保健室の秘め事

桜屋敷 櫻子

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今井先生「と」初めて

☆5

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 「どうしたんですか?脚、動いていますけど」


 今井先生の手が、胸から下腹部へ移動する。さらにその下の部分に、スカートの上から手を当てられて、圧迫された。
 今井先生の指が、スカートと下着をそこに食い込ませると、私の口からはひときわ高い声が漏れた。カアァ、と顔が熱くなって、今井先生と目を合わせていられなくなる。


 「……少し、いじめ過ぎましたね。すみません」

 「い、まい先生の、ばかー……」


 ついに、今井先生に対して言ってしまった。バカ、と。いつの間にか潤んでいた私の目元に、今井先生がキスを落とす。そして、優しく頭を撫でてくれた……と、甘い気持ちに浸ろうとした瞬間、脚から抜き取られていく、なにか。
 それは、買う時、ブラジャーとセットになっていたあれで、私の勝負下着の半分で、そう、遠回しに言わなくてもわかってしまうだろう、私のパンツ……で……。

 ……今井先生のバカー!!まだいじめる気なの!?


 「今井せんせ、それ、返してくださいっ!」

 「嫌です」

 「なんでですかー!!」

 「雛ちゃんの可愛いここに、ご奉仕したいので」


 ニッコー。今度は目もちゃんと笑っている、から、大丈夫とかそういう問題じゃない。可愛いここ、そう言いながら、今井先生は私の秘部に指を滑らせた。
 まだ、軽く触れられただけなのに、私の身体は跳ねる。私の反応を見て、完璧に機嫌が直ったらしい今井先生。私の唇にキスを落とすと、良い笑顔でこう言った。


 「雛ちゃん、一人ですること、ありますよね?どこが感じます?」

 「ひ、一人でなんてしな、い、ですよ……」


 ……良い笑顔、関係ないし。あぁ、もう、顔が熱くて火が出そう。


 「嘘はいけませんね。どこをいじればイけるのか、知っておきたいだけですよ?雛ちゃんをたくさん気持ち良くしてあげたいので、」
 

 恥ずかしい言葉の羅列になりそうなので、私は、今井先生の言葉を遮って言った。


 「イッたことなんて、ないですもん……」


 私の言葉を聞いた今井先生が、固まる。……え、私、おかしなこと言った?私、高一だよ?そういう経験がなくても、おかしくないじゃない?え?周りの子はみんな、経験済みなの?
 だんだん、不安になってきた。だって、今井先生が固まるほどだし。私の身体、おかしいのかな……、……そうだ!今井先生に診てもらえばいいんだ!!我ながらナイスアイデア!
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