あなたにおすすめの小説
麒麟児の夢
夢酔藤山
歴史・時代
南近江に生まれた少年の出来のよさ、一族は麒麟児と囃し将来を期待した。
その一族・蒲生氏。
六角氏のもとで過ごすなか、天下の流れを機敏に察知していた。やがて織田信長が台頭し、六角氏は逃亡、蒲生氏は信長に降伏する。人質として差し出された麒麟児こと蒲生鶴千代(のちの氏郷)のただならぬ才を見抜いた信長は、これを小姓とし元服させ娘婿とした。信長ほどの国際人はいない。その下で国際感覚を研ぎ澄ませていく氏郷。器量を磨き己の頭の中を理解する氏郷を信長は寵愛した。その壮大なる海の彼方への夢は、本能寺の謀叛で塵と消えた。
天下の後継者・豊臣秀吉は、もっとも信長に似ている氏郷の器量を恐れ、国替や無理を強いた。千利休を中心とした七哲は氏郷の味方となる。彼らは大半がキリシタンであり、氏郷も入信し世界を意識する。
やがて利休切腹、氏郷の容態も危ういものとなる。
氏郷は信長の夢を継げるのか。
if 大坂夏の陣 〜勝ってはならぬ闘い〜
かまぼこのもと
歴史・時代
1615年5月。
徳川家康の天下統一は最終局面に入っていた。
堅固な大坂城を無力化させ、内部崩壊を煽り、ほぼ勝利を手中に入れる……
豊臣家に味方する者はいない。
西国無双と呼ばれた立花宗茂も徳川家康の配下となった。
しかし、ほんの少しの違いにより戦局は全く違うものとなっていくのであった。
全5話……と思ってましたが、終わりそうにないので10話ほどになりそうなので、マルチバース豊臣家と別に連載することにしました。
画仙紙に揺れる影 〜幕末因幡に青梅の残香
冬樹 まさ
歴史・時代
米村誠三郎は、鳥取藩お抱え絵師の小畑稲升の弟子である。
文久三年(一八六三年)八月に京で起きて鳥取の地に激震が走った本圀寺事件。
事件の後、藩の御用絵師を目指す誠三郎は画技が伸び悩んだままで心を乱していた。
大事件を起こした尊攘派の一人で藩屈指の剣士である詫間樊六は、竹馬の友だったのだ。
鬱屈した日々の中、稲葉山中にて勇ましい女剣士が倒れているのに出くわして……。
幕末の鳥取藩政下、水戸出身の藩主の下で若手尊皇派が庇護される形となっていた。
また鳥取では、家筋を限定せず実力のある優れた画工が御用絵師として藩に召しだされる伝統があった。
ーその因幡の地で激動する時勢のうねりに翻弄されながら、歩むべき新たな道を模索する侍たちの魂の交流を描いた幕末時代小説!
作中に出てくる因幡二十士事件周辺の出来事、鳥取藩御用絵師については史実に基づいています。
1人でも多くの読者に、幕末の鳥取藩有志たちの躍動を体感していただきたいです。
独裁者・武田信玄
いずもカリーシ
歴史・時代
国を、民を守るために、武田信玄は独裁者を目指す。
独裁国家が民主国家を数で上回っている現代だからこそ、この歴史物語はどこかに通じるものがあるかもしれません。
【第壱章 独裁者への階段】 純粋に国を、民を憂う思いが、粛清の嵐を巻き起こす
【第弐章 川中島合戦】 甲斐の虎と越後の龍、激突す
【第参章 戦争の黒幕】 京の都が、二人の英雄を不倶戴天の敵と成す
【第四章 織田信長の愛娘】 清廉潔白な人々が、武器商人への憎悪を燃やす
【最終章 西上作戦】 武田家を滅ぼす策略に抗うべく、信長と家康打倒を決断す
この小説は『大罪人の娘』を補完するものでもあります。
(前編が執筆終了していますが、後編の執筆に向けて修正中です))
【歴史小説】 秀吉と家康 信長亡き後、秀吉の天下統一への道
蔵屋
歴史・時代
この小説は、読者の皆様もよくご存知の『秀吉』と『家康』に焦点を当て、信長亡き後の秀吉と家康、二人の天下統一の為の確執と家康の秀吉に対する思いやりをテーマとして、執筆しました。一部、私の脚色を加えていることをご承知おき下さい。
信長が本能寺の変で討たれた後、秀吉が家康に先んじて、光秀を討ち破ります。
家康は秀吉に対して大きく出遅れます。
家康は考えました。「このままでは、天下を狙うどころか、秀吉に攻め滅ぼされるかもしれない。織田信雄(のぶかつ)からの呼びかけに応じよう。
これ以上秀吉に我が物顔をさせて、なるものか。
今こそ、信雄と一緒に立ち上がるぞ。」
天正一二年(一五八四)三月。
秀吉は家康は、ともに進軍を開始し、
三月二八日、愛知県小牧市の付近で、相対することになります。
秀吉と家康、最初で、最後の直接対決が、今、まさに始まろうとしています。
歴史上の小牧・長久手の戦いです。
【歴史小説】
「秀吉と家康 信長亡き後、天下統一への道」
どうぞお楽しみ下さい。
暁の果てに火は落ちず ― 大東亜戦記・異聞
藤原遊
歴史・時代
―原爆が存在しなかった世界で、大東亜戦争は“終わらなかった”。―
硫黄島、沖縄、小笠原、南西諸島。
そして、九州本土決戦。
米軍上陸と同時に日本列島は泥濘の戦場と化し、
昭和天皇は帝都東京に留まり、国体を賭けた講和が水面下で進められる。
帝国軍高官・館林。
アメリカ軍大将・ストーン。
従軍記者・ジャスティン。
帝都に生きる女学生・志乃。
それぞれの視点で描かれる「終わらない戦争」と「静かな終わり」。
誰も勝たなかった。
けれど、誰かが“存在し続けた”ことで、戦は終わる。
これは、破滅ではなく“継がれる沈黙”を描く、
もうひとつの戦後史。
楽将伝
九情承太郎
歴史・時代
三人の天下人と、最も遊んだ楽将・金森長近(ながちか)のスチャラカ戦国物語
織田信長の親衛隊は
気楽な稼業と
きたもんだ(嘘)
戦国史上、最もブラックな職場
「織田信長の親衛隊」
そこで働きながらも、マイペースを貫く、趣味の人がいた
金森可近(ありちか)、後の長近(ながちか)
天下人さえ遊びに来る、趣味の達人の物語を、ご賞味ください!!
マルチバース豊臣家の人々
かまぼこのもと
歴史・時代
1600年9月
後に天下人となる予定だった徳川家康は焦っていた。
ーーこんなはずちゃうやろ?
それもそのはず、ある人物が生きていたことで時代は大きく変わるのであった。
果たして、この世界でも家康の天下となるのか!?
そして、豊臣家は生き残ることができるのか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる

