僕が僕である為に!

音無闇夫

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君は、誰!

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 やっと退院出来る事になり、短いようで長かった入院生活から解放された。彰は、「シャバの空気は、美味いな。」刃は、「お前は出所した、何処ぞの組の渡世人か?」彰は、「1-Dの澤登彰くんですよ? 」刃は「お前は本当にブレないな?」緑は「あっきーは昔、無口で友達がいなかったのよ?」彰、「山田、小学生時代の事を言うんじゃないよ」緑は「みーちゃんだよ!」彰は「俺たちは高校生だぜ昔みたいに呼べないでしょうよ?」刃は「あっきーは許すんだな?」彰は「山田は幼馴染だからな仕方ないと諦めたよ!」とため息をついた「しかし退院翌日から期末とは、ついてない、と言うか?なんというか?字が見えるだけでもありがたいが、高峰桜が後ろをあるく?彰は「で?後ろの子誰?」刃は「学園の3女神さまと言われている高峰桜さんだってよ?知らんけど?」緑は「男子は清楚、美人、頭がいい、スポーツ万能が女神様とかマドンナの定義らしい?」彰は「なら山田もそうなるんじゃないの?」緑は「私など箸にも引っかかりませんことよ!」などと言う、彰は「そうなんだ?」と言って振り向き「その女神様だっけ?そんなお方が凡人の俺らに何か用なの?」と、聞いた。高峰桜は「塾の全国模試1位なのに高校では、学年60位何ておかしいです。何がちがうんですか?」と聞いた、彰は、「高校の勉強ってさ?答えと公式、文法有りきの詰め込み式だよね?それになんの未来があるの?俺工学部志望だから何かやって間違えて改善してまたやって経験積んで何事も、トライ&エラー繰り返してやっと完成した時の達成感が好きなんでその為の勉強なら頑張りますが学校のテスト何て気にしてないんですよ。」刃も「俺も同じかな?」緑も「私も目的のためなら頑張るけどそうでないならどうでもいい、貴方は違うの?目的とか、目標はないの?」高峰は、返す言葉が思い浮かばなかった、いい点やいい順位取れば、親が褒めてくれるただそれだけの事だった、次元が違うのだ。目標達成の為の勉強と、ただいい点を、取ればいいだけの自分、それだけの、違いだが、大きい差が生まれているのだ、彰は、「Aクラスの連中は?いい大学に入っていい会社、又は、公務員になって何てところだろう?だからエリート意識が産まれ自分より下のものを見下す。そこに何がうまれる?なんの生産性も何も無いそんな生き方はゴメンだし意味も興味も無い、くだらない会話の中にだってヒントはあるなら、そこの位置にいればたくさんの埋もれたヒントが、パズルのように湧いてくる目標の無い努力に価値をみい出せないただそれだけだ。他に聞きたいことは?」刃は「お前、ちょいとばかし言い過ぎ正論であってもオブラートにつつもうな?だけど俺らはそういう事なんで、優越感に浸るよりその先のものを見てるだけなんだよごめんね?」緑は「雫さんみたいな医者になりたいだから頑張れる」彰は、「山田、雫さんに勉強見てもらってリ時点で、雫さんは越えられないと思うぞ?」緑は「メカヲタに言われたくない」彰は「そうかよそりゃすみませんね。」と3人は、歩いていったその背中を立ち尽くしながら見つめていた高峰であった、理工系の彰、医術系の緑法学系の刃目指す目標は違うもののスタートラインに立つための準備をしているだけの3人を見てぼうぜんと立ち尽くす。彰、刃、緑、この3人は、別格存在として、学園と生徒会にも、マークされるようになっていた。別に悪い意味でなく成績上位を隠して中の下で停めているこの3人ならAクラスの担任を論破は出来るしかもこの3人が同時で論破したら、教師人生が終わるとか、言う教師間では、噂になっているぐらいのある意味危険人物化されている何でも公式展開に関して教師と彰と刃と緑の3人と口論になり論破し教師は、鬱になったとの事らしいなので教師間では精神破壊3神と異名まで付いてしまった。本人達は、なんの事やろと、そ知らぬ顔で何時も3人でいた。何時も外を眺めている彰、それを見ている緑、何時も寝ている刃、なのに何故、学校では、実力を隠し塾では、普通に実力を出す。これは、メリハリの問題であって学校では、退屈すぎるのだ。適当に、答えを書き答案を裏返し、寝るこの工程を、3日間続く、時間が過ぎるのを待っている間目を閉じ瞑想する。短い時間のプチ瞑想では、色んな自分と対話しなにかヒントを得られるのではないか?そんな感じがした。その度に、現れた自分に「君は、誰?」と聞くようになった
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