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クラスメイト
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授業はとても分かりやすかった。
今まで独学に近かったから、誰かが解説してくれるのはとても新鮮だった。
先生がいきなり質問してきたのには驚いたっけ。
でもそこはバッチリ答えました!
午前中の授業がすべて終わった時、
「お前頭良いんだな!モリング先生の質問に答えられるやつはなかなか居ないんだぞ。」
そう言って話しかけてきたのは私の前の赤髪のクリっとした目が特徴の男の子でした。
「そうなの?たまたま家で勉強してたところだったからだよ。」
って言うと、
「俺、学校以外で勉強したことないや!」
って。
「学校でもしてないじゃん!」
って横からツッコミを入れたのは、緑の髪の毛で眼鏡っ子の男の子。
「バレた?」
って赤髪の子はおどけて答える。
とっても仲が良さそうだ。
「話し掛けてくれてありがとう。僕、学校初めてだから……色々教えてくれる?」
と2人に言うと、
「もちろん!あっ、俺の名前はセイン・カイルでだよ!カイルって呼んでくれ。よろしく!」
と赤髪君。
「僕はコーネル・キースだよ。キースでいいよ。ここでは基本家の爵位は度外視されるルールだけど…一応、君と同じ伯爵家だよ。」
と眼鏡君が教えてくれる。
隣を見ると、ハルトはいなくなっていた。
「よろしく!えっとあの、ハルトは?」
「ライン家は…まぁ公爵家だからね。僕らとは基本つるまないよ。……でも君知り合いみたいだね。」
キースの目が光った…ような気がした。
「いや、昨日学校散策中に偶然あって色々教えてもらったんだよ。」
「ラインが?」
とカイルが驚いた顔をした。
何か驚くような事言ったかな?
「親切だったよ?」
そう言うと、
「信じられない。基本近寄り難いオーラ出てるし。」
との事でした。
「ってか腹減ったから飯に行こうぜ。」
とカイルが言ったので、この話は自然と終わりになった。
連れて来て貰ったのはちょっとオシャレな食堂。
そして……ランチを頼むと……山盛りのご飯におかず。
絶対食べきれない!
「僕こんなに食べれない……」
思わず心の声が漏れると、
「じゃあ俺にちょっとちょうだい。」
そう言ってカイルが横からつまんでいく。
「カイル、品位が疑われるぞ。」
とキース。
2人はいいコンビの様だ。
そして私は食堂を見回す。
ハルトはいないみたい。
「食べるところってここだけ?」
と2人に聞くと、
「食べれる場所があるのはここだけだけど、他に売店があるよ。売店で買って庭で食べる時もあるよ!」
キースが教えてくれた。ハルトはきっとそうしてるんだろうな。
そう勝手に解釈したところでランチを食べ始める。
「美味しい!」
思わず感想を述べる私。
「口にあったようで良かったな。」
「うん。」
笑顔で答えると、
「お前その顔は反則だから……」
ってカイルに呟かれました。何が反則?
「午後は剣術の授業だから食べ過ぎ注意だよ。」
キースがそう言うので、結構ご飯を残してしまった。
勿体無いから明日からは盛り付けを調整してもらおう。
午後は久しぶりの剣術でちょっとワクワクしてます。
3年間剣術は特訓したからね。
強くならないと…守りたものも守れないって痛感したから……。
でも実際自分が強いのかどうかわからないから、学校の授業で自分のレベルがわかるよね?
食事の後、防具付きの装備に着替えて剣術練習場へ向かう。
「緊張する~!」
手をにぎにぎしながら私が言うと、
「お前細っこいもんな。剣持てるのか?」
ってカイルが言う。
「大丈夫だよ!僕だって案外剣使えるんだよ~」
するとそれを聞いていた後ろにいたちょっとガタイのいい男子が意地悪そうに笑う。
「お前じゃ相手にならないな。勉強だけだろ?」
戦う前からそんな事言われるなんて……
でも勉強はできると認めてくれてるんだ?
さてちょっと頑張って授業受けなきゃね!
私案外負けず嫌いなんだよね?
だってリアムの代わりだからね。私の負けはリアムの負けになっちゃう……そんなの絶対ダメだもん!
うちのリアムは強くて優しくて賢い男の子なんだから!
