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第四章:犠牲の国・ポルタ
第91話
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「ところで、君ってなんていう名前なの?」
「名前……?」
ようやく落ち着いたクロエが机の向かいに座る少女へ向かって質問をした。少女はクロエの質問に首をかしげる。そして少し悩むそぶりを見せると、逆にクロエに向かって質問を始めた。
「お姉ちゃんだってアタシに名前教えてくれてないよ? 名前も知らない人に名前終えたくなーい。」
「む……た、確かにそうだね。えっと、ボクの名前はクロエだよ。」
「クロエ、だけ? ファミリーネームは?」
「え!? えっと、その、じ、事情があってね?」
「ふーん、じゃあクロエお姉ちゃんだね。アタシは……エリザベートよ。エリーって呼んでね?」
「うん、よろしく。エリーちゃん。」
クロエは前世を通して年下に見られることが多かったからだろうか、「クロエお姉ちゃん」と呼ばれてご満悦のようだ。とても魅力的な笑顔を浮かべている。しかしクロエは少女の名乗った名前にどこか違和感を得ていた。同じような名前をどこかで聞いた覚えがある。
(そうか、昼間会ったエリーさんと同じ名前なんだ。まぁでも、名前が被るぐらい珍しくないでしょ。日本みたいに漢字があるわけでもないし。)
そう結論付けたクロエは違和感を無理やり忘れ、目の前の少女へ視線を向ける。少女は退屈そうに足をプラプラとさせていた。ふと少女と目が合う。すると少女は目を細め、実に蠱惑的な様子で笑みを浮かべた。その笑みに、ふと先ほどの恥ずかしい記憶が思い出される。真っ赤とまではいかないものの、頬を赤らめたクロエはプイと視線をそらした。
(って言うか、ファミリーネームか。今まで何とも思っていなかったけど、この世界も名前と苗字の概念があるんだよね。サラさんはエルゼアリスだし、ミーナさんはアレクサンドリアだった。ボクも何か考えようかな?)
クロエがそんな取り留めもない事を考えていると、不意に少女がクロエに話しかけてきた。
「ねぇ、クロエお姉ちゃん。」
「ん、なーに?」
「クロエお姉ちゃんって、この国の人? でも、珍しい服着てるよね。」
少女はクロエの服に目を向けながらそう言った。確かにクロエの服装はこの国の人たちが着る服の傾向とは異なる装いである。ミーナが業者から取り寄せた物らしいが、クロエはそれがどこの国の由来なのかは知らなかった。
「違うよ。ボクは別の国から来たんだ。旅の途中なの。」
「ふーん、やっぱり。だってクロエお姉ちゃん、若いのに髪の毛真っ白なんだもん。そんな人いたら忘れないわ。」
「や、やっぱり珍しいよね、これ……」
クロエが自分の髪をつまみながらそう呟いた。クロエの白銀の髪は老熟からくる弱々しいものではなく、若さにあふれた若々しさを持っている。光に透かせば輝くとても美しい髪だ。
しかし元男性であるクロエにとってその髪の稀少性はなかなか理解しがたいものらしい。むしろ目立ちすぎるが故に少し煩わしく感じているぐらいのようだ。
「珍しいけど、きれいだからアタシ好き!」
「そ、そう……かな?」
どうやら元男性であったとしても褒められて嫌ではないようだ。先ほどとは別種の照れで顔を赤らめている。
そんな照れているクロエを微笑ましいものを見る目で見ていた少女が、クロエに向かってある話題を持ち掛けた。
「そう言えば、クロエお姉ちゃんってこんなうわさ知ってる?」
「うわさ?」
「うん。この国にはね、こわーい吸血鬼がいて、若い女の人をさらっては血を吸ってるんだって。どう? クロエお姉ちゃんは信じる?」
少女の言葉にクロエはいくつか引っかかる部分を感じた。「吸血鬼」に「若い女性」である。
クロエは昼間、とある吸血族《ヴァンパイア》の女性と出会っていたのだ。そして牢で見た捉えられていた若い女性たち。クロエの頭にとある可能性が浮かび上がった。
(もしかして……エリーさんが何か関わっている? いやでも、まさか……ね?)
