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8編
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私達は逃げ出したスライムが
開けた扉をくぐった。
不思議な光に吸収され、
目を開けると私達が元いた現在に
戻ってきたようだった。
「やったー!現在に戻ってこれたよ!」
「やれやれ…。疲れたわね。
早く帰ってシャワーを浴びたいわ。」
「…。二人とも呑気な事
言ってる場合じゃないぞ。
あれを見てみろ。」
雷太が指さした先には
先程逃げ出したスライムと
過去の世界で一撃で倒せていたゴブリン、
豚のような姿をしたオークが
無数に街を徘徊していた。
「何あれ…。人が居ない代わりに
モンスターが街を占拠しているの…?」
私は呆然とした。
目の前に広がる光景が信じられなかった。
しかし、呆気にとられている暇は
どこにもなかった。
私達を見つけたモンスター達は
すぐに私達を襲おうとしてきた。
「過去の世界でスライムや
ゴブリンなら一撃で倒せていたし、
オークも皆で力を
合わせれば倒せるよね?」
「そうね。とっとと片付けましょう。」
美春と麗華はモンスターの力を
甘く見ていた。
しかし、雷太は
「お前達、モンスターをよく見てみろ。
何だか過去の世界で戦っていた
雑魚モンスター達と違う雰囲気を
纏ってないか?」と
モンスター達の変化に気づいていた。
(確かに…。過去の世界で戦っていた
雑魚モンスターよりも
禍々しい雰囲気を纏っている。)
「皆、気をつけて!」
私が忠告すると同時に
モンスター達が一斉に襲ってきた。
「何よこれ…。スライムや
ゴブリンが一撃で倒せないじゃない。
しかも何だか強くなってるような…。
私の麻痺を効かないわ…。」
「くっ…。俺もここまでこいつらに
苦戦したのは久しぶりだな。
美春!早く回復してくれ。
このままじゃ持たない!」
「分かってるよ!
全力で回復してるけど…。でも…。」
私達は禍々しい雰囲気を纏った
スライムやゴブリンに苦戦していた。
どうやら麗華の踊りの力による
状態異常も効かなくなっており、
美春の回復も追いついていないようだ。
「皆、1匹ずつ確実に仕留めよう!
力を合わせれば必ず倒せるから!」
(でも、スライムやゴブリン達を
倒すのにかなり体力を
消耗してしまった…。
これで、さらに強いモンスターに
襲われれば一溜りもない…。)
そんな事を考えていると、
オークが集団で襲い掛かってきた。
「皆!危ない!」
先にやられたのは美春と麗華だった。
美春はスライムとゴブリン戦で
MPをだいぶ消耗してしまい、
回復手段を無くしてしまったようだ。
「美春!早く回復しろ!
その間に俺と胡桃が持ちこたえる!」
雷太が指示したが、
「お兄ちゃん…。もうMPが
殆ど残ってないよ。
私達、もうダメかも…。」
「そんな事言うな!
俺達が耐えてる隙に!ってうわっ!」
雷太の盾を持ってしてでも
オークの攻撃は耐えきれなかった。
私も先程のスライムとゴブリン戦で
かなり体力を消耗し、
このオーク戦で殆ど力が残っていない。
(今度こそ私達、皆全滅なのかな…。)
そんな事を思っていた矢先、
「胡桃ちゃん!諦めないで!
まだとっておきの秘策が有るから!」
頭の中で精霊が呼びかけてきた。
(秘策?そんなもの
あるわけないじゃない…。
もうダメだ…。)
諦めかけたその瞬間、私達の体が
突如として光出した。
(何これ!皆光出した。
何だか見る見るうちに体が
楽になっていく…。
力もかなり強くなっているみたい。
これなら!)
私達の戦いはまだこれからなのであった。
開けた扉をくぐった。
不思議な光に吸収され、
目を開けると私達が元いた現在に
戻ってきたようだった。
「やったー!現在に戻ってこれたよ!」
「やれやれ…。疲れたわね。
早く帰ってシャワーを浴びたいわ。」
「…。二人とも呑気な事
言ってる場合じゃないぞ。
あれを見てみろ。」
雷太が指さした先には
先程逃げ出したスライムと
過去の世界で一撃で倒せていたゴブリン、
豚のような姿をしたオークが
無数に街を徘徊していた。
「何あれ…。人が居ない代わりに
モンスターが街を占拠しているの…?」
私は呆然とした。
目の前に広がる光景が信じられなかった。
しかし、呆気にとられている暇は
どこにもなかった。
私達を見つけたモンスター達は
すぐに私達を襲おうとしてきた。
「過去の世界でスライムや
ゴブリンなら一撃で倒せていたし、
オークも皆で力を
合わせれば倒せるよね?」
「そうね。とっとと片付けましょう。」
美春と麗華はモンスターの力を
甘く見ていた。
しかし、雷太は
「お前達、モンスターをよく見てみろ。
何だか過去の世界で戦っていた
雑魚モンスター達と違う雰囲気を
纏ってないか?」と
モンスター達の変化に気づいていた。
(確かに…。過去の世界で戦っていた
雑魚モンスターよりも
禍々しい雰囲気を纏っている。)
「皆、気をつけて!」
私が忠告すると同時に
モンスター達が一斉に襲ってきた。
「何よこれ…。スライムや
ゴブリンが一撃で倒せないじゃない。
しかも何だか強くなってるような…。
私の麻痺を効かないわ…。」
「くっ…。俺もここまでこいつらに
苦戦したのは久しぶりだな。
美春!早く回復してくれ。
このままじゃ持たない!」
「分かってるよ!
全力で回復してるけど…。でも…。」
私達は禍々しい雰囲気を纏った
スライムやゴブリンに苦戦していた。
どうやら麗華の踊りの力による
状態異常も効かなくなっており、
美春の回復も追いついていないようだ。
「皆、1匹ずつ確実に仕留めよう!
力を合わせれば必ず倒せるから!」
(でも、スライムやゴブリン達を
倒すのにかなり体力を
消耗してしまった…。
これで、さらに強いモンスターに
襲われれば一溜りもない…。)
そんな事を考えていると、
オークが集団で襲い掛かってきた。
「皆!危ない!」
先にやられたのは美春と麗華だった。
美春はスライムとゴブリン戦で
MPをだいぶ消耗してしまい、
回復手段を無くしてしまったようだ。
「美春!早く回復しろ!
その間に俺と胡桃が持ちこたえる!」
雷太が指示したが、
「お兄ちゃん…。もうMPが
殆ど残ってないよ。
私達、もうダメかも…。」
「そんな事言うな!
俺達が耐えてる隙に!ってうわっ!」
雷太の盾を持ってしてでも
オークの攻撃は耐えきれなかった。
私も先程のスライムとゴブリン戦で
かなり体力を消耗し、
このオーク戦で殆ど力が残っていない。
(今度こそ私達、皆全滅なのかな…。)
そんな事を思っていた矢先、
「胡桃ちゃん!諦めないで!
まだとっておきの秘策が有るから!」
頭の中で精霊が呼びかけてきた。
(秘策?そんなもの
あるわけないじゃない…。
もうダメだ…。)
諦めかけたその瞬間、私達の体が
突如として光出した。
(何これ!皆光出した。
何だか見る見るうちに体が
楽になっていく…。
力もかなり強くなっているみたい。
これなら!)
私達の戦いはまだこれからなのであった。
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