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イシュラヴァール拾遺
解説 ジェイクとカイヤーン(「光」「旅路」)
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【カイヤーン】
終盤「光」ではちょっと説明的セリフが多かったカイヤーン。
最初登場した時には、まさかこんなに出番があるとは思わなんだ。
長編を書いていると「使いやすいキャラ」っていうのがやっぱりあって、彼はまさにそのポジションにはまった感じです。
カイヤーンはファーリアの出生について最初から気付いていたのですが、どのタイミングでそれを語ってもらうかはだいぶ引っ張った感がありましたね。途中(4章あたりで)思わせぶりな発言がちょろちょろあって、それが一応布石だったんですが。
王都から脱出する際にユーリたちに置いていかれてますが、ユーリと比べるから遅いだけで、普通の兵隊さんと比べたらカイヤーンの馬はめちゃ速です。
愛刀のシャムシールは先っちょがくるんてなってる、アラビアンナイトっぽい剣です。
髪が赤毛とか、脇役のくせにちょいちょい見た目と性格にクセのある、でも実はいいヤツです。
【ジェイク】
登場するたびに憎めないやつになっていったカイヤーンとは逆に、どんどんユーリとは心が離れていったのがこの男。
ジェイクはユーリの親友ですが、剣は使えなくてもっぱら頭脳派という設定。
元来小利口なせいで、アルヴィラ軍をここまで大きくした立役者です。
「自分は理性的」って思っているせいで、ファーリアへの嫉妬心を表に出せないまま、こじらせてしまった感があります。
ユーリは子供の頃からの親友だし、分身みたいに思ってるし、アルヴィラ解放戦線のためにユーリを利用したように見えるけど、元々は一族を殺されたユーリのためにやっていることだし、ジェイクとしては今更ユーリに「ちょっと疲れたから引退して好きな女と子育てするわ」なんて言われたら「冗談じゃねぇ!」なわけですよ。
それでも最後はこの二人を和解させようと思っていたのですが、どう考えてもここで「そうだよなユーリ、国王も追放したしアルヴィラ軍もこれからって時だけど、お前は好きに生きていいよ」なんてジェイクに言わせたらすげえ嘘くさいだろうと悩み、結局最後はこうなりました。
もう後戻りできないところに踏み込んでしまった男、それがジェイクです。
ジェイクの名字の設定はまだないです。
ちなみにシハーブは、名前の設定がないです。ずっと「佐藤!」とか「佐藤様!」って呼ばれてる感じ。
終盤「光」ではちょっと説明的セリフが多かったカイヤーン。
最初登場した時には、まさかこんなに出番があるとは思わなんだ。
長編を書いていると「使いやすいキャラ」っていうのがやっぱりあって、彼はまさにそのポジションにはまった感じです。
カイヤーンはファーリアの出生について最初から気付いていたのですが、どのタイミングでそれを語ってもらうかはだいぶ引っ張った感がありましたね。途中(4章あたりで)思わせぶりな発言がちょろちょろあって、それが一応布石だったんですが。
王都から脱出する際にユーリたちに置いていかれてますが、ユーリと比べるから遅いだけで、普通の兵隊さんと比べたらカイヤーンの馬はめちゃ速です。
愛刀のシャムシールは先っちょがくるんてなってる、アラビアンナイトっぽい剣です。
髪が赤毛とか、脇役のくせにちょいちょい見た目と性格にクセのある、でも実はいいヤツです。
【ジェイク】
登場するたびに憎めないやつになっていったカイヤーンとは逆に、どんどんユーリとは心が離れていったのがこの男。
ジェイクはユーリの親友ですが、剣は使えなくてもっぱら頭脳派という設定。
元来小利口なせいで、アルヴィラ軍をここまで大きくした立役者です。
「自分は理性的」って思っているせいで、ファーリアへの嫉妬心を表に出せないまま、こじらせてしまった感があります。
ユーリは子供の頃からの親友だし、分身みたいに思ってるし、アルヴィラ解放戦線のためにユーリを利用したように見えるけど、元々は一族を殺されたユーリのためにやっていることだし、ジェイクとしては今更ユーリに「ちょっと疲れたから引退して好きな女と子育てするわ」なんて言われたら「冗談じゃねぇ!」なわけですよ。
それでも最後はこの二人を和解させようと思っていたのですが、どう考えてもここで「そうだよなユーリ、国王も追放したしアルヴィラ軍もこれからって時だけど、お前は好きに生きていいよ」なんてジェイクに言わせたらすげえ嘘くさいだろうと悩み、結局最後はこうなりました。
もう後戻りできないところに踏み込んでしまった男、それがジェイクです。
ジェイクの名字の設定はまだないです。
ちなみにシハーブは、名前の設定がないです。ずっと「佐藤!」とか「佐藤様!」って呼ばれてる感じ。
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