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第三章 旅の魔女
第72話 先手必勝です!
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「先手必勝です!」
旅人さんは、ローブの内ポケットから杖を取り出し、師匠に向けました。次の瞬間、杖の先が緑色に光ったかと思うと、握り拳サイズの魔力の塊が現れます。それは、一直線に、ものすごい速度で師匠の方へ。そして、ドンッという音が辺りに響いて……。
「……え?」
思わず、声を漏らしてしまう僕。一体何が起こったのか、分からなかったのです。
魔力の塊が、師匠に届く直前、何かにぶつかって消滅したのですから。
「まだまだ!」
旅人さんは、魔力の塊を次々に生み出し、師匠に向かって放ちます。ですが、その全てが、先ほど同様、師匠に届くことはなく何かにぶつかって消滅していきます。
師匠は、先ほどから、ただただ立っているだけです。タラリと垂らした右手には、いつの間に取り出したのか、杖が握られています。杖の先は青白く光っており、何かの魔法を使っていることは分かりました。ですが、一体何の魔法を使っているのかに関しては、見当もつきません。
「これなら!」
魔力の塊ではらちが明かないと思ったのでしょう。攻撃をいったんやめた旅人さんは、杖を真横に振りました。すると、熱線のようなものが現れ、地面の草花を切り裂きながら師匠へと向かっていきます。
ですが、結果は変わりませんでした。
旅人さんは、ローブの内ポケットから杖を取り出し、師匠に向けました。次の瞬間、杖の先が緑色に光ったかと思うと、握り拳サイズの魔力の塊が現れます。それは、一直線に、ものすごい速度で師匠の方へ。そして、ドンッという音が辺りに響いて……。
「……え?」
思わず、声を漏らしてしまう僕。一体何が起こったのか、分からなかったのです。
魔力の塊が、師匠に届く直前、何かにぶつかって消滅したのですから。
「まだまだ!」
旅人さんは、魔力の塊を次々に生み出し、師匠に向かって放ちます。ですが、その全てが、先ほど同様、師匠に届くことはなく何かにぶつかって消滅していきます。
師匠は、先ほどから、ただただ立っているだけです。タラリと垂らした右手には、いつの間に取り出したのか、杖が握られています。杖の先は青白く光っており、何かの魔法を使っていることは分かりました。ですが、一体何の魔法を使っているのかに関しては、見当もつきません。
「これなら!」
魔力の塊ではらちが明かないと思ったのでしょう。攻撃をいったんやめた旅人さんは、杖を真横に振りました。すると、熱線のようなものが現れ、地面の草花を切り裂きながら師匠へと向かっていきます。
ですが、結果は変わりませんでした。
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