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第三章 王宮編
昇進
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ララ=アルサーシャに戻ったエディは、功績を認められて大尉に昇進した。
同じくアトゥイーも戦いへの貢献が認められ、歩兵から騎馬剣士となった。
王宮で辞令を受け取った日、二人はあの戦闘以来初めて再会した。
「……ちょっと、歩かないか?あの、もし忙しくなければ」
エディがぎこちなくアトゥイーを中庭に誘う。
「少しなら」
素っ気ないアトゥイーの返事に、エディはあからさまに嬉しさを顔に浮かべた。
中庭の木々には溢れるように花が咲いていた。あの砂と血にまみれた日が嘘のように、アルサーシャの午後は平和だった。
「びっくりしたよライラ、まさか軍に居るなんて」
「その名で呼ぶな」
アトゥイーは硬い声で言った。
「あっ……ごめん、つい」
エディは慌てて謝る。もう泣きそうな気分になっていた。
「……アトゥイー、だっけ。珍しい名だよね。それが本名?」
ぎろり、とアトゥイーはエディを睨んだ。
「……名前なんてどうでもいい」
「え……」
「娼館から逃げていた時に名を聞かれて、女の名だと見つかると思った。それで咄嗟に思いついた名を言っただけだ」
「ザハロフ中佐に?でも……」
エディは首を傾げた。ザハロフは確か、ライラの客だったはずだ。今更名など問うはずがない。
「いや、国王に」
「はあ!?」
あまりに想定外の人物に、エディは呆気にとられた。
「たまたま……そう、本当に偶然、出会って……成り行きで、宮殿に連れてこられた。スカイがわたしを軍に入れてくれて」
アトゥイーは中庭を見渡す。あの夜もここを通った。まだ花は咲いていなくて、銀色の月が出ていた。
「一体どんな成り行きだよ……」
「兵士はいいな。男と寝なくても食べていける」
アトゥイーの言葉に、エディは胸が締め付けられた。
「……そうだね……」
(だけど、君があんなふうに人を殺す姿を、できれば僕は見たくなかったよ……)
その言葉は胸の内にしまいこむ。兵士になったら、敵を討つのは仕事だ。それはエディとて同じ立場なのだ。その身を売り買いされる娼婦でいるより、ずっと平等に扱われる。アトゥイーにとっては喜ぶべきことなのだ。
「エディは――」
「えっ?」
「エディは詳しいんだな。その、昔のこととか……遊牧民が侵略されたとか」
「そんなことないよ。どれも読んだ本の受け売りだ。今思えば、訳知り顔であんなことを喋るなんて恥ずかしいよ」
「そうか?」
「だって、こんな若造にさ、説教されたくないだろ?誰だって」
「説教してたのか?」
「違うけど。そう思われたんじゃないかって。知識をひけらかされたら良い気はしないだろ」
「わたしは違うと思う。知っていることを話すことは、ひけらかすのとは違う。自分の知らないことを教わるのは良いことだ。隊長も、エディが言ってることは正しいと言っていた。止めたのは自尊心ではなく忠誠心からだ。ザイオンだってきっと同じように思ってる」
エディはまた泣きたいような気持ちになった。弁護されたことも嬉しかったし、ザハロフ中佐の言葉の機微をアトゥイーが正確に理解していたことにも驚いた。数ヶ月前は文字も読めなかった少女が、いま自分と同じ場所に立っていることに、エディは胸が一杯になった。
「……よかったら、また本を貸すよ……アトゥイー」
「ありがとう、エディ」
アトゥイーがようやく笑顔を見せたので、エディも少しだけ安心して笑うことができた。
「じゃあ、ここで。僕は役所に用があるから」
「ああ、じゃあまた」
中庭を巡る回廊でエディと別れ、アトゥイーは軍部に戻りかける。と、ふわり、と空気が変わるのを感じて顔を上げると、向こうから王が側近たちを伴って歩いてきた。
アトゥイーは一歩下がって立ち止まり、軽く頭を垂れて道を開ける。ここに来て教わった作法だ。
陽光にきらめく銀の髪をなびかせて、王はその涼やかな声で傍らのシハーブと何事か話しながら、アトゥイーの前を通り過ぎる。
(この人は、光と風を纏っている――)
思えば最初に出会った時から、彼の周りには不思議な空気があった。月も太陽も、その銀髪を輝かせずにはいられないとでも言いたげに、雲間から現れて惜しみなく光を注いだ。
王が通り過ぎたので、先へ進もうと顔を上げる。と、王が数歩先で立ち止まった。
「アトゥイー」
呼び止められて、アトゥイーは振り向いた。
「……はい」
王は側近たちをその場に留めて、つかつかと戻ってくる。
「久しいな。騎馬剣士になったとか」
「はい」
「初陣はどうだった?」
「…………」
あまりに至近距離で王の光輝にあてられて、アトゥイーは面食らった。どうしてこんなに眩しいのだろう。
「どうした。手柄を立てたのであろう?」
普通なら王に戦果を問われれば、自らの功績を披露する。
「……いえ、敵に囲まれて危うく命を落とすところを、ザハロフ隊長とエディアカラ大尉に救われました」
「命拾いも運のうち、運も実力のうちだ。敵の族長の首を取ったと聞いたぞ」
「…………」
族長。あの赤いターバンの男。謎の言葉と短剣を遺して逝ったことを、アトゥイーはまだ誰にも話していない。砦は奪還したが、多くの人が死に、子供たちも攫われた。アトゥイーには後味の悪さだけが残った戦だった。
「どうした。なぜ浮かない顔をする」
王の手が、アトゥイーの顎をくいと上げた。アトゥイーは、王の切れるような眼を見つめて思う。
(何故、この人はわたしの心の内を読めるのだろう)
あの戦の後、アトゥイーは落ち込んでいた。しかし彼女のそんな様子を気に留めた者は誰一人いなかった。
「――陛下、わたしは」
「なんだ」
「……わたしは何のために戦うんだろうか、と」
思い悩んでいたことを言い当てられたアトゥイーは、相手が王であることを一瞬忘れ、つい思ったままを口にする。
「何のため?」
王が一歩、アトゥイーに近寄った。アトゥイーは壁を背にしていて、それ以上下がれない。
「私を守るためだ」
王は息が掛かるほど顔を近づけると、アトゥイーの眼を見据えて言い切った。そのあまりに強い圧力に、アトゥイーは身動きができない。
「それでは不満か?」
銀の髪がさらりとアトゥイーの顔にかかる。その光の陰で王はアトゥイーの唇に口づけた。
「もっと強くなれ、アトゥイー。私の側で私を守れるほどにな。そうしたら、そなたにもっと広い世界を見せてやろう」
そう言って、王は豪奢な上衣を翻して去っていった。
回廊の反対側の端で、エディはその一部始終を見ていた。
「……マルス様、あれはどういうおつもりで?」
執務室に入ると同時に、シハーブが口を開いた。
「あれとは?」
「とぼけめさるな」
「――アトゥイーのことか」
「随分目立つ場所で目立つことをなさるので、正気かなと」
「妬いているのか?シハーブ」
王はくすりと笑う。この忠実な側近は王の乳兄弟で、歳も近い。如才ないスカイと違って、真面目に過ぎるところがあるが、それもまたからかい甲斐があって良いと王は思っていた。
「御冗談を」
「――牽制だ」
「は?あの若い大尉ですか?」
シハーブはいまだに王の真意が掴めない。
「いや、ザハロフだ。気付かなかったか?陰から見ていた」
「それは――彼の部下だから――」
「どうだかな。――傭兵隊へは貸しているだけだ。アトゥイーは奴のものではない。それをわからせてやっただけだ」
「……牽制のつもりが、挑発になってやしませんかね……」
シハーブは呆れて溜息をついた。主人はよほどあの少年が気に入ったとみえる。確かにセンスのある動きをしていたとは思うが。
「スカイが戻ってきたら、正式に近衛兵に入れる」
「珍しく入れ込んでますな。いまだに彼の出自もわからぬというのに」
「出自か――お前、ちゃんと調べたのか?」
「アルサーシャの住民を照会したが、十七~八でアトゥイーという名の男はいませんな。イシュラヴァールの全戸籍をひっくり返せば、あるいは……」
「だからお前は頭が固いと言っているのだ。まず名を疑え」
シハーブははっとする。
「……『アトゥイー』は偽名だと?」
王は腕を伸ばし、シハーブの首を抱き寄せた。王の細く長い指に、黒い髪が巻き付く。
「シハーブ」
王がシハーブの耳に触れるほどに唇を寄せて言った。
「あれは女だぞ」
同じくアトゥイーも戦いへの貢献が認められ、歩兵から騎馬剣士となった。
王宮で辞令を受け取った日、二人はあの戦闘以来初めて再会した。
「……ちょっと、歩かないか?あの、もし忙しくなければ」
エディがぎこちなくアトゥイーを中庭に誘う。
「少しなら」
素っ気ないアトゥイーの返事に、エディはあからさまに嬉しさを顔に浮かべた。
中庭の木々には溢れるように花が咲いていた。あの砂と血にまみれた日が嘘のように、アルサーシャの午後は平和だった。
「びっくりしたよライラ、まさか軍に居るなんて」
「その名で呼ぶな」
アトゥイーは硬い声で言った。
「あっ……ごめん、つい」
エディは慌てて謝る。もう泣きそうな気分になっていた。
「……アトゥイー、だっけ。珍しい名だよね。それが本名?」
ぎろり、とアトゥイーはエディを睨んだ。
「……名前なんてどうでもいい」
「え……」
「娼館から逃げていた時に名を聞かれて、女の名だと見つかると思った。それで咄嗟に思いついた名を言っただけだ」
「ザハロフ中佐に?でも……」
エディは首を傾げた。ザハロフは確か、ライラの客だったはずだ。今更名など問うはずがない。
「いや、国王に」
「はあ!?」
あまりに想定外の人物に、エディは呆気にとられた。
「たまたま……そう、本当に偶然、出会って……成り行きで、宮殿に連れてこられた。スカイがわたしを軍に入れてくれて」
アトゥイーは中庭を見渡す。あの夜もここを通った。まだ花は咲いていなくて、銀色の月が出ていた。
「一体どんな成り行きだよ……」
「兵士はいいな。男と寝なくても食べていける」
アトゥイーの言葉に、エディは胸が締め付けられた。
「……そうだね……」
(だけど、君があんなふうに人を殺す姿を、できれば僕は見たくなかったよ……)
その言葉は胸の内にしまいこむ。兵士になったら、敵を討つのは仕事だ。それはエディとて同じ立場なのだ。その身を売り買いされる娼婦でいるより、ずっと平等に扱われる。アトゥイーにとっては喜ぶべきことなのだ。
「エディは――」
「えっ?」
「エディは詳しいんだな。その、昔のこととか……遊牧民が侵略されたとか」
「そんなことないよ。どれも読んだ本の受け売りだ。今思えば、訳知り顔であんなことを喋るなんて恥ずかしいよ」
「そうか?」
「だって、こんな若造にさ、説教されたくないだろ?誰だって」
「説教してたのか?」
「違うけど。そう思われたんじゃないかって。知識をひけらかされたら良い気はしないだろ」
「わたしは違うと思う。知っていることを話すことは、ひけらかすのとは違う。自分の知らないことを教わるのは良いことだ。隊長も、エディが言ってることは正しいと言っていた。止めたのは自尊心ではなく忠誠心からだ。ザイオンだってきっと同じように思ってる」
エディはまた泣きたいような気持ちになった。弁護されたことも嬉しかったし、ザハロフ中佐の言葉の機微をアトゥイーが正確に理解していたことにも驚いた。数ヶ月前は文字も読めなかった少女が、いま自分と同じ場所に立っていることに、エディは胸が一杯になった。
「……よかったら、また本を貸すよ……アトゥイー」
「ありがとう、エディ」
アトゥイーがようやく笑顔を見せたので、エディも少しだけ安心して笑うことができた。
「じゃあ、ここで。僕は役所に用があるから」
「ああ、じゃあまた」
中庭を巡る回廊でエディと別れ、アトゥイーは軍部に戻りかける。と、ふわり、と空気が変わるのを感じて顔を上げると、向こうから王が側近たちを伴って歩いてきた。
アトゥイーは一歩下がって立ち止まり、軽く頭を垂れて道を開ける。ここに来て教わった作法だ。
陽光にきらめく銀の髪をなびかせて、王はその涼やかな声で傍らのシハーブと何事か話しながら、アトゥイーの前を通り過ぎる。
(この人は、光と風を纏っている――)
思えば最初に出会った時から、彼の周りには不思議な空気があった。月も太陽も、その銀髪を輝かせずにはいられないとでも言いたげに、雲間から現れて惜しみなく光を注いだ。
