モブですがなにか？

ネームドキャラになりたくない

水無さんと知り合って数ヶ月が過ぎ市の総合防災訓練があった勿論ＴＦＤＶで参加した。
桑都医大もＴＤＭＡＴを出して来たその中に水無さんが居た。「やっほ、やっぱり君はその姿が似合っているわね！」俺は「ドクター水無も決まってますよＴＤＭＡＴの格好！」水無さんは「それ、褒め言葉になってないわよ。それにその呼び方！私たち少しは仲良くなれたと思うんだけど？思うんだけど！」俺はたじろげながら「そうだね？でもドクターの方が序列が上だよ俺たちより！」水無さんは「今ぐらいは、同じ立場で接してくれてもいいと思うんだけど？おもうんですけど？」俺は「わかったから、わかったから、近いから、怖いから～」と言って展示演習の前の時間は、一緒に居た。合コンににいた女医2人も居た「あっれ～何時から仲良くなったの2人も？まさかの展開なんですけど？」水無さんは顔を赤くして「初めて会った時からよ市役所のロビーで手際良く指示出してＣＰＲやってた彼がかっこよかったのよ。あれから気になって仕方なかったのよ！」俺は、「そうなの？俺ただのモブだよ？普通救急隊とかハイパーレスキューとか、花形職業の人に憧れると思うんだけど？」水無さんは「誰がモブよあんな行動的に動けないわよ？」俺は「そうなの？自重するよ？」3人は「自重するな！バイスタンダーは、率先して救命活動しろ！」俺は「おっおう、了解！」女医さんの1人が「あたしは、山岸花蓮整形外科専門ねしかし一目惚れとはね？」「私は、里見百合、外科医ね、しかし、水無さんが男性に興味あったとはね？今まで男性を受け付けなかったのにね」山岸さんが「さっきの態度なんかレアな反応すぎて笑ったわよ」と言いながら水無さんの肩を組んでニヤケていた。里見は「2人の邪魔しちゃダメよいきましょ？」引っ張って行った水無は「一ノ瀬さん迷惑かな？」おれは「迷惑？何が？良いじゃない？俺も興味はあるし人に好かれて嫌な思いはしないよ！嫌われるより好かれたいじゃない！」水無さんは「付き合ってくれますか？私と？」俺は「なんの取り柄も無い俺でいいのかな？」と言う水無は「取り柄ならあるじゃない！好きです。」おれは「了解！こちらこそ宜しく」と敬礼をした。水無は敬礼で返しできた。その後は、展示ブースを回り色々話していた。そして、「そろそろ展示演習の時間だ」と緊張した顔になった水無は、「演習が終わったあとも会える？」俺は、「勿論だよ、その前にこの演習を無事に終わらさなきゃね」と言い笑った水無はうなずいた。俺は「お互い本番と思いミッションを完遂しような？」といい敬礼しそれぞれの持ち場についた。