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アフターストーリー
合コン
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「今日みんなと一緒に夕飯食べようって誘われたんですけど、行ってもいいですか?」
「ん、サークルの人たちか?」
「はい!僕の他には先輩と僕の同級生で、女の子だけでの女子会を兼ねたご飯会です!」
「そうか、楽しんでこいよ」
「はい!」
これが朝あった夕との会話で、俺は普通に夕が楽しみにしているのが嬉しかった。
しかし、夜夕の携帯からかかってきた電話は絶望的なものだった。
「もしもし?」
「あっ、夕の彼氏さんですか?」
「…ああ、確か君は…」
「私です、一緒に学園祭回った」
「ああ、覚えている。どんな要件だ?」
「その、夕から今日は一緒に夕飯食べるって話は聞いてますか?」
「ああ」
「それで、一緒に食べてたんですけど…その、大学の先輩たちに絡まれて一緒に食べることになってしまって…」
「………ああ、男か」
「うっ…すみません…しつこくて…」
「いや、無理に断ったら何が起こるかわからないし賢明な判断だ。で、どうなったんだ?」
「その先輩が私たちと一緒の人数だっから合コンみたいになっちゃって…まぁ、最初から相手はその気だったんでしょうけど、」
「…そうか」
「それでですね…私たち全員彼氏いるのにグイグイ来て、連絡先を交換しても止まらなくて…挙げ句の果てに私たちにお酒を飲まそうとしてきたんです」
「……待て、夕は、」
「…………その予想当たってます。嫌な予想」
「……そうか…」
「その、ちゃんと最後まで断ってたんです。先輩も私たちに勧められるお酒自分からグビグビ飲んだりしてて…。でも、夕を狙ってる先輩の1人が夕のグラスと自分のグラスをいつの間にか交換してたみたいで…わざと夕の飲んでた烏龍茶と同じような色のお酒頼んで、それを夕が気付かずに飲んじゃって…」
「……酔ってるのか、」
「…はい、すみません本当に。私たちがもっとよく注意してれば…」
「君が謝ることじゃない。直ぐにいくから場所を教えてくれ」
「ありがとうございます……」
わざわざ夕の電話からかけてきてくれたのか。俺は直ぐに教えられた場所に向かってお邪魔すると、明らかに騒いでいる一角がある。
「え~!?夕ちゃん弱くな~い!?大丈夫~?」
「………うん、」
「あはは!顔赤いよー?」
「ちょっと、先輩やめて下さい」
電話をかけてくれた彼女は夕の肩を掴もうとした手をバシンと跳ね返して夕の前に立つが、それでも諦めず夕に手を伸ばしている。その光景に俺はカチンときて大股でその席に向かう。店員にはもう伝えてあるから何も心配はない。
「何でよー、夕ちゃん自身何も嫌がってないジャーン」
「あの、さっきから言ってますけど私たち全員彼氏がいるんですよ。だからもう…」
「じゃあ呼んでみなよここに。君達の彼氏は写真も見たし目の前で通話してくれたからわかったけどさ、夕ちゃんはなーんにも分かんないじゃん」
「先輩、夕の彼氏知らないんですか?有名ですよ?学園祭でも…」
「噂では知ってるけど、あれ嘘でしょー」
「事実だが」
「…………え?」
「事実を嘘だと言われることが、こんなにも腹立たしいとはな」
俺はソイツを自分でも分かるくらいに冷たく見下ろす。冷たく感じるのは表面だけで、奥には一言では表せないくらいの様々な感情がマグマのように煮えたぎった渦を巻いている。
「あ、灰月さん、」
「………ん…」
「夕、迎えにきた」
「………ん?」
「夕、おいで」
「……えへへ、せんせぇだぁ」
「ああ、お前の先生だ」
夕はアルコールで赤く染まった顔ではにかんで俺の方に来ると俺の腕にしがみつく。
「えへへ、夢みたいです…先生がここにいるなんて…」
「現実だがな」
そんな言葉を交わしていると、彼はグッと顔を顰めて負け犬の遠吠えのように言葉を吐く。
「ハッ、たまたまだろ、」
「………ハァ、」
俺は溜息一つついてソイツらを睨みつけると、ソイツらはビクリと体を震わせる。こんな事でビビるなんて大した事ない奴らだ。そもそも夕のグラスと自分のグラスを取り替える時点で…ん?待て、
「おい、夕のグラスを取り替えたのは誰だ」
「ああ、あの真ん中の…」
「おいお前!」
「情報提供感謝する。グラスを取り替えた?口をつけたグラスをか?」
