悪役令嬢は、主人公(ヒロイン)を溺愛します

ねがぽじ

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破滅フラグ、大量発生中……?(その17)

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悪役令嬢は、主人公ヒロインを溺愛します

~その17~


私は、トラックに吹っ飛ばされて死んで乙女ゲームのA kingdom doomed to ruin~2人が繋ぐ物語~の残酷で残忍で有名な悪役令嬢のスミレ・モスキートに転生しました。
念願だった乙女ゲームのしかもA kingdom doomed to ruin~2人が繋ぐ物語~の世界に転生できるのは、嬉しくて夢のようでした。
そして私の推しの主人公(ヒロイン)のサクラに出会えたのも幸せ過ぎました。
しかも悪役令嬢の私スミレの妹だなんて姉の立場を利用して妹の主人公(ヒロイン)のサクラちゃんを私色に染め上げれるかもって思い自然とニヤニヤしました。

でもフォーチュン学園の入学試験でもその後の特訓でもやり過ぎて他の人達に迷惑をかけて破滅フラグが近づいて来そうで怖くなりました。

そしてフォーチュン学園の合格発表日になりました。
私とサクラちゃんは、フォーチュン学園の合格発表会場に向かいました。

「サクラちゃん、合格発表の受験番号を確認する覚悟は、できていますか?」

私は、受験票を握り締めて優しくサクラちゃんを見つめました。

「は、はい、合格発表の受験番号を確認する覚悟は、できています……」

サクラちゃんは、受験票を一生懸命に握り締めて緊張しながら覚悟ができている事を知らせました。

「それでは、一斉のせで受験番号を確認しますよ」

私は、受験票をサクラちゃんに見せてニッコリと笑いました。

「は、はい、よろしくお願いします」

サクラちゃんも受験票を握り締めて一生懸命に軽く頷きました。

「「一斉のせ!!」」

私とサクラちゃんは、掛け声をあげると一斉に受験番号が書かれている掲示板を見上げました。

「え、えっと……103番、103番、103番……私の受験番号がありました。

サクラちゃんは、どうでしたか?」

私は、掲示板で自分の受験番号を確認すると自分の受験番号があるのに気がついて嬉しそうにニッコリと笑いました。

「えっと……600番……600番……600番……あ、ありました、スミレお姉様、私の受験番号がありました!」

サクラちゃんも掲示板で自分の受験番号を確認すると自分の受験番号があるのに気がついて嬉しそうに私に抱き着きました。

「良かったですね、サクラちゃん。
これで私とサクラちゃんの2人でフォーチュン学園に入学できますね」

私は、サクラちゃんを抱き締め返して入学試験が受かったのが嬉しくてニッコリと笑いました。

「は、はい!」

サクラちゃんは、嬉しそうにニッコリと笑い元気良く返事をしました。

「それでは、1度屋敷に戻って入学する準備をしないといけませんね。
それとも街で寮で暮らす準備びをしますか?」

私は、口元を押さえて考え込んで入学の準備をどうするのか質問をしました。

「い、いえ、そ、その……屋敷に戻って入学の準備をします……
確か授業の教材とかは、学園から貰えますから……」

サクラちゃんは、おどおどとしながら控え目に私を見つめて屋敷に戻って入学の準備をする事を知らせました。

「解りました。
それでは、1度屋敷に戻りましょう」

私は、サクラちゃんを安心をさせるように優しく微笑みサクラちゃんの頭を撫でました。

「は、はい!」

サクラちゃんは、私に頭を撫でられて嬉しそうにニッコリと笑いました。
私とサクラちゃんは、馬車で屋敷に戻りました。
でも途中でSSSランクのレアモンスターのゴールドスライムの沢山の群れを見掛けました。

「ちょっと、待っていて下さいね、サクラちゃん」

私は、ゴールドスライムの群れを見つけるとゲーマー心が沸き立って慌てて馬車を降りました。
そして魔法で天使の羽と輪っかを出現させましました。

(あれだけのゴールドスライムを一気に討伐するには、強力な魔法が必要ですよね。
って事は、やっぱりこの乙女ゲームでも良く使った全体魔法のあの魔法ですよね)

「ジェットストリームハリケーンバースト!」

私は、馬車を降りるとゴールドスライムの群れに近づきながら風魔法の特級魔法をゴールドスライムに向かって放ちました。
ゴールドスライムの群れに魔法が当たるとゴールドスライムを倒してレアアイテムの金塊に変わりました。
ふと私が放った特級の風魔法を放った先に騎士団の人達が倒れていました。
その騎士団の中に乙女ゲームの攻略キャラクターで隣国のイーリー王国の王子のバジル・ホールの姿もありました。
そして驚いて剣を握り締めていました。

(こ、これって間違えてバジル様達を攻撃してしまい私が討伐されるって言う破滅フラグイベントですか!?
と、とりあえずゴールドスライムを倒して手に入れた金塊を半分渡して私を見逃してもらいましょう……)

私は、ゴールドスライムを倒して手に入れた金塊を無属性魔法の瞬間移動でバジル様の前に瞬間移動させました。
そして頭を下げてバジル様に謝りました。
そして瞬間移動でその場を離れてサクラちゃんの待っている馬車の中に瞬間移動しました。

「お帰りなさい、スミレお姉様。

また無理をされたのですね……
お願いしますからあんまり無理をしないでください……」

サクラちゃんは、私が馬車の中に現れたのを見て嬉しそうにニッコリと笑いました。
そして私がゴールドスライムを討伐で他の人に迷惑をかけたのが解っているみたいで心配そうに私を見つめました。

「は、はい、気をつけます……」

私は、サクラちゃんに嫌われるかもって思い冷や汗をだらだらと流して何回も頷きました。

「はい、よろしくお願いしますね、スミレお姉様……」

サクラちゃんは、泣きそうな表情で心配そうに私を見つめました。

(サクラちゃんは、私が他の人達に迷惑をかけるが悲しいだなんてやっぱり優しいですよね。
マジ天使様です!
いや、女神様です!
愛しています、サクラちゃん!)

