22 / 35
二十二話 母親との再会
しおりを挟む
トカゲと蝙蝠の混血のような翼竜に跨り、バーナビーは空を飛んでいた。
数日前までは大海原への船旅を怖がっていたバーナビーだったが、今となっては可愛いものだった。
(まさか空を飛ぶとは思わなかったな……)
バーナビーの前にはアドリアナがいて、その前でカルロスが翼竜を操縦している。
尻の下には翼竜の鱗があるが、足はブラブラしていて、どうにも落ち着かない。
ついアドリアナの腰に回した腕に、ぎゅっと強く力が入ってしまう。
それを不安からくるものだと察したアドリアナが、バーナビーの手に己の手を重ねる。
「大丈夫だ、バーニー。この子は大人しい。決して私たちを、振り落としたりはしないだろう」
「そう言いますが、巨人が襲ってきたらどうするのです?」
なんとこの密林には巨人族が住んでいて、古の皇国と敵対関係にあるという。
人族の四倍もある巨大な体躯に対抗するため、古の皇国では翼竜を飼い慣らしていて、あたかも軍馬のように乗りこなして戦うのだとか。
今ではそう滅多に衝突することもないが、と前置きをしてカルロスが話した巨人族のことが、バーナビーは気がかりだった。
「ぜひとも見てみたいな、巨人とやらを。オーガの倍はあるそうだ」
「アナはそう言うだろうと思いましたよ」
だから心配していたのだ。
きっと巨人に襲われたら、アドリアナは嬉々として戦うだろう。
バーナビーにはそれを止めることが出来ない。
「アナ、決して危険なことはしないでください。あなたを心配する私の胸が張り裂けます」
「分かっている。無用な戦いはしない」
アドリアナは後ろを振り返り、バーナビーに向かって微笑んで見せた。
あまりにも神々しい笑みだったので、バーナビーはこらえきれずアドリアナの唇にキスをした。
「もうすぐ降り立つ」
カルロスが指さす先には、尖塔の前に並ぶ出迎えのお歴々と、賓客を一目見ようと集まった国民たちがいた。
馬車でやってくると思っているから、一同は密林に続く街道を見ている。
そこへ、上空からカルロスが翼竜を旋回して降下させた。
場が大騒ぎになるのは当然だった。
翼竜はアドリアナやバーナビーが下りやすいように、ぺったりと腹を地面につけてくれた。
カルロスは早々に鞍から飛び降りたので、翼竜に乗り慣れていないふたりのための仕種だろう。
それを見てアドリアナが相好を崩す。
「賢いな。お前は密林でしか暮らせないのか?」
翼竜の頭をよしよしと撫でて、熱心にスカウトし始めるアドリアナだったが、バーナビーによってその体を翼竜から抱き下ろされた。
「駄目ですよ、アナ。この子にはこの子の生活があるのですから」
まともなことを言っているようだが、正確にはアドリアナに頭を撫でてもらっている翼竜への嫉妬心からの行動だ。
抱き合っていちゃいちゃしているバーナビーとアドリアナの後ろでは、歓待の用意をしていた文官たちに「これはどういうことですか?」と問い詰められているカルロスがいた。
しかし口数の少ないカルロスからはうまく状況がつかめないらしく、そのうちバーナビーとアドリアナに視線が向けられた。
ここは外交のプロであるバーナビーの出番だろう。
アルカイックスマイルを浮かべ、その場にいるあらかたの人心をつかんだ後、口上を述べる。
「このたびは、私たちの訪問を歓迎していただき、感謝しています。エイヴリング王国の第二王子バーナビー・エイヴリングと、妻のアドリアナ・エイヴリングです」
アドリアナが紹介に合わせて礼をする。
集まっていた爬虫類獣人たちが、吸い寄せられるようにアドリアナの黒髪を見る。
そしてうっとりとした声で囁き始めた。
「なんて美しい黒髪だろう」
「カルロスさまと同じだ」
「それもあんなに豊かで艶やかだ」
「ダイナソーの血が濃いのは間違いない」
多くが心酔の言葉だった。
アドリアナが行方不明だったカルロスの娘であることは、どうやら周知されているらしい。
「すでに嫁いでしまわれたとは残念だ」
「ぜひとも皇国の次期女帝になって欲しかった」
