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GWが終わり数日が経ち、とうとうこの日がやってきた・・・。
中間テストの結果発表・・・。
うちの学校ではテストの結果を毎回順位毎に廊下の掲示板に張り出すのだ。
・・・とうとう来たぞ・・・この結果発表を見てあいつらも驚くに違いない・・・はっはっはっ・・・皆、俺の高得点に驚くがいい・・・。
俺は掲示板の前に立ち自分の順位を確認する。
〈10位 車道 行介〉
10位か・・・一桁台の順位はとれなかったが、これで奴らも驚くに違いない・・・。
それより、結構できは良かったはずなのに俺より上位には誰がいるんだろう・・・。
〈1位 森下 琴子〉
・・・1位!?・・・まあ、さすが優等生・・・ここには勝てなくても仕方ないか・・・。
〈3位 神沢 康介〉
・・・ん?・・・えーーー!?!?
あいつ3位なの!?そんな優秀だったのあいつ!?顔もいい、センスもいい、そして頭もいいのかよ!!弱点ねーのかよ!!
〈7位 桜山 咲音〉
・・・・・へ?
「森下さん、1位じゃん!すげー!」
「本当だ!琴子ちゃんすごい!」
「そ、そんな・・・す、すごくなんかないよ!神沢君と咲音ちゃんだって上位じゃん!」
「でも流石に1位はとれないよー!あ!コーちゃんも上位だ!やるじゃんコーちゃん!」
「本当だ・・・あんた意外と勉強できるのね・・・。」
「車道君、すごい!カッコいい!」
・・・望んでたのはこういうのじゃない!!!!!
悲しみにくれて、ふと目を違う方向に向けると鶴里が青ざめた顔で掲示板を見ていた。
そういえば鶴里の名前は見てないな・・・青ざめてるところを見るとあんまり順位良くなかったのか・・・
〈197位 鶴里 楓〉
・・・・・あれ?うちの学年って200人前後だよな・・・?
俺はもう一度、鶴里を見る。さっきと姿勢も表情も全く変わらず固まっていた。
・・・・・うわー・・・。
その日の放課後。
俺は図書委員の担当のため、図書室へ・・・。
図書室にはすでに桜山がいた。
「あら、10位。遅かったじゃない。」
「順位で呼ぶなよ!」
「私に負けたのを悔しがってるかな・・・と思って。」
「それが理由でそう呼んだなら相当悪趣味だぞお前・・・。」
「お前って呼ぶのやめてもらっていいかしら?10位がうつるから。」
「うつるか!!」
みたいなやりとりをしていると図書室の扉が開く。
そして、図書室にものすごい形相をした鶴里が入ってきた。
「楓ちゃん・・・!?どうしたの!?すごい顔してるよ!?」
「・・・あの・・・お二人に・・・勉強を・・・教えてほしいのです・・・。」
「えっ!?
えっ!?」
こういう時に限って俺たちは息が合うんだな・・・。
「あ・・・あの・・・数日後に・・・再試験が・・・ありまして・・・その・・・それで・・・」
今まで見たなかで1番あわあわしている鶴里。
「わかった!わかったから落ち着いて楓ちゃん!」
「でも勉強なら森下とか神沢とかのほうがいいんじゃねーの?」
「・・・琴子ちゃんと・・・神沢君は・・・学級委員で・・・忙しそうだし・・・あと・・・なんていうか・・・あまりに上位すぎて・・・気を・・・使う・・・。」
左様で・・・。
「わかった!私に任せて!」
「・・・俺も協力してやるよ。」
「え!?・・・いや、いいわよ!私1人で!」
「お前にも苦手な教科があったりするだろ?そう考えたら2人の方が確実だろ?な、鶴里。」
「・・・よろしく・・・お願いします・・・。」
「まあ、楓ちゃんがそう言うなら・・・いいけど!」
とりあえず、明日から駅近くの図書館で数日間、勉強をする約束をした。
というか、197位ってこいつ各科目何点だったんだろう・・・。
「・・・なあ、鶴里・・・帰る前に各科目何点だったか確認しときたいからテスト見せてもらっていいか?」
「へっ!?・・・あ・・・はい・・・。」
鶴里はカバンの中からテストの解答用紙を取り出す。
英語・数学・理科・社会・・・どれも30点前後で確かにいい点数とはいえないが、そんなに下位になるような点数でもない気が・・・
〈国語 9点〉
・・・9点だと!?いや、嘘だろ!?どうしたらそんな点数とれるんだよ!?そもそもこいつ文芸部だろ!?なんで国語がこんなにできないんだよ!?ていうかそんなに低くないとはいったけど、よく考えたら他も全部赤点じゃねーか!!
