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二話
2-2(クロード)
しおりを挟む大本の触手のほうは、性器のような形をつくり俺のアナルに吸い付いてきた。
尿道を弄られている間、ヒクついて刺激を欲しがっていたそこが、歓喜に震える。はやく、はやく、と催促するように腰が揺れた。
どぷっ、と触手の粘液がナカに注入され、酒を飲んだ時のようにカアッと身体の内側に熱が広がった。確か、アレンの話ではテンタクルボールの粘液には媚薬成分が含まれているのだったか。
これがそうか、と頭の端では思いながら、絡み合い太くなった触手の塊をアナルに受け入れる。幼体とはいえ思いのほか質量があり、腹の奥がずんと重くなった。
ひと呼吸置く間もなく、ソレは激しくアナルを犯しはじめた。乳首に吸い付いた触手も突起を強くひねり、腫れたそこをより勃起させるかのように激しく扱いてくる。
痛みに感じくらいのその刺激に目の前がチカチカした。
「あ、ひ、あ、ぁっ……!」
胎の中では触手が縦横無尽に暴れていた。ぐねぐねとした柔らかな触手が、身体全体を震わせて前立腺を刺激している。
ビクン、ビクン、と腰を跳ねさせ俺は強制的な中イキを繰り返した。とろ、と再び中で粘液を吐き出され、内壁がうねりながら歓喜しているのが判る。ふと見ると、俺の顔の近くにも幼体が這い寄ってきていた。小さな触手を伸ばし、俺の唇につんつんと触れてくる。
無意識に口を開くと、そこに太めの触手を潜り込ませ、どぷっと甘い匂いのする液体を吐き出してきた。するりと喉を落ちていくその液体には覚えがある。ああ、とても慣れた感覚のようだ。
そうして小さな触手達は、何度も俺のアナルを犯し中から粘液を注ぎ、また口からも粘液を注いでいく。腫れた乳首は真っ赤になって、粘液をまといぷるぷると震えていた。
最後のほうは俺もねだるように腰を振ってしまって、イキ過ぎてぐったりとベッドに沈むまで触手達は散々俺の身体を弄り回していった。
限界を迎えた俺が動かなくなると、触手達は寄り集まってひとつの触手になり、俺の性器の先端にずるりと潜り込んできた。
もちろん、最初の時よりもずっと太く大きくなっている触手の身体が、そう簡単に入るわけがない。
「あ、ぁっ……あ、むり、ふとっ……ふといっ……むりっ、……ぁああっ」
ぐにゅり、にゅぷ、ぐちゅり、と音をたて形を変えながら、太めの触手が身を捩りながら尿道に入り込んでいく。それがすっかり入り込んでしまうと、腹の中がずしりと重くなったように感じた。
はあ、はあ、と快感の余韻に浸りながら息を整える。不意に、この感じに既視感があって眉を寄せた。これは失った記憶の断片だろうか。どうして、こうして小さな触手に犯されるのが日常のような気がするのだろう。
「まるで女王蜂じゃないか! ねえクロード! 素晴らしい! 触手を使った自慰なんて初めて見た!」
高らかに声を上げたのは、アレンだった。薄暗くなっていた照明がパッと眩しいくらいの明るさになり、部屋の入口からアレンが走り寄ってくる。
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