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バサラーダの秘密
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結局、魁斗と麻里香は近所のバーガーショップまできていた。
普段からラーメン屋しか行かない魁斗はこの辺で上手い店を知る由もなく消去法でこの店に来たのだ。
「ごめん…………俺オシャレな店とか全然知らなくて……」
「うぅん……大丈夫だよ……魁斗と一緒に来れればどこだっていいから…」
(情けない!!普段からラーメン屋しか行かないツケが今回になって回ってきたか!)
魁斗は血の涙を流し、拳を握りしめながら最大に己の無知を悔やんだ。
その後、麻里香はヘルシーサラダバーガー、魁斗は漢(おとこ)の肉盛りバーガーというなんとも頭悪そうなメニューを注文して互いに向き合って座る。
「おい見ろよ、あの娘」「すげぇ可愛い!!」「芸能人か?めっちゃ美人だよな」「おれ、なんか変な気持ちになってきた!!」「俺もだ、あぁぁなんかムラムラしてきた!」
周りの男の視線(一部変質者)を一気に集める麻里香。あえて最後の奴に突っ込まない魁斗は改めて麻里香を見つめる。
(周りの視線が麻里香に向いてる、まぁ確かに麻里香可愛いから無理ないよな)
「ていうか!隣の男だれだよ!?彼氏か!?」「畜生!?羨ましい!恨めしい!!」「どうする?処す?殺(や)っちゃう?」「おれちょっと好みかも、掘っちまおうかな♡」
「おい!!最後の奴誰だ!!出てこいゴラァ!!」
「魁斗?……」
「いや、なんでもない、気にしないでくれ」
危うく掘られそうになった魁斗は麻里香に問いかけられた瞬間に平然を保つ。
「あの……魁斗……少し聞きたいんだけど…」
「ん?なんだ?」
「あの怪人と…その…バサラーダについて教えて欲しい…」
「ぶふぅ!!」
魁斗は口に含んだコーラを盛大に吹きこぼしむせる 。
「だっ……大丈夫?…」
「だっ、大丈夫、ごまん、まさかその事を聞かれるとは思わなかったから」
周りの野郎共が「HッHAHAHAHA!!!」と魁斗を一斉にして笑い者にする。
「あの、麻里香、やっぱり知りたい?」
魁斗がそう問いかけると迷いなく首を縦に振る麻里香。
(まぁ、あそこまで見ちゃったわけだし、今更忘れろだつったって無理だよな)
「分かった教えるよ、ただしこの事は絶対に他言無用だぞ?機密事項なんだから」
「うん…」
魁斗は真剣な顔立ちになって話を進める。その顔つきに麻里香はトキメいた方を魁斗は知らない。
「超怪事件って聞いた事あるだろ?」
「うん…」
超怪事件、このたつの市周辺で怒ってる不可解な変死体が続出する謎の殺人事件の事だ。
「君が遭遇したクレイドルがその元凶だ」
「クレイドル?」
「俺たちも詳しくは分かってない、分かってるのは別次元からやってきた怪物で人間の持つポラルを糧にしてるってだけなんだ」
「ポラル?……」
「人間なら誰でも持ってる生エネルギーの事だよ、奴らはそれを狙ってこのたつの市周辺に現れるんだ」
「そんな……まだあんなのが他にもいるなんて…」.
