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寄宿舎生活
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夕方寄宿舎へ戻るとエントランスにカイルとキースがいた。
「どこに言ってたんだ?授業終わってすぐにいなくなったから驚いたよ。」
「ごめんごめん!ちょっとね!それより何かあった?」
なんとなくハルトとの事は伏せてしまった。
「夕飯食べたら課題を一緒にやらないか?」
「いいよ~!」
課題があったね。
「じゃあお前の部屋でいいか?」
「僕の?良いけど……何もないよ?」
「お前一人部屋だろ?俺ら2人部屋で狭いから!」
「なるほどね~了解だよ。」
部屋に1度戻り確認する。
見られちゃいけないもの……うん。見事に何も無いね。
私荷物少ないから…
食堂へ向かいます。
寄宿舎の食堂は6人が座れる丸テーブルが10台並んでいた。
今の時間はまばらに生徒がいる。
ぐるりと見渡すと、こちらに手を振るカイルを発見した。
食堂のおばさんに
「すみませんが全体的に少なめに盛り付けてください。」
とお願いすると赤い顔をして頷かれた。
「お待たせしました。デザートはおまけよ。」
とゼリーをいただきました!
「ありがとうございます。」
ニッコリ笑って受け取ります。
おばさんなんだか不思議な動きをしていました!
テーブルに向かう道すがら……なんだか注目されている気が。
テーブルにトレーを置くと、
「リアムは人たらしだな。」
いきなり言われました。
「それなんだよ?」
思わず言うも
「無自覚か……おまけに天然なんだな。」
とキースに呟かれました。
夕飯を終えて、私の部屋です。
「お前物少ないんだな。」
どうやら2人の一致した感想らしいです。
課題は歴史上に起きた事柄に対しての自分の考えをまとめるものだった。そう言うのは結構得意だったから、私は1番に終わってしまった。
2人ともまだ頑張っている。
そう言えば数少ない荷物の中にハーブティーがあったはず!
「僕ちょっとお湯を貰ってくるよ。」
「お湯?」
キースが不思議そうに言うから、
「頭が冴えるハーブティー入れてあげるよ。」
と言ってお茶セットを持って食堂へ向かった。
食堂にはセルフサービスで持って行けるポットとカップがあったので借りて部屋へ戻る。
二人はまだ終わっていないようだった。
テーブルにティーポットとカップを用意してお湯を注ぎ暖める。
1度戻してポットにローズマリーのハーブを入れ再度お湯を注ぎしばらく蓋をして蒸す。
部屋にローズマリーの薫りが充満してきた。
いい匂いだ。
「お前お茶なんていれられるんだ?」
驚いたようにカイルが言う。
「僕の趣味だよ。このお茶は輸入物なんだけど、集中力アップに有効なんだよ。」
「お茶にそんな効能があるのか~!知らなかったよ。」
カップを2人に差し出すと同時に飲み始めました。
「飲みやすい!」
「美味しい!」
好評のようです。
「色々ハーブティー持ってきているから、また淹れるね。」
そう言うと2人とも喜んでくれました。
そうしてしばらく2人は課題に集中、私は読書に励みました。
そして数十分後には2人とも無事に終わりました。
ローズマリー効果で集中して出来たようです。
この流れが気に入ったのか、私の部屋でハーブティーを飲みながら課題をやるのが日課になりました。
「どこに言ってたんだ?授業終わってすぐにいなくなったから驚いたよ。」
「ごめんごめん!ちょっとね!それより何かあった?」
なんとなくハルトとの事は伏せてしまった。
「夕飯食べたら課題を一緒にやらないか?」
「いいよ~!」
課題があったね。
「じゃあお前の部屋でいいか?」
「僕の?良いけど……何もないよ?」
「お前一人部屋だろ?俺ら2人部屋で狭いから!」
「なるほどね~了解だよ。」
部屋に1度戻り確認する。
見られちゃいけないもの……うん。見事に何も無いね。
私荷物少ないから…
食堂へ向かいます。
寄宿舎の食堂は6人が座れる丸テーブルが10台並んでいた。
今の時間はまばらに生徒がいる。
ぐるりと見渡すと、こちらに手を振るカイルを発見した。
食堂のおばさんに
「すみませんが全体的に少なめに盛り付けてください。」
とお願いすると赤い顔をして頷かれた。
「お待たせしました。デザートはおまけよ。」
とゼリーをいただきました!
「ありがとうございます。」
ニッコリ笑って受け取ります。
おばさんなんだか不思議な動きをしていました!
テーブルに向かう道すがら……なんだか注目されている気が。
テーブルにトレーを置くと、
「リアムは人たらしだな。」
いきなり言われました。
「それなんだよ?」
思わず言うも
「無自覚か……おまけに天然なんだな。」
とキースに呟かれました。
夕飯を終えて、私の部屋です。
「お前物少ないんだな。」
どうやら2人の一致した感想らしいです。
課題は歴史上に起きた事柄に対しての自分の考えをまとめるものだった。そう言うのは結構得意だったから、私は1番に終わってしまった。
2人ともまだ頑張っている。
そう言えば数少ない荷物の中にハーブティーがあったはず!
「僕ちょっとお湯を貰ってくるよ。」
「お湯?」
キースが不思議そうに言うから、
「頭が冴えるハーブティー入れてあげるよ。」
と言ってお茶セットを持って食堂へ向かった。
食堂にはセルフサービスで持って行けるポットとカップがあったので借りて部屋へ戻る。
二人はまだ終わっていないようだった。
テーブルにティーポットとカップを用意してお湯を注ぎ暖める。
1度戻してポットにローズマリーのハーブを入れ再度お湯を注ぎしばらく蓋をして蒸す。
部屋にローズマリーの薫りが充満してきた。
いい匂いだ。
「お前お茶なんていれられるんだ?」
驚いたようにカイルが言う。
「僕の趣味だよ。このお茶は輸入物なんだけど、集中力アップに有効なんだよ。」
「お茶にそんな効能があるのか~!知らなかったよ。」
カップを2人に差し出すと同時に飲み始めました。
「飲みやすい!」
「美味しい!」
好評のようです。
「色々ハーブティー持ってきているから、また淹れるね。」
そう言うと2人とも喜んでくれました。
そうしてしばらく2人は課題に集中、私は読書に励みました。
そして数十分後には2人とも無事に終わりました。
ローズマリー効果で集中して出来たようです。
この流れが気に入ったのか、私の部屋でハーブティーを飲みながら課題をやるのが日課になりました。
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