モブですがなにか？

モブにだって1人1人の人生が有るんだぜ

今まで名乗りもしていないのはその他大勢には、一括りにしたがるが？実はその人たちにはその人たちの人生が有るんだよ物語の主人公は名前があってその周りには、キーマンにも名前があるが、その他大勢は、名前すら呼ばれない通りすがりの誰かって感じになるその誰かってやつには、その誰かにも、その人の人生があるそれを理解して居るから自分すらその一人なのだ自分を中心に主人公として見た時に一人一人に、それぞれの人生を左右するそして俺は、名前を今まで名乗っていないのはそのためである
一応は名前はあるよ一ノ瀬一(いちのせはじめ)
と言う名前で25歳社会人なんだけどすぐに忘れてね？俺モブAなんで、だって戦場とかでは、即死キャラだし、学園モノじゃクラスメイトAとか、言わゆるその他大勢！通行人Aだしだから今まで名前を出してなかったのがわかったかな？モブ最高ーーーー！やりたいようにやり、生きたいように生きて行けるネームドキャラは大変だよな？と思いながら安藤商事を退職して転職も出来るこんな人生は、満喫するしかないっしょ！さて、そんな俺ですが市役所に勤務とあいなりました。警察や消防の試験も一応受かってたんですが？やっぱり定時で上がれる市役所勤務で時間が作れるからジムにランニングにサバイバルアウトドアーと好きな時間ができるやったね俺！まわりの6大学のエリート様方の後ろに隠れて好きなことが出来るだから変な野心家とか、の派閥争いに巻き込まれなくて済むなんて、おもってた時期がありました。まぁ～新人研修して実務は仕事を覚えるまでは雑用がメインだから淡々とこなして仕事を覚えて楽しいたのしい定時帰宅後は定年まで腰を据えて退職金、スローライフで決まりだね。まぁ～面倒くさいのは、部署移動なんだよな？さてさて今日もお仕事頑張りましょうっと～。さて役所までランニングと洒落こみますか。といきなり全力疾走で時間を計りながら、自宅から市役所迄5km楽々だな、ロッカーに背広とワイシャツネクタイそれに災害時の対策防災着が2着と何故職場のロッカーがクローゼット並の衣服がなっているかって？だって背広が汗まみれになるじゃんなので家からランニングウェアとシューズ
役所内ではサラリーマン時代のスーツ姿と革靴が正装だ、あと、帰りのウェアもバッチリだ。
さてサクサク働いて、帰りはガツガツ筋トレ活動して目に見える目標が有るって良いよね？しかもやたら高い無理ゲーなノルマも無いこんなに悠々自適な生活おくれるんだこんなに素晴らしい生活はないな？と思いながら昼の時間になった食堂で取り敢えず飯食ってハイポートして午後の仕事に、戻らねば、「昼入ります」と言って席を外した。「Aランチは生姜焼き定食か？」
と言いつつボタンを押して、列に並んだ狙う席は、窓際のカウンター席しかも、角の席だ！さてと上手く狙った席につき手を合わせて「いただきます。」と言いボッチ飯を堪能していた。
後ろから「よう～新人そこは俺たちの特等席なんだよ！どけ！」と何処の部署の先輩か知らんが、おれは「あぁ～すみません、席が決まってたんですね？しかし、おかしいですね？一般の方も使うこの食堂で席が決まって居たとはつゆ知らず、失礼しました。今どきますね？」と、にこりと、笑 い、席を譲って別の席に移ったそして、食事を再開した。チラチラ時間を気にしながら食事をしていた。正面の席に誰かが座った。気にせず食べていた「こんにちは、ご一緒してもよいかな？」身なりのいいスーツ小綺麗なくつしかしどっかで聞いた声だな？と思って顔を上げた「はい、どうぞ市民の皆様のための市役所の施設ですから！」とにこやかに手を差し出した。「さっきから時計を気にしているようですが？」と紳士が言った俺は「いえ、昼の休憩は、ランニングの時間に当ててますので」と言った紳士は「だからなんだねその鍛えられた肉体は？」俺は「まだまだですよ。でどちらかでお会いしましたでしょうか？」とにこやかに笑って聞いた？紳士は、名刺を差し出し「こう言う者です。」名刺には市長と書いてある笑顔が強ばった俺は、起立をし「大変失礼致しました。で、私のような下賎な平職員にいかような御用でしょうか？」市長は、「まさか君のような人物に会えるとはね？」俺は「いえいえ私など市役所の一職員です市の長がご尊顔を拝謁たわわれることは光栄です。楽しいじかんでした。有難うございます。 」市長は「また一緒に食事をしてもよいかね？」俺は「市長にお役に立てるお話ができるか自身がございませんが、ご用命とあれば喜んでお相手させて頂きます。では自分はこれで」市長は「楽しみにしているよ住宅検査課の一ノ瀬君」と笑いながら席をあとにした。ランニングの時間もないが仕方ない今日はお休みにしようと足取りが少し軽かった