一部では、すでに他国に嫁いだ身であることを惜しむ言葉が聞かれた。
しばらくすると爬虫類獣人たちの人の輪が、ざざざと引き潮のように引いていき、バーナビーとアドリアナの前に華やかな装いのふたりの美女が現れる。
どちらも頬や腕にうっすらと翠色の鱗がある。
緑色の豊かな髪を巻き、その上に王冠を載せているのは女帝ブランカだろう。
金色の瞳がアドリアナとそっくりだった。
ブランカの後ろに控えめに立っているのは、おそらく皇女チャロだ。
緑色の髪は結わずに下ろし、薄茶色の瞳は伸ばした前髪の奥で伏せられていた。
「何か手違いがあったのでしょう。馬車でお見えになるとばかり思っていたものですから、失礼をいたしました。我が国へようこそ」
女帝ブランカが、バーナビーに挨拶のための手を差し出す。
バーナビーはその手を取り、触れないようにハンドキスをする。
その隣にいた皇女チャロは、名乗って会釈だけをしてきた。
バーナビーの顔に見とれないだけ、チャロは獣人国の王妹レオノールよりも王族然としている。
「とても良い経験をさせていただきました。翼竜に乗る機会など、そうはありませんから。アドリアナもすっかり、翼竜が好きになってしまったようです」
バーナビーがアドリアナの腰に手を回し、側に引き寄せる。
バーナビーの隣に堂々と立つアドリアナの姿に、母親であるはずのブランカがわずかに怯む。
その瞬間をバーナビーは見逃さなかった。
(デリオから何か聞き及んでいるのか、どうやら女帝はアドリアナにおびえているようだ。――それにしても、力こそ正義という割には、どうもこのふたりは貧弱だな)
ブランカもチャロも、たおやかな容姿をしている。
爬虫類獣人は派生が多種に渡るが、どうやらふたりとも線の細い種族らしい。
見た目からはダイナソーの血の影響は皆無だった。
バーナビーがサッと辺りを見渡すが、デリオの姿は伺えない。
アドリアナに言い負かされて逃げ帰った手前、おいそれと顔を出せないのかもしれない。
「さあ、どうぞ塔の中へ。まずはゆっくりと寛いでください。夜には歓待の宴を催します。楽しんでいただけるとよいのですが」
とても親子の顔合わせとは思えないブランカのそっけない対応に、周囲にいた爬虫類獣人たちがざわつく。
ブランカは何事もなかったかのようにアドリアナを視界から外し、バーナビーを尖塔へ招き入れる。
バーナビーとアドリアナは案内をしてくれる文官たちについていき、細い回廊を延々と歩いて客間へと導かれたのだった。
「おそらく、お荷物の到着には今しばらくかかると思います。何か入用なものがありましたら、遠慮なくお申し付けください」
何度も頭を下げる文官たちに、バーナビーは礼儀正しく感謝の意を告げる。
なにしろ、迎えに来てくれていた古の皇国側の使者たちを、軒並み悩殺してしまったのはバーナビーだ。
今頃、何があったかと港に向かった者が、倒れたり鼻血を出したりしている使者たちを見つけているかもしれない。
大人げなく全力を出してしまったことを、バーナビーは恥ずかしく思った。
「バーニー、いい景色だ。遠くまで海が見える」
ベランダに出たアドリアナが、バーナビーに声をかける。
たなびくレースのカーテンを避けて、バーナビーもアドリアナのいるベランダに出た。
バーナビーと式を挙げてからは、ずっと王子妃としてドレスをまとっていたアドリアナ。
だが旅の間は騎士隊長だった頃のように、軽装でズボンを履いていた。
だからこそ、翼竜にも跨ることが出来たのだが。
(なんて麗しく、眩しいんだ――)
青い海と青い空を背景にして、黒髪を風に遊ばせたアドリアナが立っている。
足のラインが光に透けて露わになり、尻尾が楽し気にゆらゆらしているのを見て、バーナビーはどくりと下半身に血が集まるのを感じた。
ベッドの寝心地を確かめよう、とかなんとか理由をつけて、寝室にアドリアナを連れ込めないかと考え始めたバーナビーに、この部屋付きの従者が声をかける。
「恐れ入ります。チャロ皇女がお会いしたいと、こちらにいらっしゃっていますが……」
