空間魔法で魔物とスローライフ

仲村 しらす。

文字の大きさ
1 / 9

プロローグ

しおりを挟む


『や…み……た』


『やっと、みつけた。』

!!?
すると瞬間辺りが眩しく光った。

「あ、れ?ここは…?」
僕はさっきまで病院のベットで寝ていたはずだ。
今は見渡しても何一つない空間に
おじいさんのような人と僕しかいなかった。

『立花 光くんだな?』

「はい、  あなたは?」

『儂は神名アルマテールじゃ。簡単に言うと神様じゃな。と言っても君がいた世界とは別の神じゃがな。随分と君を探しておったのだ。』

「神さま…。ん?」

「神様!?僕は死んだのですか?」

『君は死んでないぞ。ちと特殊だがそのまま連れてきたのじゃ。まぁ元々は儂の世界で生まれるはずだったからのぅ。』

確かに顔はわからないが自分で見た感じは何も変わっていない。手も足も、服も病院で借りていた検査衣だ。

「えーと、かみ…アルマテール様の世界で生まれるはずだったとはどういう事ですか?」

『そうじゃのう…簡単に言うと儂の世界は魔法などが使えて、人…といっても種族が沢山おる。』

それだけで何となく理解出来てしまった。
立花 光はずっと容姿に悩まされてきた。
といってもブサイクとかそういう問題ではない、むしろ整っている方だ。
彼は自分の事をアルビノだと思っていた。
髪と肌は色素が薄い、しかしそれだけではなく耳は少し尖っていて14、5歳で成長が止まっていた。
それは成長期が遅いわけじゃない。
立花 光は21歳なのだから。

「えーと、僕の種族は?」
『ハーフエルフじゃ!(食い気味)』

やっぱりか!!!




『…すまぬ事をしたのぉ。色々大変だったであろう?でも君が特殊個体で、まさか生まれる前に空間魔法を使って空間転移するとは儂もビックリしたぞ!』

「そーなんです。苦労も多くて、、へ?空間魔法?」

『そうじゃ。しかも君がいた世界は魔力の元となるマナが非常に少なく探すのも一苦労だったぞ。』

「なんかすみません。」

『いやいや、儂もなかなかない経験をした。おっと話を戻そう。それで君には儂の世界で暮らして貰いたいと考えておる。しかし儂の不手際なので元の世界に戻りたいなら戻すことも出来るが、どうしたい?』

特に地球に未練もない。
なら新しい世界でのんびり暮らしたい。

「アルマテール様の世界に行かせて下さい。」

『あい、わかった。では少しばかりではあるが儂からプレゼントフォーユーじゃ!』

プレゼントフォーユーて…
しかし神様から貰える物なら大分期待してしまう。

『まずは初期装備。』
と言って刃渡り15センチほどのサバイバルナイフを渡される。

「現実的ですね…ナイフ…は、何か特別な効果があるんですか?」

『無いぞ。ただのサバイバルナイフじゃ。』

「あ…はい。」

『まぁ落ち込むなまだある。』

次に期待。

『こちらの世界の言語と魔法の使い方の知識じゃ。』

すると脳に直接情報が流れ込んでくる。





「なっ!?…すごい。」
体内に巡る魔力の感覚がわかる。

『上手く感覚を掴めた様じゃの。それでは最後にコレを授ける。』
そこには手のひらサイズの白い丸い物体。
受け取るとそれは淡く輝き出した。

「コレは?」

『使い魔の卵じゃ、下に着いたら魔力を込めなさい、するとすぐ産まれるであろう。』

「ありがとうございます。大事にしますね。」

『うむ。それでは旅立ってもらおう。』
そして再び当たりが眩しく光った。



しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

家族に捨てられたけど、もふもふ最強従魔に愛されました

朔夜
ファンタジー
この世界は「アステルシア」。 魔法と魔物、そして“従魔契約”という特殊な力が存在する世界。代々、強大な魔力と優れた従魔を持つ“英雄の血筋”。 でも、生まれたばかりの私は、そんな期待を知らず、ただ両親と兄姉の愛に包まれて育っていった。

異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?

来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。 そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった! 亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。 「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」 「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」 おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。 現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。 お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、 美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!

異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~

ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。 しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。 やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。 そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。 そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。 これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。

辺境のスローライフを満喫したいのに、料理が絶品すぎて冷酷騎士団長に囲い込まれました

腐ったバナナ
恋愛
異世界に転移した元会社員のミサキは、現代の調味料と調理技術というチート能力を駆使し、辺境の森で誰にも邪魔されない静かなスローライフを送ることを目指していた。 しかし、彼女の作る絶品の料理の香りは、辺境を守る冷酷な「鉄血」騎士団長ガイウスを引き寄せてしまった。

異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました

黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。 彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。 戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。 現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと! 「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」 ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。 絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。 伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進! 迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る! これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー! 美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。 人生、逆転できないことなんて何もない!

転生能無し少女のゆるっとチートな異世界交流

犬社護
ファンタジー
10歳の祝福の儀で、イリア・ランスロット伯爵令嬢は、神様からギフトを貰えなかった。その日以降、家族から【能無し・役立たず】と罵られる日々が続くも、彼女はめげることなく、3年間懸命に努力し続ける。 しかし、13歳の誕生日を迎えても、取得魔法は1個、スキルに至ってはゼロという始末。 遂に我慢の限界を超えた家族から、王都追放処分を受けてしまう。 彼女は悲しみに暮れるも一念発起し、家族から最後の餞別として貰ったお金を使い、隣国行きの列車に乗るも、今度は山間部での落雷による脱線事故が起きてしまい、その衝撃で車外へ放り出され、列車もろとも崖下へと転落していく。 転落中、彼女は前世日本人-七瀬彩奈で、12歳で水難事故に巻き込まれ死んでしまったことを思い出し、現世13歳までの記憶が走馬灯として駆け巡りながら、絶望の淵に達したところで気絶してしまう。 そんな窮地のところをランクS冒険者ベイツに助けられると、神様からギフト《異世界交流》とスキル《アニマルセラピー》を貰っていることに気づかされ、そこから神鳥ルウリと知り合い、日本の家族とも交流できたことで、人生の転機を迎えることとなる。 人は、娯楽で癒されます。 動物や従魔たちには、何もありません。 私が異世界にいる家族と交流して、動物や従魔たちに癒しを与えましょう!

異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました

雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。 気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。 剣も魔法も使えないユウにできるのは、 子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。 ……のはずが、なぜか料理や家事といった 日常のことだけが、やたらとうまくいく。 無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。 個性豊かな子供たちに囲まれて、 ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。 やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、 孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。 戦わない、争わない。 ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。 ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、 やさしい異世界孤児院ファンタジー。

神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。 アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。 いわゆる"神々の愛し子"というもの。 神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。 そういうことだ。 そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。 簡単でしょう? えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか?? −−−−−− 新連載始まりました。 私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。 会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。 余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。 会話がわからない!となるよりは・・ 試みですね。 誤字・脱字・文章修正 随時行います。 短編タグが長編に変更になることがございます。 *タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。

処理中です...