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第3章 アレクを狙って
第655話 目的地目前で謎の男現る!
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不眠不休で飛び続けてくれたレッドドラゴンの頑張りによってあと少しのところまでやってきた。
「もうすぐしたら、共和国に着くと思う。共和国を、越えたらエルフの国。こんな早く着くと思ってなかった」
ジアは、見覚えのある山脈が見えて、懐かしさを感じつつ、あともう少しだと言う。
「じゃあ、雲の上を飛行すべきかな?ドラゴンが、飛行していたら攻撃されたりしない?」
共和国がどういう国かわからないアレクは、警戒心を強めて行動した方がいいのではないかと考えたのだ。
「大丈夫。私の精霊さんが、見えなくしてるから気付かれない。そのまま飛んで」
みんなが知らないうちにジアは、精霊を使ってレッドドラゴンの姿を消していた。
「え!?いつの間に?でも、精霊さん達にも負担がかかるだろうし、早く共和国を越えよう......レッドドラゴン!止まって」
アレクは、レッドドラゴンの巨体を消すだけの力を持続して使うのには限界があるだろうと考える。
しかし、急ごうと言ったアレクは何故かレッドドラゴンに止まるように言ったのだ。
「アレク様、どうされたのですか?」
大声で止まるように言ったアレクの言葉を聞いて、オレールとナハスは臨戦態勢を取り、パスクも臨戦態勢を取りながらアレクに状況を尋ねる。
「見えないけど、何かいる!オレール、ナハス最大で防御結界を張って!ジアさんは、パスクの後ろに移動して」
オレールとナハスは、言われた通りにレッドドラゴンを覆うように防御結界を展開する。
「アレク?精霊さんは、何も感じないって。本当にいるの?」
ジアは、パスクの後ろに隠れて、パスクの背中から顔を出しながら、アレクに尋ねるのだ。
「うん。絶対いるよ!どこにいるかまではわからないけど、こっちを見てる」
アレクは、どこにいるのか辺りを見渡しながら真剣な顔をして探す。しかし、一向にどこから見られているのかすら検討がつかない。
「まさか止まるとはな。それに、警戒までするか。そこのお前、共和国には近づくなと言ったはずだが忘れたのか?」
アレク達の目の前に、白のロングコートに近い服を着た男が姿を現した。しかも、アレク達の中に忠告を受けた者が存在するようだ。
「アレクくん、以前話した王城内で背後を取られた人物の声にそっくりです」
どうやら、目の前の男は、王都襲撃事件に現れたオレールですら感知することが出来ず、簡単に背後を取られた謎の人物であったのだ。
「ほぅ、その様子を見ると覚えていたようだな。それにも関わらず何故、共和国にやってきた?」
男は、いつでもアレク達を殺せるといった眼光で睨みつける。
「はじめまして、ウズベル王国から参りましたアレク・フォン・タカハシと申します。ここにいるエルフのジアより依頼を受けましてエルフの国に訪れた次第です。決して、共和国に敵対しようと来たわけではございません」
アレクは、男に怯むことなく自己紹介をする。男は、アレクが話し終えると先程までの眼光の鋭さは消えて見定めるような目に変わるのだ。
「名前からして貴族か。それに、人と関わることのないエルフと......ほぅ、よく見えたら半神か。いや、それ以上に神からの寵愛を受けている......?いいだろう。通ることを許してやる」
男は、アレクの何を見たのかはわからないが、ひと目見ただけでアレクの全てを見透かしたような発言と急に通行の許可をするのだ。
「あなたが誰かは知りませんが、そこまでわかってしまうのですね」
「よく見れば寵愛され過ぎているからな!だが、神にどれだけ愛されようと共和国に踏み入れた時点で消す!それだけは覚えておけ」
男は、そう言うとアレク達の前からこつ然と姿を消すのだ。
「はぁぁぁぁ、疲れたぁぁぁ。ちょっと休憩してから行こう」
アレクは、平気な顔で平然さを保っていたが、本当は蛇に睨まれた蛙状態で、余裕など一切なかったのだった。
「もうすぐしたら、共和国に着くと思う。共和国を、越えたらエルフの国。こんな早く着くと思ってなかった」
ジアは、見覚えのある山脈が見えて、懐かしさを感じつつ、あともう少しだと言う。
「じゃあ、雲の上を飛行すべきかな?ドラゴンが、飛行していたら攻撃されたりしない?」
共和国がどういう国かわからないアレクは、警戒心を強めて行動した方がいいのではないかと考えたのだ。
「大丈夫。私の精霊さんが、見えなくしてるから気付かれない。そのまま飛んで」
みんなが知らないうちにジアは、精霊を使ってレッドドラゴンの姿を消していた。
「え!?いつの間に?でも、精霊さん達にも負担がかかるだろうし、早く共和国を越えよう......レッドドラゴン!止まって」
アレクは、レッドドラゴンの巨体を消すだけの力を持続して使うのには限界があるだろうと考える。
しかし、急ごうと言ったアレクは何故かレッドドラゴンに止まるように言ったのだ。
「アレク様、どうされたのですか?」
大声で止まるように言ったアレクの言葉を聞いて、オレールとナハスは臨戦態勢を取り、パスクも臨戦態勢を取りながらアレクに状況を尋ねる。
「見えないけど、何かいる!オレール、ナハス最大で防御結界を張って!ジアさんは、パスクの後ろに移動して」
オレールとナハスは、言われた通りにレッドドラゴンを覆うように防御結界を展開する。
「アレク?精霊さんは、何も感じないって。本当にいるの?」
ジアは、パスクの後ろに隠れて、パスクの背中から顔を出しながら、アレクに尋ねるのだ。
「うん。絶対いるよ!どこにいるかまではわからないけど、こっちを見てる」
アレクは、どこにいるのか辺りを見渡しながら真剣な顔をして探す。しかし、一向にどこから見られているのかすら検討がつかない。
「まさか止まるとはな。それに、警戒までするか。そこのお前、共和国には近づくなと言ったはずだが忘れたのか?」
アレク達の目の前に、白のロングコートに近い服を着た男が姿を現した。しかも、アレク達の中に忠告を受けた者が存在するようだ。
「アレクくん、以前話した王城内で背後を取られた人物の声にそっくりです」
どうやら、目の前の男は、王都襲撃事件に現れたオレールですら感知することが出来ず、簡単に背後を取られた謎の人物であったのだ。
「ほぅ、その様子を見ると覚えていたようだな。それにも関わらず何故、共和国にやってきた?」
男は、いつでもアレク達を殺せるといった眼光で睨みつける。
「はじめまして、ウズベル王国から参りましたアレク・フォン・タカハシと申します。ここにいるエルフのジアより依頼を受けましてエルフの国に訪れた次第です。決して、共和国に敵対しようと来たわけではございません」
アレクは、男に怯むことなく自己紹介をする。男は、アレクが話し終えると先程までの眼光の鋭さは消えて見定めるような目に変わるのだ。
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男は、アレクの何を見たのかはわからないが、ひと目見ただけでアレクの全てを見透かしたような発言と急に通行の許可をするのだ。
「あなたが誰かは知りませんが、そこまでわかってしまうのですね」
「よく見れば寵愛され過ぎているからな!だが、神にどれだけ愛されようと共和国に踏み入れた時点で消す!それだけは覚えておけ」
男は、そう言うとアレク達の前からこつ然と姿を消すのだ。
「はぁぁぁぁ、疲れたぁぁぁ。ちょっと休憩してから行こう」
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