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第2章 新たなお客様登場
第11話 ミーニャ、気絶する!大魔法使いが、いざ出陣!
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ミーニャは、色々な魔物に追い回されながらも、持ち前の逃げ足の早さと隠密スキルで逃げ隠れして目的地を目指していた。
「この辺りだと思うのだけどにゃ?」
「ここで、何をしているのですか?」
ミーニャの後ろからケルベロスが声をかける。ミーニャは、ケルベロスと気付くと、すぐさま走って逃げる。
「にゃにゃ!?ケルベロスにゃ!あんにゃの相手にできにゃいにゃ~」
「何を逃げ惑っておるのだ?ここへは何をしにやってきた?」
逃げるミーニャの前に、フェンリルが姿を現して牙を剥く。またしてもすぐ逃げようとするミーニャだが、フェンリルの威圧の効果で体が一切動かない。
「すぐにここを離れなければ食い殺してやるぞ」
フェンリルは、牙を剥いて唸り声を上げながらミーニャに近付く。ミーニャは、あまりの恐怖に固まったまま後ろへと倒れてしまう。
「フェンリル様、気絶してしまったようですが、どうしますか?」
「うむ!少し脅し過ぎたかも知れぬな!とりあえず、香菜のところへ連れて行こう」
フェンリルは、ミーニャの首を噛んで持ち上げる。そして、そのまま香菜の待つ食堂へ向かうのだ。
◆
「ブフォッ!あ、あ、あれは、伝説の神獣フェンリルか!どうやら殺されてはおらんようじゃが、どこへ連れて行くつもりなんじゃ?」
大魔法使いは、映像を見てながら紅茶を飲んでいたのだが、フェンリルを見た瞬間吹き出してしまう。
「こうしゃおれんわい!ミーニャを救い出されねばならぬのぅ」
大魔法使いは、ポーションや魔道具が入った魔法鞄を肩からかけて、ミーニャの救出に向かう。
◆
香菜はその頃、オルトロスとホワイトウルフに囲まれながらモフモフを味わっていた。そこに、偵察を終えたフェンリルとケルベロスが戻ってくる。
「うむ!変わりないようであるな!」
「リルちゃん、ケルちゃん、おかえり~!ってまた泥だらけになってるよ!お風呂に入らないと」
せっかく綺麗にしたにも関わらず、ミーニャを追い回したケルベロスとフェンリルは、砂埃で薄汚れている。
「こんなもの風魔法を使えば綺麗になる。どうだ?綺麗になったであろう」
ブワッと風が巻き起こりフェンリルとケルベロスについた砂埃が宙に舞う。
「駄目だよ!ちゃんと洗って綺麗にしなきゃ!それより、何を咥えてるの?」
フェンリルは、ペッと咥えていたミーニャを地面に吐き出す。
「この辺りを探るようにうろついていたケットシーであるな!怪しいので脅したら気絶しよったわ」
香菜は、立ち上がってケットシーの下へと向かう。
「猫ちゃんだぁぁぁ!リルちゃん、ペッてして乱暴に扱ったら駄目でしょ!猫ちゃん、大丈夫?起きて~」
フェンリルは、香菜に怒られて「むむむ」と言いながら、少しやりすぎたかと反省する。香菜は、ケットシーの肩を揺らして起こそうとすると、ケットシーが目を開ける。
「にゃ!?ここはどこ......にゃぁぁぁぁぁぁ」
ケットシーが目を開けると、香菜について回っていたオルトロスとホワイトウルフが囲うように覗き込んでいた。ミーニャは、恐怖のあまりまた気絶してしまう。
「また気絶しちゃった!みんなを見て驚いちゃったのかな?みんな可愛いのになぁぁ!とりあえず、家に運んで寝かせよっか」
オルトロスとホワイトウルフを撫で撫でする香菜。モフモフ達は、「くぅ~」と言いながら香菜にくっついて甘える。ケルベロスは、心の中で、普通ならケットシーの反応が正しいんだけどなと思うのだ。
「この猫ちゃんを寝かせたら、ご飯にしよっか!みんなが大好きな内臓を使った料理にするね」
ケットシーを抱きかかえて歩きながら、今日の料理を語ると、フェンリルもケルベロスもオルトロスもホワイトウルフも内臓と聞いて飛び跳ねて狂喜乱舞する。
「香菜よ、人間は内臓を食わぬと聞いたが、本当にそんな料理が実在するのか?」
どうやら、この世界の住人は、動物の内臓を食さないようだ。
「え?そうなの?勿体ないね。そのまま焼いても煮てもお鍋にしてもおいしいのになぁぁ!」
香菜は、串焼きホルモンや焼き肉のホルモンやモツの土手煮やモツ鍋を想像しながらヨダレを垂らす。
「香菜がヨダレを垂らすとは、これは必ずうまいに違いない!全員、邪魔が入らぬよう警戒を怠るでないぞ」
フェンリルは、至高の逸品を食えると思って、誰の邪魔も入らないように食堂を囲むように指示を出す。モフモフは、真剣な顔になって機敏な動きで持ち場につくのだ。
「フフッ、みんな食いしん坊だなぁぁ!いっぱい作ってみんなの期待に応えなきゃね」
