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プロローグ:寮の規則
しおりを挟む美咲は大学2年生になったばかりの19歳。
身長160cmで、見る人によっては美人と評されることもある彼女は、成績優秀で細かいことは気にしない性格だ。
彼女が住んでいるのは、10人の女子大生が暮らす特別な女子学生寮。
ここには厳格なルールがあり、規則を破ったり素行が悪いと判断された者には、寮母による「お尻叩き」が待っている。
美咲はまだ一度もお仕置きを受けたことはないが、内心では密かにそれを望んでいた。
彼女には、お尻を叩かれたいという隠された性癖があった。
寮には美咲と同じ年齢の麻衣、美紀、奈美が住んでいる。
麻衣は月に2~3回は10時の門限を破り、寮母の膝の上でお尻を叩かれている。
美紀はこっそりと彼氏を自分の部屋に連れ込んでいるが、まだバレていない。
寮の部屋は全て個室で完全防音なので、中で何が起こっていても外には漏れない。
そして奈美は門限破りや無断外出で何度かお尻を叩かれたことがある。
お仕置きは必ず食堂で行われる。
広い部屋の中央に椅子を置き、寮母がそこに座って、対象の寮生を膝の上に乗せてお尻を叩く。
平手で行われるこのお仕置きは非常に厳しく、寮に住む誰でもその様子を見ることができる。
ルール違反者たちの名前は食堂の掲示板に書き出され、土曜日の夜、順番にお仕置きを受けることになる。
毎週2~3人は必ずお尻を叩かれている。
美咲が寮に住み始めてから1年が経つが、その間、ほぼ毎回このお仕置きを見に行っていた。
最初は食堂のドアの隙間からそっと覗いていたが、今では部屋に入ってしっかりと見学するようになった。
お仕置きを見た夜、美咲は、ベッドの中で自分がお尻を叩かれていることを妄想しながら、静かに自分を慰めている。
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