クロエが考えに耽っていると、突然クロエたちが入ってきたのとは逆の扉のノブがガチャガチャと大きな音をたてて回された。続いて大きな音で扉が叩かれる。
「……エリーちゃん。そこの、棚の裏に隠れていて。」
「クロエお姉ちゃん、大丈夫なの?」
「大丈夫。こう見えてボク、けっこう強いんだよ?」
クロエの言葉に少女は踵を返すと、小部屋の中に設置された書棚の裏に隠れた。同時に、扉がものすごい勢いで破壊される。
そこに立っていたのは、今までのアンデッドとは一線を画すような巨体のアンデッドが一体と、その後ろに控える複数のアンデッドたちだった。どうやら臨戦態勢らしい。小部屋の中のクロエを視界に収めると、手にしていたハンマーを肩に担ぎ叫び声を上げた。
「……ボクを、さっきまでのボクだと思うなよ!」
そう、今のクロエは先ほどまでの魔力を封印されていたクロエとは違う。ニヤリと笑みを浮かべると両手を勢いよく地面につけた。
「【影創造《クリエイト》】、影腕《アーム》!」
クロエが魔法で生みだしたのは影腕《アーム》だった。しかしそれは先ほどまでの弱々しい細さのそれとは格が違う。クロエの背後に伸びた影から突き出たそれは、腕の太さだけでクロエの胴体以上もあった。凄まじい勢いで突き出た影腕《アーム》は、クロエの頭上めがけて振り下ろされていたハンマーに正面から拳を放つ。
恐ろしいまでの衝撃音を発生させてぶつかり合った影腕《アーム》とハンマーだったが、クロエの絶大な魔力で生みだされた影腕《アーム》が、アンデッド如きのハンマーに負けるはずはない。ハンマーの柄をへし折り、ハンマーの先端ごと天井に埋め込んでしまった。
「――そして、鴉丸《カラスマル》!」
巨体のアンデッドがハンマー破壊の衝撃で無防備に胴体をさらしているところに、クロエは【影創造《クリエイト》】で一振りの刀を生みだした。それは真っ黒な刀身に真っ黒な鍔、真っ黒な柄と全体が黒まみれの打ち刀である。クロエは飛び出すように自身の左側に現れた鴉丸を、右側に半回転して右手でキャッチ。回転の遠心力を乗せた水平胴薙ぎの一刀にて、巨体のアンデッドの身体を真っ二つに切り伏せた。
ビチャビチャと汚い色の赤黒い血を噴出する巨体のアンデッドだが、アンデッドであるが故に胴を真っ二つにされたぐらいでは活動を停止しない。いまだ意識を残す上半身が、身動きが取れにくいにも関わらず、右手を振り上げてクロエを殺そうとする。
しかしクロエはそんな事など歯牙にもかけない。ぞんざいに刀をアンデッドの顔面へ投げつけた。避けることも叶わず巨体のアンデッドはその顔面に刀の投撃を受ける。これにて完全に巨体のアンデッドは活動を停止した。
そしてクロエは入口向こうでたたずむアンデッド群に視線を向けた。本来恐怖などの感情を持つはずのないアンデッドたちが、クロエの視線を受けてほんの微かにだが身じろぎをする。それはもしかしたら、生物が持つ本能的動作を腐りかけた脳が起こした物なのかもしれない。
クロエは不敵な笑みを浮かべたまま右腕を振りかぶった。そして背後の影からまるで覆い被せるかのように影のヴェールを展開する。
「【影創造《クリエイト》】――」
自分の正面、視界を覆うかのように降りてきた影のヴェールを振りかぶった右手で思いっきり殴りつけた。クロエの右手はまるで吸い込まれるかのように影に吸い込まれる。
「――影腕《アーム》・巨人《グランデ》!」
そしてクロエの叫びと共にクロエの殴ったヴェールから、超極太の影腕《アーム》が突き出された。その拳の大きさは通路を塞いでしまうほどである。まさにその名の通り巨人族《ジャイアント》の腕のようだ。
アンデッドたちに「避ける」という判断ができるかどうかは不明だが、例え出来たとしても無意味だろう。何故ならば、クロエが影腕《アーム》を展開した瞬間には、すでに影腕《アーム》はアンデッドたちを殴りつけていたのだから。アンデッドたちは声にならない叫び声を上げて拳に運ばれていく。そして部屋を出た通路の先、通路の突き当りの壁にまとめて叩き潰された。
「ふぅ、一丁上がり。もういいよ、出ておいで。」
クロエはすでに敵がいないことを確認して、背後の書棚へ声をかけた。声をかけられた少女はひょこっと棚から顔を出すと、巨体のアンデッドの血だまりで汚れた床を避けながら近寄って来た。
