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四章
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四章
『私』を愛して、憎んだ。
『私』は『私』を愛しているのに、添い遂げる事も出来ないのか。
こんなにも愛しているのに。
抱きしめたい。抱かれたい。
セックスしたい。セックスされたい。
私とイきたい。いきたい。生きたい。逝きたい。
添い遂げたい。一緒に寝たい。
でも――全て出来ないんだよ。
愛したいのに。愛しているのに。
ひとつになりたいのに。
添い遂げたいのに。
それでも――
父母や姉達。夫と子供達を愛していない訳ではない。
愛してはいるよ。親族として。家族として。
私が私を愛しているのは、きっと本能的な事なんだろう。
自分のこのような状態を精神的にはどう捉えられるか分からないが、親族や家族には本当に申し訳ないと思う。
どうしてこうなってしまったのか分からない。
分かっているのは、自己愛が強すぎるって言うくらいだろう。ただやはり、周りの人達には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。こんな自分は、ここにいていいのかとか不安になって震えてしまう。
私はすぐに自分を手放してしまう。
心が、何処かに行ってしまうのだ。
自分と言うものが、どれが自分なのか分からない。
だからこそ、自分を繋ぎ止めるための自己防衛なのか。
どんな言葉を並べ立てても『自分』を愛しているのには変わりなくて。
最終的には添い遂げたくて。
どうやったら自分とセックス出来るのか、そればかり考えていて。
でも出来なくて。
泣いてしまって。
親族や家族に、こんな自分でごめんなさいと。
謝っても、自分を愛してるのは明確で。
相反して憎しみが募り、憎んでいるからこそ愛おしくて。
そうだ。
こんな『自分』を相手に出来るのはやはり『私』しかいないのだ。
『憎み』も『愛おしさ』も自分が全て受け止める。
自身に向けた『愛憎』は――
『私』が、全身全霊を賭して受け入れよう。
添い遂げる事は出来ないが、『私』は『自分』を受け入れる事はできる。
安心しろ。大丈夫。『お前』は『私』だ。
自分が愛する限り、私は『私』でいられる。
『私』を愛して、憎んだ。
『私』は『私』を愛しているのに、添い遂げる事も出来ないのか。
こんなにも愛しているのに。
抱きしめたい。抱かれたい。
セックスしたい。セックスされたい。
私とイきたい。いきたい。生きたい。逝きたい。
添い遂げたい。一緒に寝たい。
でも――全て出来ないんだよ。
愛したいのに。愛しているのに。
ひとつになりたいのに。
添い遂げたいのに。
それでも――
父母や姉達。夫と子供達を愛していない訳ではない。
愛してはいるよ。親族として。家族として。
私が私を愛しているのは、きっと本能的な事なんだろう。
自分のこのような状態を精神的にはどう捉えられるか分からないが、親族や家族には本当に申し訳ないと思う。
どうしてこうなってしまったのか分からない。
分かっているのは、自己愛が強すぎるって言うくらいだろう。ただやはり、周りの人達には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。こんな自分は、ここにいていいのかとか不安になって震えてしまう。
私はすぐに自分を手放してしまう。
心が、何処かに行ってしまうのだ。
自分と言うものが、どれが自分なのか分からない。
だからこそ、自分を繋ぎ止めるための自己防衛なのか。
どんな言葉を並べ立てても『自分』を愛しているのには変わりなくて。
最終的には添い遂げたくて。
どうやったら自分とセックス出来るのか、そればかり考えていて。
でも出来なくて。
泣いてしまって。
親族や家族に、こんな自分でごめんなさいと。
謝っても、自分を愛してるのは明確で。
相反して憎しみが募り、憎んでいるからこそ愛おしくて。
そうだ。
こんな『自分』を相手に出来るのはやはり『私』しかいないのだ。
『憎み』も『愛おしさ』も自分が全て受け止める。
自身に向けた『愛憎』は――
『私』が、全身全霊を賭して受け入れよう。
添い遂げる事は出来ないが、『私』は『自分』を受け入れる事はできる。
安心しろ。大丈夫。『お前』は『私』だ。
自分が愛する限り、私は『私』でいられる。
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