王が通り過ぎたので、先へ進もうと顔を上げる。と、王が数歩先で立ち止まった。
「アトゥイー」
呼び止められて、アトゥイーは振り向いた。
「……はい」
王は側近たちをその場に留めて、つかつかと戻ってくる。
「久しいな。騎馬剣士になったとか」
「はい」
「初陣はどうだった?」
「…………」
あまりに至近距離で王の光輝にあてられて、アトゥイーは面食らった。どうしてこんなに眩しいのだろう。
「どうした。手柄を立てたのであろう?」
普通なら王に戦果を問われれば、自らの功績を披露する。
「……いえ、敵に囲まれて危うく命を落とすところを、ザハロフ隊長とエディアカラ大尉に救われました」
「命拾いも運のうち、運も実力のうちだ。敵の族長の首を取ったと聞いたぞ」
「…………」
族長。あの赤いターバンの男。謎の言葉と短剣を遺して逝ったことを、アトゥイーはまだ誰にも話していない。砦は奪還したが、多くの人が死に、子供たちも攫われた。アトゥイーには後味の悪さだけが残った戦だった。
「どうした。なぜ浮かない顔をする」
王の手が、アトゥイーの顎をくいと上げた。アトゥイーは、王の切れるような眼を見つめて思う。
(何故、この人はわたしの心の内を読めるのだろう)
あの戦の後、アトゥイーは落ち込んでいた。しかし彼女のそんな様子を気に留めた者は誰一人いなかった。
「――陛下、わたしは」
「なんだ」
「……わたしは何のために戦うんだろうか、と」
思い悩んでいたことを言い当てられたアトゥイーは、相手が王であることを一瞬忘れ、つい思ったままを口にする。
「何のため?」
王が一歩、アトゥイーに近寄った。アトゥイーは壁を背にしていて、それ以上下がれない。
「私を守るためだ」
王は息が掛かるほど顔を近づけると、アトゥイーの眼を見据えて言い切った。そのあまりに強い圧力に、アトゥイーは身動きができない。
「それでは不満か?」
銀の髪がさらりとアトゥイーの顔にかかる。その光の陰で王はアトゥイーの唇に口づけた。
「もっと強くなれ、アトゥイー。私の側で私を守れるほどにな。そうしたら、そなたにもっと広い世界を見せてやろう」
そう言って、王は豪奢な上衣を翻して去っていった。
回廊の反対側の端で、エディはその一部始終を見ていた。
「……マルス様、あれはどういうおつもりで?」
執務室に入ると同時に、シハーブが口を開いた。
「あれとは?」
「とぼけめさるな」
「――アトゥイーのことか」
「随分目立つ場所で目立つことをなさるので、正気かなと」
「妬いているのか?シハーブ」
王はくすりと笑う。この忠実な側近は王の乳兄弟で、歳も近い。如才ないスカイと違って、真面目に過ぎるところがあるが、それもまたからかい甲斐があって良いと王は思っていた。
「御冗談を」
「――牽制だ」
「は?あの若い大尉ですか?」
シハーブはいまだに王の真意が掴めない。
「いや、ザハロフだ。気付かなかったか?陰から見ていた」
「それは――彼の部下だから――」
「どうだかな。――傭兵隊へは貸しているだけだ。アトゥイーは奴のものではない。それをわからせてやっただけだ」
「……牽制のつもりが、挑発になってやしませんかね……」
シハーブは呆れて溜息をついた。主人はよほどあの少年が気に入ったとみえる。確かにセンスのある動きをしていたとは思うが。
「スカイが戻ってきたら、正式に近衛兵に入れる」
「珍しく入れ込んでますな。いまだに彼の出自もわからぬというのに」
「出自か――お前、ちゃんと調べたのか?」
「アルサーシャの住民を照会したが、十七~八でアトゥイーという名の男はいませんな。イシュラヴァールの全戸籍をひっくり返せば、あるいは……」
「だからお前は頭が固いと言っているのだ。まず名を疑え」
シハーブははっとする。
「……『アトゥイー』は偽名だと?」
王は腕を伸ばし、シハーブの首を抱き寄せた。王の細く長い指に、黒い髪が巻き付く。
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