで持ち上げると、右足を持ち上げ、そのままアンデッドの顔面を踏み潰した。
「――ッ!!」
一連の流れを見ていたサラが、その惨状に思わず顔をそらした。しかしそれも仕方ないだろう。なにせアンデッドは一部腐っていたりするとは言え、形は人のそれである。血もまだ赤い。そして腐りかけているから故にミーナが踏み潰した頭蓋は、まるでザクロが弾けるかのように赤い血液や腐った肉、そして白い骨と脳髄をまき散らしたのだ。
ミーナは少し汚れてしまった靴をアンデッドの服で拭うと、廊下をぐるりと見渡した。そして辺りに誰もいないことを確認すると、扉の向こうで待機している二人を手で招いた。
「うえぇ、行きたくないですわ……」
『あのメイド、見かけによらずヤバいわね……』
サラとその肩に留まるエリーはゆっくりと扉から出ると、もはやただの肉塊となり果てたアンデッドを避けてミーナの下へたどり着いた。
「このように、アンデッドは頭部を破壊されると活動を停止します。私も詳しくは知りませんが、この頭部に死霊術師《ネクロマンサー》の込めた魔力が溜められているからだとか。」
「それは分かりましたけど、ここまでしなくてはいけませんの……?」
サラが嫌そうな顔をしてミーナに尋ねた。しかしミーナはいつもと同じ微笑みを浮かべ、しれっとその言葉を否定する。
「いえ? お嬢様ならば【風の矢】で頭を打ちぬけば大丈夫です。要は頭部さえ破壊すれば良いのですから。」
「え? な、なら何故、頭を踏み潰しましたの……?」
ミーナの言葉にサラが疑問の声を上げた。明らかにミーナの行動は過剰殺害《オーバーキリング》以外の何物でもない。彼女が亜空間に閉まってある武器の一つでも使えば、もう少し簡単かつスマートに仕留められただろう。
だが、ミーナは緩く首を振った。
「あえて、で御座います。あえて派手に敵を倒し近辺の増援の有無や術者の反応を探りましたが、反応は無しでした。アンデッドをモニターすらしていないとは、どうやら術者はよほど飽きっぽいようですね。それか、モニターする気が起きないほど大量に作ったか、ですね。」
『……やるじゃない。どうやら当たりみたいよ。』
エリーが廊下の先へ視線を向けながら突然口を開いた。二人がその先へ視線を向ける。そこには、廊下の曲がり角から出てきたと思わしきアンデッドが三体、こちらへ向けて歩みを進めてきていた。
「なるほど、後者が正解ですのね……!」
「私が前の二体を潰します。その間にお嬢様は後ろのアンデッドを!」
ミーナはそう言うが早いか、すでに飛び出していた。右手で【パンドラ】を展開、亜空間から愛用のハンマーを取り出す。そして正面から無防備にも飛び掛かってきたアンデッドを、アッパースイングで叩きあげた。
叩きあげられたアンデッドは腹部にハンマーを受け、くの字状態で空中へかち上げられた。そしてすぐに天井へ叩きつけられる。腐ってぐずぐずになりかけた肉が、ぐちゃっと言う湿った音を鳴らした。
「展開、『森林の旋風』!」
ミーナが一体目を仕留め終わる少し前、サラも行動を起こしていた。腰のポーチから宝珠を取り出すと魔力を流し込む。無響状態ながらも弓の形を成した宝珠武器は、サラの両手に収まり、すぐに弦を引かれた。
「【風の矢】!」
風属性の魔力に適性のあるサラが弦を引き、魔法を詠唱する。そこに現れるのは風が凝縮されて形を成した矢だ。瞬間で狙いをつけたサラが目を細め矢を放つと同時に、【風の矢】はまっすぐに、ミーナの背後へと迫った。
しかしミーナの背後へと迫っていた矢は、まるで意思を持つかのように急カーブを描く。きれいにミーナを弧の形で避けた矢は、そのまま後方から迫っていたアンデッドの額、眉間の中心をきれいに貫通して消え去った。巻き起こる風が貫通痕周囲を巻き込み、アンデッドの下あごから上をきれいに弾き飛ばしていった。