「ああ、確かに量を同じくらいにするために飲んでた気がする…あ、」
「………ほぅ、そうか」
男だけでなく夕の友達もやってしまったと顔を青くし、前の方にいたサークルの女先輩らしき人物はこれまでのアルコールが回ったのか、ケラケラと笑ってこの場を楽しんでいる。
「距離感は?先程と同じようにボディタッチもあったのか?」
「ま、えっと、灰月さん、」
「あははは!そりゃあもうね!下心ありまくりよ!」
目の前の彼女は高笑いして赤くなった顔で俺見つめる。その瞳には子供心のような好奇心や高揚感、そしてこれから起こる事象に胸を高鳴らせるような感情がキラキラと光っている。
「ハイツキ…さん?ハイツキさん、気をつけた方がイイっすよー、夕ちゃんモッテモッテだからさぁ、コイツらみーんな夕ちゃんとワンチャン狙ってんの!あはははは!距離感はすげー近いしボディタッチなんてそりゃもうさ!肩だけじゃないよ?ほっぺとか頭とか!後、太ももとか胸辺り!完全には触ってないけど、そこら辺の際どいところとかさぁ!」
ケラケラと笑いながら全てを暴いていく彼女に皆が青い顔をする中、夕と俺だけは顔色を変えない。俺は心の中で彼女に感謝をし、男達を睨みつける。
「随分と好き勝手やってくれたみたいじゃないか」
「…チッ、ほんとに彼氏なのかよ、」
「だからそうだと言っている」
「だって、さっきアンタは「先生」って呼ばれてただろ?何で自分の彼氏を先生なんて呼ぶんだよ。あ、まさか援交?」
「先輩!!いくら何でも…」
「…俺は夕と高校の頃からの縁でな。勉強を教えていたから先生と呼ばれているわけで、それが今でも名残として残っているんだ」
「そんなの、」
「では、何をすれば信じてくれる?」
俺が問うと、皆は顔を見合わせて真ん中の奴が口を開く。
「恋人同士なんだろ?じゃあ今ここでキスしてみろよ」
「ちょっと!せんぱ…」
「構わない」
「え、ちょっと、灰、」
俺は夕の顎に手を添えて唇にキスを落とす。軽いリップ音が響き、ゆっくりと唇を離すと彼らはあんぐりと口をだらしなく開ける。
「これでいいか?もっとお熱いのを希望なら、承るが」
「…っ、クソ、マジかよ…」
「ひゃあ…」
男は皆視線を逸らして口々に文句を並べ、彼女達は顔を赤くしてそのままフリーズしたり拍手をして高く笑っている。
「あははははは!ハイツキさんお熱~!ヒュ~!ほら夕ちゃーん、起きて~!王子様のキスでお姫様が起きるのなんてテンプレだよー!」
ユサユサと体を揺さぶられた夕は薄く開けていた目がだんだんと開いていき、そして徐々に顔を赤く染めていく。
「な、せん、僕、僕に何して、」
「起きたか、お姫様」
「へ?あの、僕の勘違いじゃなければ、きっ、ききき、」
「ああ。覚えてるんだな、良かった」
俺が笑うと夕はもっと顔を赤くして俺から離れようとするが、俺はグッと腕と手に力を入れて離さない。
「というわけだ」
「…‥あーはいはい!謝ればいいんでしょ!?すいませんすいません!でもまだ手ェ出してないし…」
「まだだと?今後やるつもりなのか?」
「えっ、あっ、いや、」
俺は狼狽える奴の胸ぐらを掴んでグッと引き寄せる。
「お前達みたいなクズの同胞にも伝えておけ。夕に手を出そうとするものなら、容赦しないとな」
俺が低い声でそう言うと、ソイツはこくこくと頷いて俺の手を剥がそうとするが、俺はもっと力を込めてやる。
「ちょっ、離、」
「今回は不問にしてやるが、今度またやってみろ。今度こそ、俺は何をするか分からないからな」
パッと手を離すが俺は睨むのをやめない。腕の中で混乱状態の夕を抱き抱えてその場を後にしようとすると、男達は俺を引き止める。
「何だ」
「金!まだ払ってもらってない!」
「…そうか。今ここには夕を含めて何人だ」
「6だけど?」
俺は財布から6万円を出してその場にバンと置く。
「これで足りるだろ、釣りはみんなで分けろ」
「は!?」
「何だ?まだ必要か?」
俺はプラス4万出そうとしたが、待て待てと彼女達に止められる。
「もう十分です!十分すぎます!!」
「ひゃー、ハイツキさん、太っ腹…後で返しますんで…」
「返さなくて結構だ。むしろ夕がお世話になったな。また後でお礼をさせてくれ」
「「ええ…」」
2人は信じられないという顔をするが、俺は最後に一言言ってその場を去る。
「俺は嫉妬深いんだ。だからこそ、お前らみたいなぽっと出の青2歳のガキに夕を取られるわけにはいかねぇんだよ」
