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第1話 24時01分
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暗闇に銃声、閃光、爆音。
世界を救う精鋭たちに残された時間は――あと数分。
だが彼らは忘れていなかった。
「24時を過ぎれば……俺たちはオフだ」
---
第一章 任務の終わり(0時~24時)
暗闇の都市。銃声、爆発、逃げ惑う人々。
国際特殊機関《クロノス》の精鋭三人――
チーフの倉本剛志(56)、副官の水城玲子(39)、新人の相沢蓮(23)が、テロ組織《バシリスク》のアジトに迫っていた。
玲子「ここが奴らの拠点……もう逃げ場はないわ」
蓮「……怖いですけど、やるしかない」
倉本「決まってんだろ。これが俺たちの誇りだ」
息を呑む緊張。引き金に指がかかる。
その瞬間、倉本が腕時計を見た。
「……24時01分」
倉本「――タイムカードだ」
銃を下ろす三人。敵も呆然。
任務終了の合図は、あまりに唐突だった。
---
第二章 休日の始まり(25時間目)
3人が向かったのは市街地の外れにある24時間営業の焼肉屋「炎丸」。
人気メニューは“厚切りハラミ”1人前1,280円。
ただし駐車場がなく、目の前のコインパーキングは30分で500円。
常連は少し離れたスーパーの無料駐車場を使うのが常套手段だった。
倉本「……やっぱり休日は肉だな」
玲子「赤ワインに合うかは微妙だけど……まぁいいわ」
蓮「カルビ追加でお願いします!」
隣の席にはバシリスクの幹部らしき奴らがいた
こうして彼らの24時間の休日が始まった。
倉本は車を衝動買いし、家族にケーキを買って帰ったが、娘が男とデートしているのを目撃してモヤモヤ。
玲子は韓流ドラマを徹夜で見た後、スーパー特売に突撃し、豚バラ100g58円を山盛りに確保。
蓮はゲーム三昧、免許更新、二郎系ラーメン(麺350g、ニンニクマシマシ)、そして彼女とのディナー。
それぞれが自分の“戦場”を楽しみ尽くした。
---
第三章 任務再開(48時間後・0時)
クロノス本部。
司令官の前に立つ三人。
司令官「なぜ報告が遅れた! あの焼肉屋で怪しい連中を見ていただろう!?」
倉本「オフでしたので」
玲子「勤務外は報告義務に含まれません」
蓮「……そもそもそんなに警戒心ないので」
司令官は一瞬怒鳴りかけ、ふっと表情を緩めた。
「……そうか。すまない。オフは絶対尊重されるべきだ」
そして声を張り上げる。
「よし、今からはオンだ! 全力で行け!」
三人「了解!」
---
第四章 アジト潜入(2時~)
クロノスは再び焼肉屋の奥へ突入。
閃光弾が炸裂し、銃撃戦が始まる。
倉本「右は任せろ!」
玲子「リーダー確保!」
蓮「データ押収完了!」
短い激闘の末、敵は制圧された。
---
第五章 事後処理(4時~24時)
拘束、報告、証拠整理。
スムーズに事が運ぶ
だが勤務終了まではまだ8時間。
その合間に、クロノス女性働き方委員会が開かれる。
議題は「育休制度の改善」。
全員がシリアスな顔で挙手し、意見を述べる。
玲子は「家族時間は大切だ」と力強く賛同した。
倉本も出席し「まさにその通りです」
倉本はいつも女性の働き方委員長の玲子には頭が上がらない
一方、蓮は免許更新証を事務局に提出。
「次は保険証の更新も忘れないように」
事務局員の言葉に、任務報告と同じ緊張感で「了解しました」と返す。
その後、玲子は報告書を添削し、倉本は机の清掃に没頭、蓮は格闘技の稽古
オンの時間は、どんな些細な雑務も真剣勝負だった。
---
エピローグ(24時)
長い勤務が終わる。
倉本「……休日こそ、本当の戦場だ」
玲子「カルビが呼んでるわ」
蓮「次はゲーム三昧で!」
時計の針が「24:00」を指す。
全員、タイムカードを押す。
暗転。
『25時間目』
世界を救う精鋭たちに残された時間は――あと数分。
だが彼らは忘れていなかった。
「24時を過ぎれば……俺たちはオフだ」
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第一章 任務の終わり(0時~24時)
暗闇の都市。銃声、爆発、逃げ惑う人々。
国際特殊機関《クロノス》の精鋭三人――
チーフの倉本剛志(56)、副官の水城玲子(39)、新人の相沢蓮(23)が、テロ組織《バシリスク》のアジトに迫っていた。
玲子「ここが奴らの拠点……もう逃げ場はないわ」
蓮「……怖いですけど、やるしかない」
倉本「決まってんだろ。これが俺たちの誇りだ」
息を呑む緊張。引き金に指がかかる。
その瞬間、倉本が腕時計を見た。
「……24時01分」
倉本「――タイムカードだ」
銃を下ろす三人。敵も呆然。
任務終了の合図は、あまりに唐突だった。
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第二章 休日の始まり(25時間目)
3人が向かったのは市街地の外れにある24時間営業の焼肉屋「炎丸」。
人気メニューは“厚切りハラミ”1人前1,280円。
ただし駐車場がなく、目の前のコインパーキングは30分で500円。
常連は少し離れたスーパーの無料駐車場を使うのが常套手段だった。
倉本「……やっぱり休日は肉だな」
玲子「赤ワインに合うかは微妙だけど……まぁいいわ」
蓮「カルビ追加でお願いします!」
隣の席にはバシリスクの幹部らしき奴らがいた
こうして彼らの24時間の休日が始まった。
倉本は車を衝動買いし、家族にケーキを買って帰ったが、娘が男とデートしているのを目撃してモヤモヤ。
玲子は韓流ドラマを徹夜で見た後、スーパー特売に突撃し、豚バラ100g58円を山盛りに確保。
蓮はゲーム三昧、免許更新、二郎系ラーメン(麺350g、ニンニクマシマシ)、そして彼女とのディナー。
それぞれが自分の“戦場”を楽しみ尽くした。
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第三章 任務再開(48時間後・0時)
クロノス本部。
司令官の前に立つ三人。
司令官「なぜ報告が遅れた! あの焼肉屋で怪しい連中を見ていただろう!?」
倉本「オフでしたので」
玲子「勤務外は報告義務に含まれません」
蓮「……そもそもそんなに警戒心ないので」
司令官は一瞬怒鳴りかけ、ふっと表情を緩めた。
「……そうか。すまない。オフは絶対尊重されるべきだ」
そして声を張り上げる。
「よし、今からはオンだ! 全力で行け!」
三人「了解!」
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第四章 アジト潜入(2時~)
クロノスは再び焼肉屋の奥へ突入。
閃光弾が炸裂し、銃撃戦が始まる。
倉本「右は任せろ!」
玲子「リーダー確保!」
蓮「データ押収完了!」
短い激闘の末、敵は制圧された。
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第五章 事後処理(4時~24時)
拘束、報告、証拠整理。
スムーズに事が運ぶ
だが勤務終了まではまだ8時間。
その合間に、クロノス女性働き方委員会が開かれる。
議題は「育休制度の改善」。
全員がシリアスな顔で挙手し、意見を述べる。
玲子は「家族時間は大切だ」と力強く賛同した。
倉本も出席し「まさにその通りです」
倉本はいつも女性の働き方委員長の玲子には頭が上がらない
一方、蓮は免許更新証を事務局に提出。
「次は保険証の更新も忘れないように」
事務局員の言葉に、任務報告と同じ緊張感で「了解しました」と返す。
その後、玲子は報告書を添削し、倉本は机の清掃に没頭、蓮は格闘技の稽古
オンの時間は、どんな些細な雑務も真剣勝負だった。
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エピローグ(24時)
長い勤務が終わる。
倉本「……休日こそ、本当の戦場だ」
玲子「カルビが呼んでるわ」
蓮「次はゲーム三昧で!」
時計の針が「24:00」を指す。
全員、タイムカードを押す。
暗転。
『25時間目』
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