そして、サラの矢が後方のアンデッドを物言わぬ屍に戻すとほぼ同時に、アッパースイングでアンマーを振り上げていたミーナがその振り上げのまま、最後の一体を頭頂部から一気に叩き潰した。
この間わずか三十秒にも満たない時間の早業である。
「――『光十字《リュミエール》』!」
いつの間にか人型に戻っていたエリーが自分の宝珠武器「光十字《リュミエール》」を展開、ミーナが最初に叩き上げ倒れていたていたアンデッドの顔面を刺し貫いた。アンデッドは刺し貫かれた場所から真っ白な炎を噴き上げ燃えていく。ビタンビタンと激しく痙攣しながら、しかし一切の抵抗は出来ないままあっという間に全身炎に包まれたアンデッドは、わずか数秒もしない内に灰になって消え去った。
「おや、これはお手間をおかけいたしました。申し訳ありません。」
ミーナが申し訳ないとばかりに眉尻を下げ、頭を下げた。しかしエリーはフンッと鼻を鳴らすと頭をかきながら文句を吐き出した。
「白々しいわね、アタシが止めを差さなかったら自分で踏み潰していたでしょ?」
「あら、バレていましたか。」
「心配しなくてもアンタ達を裏切ったりはしないわよ。これで信用してもらえた?」
「そんな……私は初めから信用しておりましたとも。しかし、お嬢様がどうしてもと私に仰るので仕方なく……」
ミーナがどこからか取り出したハンカチでわざとらしく目元を抑えて泣き真似をした。それを見たエリーもまた、あからさまに悲しいと言わんばかりに大きくため息をついて振り返った。
「あーぁ! せっかくここまで乗せてきてあげたって言うのに、まだ信用されていないだなんて……。アタシ、すっごい傷付いちゃったなぁ……」
「さっきから聞いていれば何なんですの!? ちょっとミーナ! 私そんな事言った覚え無いですわよ!?」
「おや? てっきりさっきのアイコンタクトはそう言った意図だと思いましたが。」
「自分勝手な自己解釈!? あーもう! 早く行きますわよ!」
肩を怒らせたサラが、二人を置いてずんずんと廊下を進んでいく。その様子を見たミーナが申し訳なさそうな声でサラに声をかけた。
「あの、お嬢様……」
「な、何ですの? もしかして、少しは私をからかった事を反省でも……?」
「いえ、そちらは大聖堂の構造上行き止まりになるかと。下の階への階段は、恐らくこちらです。」
「な、な……!」
ミーナが指し示した方向は、サラがずんずんと歩いて行った方向とは逆方向であった。サラの顔が真っ赤になる。
「そ、それならそうと早く言って欲しいですわ! まったく……」
真っ赤になった表情をそのままに、サラは歩き始めたのだった。
―続く―
ミーナの肩に留まっているエリーが面白そうな声を上げた。サラの方へ顔を向ける。蝙蝠の顔に表情もないはずなのだが、不思議と意地の悪い笑みを浮かべているような気がした。
『決まってるじゃない。アイツらが今回の事件の犯人だって事よ。死霊術《ネクロマンシー》は、アイツらの大好きな神様に真っ向から反発する外法よ。それを使ってまで監視の手を強めるってことは、それほど知られちゃまずい事をやっているんだわ。』
「確かに、死霊術《ネクロマンシー》は国によって禁止している場合もありますから。何にせよ裏がありますね。」
再びサラと場所を入れ替えたミーナが、廊下のアンデッドを軽くにらみながらそう呟いた。扉の隙間から廊下の様子を伺う。そしてエリーをサラの肩へ乗せた。
「エリー様、近辺の廊下に他の見張りはいますか?」
『……いいえ、アイツだけみたいよ。』
「そうですか。……お嬢様、アンデッドの倒し方をお教えします。よくお聞きください。」