バーナビーは泣く泣く、ベッドの寝心地を確かめるのを諦めた。
数日前までは大海原への船旅を怖がっていたバーナビーだったが、今となっては可愛いものだった。
(まさか空を飛ぶとは思わなかったな……)
バーナビーの前にはアドリアナがいて、その前でカルロスが翼竜を操縦している。
尻の下には翼竜の鱗があるが、足はブラブラしていて、どうにも落ち着かない。
ついアドリアナの腰に回した腕に、ぎゅっと強く力が入ってしまう。
それを不安からくるものだと察したアドリアナが、バーナビーの手に己の手を重ねる。
「大丈夫だ、バーニー。この子は大人しい。決して私たちを、振り落としたりはしないだろう」
「そう言いますが、巨人が襲ってきたらどうするのです?」
なんとこの密林には巨人族が住んでいて、古の皇国と敵対関係にあるという。
人族の四倍もある巨大な体躯に対抗するため、古の皇国では翼竜を飼い慣らしていて、あたかも軍馬のように乗りこなして戦うのだとか。
今ではそう滅多に衝突することもないが、と前置きをしてカルロスが話した巨人族のことが、バーナビーは気がかりだった。
「ぜひとも見てみたいな、巨人とやらを。オーガの倍はあるそうだ」
「アナはそう言うだろうと思いましたよ」
だから心配していたのだ。
きっと巨人に襲われたら、アドリアナは嬉々として戦うだろう。
バーナビーにはそれを止めることが出来ない。
「アナ、決して危険なことはしないでください。あなたを心配する私の胸が張り裂けます」
「分かっている。無用な戦いはしない」
アドリアナは後ろを振り返り、バーナビーに向かって微笑んで見せた。
あまりにも神々しい笑みだったので、バーナビーはこらえきれずアドリアナの唇にキスをした。
「もうすぐ降り立つ」
カルロスが指さす先には、尖塔の前に並ぶ出迎えのお歴々と、賓客を一目見ようと集まった国民たちがいた。
馬車でやってくると思っているから、一同は密林に続く街道を見ている。
そこへ、上空からカルロスが翼竜を旋回して降下させた。
場が大騒ぎになるのは当然だった。
翼竜はアドリアナやバーナビーが下りやすいように、ぺったりと腹を地面につけてくれた。
カルロスは早々に鞍から飛び降りたので、翼竜に乗り慣れていないふたりのための仕種だろう。
それを見てアドリアナが相好を崩す。
「賢いな。お前は密林でしか暮らせないのか?」
翼竜の頭をよしよしと撫でて、熱心にスカウトし始めるアドリアナだったが、バーナビーによってその体を翼竜から抱き下ろされた。
「駄目ですよ、アナ。この子にはこの子の生活があるのですから」
まともなことを言っているようだが、正確にはアドリアナに頭を撫でてもらっている翼竜への嫉妬心からの行動だ。
抱き合っていちゃいちゃしているバーナビーとアドリアナの後ろでは、歓待の用意をしていた文官たちに「これはどういうことですか?」と問い詰められているカルロスがいた。
しかし口数の少ないカルロスからはうまく状況がつかめないらしく、そのうちバーナビーとアドリアナに視線が向けられた。
ここは外交のプロであるバーナビーの出番だろう。
アルカイックスマイルを浮かべ、その場にいるあらかたの人心をつかんだ後、口上を述べる。
「このたびは、私たちの訪問を歓迎していただき、感謝しています。エイヴリング王国の第二王子バーナビー・エイヴリングと、妻のアドリアナ・エイヴリングです」
アドリアナが紹介に合わせて礼をする。
集まっていた爬虫類獣人たちが、吸い寄せられるようにアドリアナの黒髪を見る。
そしてうっとりとした声で囁き始めた。
「なんて美しい黒髪だろう」
「カルロスさまと同じだ」
「それもあんなに豊かで艶やかだ」
「ダイナソーの血が濃いのは間違いない」
多くが心酔の言葉だった。
アドリアナが行方不明だったカルロスの娘であることは、どうやら周知されているらしい。
「すでに嫁いでしまわれたとは残念だ」
「ぜひとも皇国の次期女帝になって欲しかった」
一部では、すでに他国に嫁いだ身であることを惜しむ言葉が聞かれた。