香菜は、食いしん坊達においしい料理をいっぱい食べさせなきゃと意気込みながらキッチンへ向かうのだった。
「この辺りだと思うのだけどにゃ?」
「ここで、何をしているのですか?」
ミーニャの後ろからケルベロスが声をかける。ミーニャは、ケルベロスと気付くと、すぐさま走って逃げる。
「にゃにゃ!?ケルベロスにゃ!あんにゃの相手にできにゃいにゃ~」
「何を逃げ惑っておるのだ?ここへは何をしにやってきた?」
逃げるミーニャの前に、フェンリルが姿を現して牙を剥く。またしてもすぐ逃げようとするミーニャだが、フェンリルの威圧の効果で体が一切動かない。
「すぐにここを離れなければ食い殺してやるぞ」
フェンリルは、牙を剥いて唸り声を上げながらミーニャに近付く。ミーニャは、あまりの恐怖に固まったまま後ろへと倒れてしまう。
「フェンリル様、気絶してしまったようですが、どうしますか?」
「うむ!少し脅し過ぎたかも知れぬな!とりあえず、香菜のところへ連れて行こう」
フェンリルは、ミーニャの首を噛んで持ち上げる。そして、そのまま香菜の待つ食堂へ向かうのだ。
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「ブフォッ!あ、あ、あれは、伝説の神獣フェンリルか!どうやら殺されてはおらんようじゃが、どこへ連れて行くつもりなんじゃ?」
大魔法使いは、映像を見てながら紅茶を飲んでいたのだが、フェンリルを見た瞬間吹き出してしまう。
「こうしゃおれんわい!ミーニャを救い出されねばならぬのぅ」
大魔法使いは、ポーションや魔道具が入った魔法鞄を肩からかけて、ミーニャの救出に向かう。
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香菜はその頃、オルトロスとホワイトウルフに囲まれながらモフモフを味わっていた。そこに、偵察を終えたフェンリルとケルベロスが戻ってくる。
「うむ!変わりないようであるな!」
「リルちゃん、ケルちゃん、おかえり~!ってまた泥だらけになってるよ!お風呂に入らないと」
せっかく綺麗にしたにも関わらず、ミーニャを追い回したケルベロスとフェンリルは、砂埃で薄汚れている。
「こんなもの風魔法を使えば綺麗になる。どうだ?綺麗になったであろう」
ブワッと風が巻き起こりフェンリルとケルベロスについた砂埃が宙に舞う。
「駄目だよ!ちゃんと洗って綺麗にしなきゃ!それより、何を咥えてるの?」
フェンリルは、ペッと咥えていたミーニャを地面に吐き出す。
「この辺りを探るようにうろついていたケットシーであるな!怪しいので脅したら気絶しよったわ」
香菜は、立ち上がってケットシーの下へと向かう。
「猫ちゃんだぁぁぁ!リルちゃん、ペッてして乱暴に扱ったら駄目でしょ!猫ちゃん、大丈夫?起きて~」
フェンリルは、香菜に怒られて「むむむ」と言いながら、少しやりすぎたかと反省する。香菜は、ケットシーの肩を揺らして起こそうとすると、ケットシーが目を開ける。
「にゃ!?ここはどこ......にゃぁぁぁぁぁぁ」
ケットシーが目を開けると、香菜について回っていたオルトロスとホワイトウルフが囲うように覗き込んでいた。ミーニャは、恐怖のあまりまた気絶してしまう。
「また気絶しちゃった!みんなを見て驚いちゃったのかな?みんな可愛いのになぁぁ!とりあえず、家に運んで寝かせよっか」
オルトロスとホワイトウルフを撫で撫でする香菜。モフモフ達は、「くぅ~」と言いながら香菜にくっついて甘える。ケルベロスは、心の中で、普通ならケットシーの反応が正しいんだけどなと思うのだ。
「この猫ちゃんを寝かせたら、ご飯にしよっか!みんなが大好きな内臓を使った料理にするね」
ケットシーを抱きかかえて歩きながら、今日の料理を語ると、フェンリルもケルベロスもオルトロスもホワイトウルフも内臓と聞いて飛び跳ねて狂喜乱舞する。
「香菜よ、人間は内臓を食わぬと聞いたが、本当にそんな料理が実在するのか?」
どうやら、この世界の住人は、動物の内臓を食さないようだ。
「え?そうなの?勿体ないね。そのまま焼いても煮てもお鍋にしてもおいしいのになぁぁ!」
香菜は、串焼きホルモンや焼き肉のホルモンやモツの土手煮やモツ鍋を想像しながらヨダレを垂らす。
「香菜がヨダレを垂らすとは、これは必ずうまいに違いない!全員、邪魔が入らぬよう警戒を怠るでないぞ」
フェンリルは、至高の逸品を食えると思って、誰の邪魔も入らないように食堂を囲むように指示を出す。モフモフは、真剣な顔になって機敏な動きで持ち場につくのだ。
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