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勇者の乾杯
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外に出てスマホを見ると那須よりLINEが来ていた。「桜井さん家の近くの居酒屋にいます。」朝言っていた事か。とりあえず行ってみよう。電車で20分。自分のアパートを通り過ぎて5分のところにその居酒屋はあった。那須の名前を告げると店員さんが奥の個室を案内してくれた。開けると那須と蔵が楽しそうに話していた。「桜井さん。早く終わったんですね‼︎」「なんか帰って来ちゃった。」那須と蔵は爆笑してた。俺が来て嬉しいのだろうか?「そろそろ来ますよ」「4人の1人?」「そうです。来たみたいですね。」ドアが開いた。そこには三井が立っていた。「こんにちは」震える声。泣いているのか?「まぁ2人とも座って」蔵が感慨深げに座らせる。少しの沈黙。「やっと揃いましたね」と那須「忙しくて忘れてたけど結構待ったな」と蔵
「4人で話すのも懐かしい。黒龍倒した時以来ね」と三井「黒龍??」当然である疑問が声に出てしまった。
「ささ桜井さんいやハルイ様が倒れてからの経緯を説明します。」と蔵
思わずぼっとする。蔵は続け様に「私がクライで那須さんがライナス、三井さんがミツメです。そして貴方がハルイ様、勇者ハルイ様です。」春衣が「とりあえず先程の説明をお願いします。」と告げた。那須は店員さんに生4と適当に食べ物を注文した。「とりあえず乾杯しますか?」と那須がいい4人で乾杯をする。「てかみんな呑んで大丈夫なのか?」「大丈夫です。ハルイ様の家が近いので」「え‼︎」
とりあえず焼き鳥を頬張りながら蔵が話をする。私たちは勇者一行、旅をしていた。酔いが回ったせいか話がすらすら入ってくる。「まだハルイ様と春衣の記憶がこんがらがっておりましょう。」「でも確か俺たちは黒龍を倒したよな?」「そうです‼︎」三人が揃って答える。だいぶ思い出して来た。むしろなぜ宇宙、地球、日本、東京にいるのがわからないぐらい当時の記憶が湧いて来た。集まった経緯や危なかった事、楽しかった事で話題は尽きなかった。仲間との別れなどを話して行くうちに「俺は黒龍を倒したが自分も記憶が薄れていった。あの後はどうなった?」0時を回り那須が「その辺に関しましてはハルイ様の家で…」「所でみんな明日は大丈夫なのか?俺は休みだが」「わたしも休みです。」と三井「俺と蔵さんはありましたが休みました。」「みんな空いてるのか。ところでなんで当たり前のように俺の家?」
「4人で話すのも懐かしい。黒龍倒した時以来ね」と三井「黒龍??」当然である疑問が声に出てしまった。
「ささ桜井さんいやハルイ様が倒れてからの経緯を説明します。」と蔵
思わずぼっとする。蔵は続け様に「私がクライで那須さんがライナス、三井さんがミツメです。そして貴方がハルイ様、勇者ハルイ様です。」春衣が「とりあえず先程の説明をお願いします。」と告げた。那須は店員さんに生4と適当に食べ物を注文した。「とりあえず乾杯しますか?」と那須がいい4人で乾杯をする。「てかみんな呑んで大丈夫なのか?」「大丈夫です。ハルイ様の家が近いので」「え‼︎」
とりあえず焼き鳥を頬張りながら蔵が話をする。私たちは勇者一行、旅をしていた。酔いが回ったせいか話がすらすら入ってくる。「まだハルイ様と春衣の記憶がこんがらがっておりましょう。」「でも確か俺たちは黒龍を倒したよな?」「そうです‼︎」三人が揃って答える。だいぶ思い出して来た。むしろなぜ宇宙、地球、日本、東京にいるのがわからないぐらい当時の記憶が湧いて来た。集まった経緯や危なかった事、楽しかった事で話題は尽きなかった。仲間との別れなどを話して行くうちに「俺は黒龍を倒したが自分も記憶が薄れていった。あの後はどうなった?」0時を回り那須が「その辺に関しましてはハルイ様の家で…」「所でみんな明日は大丈夫なのか?俺は休みだが」「わたしも休みです。」と三井「俺と蔵さんはありましたが休みました。」「みんな空いてるのか。ところでなんで当たり前のように俺の家?」
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