しばらくすると爬虫類獣人たちの人の輪が、ざざざと引き潮のように引いていき、バーナビーとアドリアナの前に華やかな装いのふたりの美女が現れる。
どちらも頬や腕にうっすらと翠色の鱗がある。
緑色の豊かな髪を巻き、その上に王冠を載せているのは女帝ブランカだろう。
金色の瞳がアドリアナとそっくりだった。
ブランカの後ろに控えめに立っているのは、おそらく皇女チャロだ。
緑色の髪は結わずに下ろし、薄茶色の瞳は伸ばした前髪の奥で伏せられていた。
「何か手違いがあったのでしょう。馬車でお見えになるとばかり思っていたものですから、失礼をいたしました。我が国へようこそ」
女帝ブランカが、バーナビーに挨拶のための手を差し出す。
バーナビーはその手を取り、触れないようにハンドキスをする。
その隣にいた皇女チャロは、名乗って会釈だけをしてきた。
バーナビーの顔に見とれないだけ、チャロは獣人国の王妹レオノールよりも王族然としている。
「とても良い経験をさせていただきました。翼竜に乗る機会など、そうはありませんから。アドリアナもすっかり、翼竜が好きになってしまったようです」
バーナビーがアドリアナの腰に手を回し、側に引き寄せる。
バーナビーの隣に堂々と立つアドリアナの姿に、母親であるはずのブランカがわずかに怯む。
その瞬間をバーナビーは見逃さなかった。
(デリオから何か聞き及んでいるのか、どうやら女帝はアドリアナにおびえているようだ。――それにしても、力こそ正義という割には、どうもこのふたりは貧弱だな)
ブランカもチャロも、たおやかな容姿をしている。
爬虫類獣人は派生が多種に渡るが、どうやらふたりとも線の細い種族らしい。
見た目からはダイナソーの血の影響は皆無だった。
バーナビーがサッと辺りを見渡すが、デリオの姿は伺えない。
アドリアナに言い負かされて逃げ帰った手前、おいそれと顔を出せないのかもしれない。
「さあ、どうぞ塔の中へ。まずはゆっくりと寛いでください。夜には歓待の宴を催します。楽しんでいただけるとよいのですが」
とても親子の顔合わせとは思えないブランカのそっけない対応に、周囲にいた爬虫類獣人たちがざわつく。
ブランカは何事もなかったかのようにアドリアナを視界から外し、バーナビーを尖塔へ招き入れる。
バーナビーとアドリアナは案内をしてくれる文官たちについていき、細い回廊を延々と歩いて客間へと導かれたのだった。
「おそらく、お荷物の到着には今しばらくかかると思います。何か入用なものがありましたら、遠慮なくお申し付けください」
何度も頭を下げる文官たちに、バーナビーは礼儀正しく感謝の意を告げる。
なにしろ、迎えに来てくれていた古の皇国側の使者たちを、軒並み悩殺してしまったのはバーナビーだ。
今頃、何があったかと港に向かった者が、倒れたり鼻血を出したりしている使者たちを見つけているかもしれない。
大人げなく全力を出してしまったことを、バーナビーは恥ずかしく思った。
「バーニー、いい景色だ。遠くまで海が見える」
ベランダに出たアドリアナが、バーナビーに声をかける。
たなびくレースのカーテンを避けて、バーナビーもアドリアナのいるベランダに出た。
バーナビーと式を挙げてからは、ずっと王子妃としてドレスをまとっていたアドリアナ。
だが旅の間は騎士隊長だった頃のように、軽装でズボンを履いていた。
だからこそ、翼竜にも跨ることが出来たのだが。
(なんて麗しく、眩しいんだ――)
青い海と青い空を背景にして、黒髪を風に遊ばせたアドリアナが立っている。
足のラインが光に透けて露わになり、尻尾が楽し気にゆらゆらしているのを見て、バーナビーはどくりと下半身に血が集まるのを感じた。
ベッドの寝心地を確かめよう、とかなんとか理由をつけて、寝室にアドリアナを連れ込めないかと考え始めたバーナビーに、この部屋付きの従者が声をかける。
「恐れ入ります。チャロ皇女がお会いしたいと、こちらにいらっしゃっていますが……」
バーナビーは泣く泣く、ベッドの寝心地を確かめるのを諦めた。