俺が睨みつけながら言うと、彼らは恐怖に顔を歪ませて冷や汗をかき、ごくりと喉を鳴らす。
俺はそのまま夕を抱え、店内全員の視線を痛いほど浴びながらその場を後にした。
「ん、サークルの人たちか?」
「はい!僕の他には先輩と僕の同級生で、女の子だけでの女子会を兼ねたご飯会です!」
「そうか、楽しんでこいよ」
「はい!」
これが朝あった夕との会話で、俺は普通に夕が楽しみにしているのが嬉しかった。
しかし、夜夕の携帯からかかってきた電話は絶望的なものだった。
「もしもし?」
「あっ、夕の彼氏さんですか?」
「…ああ、確か君は…」
「私です、一緒に学園祭回った」
「ああ、覚えている。どんな要件だ?」
「その、夕から今日は一緒に夕飯食べるって話は聞いてますか?」
「ああ」
「それで、一緒に食べてたんですけど…その、大学の先輩たちに絡まれて一緒に食べることになってしまって…」
「………ああ、男か」
「うっ…すみません…しつこくて…」
「いや、無理に断ったら何が起こるかわからないし賢明な判断だ。で、どうなったんだ?」
「その先輩が私たちと一緒の人数だっから合コンみたいになっちゃって…まぁ、最初から相手はその気だったんでしょうけど、」
「…そうか」
「それでですね…私たち全員彼氏いるのにグイグイ来て、連絡先を交換しても止まらなくて…挙げ句の果てに私たちにお酒を飲まそうとしてきたんです」
「……待て、夕は、」
「…………その予想当たってます。嫌な予想」
「……そうか…」
「その、ちゃんと最後まで断ってたんです。先輩も私たちに勧められるお酒自分からグビグビ飲んだりしてて…。でも、夕を狙ってる先輩の1人が夕のグラスと自分のグラスをいつの間にか交換してたみたいで…わざと夕の飲んでた烏龍茶と同じような色のお酒頼んで、それを夕が気付かずに飲んじゃって…」
「……酔ってるのか、」
「…はい、すみません本当に。私たちがもっとよく注意してれば…」
「君が謝ることじゃない。直ぐにいくから場所を教えてくれ」
「ありがとうございます……」
わざわざ夕の電話からかけてきてくれたのか。俺は直ぐに教えられた場所に向かってお邪魔すると、明らかに騒いでいる一角がある。
「え~!?夕ちゃん弱くな~い!?大丈夫~?」
「………うん、」
「あはは!顔赤いよー?」
「ちょっと、先輩やめて下さい」
電話をかけてくれた彼女は夕の肩を掴もうとした手をバシンと跳ね返して夕の前に立つが、それでも諦めず夕に手を伸ばしている。その光景に俺はカチンときて大股でその席に向かう。店員にはもう伝えてあるから何も心配はない。
「何でよー、夕ちゃん自身何も嫌がってないジャーン」
「あの、さっきから言ってますけど私たち全員彼氏がいるんですよ。だからもう…」
「じゃあ呼んでみなよここに。君達の彼氏は写真も見たし目の前で通話してくれたからわかったけどさ、夕ちゃんはなーんにも分かんないじゃん」
「先輩、夕の彼氏知らないんですか?有名ですよ?学園祭でも…」
「噂では知ってるけど、あれ嘘でしょー」
「事実だが」
「…………え?」
「事実を嘘だと言われることが、こんなにも腹立たしいとはな」
俺はソイツを自分でも分かるくらいに冷たく見下ろす。冷たく感じるのは表面だけで、奥には一言では表せないくらいの様々な感情がマグマのように煮えたぎった渦を巻いている。
「あ、灰月さん、」
「………ん…」
「夕、迎えにきた」
「………ん?」
「夕、おいで」
「……えへへ、せんせぇだぁ」
「ああ、お前の先生だ」
夕はアルコールで赤く染まった顔ではにかんで俺の方に来ると俺の腕にしがみつく。
「えへへ、夢みたいです…先生がここにいるなんて…」
「現実だがな」
そんな言葉を交わしていると、彼はグッと顔を顰めて負け犬の遠吠えのように言葉を吐く。
「ハッ、たまたまだろ、」
「………ハァ、」
俺は溜息一つついてソイツらを睨みつけると、ソイツらはビクリと体を震わせる。こんな事でビビるなんて大した事ない奴らだ。そもそも夕のグラスと自分のグラスを取り替える時点で…ん?待て、
「おい、夕のグラスを取り替えたのは誰だ」
「ああ、あの真ん中の…」
「おいお前!」
「情報提供感謝する。グラスを取り替えた?口をつけたグラスをか?」
「ああ、確かに量を同じくらいにするために飲んでた気がする…あ、」
「………ほぅ、そうか」
男だけでなく夕の友達もやってしまったと顔を青くし、前の方にいたサークルの女先輩らしき人物はこれまでのアルコールが回ったのか、ケラケラと笑ってこの場を楽しんでいる。