麻里香は不安そうになるも、魁斗は安心させるために続きを話す。
「そんなクレイドルを秘密裏に倒すために組織されたのが秘密結社「マスカレード」だ」
「マスカレード……」
「そっ、そして、現場に向かってクレイドルと戦うのがマスカレードのエージェントが俺たち超鳥人(ちょうじん)だ、バサラーダは俺のコードネーム」
「俺達って事は……魁斗以外にもまだいるの?…」
「あぁ、俺以外に後四人いるよ」
(会った事ないけど…)
魁斗がマスカレードに入った際に他の超鳥人達は兵庫県周辺の調査に向かっているため会った事はない。
そんな時だ、麻里香はある事を魁斗に問いかけた。
「そういえば、魁斗はなんで超鳥人になったの?」
その質問に魁斗は口を噤んだ
「……ごめん麻里香、できたらその話は触れたくないんだ…あんまりいい思い出じゃないから…」
「ご…ごめん、私…」
「いいんだ、麻里香は何にも悪くないよ」
気まずい雰囲気の中、少し静寂が続いたが、
「ごめんな、俺のせいで、とりあえず食べよ!」
「うっ……うん……」
魁斗は漢の肉盛りバーガーな包み紙を開き思いっきりかぶりつく。
「あっ、初めて食ったけどうまいな」
「魁斗は……普段からここに来るの?…」
「いやあんまり、超鳥人の仕事とかで忙しいから落ち着いて外食するの久しぶりかもな、普段は俺バイトしてるって話通してるから」
「そうなんだ」といって麻里香もサラダバーガーにちょこっとかぶりつく。
「麻里香、それだけで足りるか?よかったら俺の少しいる?」
「えっ?」
魁斗は麻里香の前に自分のバーガーを差し出す。しかも、先程かぶりついた方を。
「……いいの?」
「おう、遠慮せずに思いっきりかぶりついていいぜ」
麻里香な胸の鼓動が高くなる。ドキドキしながら麻里香は勇気をだして、
「……はむっ」
魁斗のバーガーを魁斗が被りついたのと同じ方向からかぶりついたのだった。
「どう?上手いか?」
「うっ…うん…….」
(やっちゃった……私、魁斗と……カッ….間接…キッ……ス……)
麻里香は顔を真っ赤にしながらモグモグと口を動かす。
(どっ…どうしよう……味なんて分からないよぉ…)
「大丈夫か?なんか顔赤いけど、熱でもあるんじゃ?」
魁斗は無意識に自身の額を麻里香の額に当てる。その瞬間。
「はぅ~!…」
麻里香は顔を真っ赤にしてそのまま失神してしまった。
「おっおい麻里香!?大丈夫か!?」
魁斗は倒れ込む麻里香をそっと抱き抱える。
意識が薄れていく麻里香は思った。
(私……今人生で一番幸せ♡…)
◇
あの後、意識を取り戻した麻里香と食事を楽しんだあと、また明日と別れたあと魁斗は、
「魁斗!!アンタまた学校を抜けたそうじゃない!!」
っと、母の美玲に大目玉食らったのだ、その様子を隣で笑う美穂に見られながら。
◇
「あぁ、終わったか、母さん説教長げぇよ」
魁斗が部屋に戻ろうとすると、
「魁斗」
普段着のハーフパンツとタンクトップの美穂が魁斗に話しかけてきた。
「なっ、なんだよ?」
また何か嫌味でも言われるんじゃないかと警戒する魁斗に美穂は、
「今日、あの娘とどこにいったのよ?」
「はっ?」
急になんだ?だと言いたそうな顔になる魁斗。
「別に….ちょっとラクダナルドで飯食ってきただけだよ…」
「それだけ?」
「あぁ、そうだけど?」
「………良かった……」
「?….なんか言ったか?」
「うるさいわね!!なんでもないわよバ魁斗!!」
急に怒鳴った美穂は促促(ソクソク)と自分の部屋へと歩いて行った。
「なんだよアイツ?」
魁斗は不思議そうな顔をしながら部屋へと入り私服に着替えようとする。
すると、
『contact!!contact!!』
魁斗のバードラスから着信が入る。絵凪からだ。
(ヤバい!!もしかして正体麻里香にバレたのがもう知られたのか!?)
魁斗は別の意味でドキドキしながら着信をとる。
「もしもし」
『魁斗君!任務よ!!今夜10時に本部まだ来てちょうだい!』
「えっ?夜中のですか?」
『そうよ!詳しい内容はその時話すわ、とにかく必ず来るのよ!来なかったら殺すからね!?じゃ!』
ブツ、と着信が切れる。
「なんだ?いったい?」
(絵凪さんのあの様子、ただ事じゃないな……)
この時の魁斗はまだ知らない。この後、自分は超鳥人になって初のピンチに陥る事になるのを。
普段からラーメン屋しか行かない魁斗はこの辺で上手い店を知る由もなく消去法でこの店に来たのだ。
「ごめん…………俺オシャレな店とか全然知らなくて……」
「うぅん……大丈夫だよ……魁斗と一緒に来れればどこだっていいから…」
(情けない!!普段からラーメン屋しか行かないツケが今回になって回ってきたか!)
魁斗は血の涙を流し、拳を握りしめながら最大に己の無知を悔やんだ。
その後、麻里香はヘルシーサラダバーガー、魁斗は漢(おとこ)の肉盛りバーガーというなんとも頭悪そうなメニューを注文して互いに向き合って座る。
「おい見ろよ、あの娘」「すげぇ可愛い!!」「芸能人か?めっちゃ美人だよな」「おれ、なんか変な気持ちになってきた!!」「俺もだ、あぁぁなんかムラムラしてきた!」
周りの男の視線(一部変質者)を一気に集める麻里香。あえて最後の奴に突っ込まない魁斗は改めて麻里香を見つめる。
(周りの視線が麻里香に向いてる、まぁ確かに麻里香可愛いから無理ないよな)
「ていうか!隣の男だれだよ!?彼氏か!?」「畜生!?羨ましい!恨めしい!!」「どうする?処す?殺(や)っちゃう?」「おれちょっと好みかも、掘っちまおうかな♡」
「おい!!最後の奴誰だ!!出てこいゴラァ!!」
「魁斗?……」
「いや、なんでもない、気にしないでくれ」
危うく掘られそうになった魁斗は麻里香に問いかけられた瞬間に平然を保つ。
「あの……魁斗……少し聞きたいんだけど…」
「ん?なんだ?」
「あの怪人と…その…バサラーダについて教えて欲しい…」
「ぶふぅ!!」
魁斗は口に含んだコーラを盛大に吹きこぼしむせる 。
「だっ……大丈夫?…」
「だっ、大丈夫、ごまん、まさかその事を聞かれるとは思わなかったから」
周りの野郎共が「HッHAHAHAHA!!!」と魁斗を一斉にして笑い者にする。
「あの、麻里香、やっぱり知りたい?」
魁斗がそう問いかけると迷いなく首を縦に振る麻里香。
(まぁ、あそこまで見ちゃったわけだし、今更忘れろだつったって無理だよな)
「分かった教えるよ、ただしこの事は絶対に他言無用だぞ?機密事項なんだから」
「うん…」
魁斗は真剣な顔立ちになって話を進める。その顔つきに麻里香はトキメいた方を魁斗は知らない。
「超怪事件って聞いた事あるだろ?」
「うん…」
超怪事件、このたつの市周辺で怒ってる不可解な変死体が続出する謎の殺人事件の事だ。
「君が遭遇したクレイドルがその元凶だ」
「クレイドル?」
「俺たちも詳しくは分かってない、分かってるのは別次元からやってきた怪物で人間の持つポラルを糧にしてるってだけなんだ」
「ポラル?……」
「人間なら誰でも持ってる生エネルギーの事だよ、奴らはそれを狙ってこのたつの市周辺に現れるんだ」
「そんな……まだあんなのが他にもいるなんて…」.
麻里香は不安そうになるも、魁斗は安心させるために続きを話す。
「そんなクレイドルを秘密裏に倒すために組織されたのが秘密結社「マスカレード」だ」
「マスカレード……」
「そっ、そして、現場に向かってクレイドルと戦うのがマスカレードのエージェントが俺たち超鳥人(ちょうじん)だ、バサラーダは俺のコードネーム」
「俺達って事は……魁斗以外にもまだいるの?…」
「あぁ、俺以外に後四人いるよ」
(会った事ないけど…)
魁斗がマスカレードに入った際に他の超鳥人達は兵庫県周辺の調査に向かっているため会った事はない。
そんな時だ、麻里香はある事を魁斗に問いかけた。
「そういえば、魁斗はなんで超鳥人になったの?」
その質問に魁斗は口を噤んだ
「……ごめん麻里香、できたらその話は触れたくないんだ…あんまりいい思い出じゃないから…」
「ご…ごめん、私…」
「いいんだ、麻里香は何にも悪くないよ」
気まずい雰囲気の中、少し静寂が続いたが、
「ごめんな、俺のせいで、とりあえず食べよ!」
「うっ……うん……」
魁斗は漢の肉盛りバーガーな包み紙を開き思いっきりかぶりつく。
「あっ、初めて食ったけどうまいな」
「魁斗は……普段からここに来るの?…」
「いやあんまり、超鳥人の仕事とかで忙しいから落ち着いて外食するの久しぶりかもな、普段は俺バイトしてるって話通してるから」
「そうなんだ」といって麻里香もサラダバーガーにちょこっとかぶりつく。
「麻里香、それだけで足りるか?よかったら俺の少しいる?」
「えっ?」
魁斗は麻里香の前に自分のバーガーを差し出す。しかも、先程かぶりついた方を。
「……いいの?」
「おう、遠慮せずに思いっきりかぶりついていいぜ」
麻里香な胸の鼓動が高くなる。ドキドキしながら麻里香は勇気をだして、
「……はむっ」
魁斗のバーガーを魁斗が被りついたのと同じ方向からかぶりついたのだった。
「どう?上手いか?」
「うっ…うん…….」
(やっちゃった……私、魁斗と……カッ….間接…キッ……ス……)
麻里香は顔を真っ赤にしながらモグモグと口を動かす。
(どっ…どうしよう……味なんて分からないよぉ…)
「大丈夫か?なんか顔赤いけど、熱でもあるんじゃ?」
魁斗は無意識に自身の額を麻里香の額に当てる。その瞬間。
「はぅ~!…」
麻里香は顔を真っ赤にしてそのまま失神してしまった。
「おっおい麻里香!?大丈夫か!?」
魁斗は倒れ込む麻里香をそっと抱き抱える。
意識が薄れていく麻里香は思った。
(私……今人生で一番幸せ♡…)
◇
あの後、意識を取り戻した麻里香と食事を楽しんだあと、また明日と別れたあと魁斗は、
「魁斗!!アンタまた学校を抜けたそうじゃない!!」
っと、母の美玲に大目玉食らったのだ、その様子を隣で笑う美穂に見られながら。
◇
「あぁ、終わったか、母さん説教長げぇよ」
魁斗が部屋に戻ろうとすると、
「魁斗」
普段着のハーフパンツとタンクトップの美穂が魁斗に話しかけてきた。
「なっ、なんだよ?」
また何か嫌味でも言われるんじゃないかと警戒する魁斗に美穂は、
「今日、あの娘とどこにいったのよ?」
「はっ?」
急になんだ?だと言いたそうな顔になる魁斗。
「別に….ちょっとラクダナルドで飯食ってきただけだよ…」
「それだけ?」
「あぁ、そうだけど?」
「………良かった……」
「?….なんか言ったか?」
「うるさいわね!!なんでもないわよバ魁斗!!」
急に怒鳴った美穂は促促(ソクソク)と自分の部屋へと歩いて行った。
「なんだよアイツ?」
魁斗は不思議そうな顔をしながら部屋へと入り私服に着替えようとする。
すると、
『contact!!contact!!』
魁斗のバードラスから着信が入る。絵凪からだ。
(ヤバい!!もしかして正体麻里香にバレたのがもう知られたのか!?)
魁斗は別の意味でドキドキしながら着信をとる。
「もしもし」
『魁斗君!任務よ!!今夜10時に本部まだ来てちょうだい!』
「えっ?夜中のですか?」
『そうよ!詳しい内容はその時話すわ、とにかく必ず来るのよ!来なかったら殺すからね!?じゃ!』
ブツ、と着信が切れる。
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