ブルー・クレセンツ・ノート

キクイチ

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シャノニアン・エクスプロージョン

GRiN LiKE A ...#3

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────アユミ(ヒューマノイド、移動要塞レグルス搭乗員、ブリューエル=アウス=レディット)


 地平線の先にアストレアが見えて来た。
 シャノン学派と傘下の学派の中では、私たちの移動要塞が最初の到着だったらしい。

 到着後、この移動要塞は解体されて、主要区画をアストレア近郊にある隔離区画に移設されるとのことだ。

 今は、引越し準備で大忙しだった。

 ブリューエル=アウス=レディットは、主要区画とともに隔離区画へと収容され、通常のヒューマノイドは、アストレア内にあるヒューマノイドの隔離区画へ収容されるとのことだった。

 アストレアには、すでにフォーマルハウトの移動要塞が駐留しており、アストレア内にあるヒューマノイドの隔離区画は、彼らのヒューマノイドの生活区画を移設して作られたのものらしい。

 つまり、そこにはユミカがいることになる。

 隔離区画が分かれているため、顔をあわせることはないと思うが、せっかくアキラくんの一番になれたので、ユミカに見せつけてやりたかった。
 でも、それは叶わないようなのですこしだけ残念だった。

 アストレア近郊は安全地帯であり、ノスフェラトゥは近づけない区画だ。
 しかも厳重に隔離された建物に収容されるため、当面の戦闘予定はないとのことだった。
 それを聞いて、アキラくんは悔しがったが、私はとても安心した。

 私たちの隔離区画には、十分な広さと利便性を持った生活区画が用意され、他の学派の研究者たちも交えて、私たちの精密検査や今後の生活について検討をすすめるらしい。

 ラグランジュ学派の実験はヒューマノイドを大幅に変更することなく改造を加えているだけため、アストレア側では、ヒューマノイド扱いされるとのことだった。

 なんでもシャノン学派がヒューマノイドを大改造してまったく別の生命体に変えてしまったらしく、アストレアではその新種族たちの対応を先に行っているようだ。おそらくユキヒロ達は別の種族に作り替えられてしまったのだろう。

 私の選択肢は、再手術してヒューマノイドにもどされ、ユミカがいる生活区画へ移送されるか、シャノン学派の技術を利用して新種族へと生まれ変わるかのどちらかになるとのことだった。

 アキラくんのことだから、強力な新種族に生まれ変わろうとするかもしれない。
 私は不安で仕方ない、自分がヒューマノイドじゃなくなる勇気なんて流石にないからだ。
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