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憧れの君は遠くから見つめてたいの
わからない2
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さっきも言ったが、
2週間前図書館で一緒に調べ物する、しない、したくない、した方がいい
みたいなやりとりをして断ったつもりだった。完璧だった。少なくとも私的には、その場では完全に押し切った。
少なくとも私はそのつもりだった、
気付いたら次の日から勉強をアレンくんに教えてもらうという名目で、2人で魔的なソレについて調べてた。
図書館でのあの絡みを思い出すに魔族とかそういうのに一切興味なさそうだったから。完全にからかう為に話しかけてきたんだろう。
アレンくんの真意が知りたい。いや、危なくないストーカーな以上知る必要はないだろう。今はアレンくんが求めれば応じるまでだ。
前に少し言った思うがこの世のファンタジーがファンタジーでなくなった。要は異界と繋がったのは半世紀前からで、そこは学校教育でも概要を薄くやる。
あまり異界の方々の実態とかなんというか掴めてないのも原因らしい。不確か情報は載せられない。それに上手く掴めてない以上下手に書いて悪戯に怒りを買うのも得策ではないようだ。
向こうは、武器の無効化能力とか持ってるみたいだからね。
と歴史の先生が笑っていたのを覚えている。大人の事情ですよ。と。
恐ろしい。
半世紀前に人類は侵略され、今はどうにか共存してるが、種族の違いで正直に馴れ合うのが困難だから別々に暮らしてる。異界の方々は数が少ないし、人間の周りにいたがらない。
それに異界から来た方々には向こうの世界、要は土地がまだある。人間減らしてまで土地が欲しい訳ではないようだ。
人間は観察対象らしい。
ところでアレンくんと2人で色々してることについてだが、原因は壊滅的な点数の小テストを見られてしまい、さらに『勉強教えてもらっちゃいなさいよ』とアンナが煽られたのがある。
実は、私は学校成績がほんの少しだけ、否、かなり、とても目も当てられないほどに悪い。
大学までエスカレーターで悠々と上がれてしまうのが原因で全く勉強しないからなのだが。
図書館でのやりとりの次の日、下校前にアレンくんのことを見かけた。
久々にエッチな夢を見なかったのに加えて、前日の絡みを、何故か忘れてたのもあって有頂天になってしまっていた。
=====
「アレンくん今日も素敵だね!
やっほー!」
そして駆け寄りながら、手を振った拍子に小テストを落としてしまった。
「リリアナさん、何か落としたよって…テスト、点数あっ、ごめ、
え?」
私のテストを拾い上げるアレンくんはすさまじかった。この世でこんな点数存在するのかって顔をしていた。
硬直していた。
「リリアナさんって…」
衝撃を受けたみたいだった。完全に引いていた。眉にシワを寄せていた。
仕方ない100点中32点だったから。
ちなみに普段のアレンくんは、校内でテストの順位でランキングが貼り出されるのだが、必ず載っている。
32点なんて悪くないと思うかもしれないが、平均点は70点のテストだからいかに悲惨か分かると思う。
じっと見つめてから顔を上げると
「"魔族の本"なんか読むからてっきりかなり秀才で、意識が高い女の子だと思ってたのに残念だね。」
真顔でそう言い放った。
恥ずかしさで燃え上がった。
アレンくんに、いや、他人にテストの点数を見られたのが恥ずかしくてその場で灰になってしまった。そして北風のような冷たい視線に耐えられず無になった。
いっそ安らかでした。
今思うと、そこまで言う?とね。
しかも、魔族に関する本について触れなくても良くないですか?読書なんて個人の趣味でするものなんだから。
それにテストの点数だってギリギリ卒業出来る点数だ。毎回ちゃんとそれぐらいは取れるように勉強してる。
本当、何度思い出しても魔族の本って強調するところに意地の悪さを感じる。
それに残念ってなんですか。
いや、ここは崇拝者な以上思い出して思うところがあっても、全てアレンくんのありがたい御言葉のシャワーを浴びられたと思うべきなのかもしれない。
あの他人には興味ありませんよ。
みたいなスカした青年が私のことを軽蔑しているんだ。興味を向けてくれたんだ。恐れ多い。ご褒美でしかない。
うん。
「あはは、お褒めいただき光栄です。」
苦笑いしてそのままアレンくんから小テストを受け取ろうとしたら。
2週間前図書館で一緒に調べ物する、しない、したくない、した方がいい
みたいなやりとりをして断ったつもりだった。完璧だった。少なくとも私的には、その場では完全に押し切った。
少なくとも私はそのつもりだった、
気付いたら次の日から勉強をアレンくんに教えてもらうという名目で、2人で魔的なソレについて調べてた。
図書館でのあの絡みを思い出すに魔族とかそういうのに一切興味なさそうだったから。完全にからかう為に話しかけてきたんだろう。
アレンくんの真意が知りたい。いや、危なくないストーカーな以上知る必要はないだろう。今はアレンくんが求めれば応じるまでだ。
前に少し言った思うがこの世のファンタジーがファンタジーでなくなった。要は異界と繋がったのは半世紀前からで、そこは学校教育でも概要を薄くやる。
あまり異界の方々の実態とかなんというか掴めてないのも原因らしい。不確か情報は載せられない。それに上手く掴めてない以上下手に書いて悪戯に怒りを買うのも得策ではないようだ。
向こうは、武器の無効化能力とか持ってるみたいだからね。
と歴史の先生が笑っていたのを覚えている。大人の事情ですよ。と。
恐ろしい。
半世紀前に人類は侵略され、今はどうにか共存してるが、種族の違いで正直に馴れ合うのが困難だから別々に暮らしてる。異界の方々は数が少ないし、人間の周りにいたがらない。
それに異界から来た方々には向こうの世界、要は土地がまだある。人間減らしてまで土地が欲しい訳ではないようだ。
人間は観察対象らしい。
ところでアレンくんと2人で色々してることについてだが、原因は壊滅的な点数の小テストを見られてしまい、さらに『勉強教えてもらっちゃいなさいよ』とアンナが煽られたのがある。
実は、私は学校成績がほんの少しだけ、否、かなり、とても目も当てられないほどに悪い。
大学までエスカレーターで悠々と上がれてしまうのが原因で全く勉強しないからなのだが。
図書館でのやりとりの次の日、下校前にアレンくんのことを見かけた。
久々にエッチな夢を見なかったのに加えて、前日の絡みを、何故か忘れてたのもあって有頂天になってしまっていた。
=====
「アレンくん今日も素敵だね!
やっほー!」
そして駆け寄りながら、手を振った拍子に小テストを落としてしまった。
「リリアナさん、何か落としたよって…テスト、点数あっ、ごめ、
え?」
私のテストを拾い上げるアレンくんはすさまじかった。この世でこんな点数存在するのかって顔をしていた。
硬直していた。
「リリアナさんって…」
衝撃を受けたみたいだった。完全に引いていた。眉にシワを寄せていた。
仕方ない100点中32点だったから。
ちなみに普段のアレンくんは、校内でテストの順位でランキングが貼り出されるのだが、必ず載っている。
32点なんて悪くないと思うかもしれないが、平均点は70点のテストだからいかに悲惨か分かると思う。
じっと見つめてから顔を上げると
「"魔族の本"なんか読むからてっきりかなり秀才で、意識が高い女の子だと思ってたのに残念だね。」
真顔でそう言い放った。
恥ずかしさで燃え上がった。
アレンくんに、いや、他人にテストの点数を見られたのが恥ずかしくてその場で灰になってしまった。そして北風のような冷たい視線に耐えられず無になった。
いっそ安らかでした。
今思うと、そこまで言う?とね。
しかも、魔族に関する本について触れなくても良くないですか?読書なんて個人の趣味でするものなんだから。
それにテストの点数だってギリギリ卒業出来る点数だ。毎回ちゃんとそれぐらいは取れるように勉強してる。
本当、何度思い出しても魔族の本って強調するところに意地の悪さを感じる。
それに残念ってなんですか。
いや、ここは崇拝者な以上思い出して思うところがあっても、全てアレンくんのありがたい御言葉のシャワーを浴びられたと思うべきなのかもしれない。
あの他人には興味ありませんよ。
みたいなスカした青年が私のことを軽蔑しているんだ。興味を向けてくれたんだ。恐れ多い。ご褒美でしかない。
うん。
「あはは、お褒めいただき光栄です。」
苦笑いしてそのままアレンくんから小テストを受け取ろうとしたら。
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