私は、サクラちゃんが良い子過ぎて胸がきゅんきゅんしてサクラちゃんが愛しくなりたまらずサクラちゃんを抱き締めました。
サクラちゃんも私を抱き締め返してくれました。
しばらく私とサクラちゃんは、抱き締め合いました。

(はーーはーー……サクラちゃんは、抱き心地が最高です……
それにやっぱりサクラちゃんは、良い匂いがします……
このまま襲いたいほどです……)

私は、サクラちゃんを抱き締めるのが気持ち良くて邪な考えを心の中で垂れ流しました。
それから私とサクラちゃんは、馬車で屋敷に戻りました。

そして次の日にリビングに降りると乙女ゲームの攻略キャラクターでアーク王国の王子で私の婚約者でもあるガーベラ・ウォーカー様がサクラちゃんと話していました。

「ごきげんようです、ガーベラ様。

今日は、どうかされましたか?」

私は、乙女ゲームでは、ガーベラ様が悪役令嬢のスミレの屋敷に会いに来る事がありませんでした。
だから不思議そうに首を傾げました。

「こんばんわ、スミレ。

これは、連れないですね。
自分の婚約者に会いに来るのに問題がありますか?」

ガーベラ様は、私の言葉を聞いて寂しそうに微笑みました。

「婚約者って言っても私達は、親が決めたかたちだけの婚約者でしょう。
今すぐに婚約を破棄にしてもらっても構いませんよ。
その方がガーベラ様も新しく恋をすることができるでしょう?」

私は、乙女ゲームで悪役令嬢の私(スミレ)がガーベラ様に婚約破棄をされてしかも外国追放される破滅フラグがあるのを知っていました。
だから破滅フラグが発生する前に婚約破棄を提案してみました。

「……スミレ、それは、本気に言っているのですか?」

ガーベラ様は、なぜか怒ったように真剣な表情で私を見つめました。

「えっ……?
はい、本気ですよ」

私は、ガーベラ様が何故怒っているのか理由が解りませんでした。
だって乙女ゲームでは、ガーベラ様が悪役令嬢のスミレに冷たかったからです。

「そうですか……
一応言っておきますがスミレと婚約破棄をするつもりがありませんから忘れないでくださいね」

ガーベラ様は、怒ったようにどす黒いオーラを纏いニコニコ笑顔で私を見つめました。

「は、はい、解りました……」

私は、ガーベラ様が他の婚約を断る為に私との婚約破棄をしないのだと気がつきました。
そして未来にサクラちゃんと結ばれる為に他の貴族達が集まっているところで私を婚約破棄をして私を国外追放の破滅フラグを発生するつもりだ気がつきました。
私は、婚約破棄をされる前にどうにか婚約を解消してサクラちゃんと静かにラブラブ生活を送ろうって思いました。

「それで今日来たのは、僕もフォーチュン学園を通う事になりましてね。
その挨拶に来たのですよ」

ガーベラ様は、優しく微笑んでフォーチュン学園に入学する事を知らせました。

「そうですか……
フォーチュン学園でもよろしくお願いします。
それからサクラちゃんを護ってくれると嬉しいです」

私は、頭を下げてサクラちゃんの事をお願いしました。

「……解りました、サクラさんの事は、任せてください。

でも本当にスミレは、変わられたのですね。
いや、元の性格に戻られたって言った方が良いのかも知れませんね」

ガーベラ様は、慈愛を込めて私を見つめました。

「は、はあ……ありがとうございます、ガーベラ様……?」

私は、ガーベラ様の言っている意味が解らなくてきょとんと首を傾げました。

「今日は、フォーチュン学園へ入学をする挨拶に来ただけです。
あんまり長く居座っては、迷惑になりますから今日のところは、帰ります。
さよなら、スミレ、サクラさん」

ガーベラさんは、甘いスマイルを浮かべて私とサクラちゃんに別れの挨拶をしました。

「はい、ごきげんようです、ガーベラ様」

私は、優しく微笑んで別れの挨拶をしました。

「さ、さようならです、ガーベラ様」

サクラちゃんは、慌てて頭を下げてガーベラ様と別れの挨拶をしました。
それからガーベラ様は、私達の屋敷を出ていきました。

「それで、サクラちゃん、ガーベラ様とどんな話をしていたのですか?」

私は、乙女ゲームの今後のストーリーに係わると思いガーベラとの話の内容を質問をしました。

「えっ!?あ、あの、そ、その……そ、それは、秘密です……」

サクラちゃんは、私のガーベラ様との話を質問をされると顔を真っ赤にして恥ずかしそうに俯きました。

(えっ、そ、それってガーベラ様とサクラちゃんは、愛し合っていたって事ですか!?
そんなの羨まし過ぎます!?
私は、まだサクラちゃんと愛し合った事がないのに!?
許すまじガーベラ様!?)

「そうですか……それは、残念ですね」

私は、寂しそうに微笑みました。

「そ、その……本当にすいません、スミレお姉様……」

サクラちゃんは、申し訳なさそうに頭を下げて謝りました。

私は、この乙女ゲームは、サクラちゃんがガーベラ様ルートに入ったのだと理解しました。

だから私は、自分の破滅フラグが発生するまでサクラちゃんとイチャイチャして心残りを失くすって改めて心に誓いました


~続く~

その17とその18は、同じ時間軸です。
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