takemot

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ほのぼの日常系が大大大好きです!
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「ねえ、君、死ぬ前に私と将棋しようよ」  突然僕の背後から聞こえた声。振り返ると、そこには一人の女性。その正体は、まさかの死神。彼女は、僕と将棋をしたがっているのです。 「僕、今から自殺する予定なんですけど」 「知ってるよ? だから、死ぬ前に将棋指そうと思ったんだ」 「……あなた、頭大丈夫ですか?」 「えっと。特に問題はないはず、だよ?」  これから自殺する予定の僕と死神である彼女との将棋。紡がれる思い。  どうして僕が自殺をしようとしていたのか。どうして彼女は僕に将棋を挑んできたのか。最後に分かる、二人の共通点とは。  ハチャメチャで、アワアワで。そして、アマアマな二人の物語。  将棋を知っている方でも、もちろん知らない方でも楽しめる作品を目指します! 表紙のイラストは、徒人(とびと)様からいただきました。 徒人(とびと)様のTwitter → https://twitter.com/tobito_sosaku
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小説 4,294 位 / 184,114件 ライト文芸 107 位 / 7,424件
文字数 36,740 最終更新日 2024.04.28 登録日 2024.03.28
 薬草を採りに入った森で、魔獣に襲われた僕。そんな僕を助けてくれたのは、一人の女性。胸のあたりまである長い白銀色の髪。ルビーのように綺麗な赤い瞳。身にまとうのは、真っ黒なローブ。彼女は、僕にいきなりこう尋ねました。 「シチュー作れる?」  …………へ?  彼女の正体は、『森の魔女』。  誰もが崇拝したくなるような魔女。とんでもない力を持っている魔女。魔獣がわんさか生息する森を牛耳っている魔女。  そんな噂を聞いて、目を輝かせていた時代が僕にもありました。  どういうわけか、僕は彼女の弟子になったのですが……。 「うう。早くして。お腹がすいて死にそうなんだよ」 「あ、さっきよりミルク多めで!」 「今日はダラダラするって決めてたから!」  はあ……。師匠、もっとしっかりしてくださいよ。  子供っぽい師匠。そんな師匠に、今日も僕は振り回されっぱなし。  でも時折、大人っぽい師匠がそこにいて……。  師匠と弟子がおりなす不思議な物語。師匠が子供っぽい理由とは。そして、大人っぽい師匠の壮絶な過去とは。  表紙のイラストは大崎あむさん(https://twitter.com/oosakiamu)からいただきました。
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小説 184,114 位 / 184,114件 ライト文芸 7,424 位 / 7,424件
文字数 115,883 最終更新日 2023.08.30 登録日 2023.07.01
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