「大丈夫だった?」
「う、うん。それよりも――」
そこまで言った少女は、おもむろにクロエの腕を取ると興奮の面持ちで声を上げた。
「クロエお姉ちゃん、本当に強かったんだね!」
「え? て、照れるなぁ……」
「正直心配してたけど、あれなら安心ね。」
「……あれ、正直に喜べないよ?」
「喜んでよ、誉めたんだから。」
「分かったよ。じゃあ、行こう。」
クロエは少女の手を取ると部屋を出て歩き始めた。目指すは、この地下空間の脱出である。
―続く―
「名前……?」
ようやく落ち着いたクロエが机の向かいに座る少女へ向かって質問をした。少女はクロエの質問に首をかしげる。そして少し悩むそぶりを見せると、逆にクロエに向かって質問を始めた。
「お姉ちゃんだってアタシに名前教えてくれてないよ? 名前も知らない人に名前終えたくなーい。」
「む……た、確かにそうだね。えっと、ボクの名前はクロエだよ。」
「クロエ、だけ? ファミリーネームは?」
「え!? えっと、その、じ、事情があってね?」
「ふーん、じゃあクロエお姉ちゃんだね。アタシは……エリザベートよ。エリーって呼んでね?」
「うん、よろしく。エリーちゃん。」
クロエは前世を通して年下に見られることが多かったからだろうか、「クロエお姉ちゃん」と呼ばれてご満悦のようだ。とても魅力的な笑顔を浮かべている。しかしクロエは少女の名乗った名前にどこか違和感を得ていた。同じような名前をどこかで聞いた覚えがある。
(そうか、昼間会ったエリーさんと同じ名前なんだ。まぁでも、名前が被るぐらい珍しくないでしょ。日本みたいに漢字があるわけでもないし。)
そう結論付けたクロエは違和感を無理やり忘れ、目の前の少女へ視線を向ける。少女は退屈そうに足をプラプラとさせていた。ふと少女と目が合う。すると少女は目を細め、実に蠱惑的な様子で笑みを浮かべた。その笑みに、ふと先ほどの恥ずかしい記憶が思い出される。真っ赤とまではいかないものの、頬を赤らめたクロエはプイと視線をそらした。
(って言うか、ファミリーネームか。今まで何とも思っていなかったけど、この世界も名前と苗字の概念があるんだよね。サラさんはエルゼアリスだし、ミーナさんはアレクサンドリアだった。ボクも何か考えようかな?)
クロエがそんな取り留めもない事を考えていると、不意に少女がクロエに話しかけてきた。
「ねぇ、クロエお姉ちゃん。」
「ん、なーに?」
「クロエお姉ちゃんって、この国の人? でも、珍しい服着てるよね。」
少女はクロエの服に目を向けながらそう言った。確かにクロエの服装はこの国の人たちが着る服の傾向とは異なる装いである。ミーナが業者から取り寄せた物らしいが、クロエはそれがどこの国の由来なのかは知らなかった。
「違うよ。ボクは別の国から来たんだ。旅の途中なの。」
「ふーん、やっぱり。だってクロエお姉ちゃん、若いのに髪の毛真っ白なんだもん。そんな人いたら忘れないわ。」
「や、やっぱり珍しいよね、これ……」
クロエが自分の髪をつまみながらそう呟いた。クロエの白銀の髪は老熟からくる弱々しいものではなく、若さにあふれた若々しさを持っている。光に透かせば輝くとても美しい髪だ。
しかし元男性であるクロエにとってその髪の稀少性はなかなか理解しがたいものらしい。むしろ目立ちすぎるが故に少し煩わしく感じているぐらいのようだ。
「珍しいけど、きれいだからアタシ好き!」
「そ、そう……かな?」
どうやら元男性であったとしても褒められて嫌ではないようだ。先ほどとは別種の照れで顔を赤らめている。
そんな照れているクロエを微笑ましいものを見る目で見ていた少女が、クロエに向かってある話題を持ち掛けた。
「そう言えば、クロエお姉ちゃんってこんなうわさ知ってる?」
「うわさ?」
「うん。この国にはね、こわーい吸血鬼がいて、若い女の人をさらっては血を吸ってるんだって。どう? クロエお姉ちゃんは信じる?」
少女の言葉にクロエはいくつか引っかかる部分を感じた。「吸血鬼」に「若い女性」である。
クロエは昼間、とある吸血族《ヴァンパイア》の女性と出会っていたのだ。そして牢で見た捉えられていた若い女性たち。クロエの頭にとある可能性が浮かび上がった。
(もしかして……エリーさんが何か関わっている? いやでも、まさか……ね?)
クロエが考えに耽っていると、突然クロエたちが入ってきたのとは逆の扉のノブがガチャガチャと大きな音をたてて回された。続いて大きな音で扉が叩かれる。
「……エリーちゃん。そこの、棚の裏に隠れていて。」
「クロエお姉ちゃん、大丈夫なの?」
「大丈夫。こう見えてボク、けっこう強いんだよ?」
クロエの言葉に少女は踵を返すと、小部屋の中に設置された書棚の裏に隠れた。同時に、扉がものすごい勢いで破壊される。
そこに立っていたのは、今までのアンデッドとは一線を画すような巨体のアンデッドが一体と、その後ろに控える複数のアンデッドたちだった。どうやら臨戦態勢らしい。小部屋の中のクロエを視界に収めると、手にしていたハンマーを肩に担ぎ叫び声を上げた。
「……ボクを、さっきまでのボクだと思うなよ!」
そう、今のクロエは先ほどまでの魔力を封印されていたクロエとは違う。ニヤリと笑みを浮かべると両手を勢いよく地面につけた。
「【影創造《クリエイト》】、影腕《アーム》!」
クロエが魔法で生みだしたのは影腕《アーム》だった。しかしそれは先ほどまでの弱々しい細さのそれとは格が違う。クロエの背後に伸びた影から突き出たそれは、腕の太さだけでクロエの胴体以上もあった。凄まじい勢いで突き出た影腕《アーム》は、クロエの頭上めがけて振り下ろされていたハンマーに正面から拳を放つ。
恐ろしいまでの衝撃音を発生させてぶつかり合った影腕《アーム》とハンマーだったが、クロエの絶大な魔力で生みだされた影腕《アーム》が、アンデッド如きのハンマーに負けるはずはない。ハンマーの柄をへし折り、ハンマーの先端ごと天井に埋め込んでしまった。
「――そして、鴉丸《カラスマル》!」
巨体のアンデッドがハンマー破壊の衝撃で無防備に胴体をさらしているところに、クロエは【影創造《クリエイト》】で一振りの刀を生みだした。それは真っ黒な刀身に真っ黒な鍔、真っ黒な柄と全体が黒まみれの打ち刀である。クロエは飛び出すように自身の左側に現れた鴉丸を、右側に半回転して右手でキャッチ。回転の遠心力を乗せた水平胴薙ぎの一刀にて、巨体のアンデッドの身体を真っ二つに切り伏せた。
ビチャビチャと汚い色の赤黒い血を噴出する巨体のアンデッドだが、アンデッドであるが故に胴を真っ二つにされたぐらいでは活動を停止しない。いまだ意識を残す上半身が、身動きが取れにくいにも関わらず、右手を振り上げてクロエを殺そうとする。
しかしクロエはそんな事など歯牙にもかけない。ぞんざいに刀をアンデッドの顔面へ投げつけた。避けることも叶わず巨体のアンデッドはその顔面に刀の投撃を受ける。これにて完全に巨体のアンデッドは活動を停止した。
そしてクロエは入口向こうでたたずむアンデッド群に視線を向けた。本来恐怖などの感情を持つはずのないアンデッドたちが、クロエの視線を受けてほんの微かにだが身じろぎをする。それはもしかしたら、生物が持つ本能的動作を腐りかけた脳が起こした物なのかもしれない。
クロエは不敵な笑みを浮かべたまま右腕を振りかぶった。そして背後の影からまるで覆い被せるかのように影のヴェールを展開する。
「【影創造《クリエイト》】――」
自分の正面、視界を覆うかのように降りてきた影のヴェールを振りかぶった右手で思いっきり殴りつけた。クロエの右手はまるで吸い込まれるかのように影に吸い込まれる。
「――影腕《アーム》・巨人《グランデ》!」
そしてクロエの叫びと共にクロエの殴ったヴェールから、超極太の影腕《アーム》が突き出された。その拳の大きさは通路を塞いでしまうほどである。まさにその名の通り巨人族《ジャイアント》の腕のようだ。
アンデッドたちに「避ける」という判断ができるかどうかは不明だが、例え出来たとしても無意味だろう。何故ならば、クロエが影腕《アーム》を展開した瞬間には、すでに影腕《アーム》はアンデッドたちを殴りつけていたのだから。アンデッドたちは声にならない叫び声を上げて拳に運ばれていく。そして部屋を出た通路の先、通路の突き当りの壁にまとめて叩き潰された。
「ふぅ、一丁上がり。もういいよ、出ておいで。」
クロエはすでに敵がいないことを確認して、背後の書棚へ声をかけた。声をかけられた少女はひょこっと棚から顔を出すと、巨体のアンデッドの血だまりで汚れた床を避けながら近寄って来た。
「大丈夫だった?」
「う、うん。それよりも――」
そこまで言った少女は、おもむろにクロエの腕を取ると興奮の面持ちで声を上げた。
「クロエお姉ちゃん、本当に強かったんだね!」
「え? て、照れるなぁ……」
「正直心配してたけど、あれなら安心ね。」
「……あれ、正直に喜べないよ?」
「喜んでよ、誉めたんだから。」
「分かったよ。じゃあ、行こう。」
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