1
あなたにおすすめの小説
贖罪の花嫁はいつわりの婚姻に溺れる
マチバリ
恋愛
貴族令嬢エステルは姉の婚約者を誘惑したという冤罪で修道院に行くことになっていたが、突然ある男の花嫁になり子供を産めと命令されてしまう。夫となる男は稀有な魔力と尊い血統を持ちながらも辺境の屋敷で孤独に暮らす魔法使いアンデリック。
数奇な運命で結婚する事になった二人が呪いをとくように幸せになる物語。
書籍化作業にあたり本編を非公開にしました。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
兄みたいな騎士団長の愛が実は重すぎでした
鳥花風星
恋愛
代々騎士団寮の寮母を務める家に生まれたレティシアは、若くして騎士団の一つである「群青の騎士団」の寮母になり、
幼少の頃から仲の良い騎士団長のアスールは、そんなレティシアを陰からずっと見守っていた。レティシアにとってアスールは兄のような存在だが、次第に兄としてだけではない思いを持ちはじめてしまう。
アスールにとってもレティシアは妹のような存在というだけではないようで……。兄としてしか思われていないと思っているアスールはレティシアへの思いを拗らせながらどんどん膨らませていく。
すれ違う恋心、アスールとライバルの心理戦。拗らせ溺愛が激しい、じれじれだけどハッピーエンドです。
☆他投稿サイトにも掲載しています。
☆番外編はアスールの同僚ノアールがメインの話になっています。
前世で私を嫌っていた番の彼が何故か迫って来ます!
ハルン
恋愛
私には前世の記憶がある。
前世では犬の獣人だった私。
私の番は幼馴染の人間だった。自身の番が愛おしくて仕方なかった。しかし、人間の彼には獣人の番への感情が理解出来ず嫌われていた。それでも諦めずに彼に好きだと告げる日々。
そんな時、とある出来事で命を落とした私。
彼に会えなくなるのは悲しいがこれでもう彼に迷惑をかけなくて済む…。そう思いながら私の人生は幕を閉じた……筈だった。
【完結】異世界転移した私、なぜか全員に溺愛されています!?
きゅちゃん
恋愛
残業続きのOL・佐藤美月(22歳)が突然異世界アルカディア王国に転移。彼女が持つ稀少な「癒しの魔力」により「聖女」として迎えられる。優しく知的な宮廷魔術師アルト、粗野だが誠実な護衛騎士カイル、クールな王子レオン、最初は敵視する女騎士エリアらが、美月の純粋さと癒しの力に次々と心を奪われていく。王国の危機を救いながら、美月は想像を絶する溺愛を受けることに。果たして美月は元の世界に帰るのか、それとも新たな愛を見つけるのか――。
獣人の世界に落ちたら最底辺の弱者で、生きるの大変だけど保護者がイケオジで最強っぽい。
真麻一花
恋愛
私は十歳の時、獣が支配する世界へと落ちてきた。
狼の群れに襲われたところに現れたのは、一頭の巨大な狼。そのとき私は、殺されるのを覚悟した。
私を拾ったのは、獣人らしくないのに町を支配する最強の獣人だった。
なんとか生きてる。
でも、この世界で、私は最低辺の弱者。
こわいかおの獣人騎士が、仕事大好きトリマーに秒で堕とされた結果
てへぺろ
恋愛
仕事大好きトリマーである黒木優子(クロキ)が召喚されたのは、毛並みの手入れが行き届いていない、犬系獣人たちの国だった。
とりあえず、護衛兼監視役として来たのは、ハスキー系獣人であるルーサー。不機嫌そうににらんでくるものの、ハスキー大好きなクロキにはそんなの関係なかった。
「とりあえずブラッシングさせてくれません?」
毎日、獣人たちのお手入れに精を出しては、ルーサーを(犬的に)愛でる日々。
そのうち、ルーサーはクロキを女性として意識するようになるものの、クロキは彼を犬としかみていなくて……。
※獣人のケモ度が高い世界での恋愛話ですが、ケモナー向けではないです。ズーフィリア向けでもないです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる