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置いて行かれても仕方がないので諒真もそのあとに続いて中へと入っていく。エレベータには他の人は乗っておらず乗員はブライアンと諒真の二人だけだった。
ブライアンが地下二階のボタンを押すとエレベーターはゆっくりと下へと向かってゆく。
ここでもブライアンはとりとめもない話を続け諒真は生返事を繰り返す。
「講義をしてくれる能力者の人ってどんな人なんですか?」
と、諒真の方から話を振ってもみるが
「それはあってみてのお楽しみだよ。人生っていうのは先の見えないワクワク感があるから面白いんだろう?」
などとはぐらかされてしまった。
そんなふうに益体のない話を続けているとエレベーターは目的の階へとたどり着きブライアンはさっさかと先へと進んでいく。
地下に降りたということもあり、エレベーターを降りた先にある廊下は先ほどまでと様子が違っていた。
上の階では片側は窓ガラスで外の風景を楽しむこともできたが地下階ということもあり両側が何らかの部屋につながるであろう扉で占められていた。
また、扉同士の間隔も上階に比べ広がっており一つ一つの部屋が上階のそれよりも格段に広いことを暗に示していた。
「さあ、目的の部屋についたよ」
ブライアンが唐突に一つの扉の前で止まるとそんな風に声をかけてきた。諒真が自分の後ろについていていることを確認したブライアンはおもむろに目の前の扉を開け放ち目的の部屋の中へと入っていく。
勝手知ったるブライアンとは違い諒真は恐る恐る中を窺うようにして部屋の中へと入っていくが、その中は一つの教室ほどの大きさを持った真っ白い空間だった。
端の方には申し訳ない程度に机とパイプ椅子が何脚か用意されており、そのうちの一つには一人の少女が座っていた。
少女は部屋の中へと入ってきた二人に気づいたのかおもむろに椅子から立ち上がるとトテトテと二人の方へと近寄ってきた。
「やあやあ、お待たせしてしまったかな。何せ諒真君への説明に熱が入ってしまってね」
などと、ブライアンは少女に向かって陽気な感じで話しかけているが諒真の方はそうはいかなかった。
今日出会ったイレギュラーな人物(一人は自分を殺した男でもう一人は自分の現状を説明してくれた人だ)が二人とも男だったことでこれから会うであろう能力者も無意識的に男だと決めてかかっていたからだろう。
……いや、ここにたどり着く前にこれから会うのが女性だとブライアンに教えられていたとしても全く動揺しなかったとは言い切れない。
なぜならば目の前に現れた少女は控えめに言っても可愛らしい部類に入り、とても人知を超えた能力を使用するようには見えないからだ。
目はクリッとして大きくきれいな茶髪はセミロングに整えられている。服装はTシャツにパンツ姿という動きやすさを考えられたものだが、少女の魅力を減じるようなものでもない。
ブライアンと少女が和やかに話すのを諒真は呆けたような表情で見つめていた。そんな様子だったから少女が諒真の方へ向かって
「はじめまして三登諒真さん。私は芦沢咲良と言います」
と、自己紹介を行っても気の利いた言葉も言えずに
「あ、……はい」
としか返せなかったし
「はっはっはっ、どうだい諒真君? 君に講義をしてくれる能力者が咲良ちゃんみたいにかわいい女の子でびっくりしただろう」
などとブライアンが心底面白いものを見たというような表情で話しかけてきても沈黙を貫くことしかできなかった。
もちろんいつまでも呆け続けているわけにもいかないし、芹沢咲良と名乗る少女に対するびっくり感も薄れてきたので探り探りながらも諒真は話しかけ始める。
「ええと、君が俺に能力に対して講義してくれる能力者の人……なんだよね」
「はい、そうです。こう見えても能力に目覚めてから七年以上経っているベテランですからいろいろ教えられると思いますよ」
「そうそう、咲良ちゃんはこの研究所の中でも一番のベテランだからね」
咲良はそう言いつつ部屋の中央へと進んでいく。どうやら能力の講義をするにはある程度の空間が必要なようだ。
ブライアンはと言えば、自分にできることはもうないとでも言いたいのか咲良の座っていた椅子に座り込みにやにやと様子をうかがっている。
「とは言っても能力に関してはそこまで深いことが分かっているわけでもないんです。能力の使用方法とその危険性くらいですかね」
「……やっぱり危険があるのか?」
「ああ、いえいえ。使うたびに精神が摩耗していくとか死ぬほどの激痛が走るとかそんなことはないんですよ。体を酷使すれば筋肉痛になるように能力を使いすぎると精神的な疲労がたまって能力の発動が不安定になるというもので、慣れていけばどうということもないんです」
よほど不安そうな声に聞こえたのか諒真の抱いた疑問に対して咲良は慌てて打ち消すように答えを返す。
「……なるほど。危険というかそれは当たり前といえば当たり前のことだな」
「ではでは、能力の具体的な使用方法をお教えいたしますのでこちらの方に来ていただいてもいいですか?」
咲良は小さくこちらに来いと手招きをしながら諒真に問いかける。諒真の方にも否やはないので咲良の言う通り部屋の中央へと寄っていく。
諒真が咲良の傍まで寄っていくと、その行動に満足したのか咲良はニコニコと微笑みながら説明を開始する。
「まずは頭の中でスイッチを想像してください」
「スイッチ?」
「はい、どんな形でもいいので出来るだけ明確に想像してください」
「……」
諒真にとってスイッチと言われて一番初めに明瞭に思い浮かんだのがブレーカーだった。重くてごつく切り替えに力がいるような感じだ。
「想像できましたか? 想像できたのなら次に進みましょう」
咲良の問いかけに対して軽くうなずく諒真を見て咲良は説明を続けていく。
「そのスイッチは今オフになっている状態です。スイッチがオフになっている状態は当然ながら能力を使用しない日常の状態です。」
咲良の説明を聞きつつ諒真はなるほどと思う。
頭の中に想像したスイッチを能力発動の要に使うというのならば発動と解除のタイミングで集中すればよく、普段の生活の中では能力に対してあまり気を払わなくてもよいということだろう。
「能力を発動したいときには今想像しているそのスイッチを勢いよく切り替えてください」
集中している諒真の様子に満足しているのか咲良は淡々と説明を続ける。
「……!」
諒真の想像したスイッチはかなりごついので想像の中とはいえ切り替えに力が入るような感覚がした。
バチンっと頭の中で勢いよく音が鳴ったと思った瞬間、諒真の中では明確な変化が生じ始めた。
まずはじめに体中からエネルギーが生じ始めたように体全体が熱くなりはじめる。それはまるで体中のありとあらゆる骨が焼けた鉄に置き換わったようだった。体中の肉がじゅうじゅうと焼けているような感覚に陥る。
次に起きる変化は最初のそれとは比較にならないほど明確だった。体全体で発していた熱がすべて右腕に集約されていくのだ。右腕に集まった熱が最高潮に達したかと思うと、頭の中では稲光が鳴っているようなバチバチという音が鳴り響いている。
明らかに肉体と精神に多大な負荷をかけている様子なのに、不思議と諒真はこの変化を苦だとは思っていなかった。肉体の変化に対して驚きはしたものの、この変化が人類として正しい進化の過程だと遺伝子に刻み込まれているようにすんなりと受け入れられていた。
「おおっ」
右腕の熱と頭の中で響いていた音が徐々にいひいていく中、ブライアンが驚きとも感嘆とも言えない様な声をあげる。
その声をきっかけに諒真が恐る恐る目を開けてみるとそこには未だかつて見たこともないような光景が広がっていた。
右腕が、諒真自身が十六年間共に過ごしてきたはずの右腕が異様な姿に変容していたのだ。漫画やアニメのドラゴンを彷彿とさせるような禍々しい鱗とでもいうような物質で右腕は覆われており、触れるまでもなくその強靭さが伝わってくる。それでいながら手首やひじ、指などを動かすのにはいささかの不備もなくこれまでもと同じような感触で自在に操ることが可能だ。 ただ一つ違う点を挙げるのならばその異質な姿と指が手のひらに触れるたびになるコツコツという無機質な響きをあげることだ。
常人が同じ目にあったら卒倒するか叫び声をあげてパニックになるだろうが諒真自身にはその兆候は全く見て取れなかった。
むしろ、この姿こそが自分にとって完成したものなのだという確信さえ満ちていた。
「おめでとうございます、諒真さん。ひとまず成功して私もほっとしています」
咲良がそう声をかけた瞬間、諒真はハッとして我を取り戻す。
もう一度まじまじと自分自身の身体全体を見回してみるが右腕以外にはこれといった変化は起きていないようだった。
その右腕もそれ以上の変化は起きずまるで生まれた時からそうであったように諒真の体に馴染んでいる。
「これが……俺の……能力」
ブライアンが地下二階のボタンを押すとエレベーターはゆっくりと下へと向かってゆく。
ここでもブライアンはとりとめもない話を続け諒真は生返事を繰り返す。
「講義をしてくれる能力者の人ってどんな人なんですか?」
と、諒真の方から話を振ってもみるが
「それはあってみてのお楽しみだよ。人生っていうのは先の見えないワクワク感があるから面白いんだろう?」
などとはぐらかされてしまった。
そんなふうに益体のない話を続けているとエレベーターは目的の階へとたどり着きブライアンはさっさかと先へと進んでいく。
地下に降りたということもあり、エレベーターを降りた先にある廊下は先ほどまでと様子が違っていた。
上の階では片側は窓ガラスで外の風景を楽しむこともできたが地下階ということもあり両側が何らかの部屋につながるであろう扉で占められていた。
また、扉同士の間隔も上階に比べ広がっており一つ一つの部屋が上階のそれよりも格段に広いことを暗に示していた。
「さあ、目的の部屋についたよ」
ブライアンが唐突に一つの扉の前で止まるとそんな風に声をかけてきた。諒真が自分の後ろについていていることを確認したブライアンはおもむろに目の前の扉を開け放ち目的の部屋の中へと入っていく。
勝手知ったるブライアンとは違い諒真は恐る恐る中を窺うようにして部屋の中へと入っていくが、その中は一つの教室ほどの大きさを持った真っ白い空間だった。
端の方には申し訳ない程度に机とパイプ椅子が何脚か用意されており、そのうちの一つには一人の少女が座っていた。
少女は部屋の中へと入ってきた二人に気づいたのかおもむろに椅子から立ち上がるとトテトテと二人の方へと近寄ってきた。
「やあやあ、お待たせしてしまったかな。何せ諒真君への説明に熱が入ってしまってね」
などと、ブライアンは少女に向かって陽気な感じで話しかけているが諒真の方はそうはいかなかった。
今日出会ったイレギュラーな人物(一人は自分を殺した男でもう一人は自分の現状を説明してくれた人だ)が二人とも男だったことでこれから会うであろう能力者も無意識的に男だと決めてかかっていたからだろう。
……いや、ここにたどり着く前にこれから会うのが女性だとブライアンに教えられていたとしても全く動揺しなかったとは言い切れない。
なぜならば目の前に現れた少女は控えめに言っても可愛らしい部類に入り、とても人知を超えた能力を使用するようには見えないからだ。
目はクリッとして大きくきれいな茶髪はセミロングに整えられている。服装はTシャツにパンツ姿という動きやすさを考えられたものだが、少女の魅力を減じるようなものでもない。
ブライアンと少女が和やかに話すのを諒真は呆けたような表情で見つめていた。そんな様子だったから少女が諒真の方へ向かって
「はじめまして三登諒真さん。私は芦沢咲良と言います」
と、自己紹介を行っても気の利いた言葉も言えずに
「あ、……はい」
としか返せなかったし
「はっはっはっ、どうだい諒真君? 君に講義をしてくれる能力者が咲良ちゃんみたいにかわいい女の子でびっくりしただろう」
などとブライアンが心底面白いものを見たというような表情で話しかけてきても沈黙を貫くことしかできなかった。
もちろんいつまでも呆け続けているわけにもいかないし、芹沢咲良と名乗る少女に対するびっくり感も薄れてきたので探り探りながらも諒真は話しかけ始める。
「ええと、君が俺に能力に対して講義してくれる能力者の人……なんだよね」
「はい、そうです。こう見えても能力に目覚めてから七年以上経っているベテランですからいろいろ教えられると思いますよ」
「そうそう、咲良ちゃんはこの研究所の中でも一番のベテランだからね」
咲良はそう言いつつ部屋の中央へと進んでいく。どうやら能力の講義をするにはある程度の空間が必要なようだ。
ブライアンはと言えば、自分にできることはもうないとでも言いたいのか咲良の座っていた椅子に座り込みにやにやと様子をうかがっている。
「とは言っても能力に関してはそこまで深いことが分かっているわけでもないんです。能力の使用方法とその危険性くらいですかね」
「……やっぱり危険があるのか?」
「ああ、いえいえ。使うたびに精神が摩耗していくとか死ぬほどの激痛が走るとかそんなことはないんですよ。体を酷使すれば筋肉痛になるように能力を使いすぎると精神的な疲労がたまって能力の発動が不安定になるというもので、慣れていけばどうということもないんです」
よほど不安そうな声に聞こえたのか諒真の抱いた疑問に対して咲良は慌てて打ち消すように答えを返す。
「……なるほど。危険というかそれは当たり前といえば当たり前のことだな」
「ではでは、能力の具体的な使用方法をお教えいたしますのでこちらの方に来ていただいてもいいですか?」
咲良は小さくこちらに来いと手招きをしながら諒真に問いかける。諒真の方にも否やはないので咲良の言う通り部屋の中央へと寄っていく。
諒真が咲良の傍まで寄っていくと、その行動に満足したのか咲良はニコニコと微笑みながら説明を開始する。
「まずは頭の中でスイッチを想像してください」
「スイッチ?」
「はい、どんな形でもいいので出来るだけ明確に想像してください」
「……」
諒真にとってスイッチと言われて一番初めに明瞭に思い浮かんだのがブレーカーだった。重くてごつく切り替えに力がいるような感じだ。
「想像できましたか? 想像できたのなら次に進みましょう」
咲良の問いかけに対して軽くうなずく諒真を見て咲良は説明を続けていく。
「そのスイッチは今オフになっている状態です。スイッチがオフになっている状態は当然ながら能力を使用しない日常の状態です。」
咲良の説明を聞きつつ諒真はなるほどと思う。
頭の中に想像したスイッチを能力発動の要に使うというのならば発動と解除のタイミングで集中すればよく、普段の生活の中では能力に対してあまり気を払わなくてもよいということだろう。
「能力を発動したいときには今想像しているそのスイッチを勢いよく切り替えてください」
集中している諒真の様子に満足しているのか咲良は淡々と説明を続ける。
「……!」
諒真の想像したスイッチはかなりごついので想像の中とはいえ切り替えに力が入るような感覚がした。
バチンっと頭の中で勢いよく音が鳴ったと思った瞬間、諒真の中では明確な変化が生じ始めた。
まずはじめに体中からエネルギーが生じ始めたように体全体が熱くなりはじめる。それはまるで体中のありとあらゆる骨が焼けた鉄に置き換わったようだった。体中の肉がじゅうじゅうと焼けているような感覚に陥る。
次に起きる変化は最初のそれとは比較にならないほど明確だった。体全体で発していた熱がすべて右腕に集約されていくのだ。右腕に集まった熱が最高潮に達したかと思うと、頭の中では稲光が鳴っているようなバチバチという音が鳴り響いている。
明らかに肉体と精神に多大な負荷をかけている様子なのに、不思議と諒真はこの変化を苦だとは思っていなかった。肉体の変化に対して驚きはしたものの、この変化が人類として正しい進化の過程だと遺伝子に刻み込まれているようにすんなりと受け入れられていた。
「おおっ」
右腕の熱と頭の中で響いていた音が徐々にいひいていく中、ブライアンが驚きとも感嘆とも言えない様な声をあげる。
その声をきっかけに諒真が恐る恐る目を開けてみるとそこには未だかつて見たこともないような光景が広がっていた。
右腕が、諒真自身が十六年間共に過ごしてきたはずの右腕が異様な姿に変容していたのだ。漫画やアニメのドラゴンを彷彿とさせるような禍々しい鱗とでもいうような物質で右腕は覆われており、触れるまでもなくその強靭さが伝わってくる。それでいながら手首やひじ、指などを動かすのにはいささかの不備もなくこれまでもと同じような感触で自在に操ることが可能だ。 ただ一つ違う点を挙げるのならばその異質な姿と指が手のひらに触れるたびになるコツコツという無機質な響きをあげることだ。
常人が同じ目にあったら卒倒するか叫び声をあげてパニックになるだろうが諒真自身にはその兆候は全く見て取れなかった。
むしろ、この姿こそが自分にとって完成したものなのだという確信さえ満ちていた。
「おめでとうございます、諒真さん。ひとまず成功して私もほっとしています」
咲良がそう声をかけた瞬間、諒真はハッとして我を取り戻す。
もう一度まじまじと自分自身の身体全体を見回してみるが右腕以外にはこれといった変化は起きていないようだった。
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