「こ・・・これは・・・本気出して・・・ないだけ・・・。」
これは先が思いやられるな・・・。
中間テストの結果発表・・・。
うちの学校ではテストの結果を毎回順位毎に廊下の掲示板に張り出すのだ。
・・・とうとう来たぞ・・・この結果発表を見てあいつらも驚くに違いない・・・はっはっはっ・・・皆、俺の高得点に驚くがいい・・・。
俺は掲示板の前に立ち自分の順位を確認する。
〈10位 車道 行介〉
10位か・・・一桁台の順位はとれなかったが、これで奴らも驚くに違いない・・・。
それより、結構できは良かったはずなのに俺より上位には誰がいるんだろう・・・。
〈1位 森下 琴子〉
・・・1位!?・・・まあ、さすが優等生・・・ここには勝てなくても仕方ないか・・・。
〈3位 神沢 康介〉
・・・ん?・・・えーーー!?!?
あいつ3位なの!?そんな優秀だったのあいつ!?顔もいい、センスもいい、そして頭もいいのかよ!!弱点ねーのかよ!!
〈7位 桜山 咲音〉
・・・・・へ?
「森下さん、1位じゃん!すげー!」
「本当だ!琴子ちゃんすごい!」
「そ、そんな・・・す、すごくなんかないよ!神沢君と咲音ちゃんだって上位じゃん!」
「でも流石に1位はとれないよー!あ!コーちゃんも上位だ!やるじゃんコーちゃん!」
「本当だ・・・あんた意外と勉強できるのね・・・。」
「車道君、すごい!カッコいい!」
・・・望んでたのはこういうのじゃない!!!!!
悲しみにくれて、ふと目を違う方向に向けると鶴里が青ざめた顔で掲示板を見ていた。
そういえば鶴里の名前は見てないな・・・青ざめてるところを見るとあんまり順位良くなかったのか・・・
〈197位 鶴里 楓〉
・・・・・あれ?うちの学年って200人前後だよな・・・?
俺はもう一度、鶴里を見る。さっきと姿勢も表情も全く変わらず固まっていた。
・・・・・うわー・・・。
その日の放課後。
俺は図書委員の担当のため、図書室へ・・・。
図書室にはすでに桜山がいた。
「あら、10位。遅かったじゃない。」
「順位で呼ぶなよ!」
「私に負けたのを悔しがってるかな・・・と思って。」
「それが理由でそう呼んだなら相当悪趣味だぞお前・・・。」
「お前って呼ぶのやめてもらっていいかしら?10位がうつるから。」
「うつるか!!」
みたいなやりとりをしていると図書室の扉が開く。
そして、図書室にものすごい形相をした鶴里が入ってきた。
「楓ちゃん・・・!?どうしたの!?すごい顔してるよ!?」
「・・・あの・・・お二人に・・・勉強を・・・教えてほしいのです・・・。」
「えっ!?
えっ!?」
こういう時に限って俺たちは息が合うんだな・・・。
「あ・・・あの・・・数日後に・・・再試験が・・・ありまして・・・その・・・それで・・・」
今まで見たなかで1番あわあわしている鶴里。
「わかった!わかったから落ち着いて楓ちゃん!」
「でも勉強なら森下とか神沢とかのほうがいいんじゃねーの?」
「・・・琴子ちゃんと・・・神沢君は・・・学級委員で・・・忙しそうだし・・・あと・・・なんていうか・・・あまりに上位すぎて・・・気を・・・使う・・・。」
左様で・・・。
「わかった!私に任せて!」
「・・・俺も協力してやるよ。」
「え!?・・・いや、いいわよ!私1人で!」
「お前にも苦手な教科があったりするだろ?そう考えたら2人の方が確実だろ?な、鶴里。」
「・・・よろしく・・・お願いします・・・。」
「まあ、楓ちゃんがそう言うなら・・・いいけど!」
とりあえず、明日から駅近くの図書館で数日間、勉強をする約束をした。
というか、197位ってこいつ各科目何点だったんだろう・・・。
「・・・なあ、鶴里・・・帰る前に各科目何点だったか確認しときたいからテスト見せてもらっていいか?」
「へっ!?・・・あ・・・はい・・・。」
鶴里はカバンの中からテストの解答用紙を取り出す。
英語・数学・理科・社会・・・どれも30点前後で確かにいい点数とはいえないが、そんなに下位になるような点数でもない気が・・・
〈国語 9点〉
・・・9点だと!?いや、嘘だろ!?どうしたらそんな点数とれるんだよ!?そもそもこいつ文芸部だろ!?なんで国語がこんなにできないんだよ!?ていうかそんなに低くないとはいったけど、よく考えたら他も全部赤点じゃねーか!!
「こ・・・これは・・・本気出して・・・ないだけ・・・。」
これは先が思いやられるな・・・。
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