「距離感は?先程と同じようにボディタッチもあったのか?」
「ま、えっと、灰月さん、」
「あははは!そりゃあもうね!下心ありまくりよ!」
目の前の彼女は高笑いして赤くなった顔で俺見つめる。その瞳には子供心のような好奇心や高揚感、そしてこれから起こる事象に胸を高鳴らせるような感情がキラキラと光っている。
「ハイツキ…さん?ハイツキさん、気をつけた方がイイっすよー、夕ちゃんモッテモッテだからさぁ、コイツらみーんな夕ちゃんとワンチャン狙ってんの!あはははは!距離感はすげー近いしボディタッチなんてそりゃもうさ!肩だけじゃないよ?ほっぺとか頭とか!後、太ももとか胸辺り!完全には触ってないけど、そこら辺の際どいところとかさぁ!」
ケラケラと笑いながら全てを暴いていく彼女に皆が青い顔をする中、夕と俺だけは顔色を変えない。俺は心の中で彼女に感謝をし、男達を睨みつける。
「随分と好き勝手やってくれたみたいじゃないか」
「…チッ、ほんとに彼氏なのかよ、」
「だからそうだと言っている」
「だって、さっきアンタは「先生」って呼ばれてただろ?何で自分の彼氏を先生なんて呼ぶんだよ。あ、まさか援交?」
「先輩!!いくら何でも…」
「…俺は夕と高校の頃からの縁でな。勉強を教えていたから先生と呼ばれているわけで、それが今でも名残として残っているんだ」
「そんなの、」
「では、何をすれば信じてくれる?」
俺が問うと、皆は顔を見合わせて真ん中の奴が口を開く。
「恋人同士なんだろ?じゃあ今ここでキスしてみろよ」
「ちょっと!せんぱ…」
「構わない」
「え、ちょっと、灰、」
俺は夕の顎に手を添えて唇にキスを落とす。軽いリップ音が響き、ゆっくりと唇を離すと彼らはあんぐりと口をだらしなく開ける。
「これでいいか?もっとお熱いのを希望なら、承るが」
「…っ、クソ、マジかよ…」
「ひゃあ…」
男は皆視線を逸らして口々に文句を並べ、彼女達は顔を赤くしてそのままフリーズしたり拍手をして高く笑っている。
「あははははは!ハイツキさんお熱~!ヒュ~!ほら夕ちゃーん、起きて~!王子様のキスでお姫様が起きるのなんてテンプレだよー!」
ユサユサと体を揺さぶられた夕は薄く開けていた目がだんだんと開いていき、そして徐々に顔を赤く染めていく。
「な、せん、僕、僕に何して、」
「起きたか、お姫様」
「へ?あの、僕の勘違いじゃなければ、きっ、ききき、」
「ああ。覚えてるんだな、良かった」
俺が笑うと夕はもっと顔を赤くして俺から離れようとするが、俺はグッと腕と手に力を入れて離さない。
「というわけだ」
「…‥あーはいはい!謝ればいいんでしょ!?すいませんすいません!でもまだ手ェ出してないし…」
「まだだと?今後やるつもりなのか?」
「えっ、あっ、いや、」
俺は狼狽える奴の胸ぐらを掴んでグッと引き寄せる。
「お前達みたいなクズの同胞にも伝えておけ。夕に手を出そうとするものなら、容赦しないとな」
俺が低い声でそう言うと、ソイツはこくこくと頷いて俺の手を剥がそうとするが、俺はもっと力を込めてやる。
「ちょっ、離、」
「今回は不問にしてやるが、今度またやってみろ。今度こそ、俺は何をするか分からないからな」
パッと手を離すが俺は睨むのをやめない。腕の中で混乱状態の夕を抱き抱えてその場を後にしようとすると、男達は俺を引き止める。
「何だ」
「金!まだ払ってもらってない!」
「…そうか。今ここには夕を含めて何人だ」
「6だけど?」
俺は財布から6万円を出してその場にバンと置く。
「これで足りるだろ、釣りはみんなで分けろ」
「は!?」
「何だ?まだ必要か?」
俺はプラス4万出そうとしたが、待て待てと彼女達に止められる。
「もう十分です!十分すぎます!!」
「ひゃー、ハイツキさん、太っ腹…後で返しますんで…」
「返さなくて結構だ。むしろ夕がお世話になったな。また後でお礼をさせてくれ」
「「ええ…」」
2人は信じられないという顔をするが、俺は最後に一言言ってその場を去る。
「俺は嫉妬深いんだ。だからこそ、お前らみたいなぽっと出の青2歳のガキに夕を取られるわけにはいかねぇんだよ」
俺が睨みつけながら言うと、彼らは恐怖に顔を歪ませて冷や汗をかき、ごくりと喉を鳴らす。
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