私が証明してあげなきゃ……。
今まで独学に近かったから、誰かが解説してくれるのはとても新鮮だった。
先生がいきなり質問してきたのには驚いたっけ。
でもそこはバッチリ答えました!
午前中の授業がすべて終わった時、
「お前頭良いんだな!モリング先生の質問に答えられるやつはなかなか居ないんだぞ。」
そう言って話しかけてきたのは私の前の赤髪のクリっとした目が特徴の男の子でした。
「そうなの?たまたま家で勉強してたところだったからだよ。」
って言うと、
「俺、学校以外で勉強したことないや!」
って。
「学校でもしてないじゃん!」
って横からツッコミを入れたのは、緑の髪の毛で眼鏡っ子の男の子。
「バレた?」
って赤髪の子はおどけて答える。
とっても仲が良さそうだ。
「話し掛けてくれてありがとう。僕、学校初めてだから……色々教えてくれる?」
と2人に言うと、
「もちろん!あっ、俺の名前はセイン・カイルでだよ!カイルって呼んでくれ。よろしく!」
と赤髪君。
「僕はコーネル・キースだよ。キースでいいよ。ここでは基本家の爵位は度外視されるルールだけど…一応、君と同じ伯爵家だよ。」
と眼鏡君が教えてくれる。
隣を見ると、ハルトはいなくなっていた。
「よろしく!えっとあの、ハルトは?」
「ライン家は…まぁ公爵家だからね。僕らとは基本つるまないよ。……でも君知り合いみたいだね。」
キースの目が光った…ような気がした。
「いや、昨日学校散策中に偶然あって色々教えてもらったんだよ。」
「ラインが?」
とカイルが驚いた顔をした。
何か驚くような事言ったかな?
「親切だったよ?」
そう言うと、
「信じられない。基本近寄り難いオーラ出てるし。」
との事でした。
「ってか腹減ったから飯に行こうぜ。」
とカイルが言ったので、この話は自然と終わりになった。
連れて来て貰ったのはちょっとオシャレな食堂。
そして……ランチを頼むと……山盛りのご飯におかず。
絶対食べきれない!
「僕こんなに食べれない……」
思わず心の声が漏れると、
「じゃあ俺にちょっとちょうだい。」
そう言ってカイルが横からつまんでいく。
「カイル、品位が疑われるぞ。」
とキース。
2人はいいコンビの様だ。
そして私は食堂を見回す。
ハルトはいないみたい。
「食べるところってここだけ?」
と2人に聞くと、
「食べれる場所があるのはここだけだけど、他に売店があるよ。売店で買って庭で食べる時もあるよ!」
キースが教えてくれた。ハルトはきっとそうしてるんだろうな。
そう勝手に解釈したところでランチを食べ始める。
「美味しい!」
思わず感想を述べる私。
「口にあったようで良かったな。」
「うん。」
笑顔で答えると、
「お前その顔は反則だから……」
ってカイルに呟かれました。何が反則?
「午後は剣術の授業だから食べ過ぎ注意だよ。」
キースがそう言うので、結構ご飯を残してしまった。
勿体無いから明日からは盛り付けを調整してもらおう。
午後は久しぶりの剣術でちょっとワクワクしてます。
3年間剣術は特訓したからね。
強くならないと…守りたものも守れないって痛感したから……。
でも実際自分が強いのかどうかわからないから、学校の授業で自分のレベルがわかるよね?
食事の後、防具付きの装備に着替えて剣術練習場へ向かう。
「緊張する~!」
手をにぎにぎしながら私が言うと、
「お前細っこいもんな。剣持てるのか?」
ってカイルが言う。
「大丈夫だよ!僕だって案外剣使えるんだよ~」
するとそれを聞いていた後ろにいたちょっとガタイのいい男子が意地悪そうに笑う。
「お前じゃ相手にならないな。勉強だけだろ?」
戦う前からそんな事言われるなんて……
でも勉強はできると認めてくれてるんだ?
さてちょっと頑張って授業受けなきゃね!
私案外負けず嫌いなんだよね?
だってリアムの代わりだからね。私の負けはリアムの負けになっちゃう……そんなの絶対ダメだもん!
うちのリアムは強くて優しくて賢い男の子なんだから!
私が証明してあげなきゃ……。
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