「と、突然何ですの?」
サラの困惑の声もお構いなしに、ミーナは言葉を続けた。
「アンデッドは、例え手足をもがれようが体に風穴を開けられようがお構いなしに向かってきます。何故なら、彼らはすでに死んでおりますから。一見すると厄介な相手ではありますが、アンデッドには特徴的な弱点があります。それは――」
そこまで言ったミーナは突然扉から躍り出て、アンデッドに素早い動きで近寄った。そして低い体勢のままアンデッドの背後を取ると、ロングスカートであることを全く感じさせない素早い動きでアンデッドに足払いをかける 。
「ガァ――!?」
アンデッドは突然の出来事に、短いうめき声を上げて廊下に後頭部から倒れ伏した。足払いをかけたミーナはスッと立ち上がると、そのまま素早い動作でアンデッドの頭の横に移動、そしてスカートを両手で軽くつまんで持ち上げると、右足を持ち上げ、そのままアンデッドの顔面を踏み潰した。
「――ッ!!」
一連の流れを見ていたサラが、その惨状に思わず顔をそらした。しかしそれも仕方ないだろう。なにせアンデッドは一部腐っていたりするとは言え、形は人のそれである。血もまだ赤い。そして腐りかけているから故にミーナが踏み潰した頭蓋は、まるでザクロが弾けるかのように赤い血液や腐った肉、そして白い骨と脳髄をまき散らしたのだ。
ミーナは少し汚れてしまった靴をアンデッドの服で拭うと、廊下をぐるりと見渡した。そして辺りに誰もいないことを確認すると、扉の向こうで待機している二人を手で招いた。
「うえぇ、行きたくないですわ……」
『あのメイド、見かけによらずヤバいわね……』
サラとその肩に留まるエリーはゆっくりと扉から出ると、もはやただの肉塊となり果てたアンデッドを避けてミーナの下へたどり着いた。
「このように、アンデッドは頭部を破壊されると活動を停止します。私も詳しくは知りませんが、この頭部に死霊術師《ネクロマンサー》の込めた魔力が溜められているからだとか。」
「それは分かりましたけど、ここまでしなくてはいけませんの……?」
サラが嫌そうな顔をしてミーナに尋ねた。しかしミーナはいつもと同じ微笑みを浮かべ、しれっとその言葉を否定する。
「いえ? お嬢様ならば【風の矢】で頭を打ちぬけば大丈夫です。要は頭部さえ破壊すれば良いのですから。」
「え? な、なら何故、頭を踏み潰しましたの……?」
ミーナの言葉にサラが疑問の声を上げた。明らかにミーナの行動は過剰殺害《オーバーキリング》以外の何物でもない。彼女が亜空間に閉まってある武器の一つでも使えば、もう少し簡単かつスマートに仕留められただろう。
だが、ミーナは緩く首を振った。
「あえて、で御座います。あえて派手に敵を倒し近辺の増援の有無や術者の反応を探りましたが、反応は無しでした。アンデッドをモニターすらしていないとは、どうやら術者はよほど飽きっぽいようですね。それか、モニターする気が起きないほど大量に作ったか、ですね。」
『……やるじゃない。どうやら当たりみたいよ。』
エリーが廊下の先へ視線を向けながら突然口を開いた。二人がその先へ視線を向ける。そこには、廊下の曲がり角から出てきたと思わしきアンデッドが三体、こちらへ向けて歩みを進めてきていた。
「なるほど、後者が正解ですのね……!」
「私が前の二体を潰します。その間にお嬢様は後ろのアンデッドを!」
ミーナはそう言うが早いか、すでに飛び出していた。右手で【パンドラ】を展開、亜空間から愛用のハンマーを取り出す。そして正面から無防備にも飛び掛かってきたアンデッドを、アッパースイングで叩きあげた。
叩きあげられたアンデッドは腹部にハンマーを受け、くの字状態で空中へかち上げられた。そしてすぐに天井へ叩きつけられる。腐ってぐずぐずになりかけた肉が、ぐちゃっと言う湿った音を鳴らした。
