11 / 12
智と美穂
side智
しおりを挟む
高校生活は充実している。
バスケ部に入っていて、毎日放課後にはバスケの練習をする。
そんな普通の高校生活を送っていた俺だが、ある日生活はもっと充実したものへと変わって行く出来事が起こるなんて昔の俺には想像もつかなかった。
それは高校1年の頃、俺のクラスに一人の女の子が転校してきた。名前は美穂。すごい綺麗な子だと思った。
それも運良く俺の席の後ろに座った。
俺はよろしくと挨拶をした。彼女は内気な性格なのか、照れながらよろしくと返事をしてくれた。
何も知らない人にはついつい手を貸してあげたくなる。特に女性ともあらば大歓迎だ。
「ねぇ、校内、案内してやるよ」
「本当?ありがとう。」
満面の笑みで美穂は返事をしてくれたがとても可愛かった。
俺は一緒に校内を回った。まるで校内デートしてるような感じの目線が周りから注がれていて少し気まづかったが彼女が楽しんでくれたらそれでいいと思う。
それから何かの縁があるのか、美穂とはずっと一緒にいるので行動を共にするようになり、クラスの男子から痛い目でなんども見られた事がある。
そこで俺は美穂の一つの悩みを叶えてあげることにした。女子の友達が欲しいということ。
奇跡的にも俺は女子の友達が多い、自慢ではありません。
一人の女の子を紹介するとすぐに打ち解けあったようで安心した。
いつものように美穂と喋っていると突然こんなことを口にする。
「私、バスケ部のマネージャーやりたい。もっと智のこと知りたいから!」
俺は正直びっくりした。引っ込み思案の美穂がマネージャーやりたいと言葉に出るなんて想像もつかなかったのだから。
俺はバスケ部の顧問に許可を取り、美穂をマネージャーとして迎え入れることにした。
「よろしくお願いします!」
バスケ部に挨拶すると可愛いだの美しいだの美穂のことで話題がいっぱいいっぱいになっていた。
引っ込み思案のくせに、なかなか動く美穂はみんなから高評価だった。
美穂とずっと一緒にいる俺だが恋愛心なんてさっぱり無いので、周りから付き合えと言われてもうんとも嫌とも言えずにいた。
俺が美穂への恋心を確信したのは3年の時だった。
告白の言葉ははずかしくて言えないが、言えないほど恥ずかしいことを言ったと確信している。
しかし大学はバラバラになってしまった。
でもバラバラになったぐらいで、俺たちの絆が切れるはずがない。
大学に入ってもずーと連絡を取っていた。
そう思っていた。
ところが、とあるデートの帰り、美穂は姿ん消した。
帰ってきて欲しいと叫んでも帰ってこない場所へと旅立ってしまった。
バスケ部に入っていて、毎日放課後にはバスケの練習をする。
そんな普通の高校生活を送っていた俺だが、ある日生活はもっと充実したものへと変わって行く出来事が起こるなんて昔の俺には想像もつかなかった。
それは高校1年の頃、俺のクラスに一人の女の子が転校してきた。名前は美穂。すごい綺麗な子だと思った。
それも運良く俺の席の後ろに座った。
俺はよろしくと挨拶をした。彼女は内気な性格なのか、照れながらよろしくと返事をしてくれた。
何も知らない人にはついつい手を貸してあげたくなる。特に女性ともあらば大歓迎だ。
「ねぇ、校内、案内してやるよ」
「本当?ありがとう。」
満面の笑みで美穂は返事をしてくれたがとても可愛かった。
俺は一緒に校内を回った。まるで校内デートしてるような感じの目線が周りから注がれていて少し気まづかったが彼女が楽しんでくれたらそれでいいと思う。
それから何かの縁があるのか、美穂とはずっと一緒にいるので行動を共にするようになり、クラスの男子から痛い目でなんども見られた事がある。
そこで俺は美穂の一つの悩みを叶えてあげることにした。女子の友達が欲しいということ。
奇跡的にも俺は女子の友達が多い、自慢ではありません。
一人の女の子を紹介するとすぐに打ち解けあったようで安心した。
いつものように美穂と喋っていると突然こんなことを口にする。
「私、バスケ部のマネージャーやりたい。もっと智のこと知りたいから!」
俺は正直びっくりした。引っ込み思案の美穂がマネージャーやりたいと言葉に出るなんて想像もつかなかったのだから。
俺はバスケ部の顧問に許可を取り、美穂をマネージャーとして迎え入れることにした。
「よろしくお願いします!」
バスケ部に挨拶すると可愛いだの美しいだの美穂のことで話題がいっぱいいっぱいになっていた。
引っ込み思案のくせに、なかなか動く美穂はみんなから高評価だった。
美穂とずっと一緒にいる俺だが恋愛心なんてさっぱり無いので、周りから付き合えと言われてもうんとも嫌とも言えずにいた。
俺が美穂への恋心を確信したのは3年の時だった。
告白の言葉ははずかしくて言えないが、言えないほど恥ずかしいことを言ったと確信している。
しかし大学はバラバラになってしまった。
でもバラバラになったぐらいで、俺たちの絆が切れるはずがない。
大学に入ってもずーと連絡を取っていた。
そう思っていた。
ところが、とあるデートの帰り、美穂は姿ん消した。
帰ってきて欲しいと叫んでも帰ってこない場所へと旅立ってしまった。
0
あなたにおすすめの小説
彼女が望むなら
mios
恋愛
公爵令嬢と王太子殿下の婚約は円満に解消された。揉めるかと思っていた男爵令嬢リリスは、拍子抜けした。男爵令嬢という身分でも、王妃になれるなんて、予定とは違うが高位貴族は皆好意的だし、王太子殿下の元婚約者も応援してくれている。
リリスは王太子妃教育を受ける為、王妃と会い、そこで常に身につけるようにと、ある首飾りを渡される。
初恋にケリをつけたい
志熊みゅう
恋愛
「初恋にケリをつけたかっただけなんだ」
そう言って、夫・クライブは、初恋だという未亡人と不倫した。そして彼女はクライブの子を身ごもったという。私グレースとクライブの結婚は確かに政略結婚だった。そこに燃えるような恋や愛はなくとも、20年の信頼と情はあると信じていた。だがそれは一瞬で崩れ去った。
「分かりました。私たち離婚しましょう、クライブ」
初恋とケリをつけたい男女の話。
☆小説家になろうの日間異世界(恋愛)ランキング (すべて)で1位獲得しました。(2025/9/18)
☆小説家になろうの日間総合ランキング (すべて)で1位獲得しました。(2025/9/18)
☆小説家になろうの週間総合ランキング (すべて)で1位獲得しました。(2025/9/22)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる