憧れの君と密室に閉じ込められたけど性愛じゃないから逃げないで!

真冬のラズビ

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憧れの君は遠くから見つめてたいの

わからない4

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以上そんな事が図書館のやりとりの後にありました。

「ただいまー!」「おかえり」
母に挨拶してから部屋で資料を見始める。

5枚ほど付箋が付いていた。

1枚は無くし物について。
これは興味がなかったからパラパラと見た。魔族が盗んできた失くしものが1ヶ所に集められているらしい。

2枚は悪夢と淫夢について。
同じ夢を見せることで刷り込ませたり、消耗させたりするらしい。

3枚が神隠し的なものについてだが、それはどれも共通して男女が閉じ込められると言うものだった。

手が震えてしまった。
何でアレンくんに何も話してないのにピンポイントで私の欲しい情報を集められたんだろう。

何で私も自分で調べたが、得られなかった情報を持ってるんだろう。男女が密室に閉じ込められるのも調べたが情報は本当に少なかった。これに関しては置いておこう。きっと彼には私の知らない情報網があるのだろう。

男女が閉じ込められたと書かれたのを恐る恐る読んでいくと、どの男女も一定時間閉じ込められ、何か指示を出されそれを遂行出来ると出してもらえたそうだ。そして、大抵その後、閉じ込められた時の指示に関する夢を見るらしい。

ちなみにどの男女も閉じ込められた時何があったのかは、語りたがらなかったそうだ。

そして解決方法は、夢で見ていることは願望だからその願望を叶えること。

指先が冷えていく。


願望を叶えなかった人はどうなるんだろうと読み進めていっても何も書かれてなかったが、きっと疲労なので衰弱していくんだろうと予想した。


アレンくんが渡してくれた資料が表すことは、アレンくんとの間に起こったアレは夢じゃなかったということだ。

だって知らなきゃアレンくんはこんな資料渡せなかったはず。それにわざわざ見て欲しいなんて言わなかった。


アレンくんは全て知っていて私に接していたんだ。

あの時私が淫らな姿を見せたことも、
その後何もなかったかのように振る舞っていたことも。


絶望した。
何もかもダメ。何も考えたくない。

明日から私はどうすればいいの?

考えても埒が空かなくて、辛くて、何も考えたくなくなって。

そのままシャワーを浴びに行った。
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