「展開、『森林の旋風』!」
ミーナが一体目を仕留め終わる少し前、サラも行動を起こしていた。腰のポーチから宝珠を取り出すと魔力を流し込む。無響状態ながらも弓の形を成した宝珠武器は、サラの両手に収まり、すぐに弦を引かれた。
「【風の矢】!」
風属性の魔力に適性のあるサラが弦を引き、魔法を詠唱する。そこに現れるのは風が凝縮されて形を成した矢だ。瞬間で狙いをつけたサラが目を細め矢を放つと同時に、【風の矢】はまっすぐに、ミーナの背後へと迫った。
しかしミーナの背後へと迫っていた矢は、まるで意思を持つかのように急カーブを描く。きれいにミーナを弧の形で避けた矢は、そのまま後方から迫っていたアンデッドの額、眉間の中心をきれいに貫通して消え去った。巻き起こる風が貫通痕周囲を巻き込み、アンデッドの下あごから上をきれいに弾き飛ばしていった。
そして、サラの矢が後方のアンデッドを物言わぬ屍に戻すとほぼ同時に、アッパースイングでアンマーを振り上げていたミーナがその振り上げのまま、最後の一体を頭頂部から一気に叩き潰した。
この間わずか三十秒にも満たない時間の早業である。
「――『光十字《リュミエール》』!」
いつの間にか人型に戻っていたエリーが自分の宝珠武器「光十字《リュミエール》」を展開、ミーナが最初に叩き上げ倒れていたていたアンデッドの顔面を刺し貫いた。アンデッドは刺し貫かれた場所から真っ白な炎を噴き上げ燃えていく。ビタンビタンと激しく痙攣しながら、しかし一切の抵抗は出来ないままあっという間に全身炎に包まれたアンデッドは、わずか数秒もしない内に灰になって消え去った。
「おや、これはお手間をおかけいたしました。申し訳ありません。」
ミーナが申し訳ないとばかりに眉尻を下げ、頭を下げた。しかしエリーはフンッと鼻を鳴らすと頭をかきながら文句を吐き出した。
「白々しいわね、アタシが止めを差さなかったら自分で踏み潰していたでしょ?」
「あら、バレていましたか。」
「心配しなくてもアンタ達を裏切ったりはしないわよ。これで信用してもらえた?」
「そんな……私は初めから信用しておりましたとも。しかし、お嬢様がどうしてもと私に仰るので仕方なく……」
ミーナがどこからか取り出したハンカチでわざとらしく目元を抑えて泣き真似をした。それを見たエリーもまた、あからさまに悲しいと言わんばかりに大きくため息をついて振り返った。
「あーぁ! せっかくここまで乗せてきてあげたって言うのに、まだ信用されていないだなんて……。アタシ、すっごい傷付いちゃったなぁ……」
「さっきから聞いていれば何なんですの!? ちょっとミーナ! 私そんな事言った覚え無いですわよ!?」
「おや? てっきりさっきのアイコンタクトはそう言った意図だと思いましたが。」
「自分勝手な自己解釈!? あーもう! 早く行きますわよ!」
肩を怒らせたサラが、二人を置いてずんずんと廊下を進んでいく。その様子を見たミーナが申し訳なさそうな声でサラに声をかけた。
「あの、お嬢様……」
「な、何ですの? もしかして、少しは私をからかった事を反省でも……?」
「いえ、そちらは大聖堂の構造上行き止まりになるかと。下の階への階段は、恐らくこちらです。」
「な、な……!」
ミーナが指し示した方向は、サラがずんずんと歩いて行った方向とは逆方向であった。サラの顔が真っ赤になる。
「そ、それならそうと早く言って欲しいですわ! まったく……」
真っ赤になった表情をそのままに、サラは歩き始めたのだった。
―続く―
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