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始まる魔法の授業で思わぬ収穫
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ここは魔法訓練施設。
これから私にとっては初の魔法の授業が始まる。
先生はなんと担任のカール先生だった。
そしてハルト。
そしてそして上級生が3人。
「今日からこのクラスに加わる1年のアラン・リアム君だ。」
カール先生により紹介される。
「リアムと呼んでください。最近魔法が使える様になったばかりです。よろしくお願いします!」
すると
「僕はグレイン・オルガ-ノ3年だよ。よろしく。」
ニッコリ笑う先輩は銀髪の長髪を後ろで一本に縛ったスタイル。に優しい目をした方です。
「俺はクシュール・ケイン3年よろしく。」
茶色い髪に少し釣り目のイケメンさんです。
「随分可愛い子が来たね。僕は後ウェスター・ジュークだよ。よろしくね。」
身長150センチ位で耳元までかかるふゎっとした髪型が似合うりかわいい雰囲気の先輩です。
「グレイン先輩に、クシュール先輩、ウェスター先輩ですね!改めましてよろしくお願いします。」
笑顔で挨拶が基本です!
でも何故か先輩方はむせたり赤面したり驚いた顔をしています。
そんな時、カール先生が手をたたく。
「さて、自己紹介が済んだところで授業をしよう。」
そこで授業が始まった。
「まずは君がどれほどの魔力の持ち主かだな。」
クシュール先輩が言う。
それは私が知りたいところだわ。
「彼は光、風、火・水魔法が今のところ使えますよ。」
ハルトが先輩に言う。
「随分魔力は高い可能性が高いな。」
「魔力を使えるという事はこの国で貴重な存在だ。しかし使い方を誤ると大変なことになってしまう。
それに、この力を悪用しようと近付いて来る者もいるから注意しなければならない。」
「悪用ですか?」
「そうだよ。それに…数年前から子どもが攫われる事件が瀕発しているが、それは魔力持ちを探してるって話だ。」
えっ?攫われる?
「それって有名な話?」
「いや、余りおおっぴらには公表されていない話だよ。ただの誘拐事件で処理されているはずだよ。」
「そうですか……犯人は捕まっているんですか?」
「残念ながら捕まっていないよ。」
なんて事……もしかして、あの時の犯人達は私だけでなく多くの子を誘拐して回ってるって事かしら?
大事なリアムを傷つけた犯人は絶対捕まえたいわ!
「リアム?どうした?」
考え込んでいた私を心配そうにグレイン先輩が覗き込む。
「いえ大丈夫です!進めて下さい。」
授業中だった。
「そう言う事情だから、この授業はしっかり受けて貰いたいって話だ。」
カール先生が言う。
「つまり、僕が強い魔法使いになれたら、いつかこの犯人達を捕まえる任務が与えられるかも知れないってことですか?」
「あぁ、そう言う可能性もあるかも知れない。」
それならしっかり学んで強くならなきゃね。
ここに来て手掛かりが貰えるなんて思ってなかった。
「まず、魔力を持っているからと言って全ての魔法が使えるわけではない。
適性がないものは練習しても使えない場合もある。
ただ1番大事なのはイメージしてそれを如何に具現化出来るか?って事だよ。
君は、まだ発展途上だから適正はゆっくり見ていこう。」
とカール先生。
「わかりました。」
「ではリアム君以外はいつもの様に訓練していてくれ。
ではリアム君は僕と一緒にこっちだ。」
カール先生に誘導されるまま移動する。
「はい。」
「じゃあまず何かやって見せてくれるかい?」
カール先生から課題が出される。
え~さっきイメージするのが大事って言ってたよね?
それならやったことないけどやってみたいことはある!
カバンに入ってるあれを使おう。
「じゃあ……コップを取り出します。」
「えっ?」
「ウォーター&フリーズ」
コップに向かって技を繰り出す。
コップの中に水が入り、すぐに凍る。
「もういっちょ、ウォーター!」
カランッ
コップの中身が音を立てる。
「氷水です。」
「……」
カール先生無言です。
遠くで笑い声が聞こえてきます。
先輩方から注目されていたようです。
「あれ?こういう事では無かったですかね?」
「いや、今までこんな事をする生徒は居なかったから。うん、じゃ次行ってみようか。出来ればもう少し派手目で良いから。」
派手目?それって火とかかな?イメージね!
「では、ファイヤーソード!」
私の手には火で 出来た短めの剣が握られていた。
「やれば出来るじゃん」
って先輩が言ってるのが聞こえます。
「イメージでとアドバイスが貰えたので…後はハルトに教わった空中浮遊も出来ますよ。」
そう言ってから、
「レビテーション!」
浮遊して動くそして花壇の上まで行き、
「ウォーターシャワー!」
花壇に水撒きです。
「へぇ~リアム君には驚かされますね。」
カール先生が呟く。
「取り敢えずこんな感じですかね。
どちらかと言うと生活に関わるところで使えたら便利だな~って思うものの方がイメージわきやすいです。」
地上に無事に降り立った私はカール先生に現状を報告する。
「君、種類の異なる魔法を同時に使えるんだね。」
先生からは思ってもいなかった言葉をかけられた。
「それはどう言う意味ですか?」
「大抵同じジャンルの魔法は重ねて使える人はいるけれど、今みたいに風と水を両方いっぺんにはかなり難易度が高いんだよ。おまけに立て続けに魔法を繰り出したが、君は全然疲労していないようだし…大したものだよ。」
なんか気が付けば褒められている?
でも全然普通がわからないからな……
そんなこんなで今日の魔法の授業は終わりとなった。
「リアム君は大物のようだね。初心者とは思えない技だったよ。」
とグレイン先輩。
「まぁ、まさか空中浮遊からの水撒きだとは思ってもみなかったけどな。」
とクシュール先輩。
「攻撃魔法はこれから教えてあげるね。」
とウェスター先輩。
「放課後特訓だ。」
とハルト。
皆様にそれぞれお言葉を頂きました。
これから私にとっては初の魔法の授業が始まる。
先生はなんと担任のカール先生だった。
そしてハルト。
そしてそして上級生が3人。
「今日からこのクラスに加わる1年のアラン・リアム君だ。」
カール先生により紹介される。
「リアムと呼んでください。最近魔法が使える様になったばかりです。よろしくお願いします!」
すると
「僕はグレイン・オルガ-ノ3年だよ。よろしく。」
ニッコリ笑う先輩は銀髪の長髪を後ろで一本に縛ったスタイル。に優しい目をした方です。
「俺はクシュール・ケイン3年よろしく。」
茶色い髪に少し釣り目のイケメンさんです。
「随分可愛い子が来たね。僕は後ウェスター・ジュークだよ。よろしくね。」
身長150センチ位で耳元までかかるふゎっとした髪型が似合うりかわいい雰囲気の先輩です。
「グレイン先輩に、クシュール先輩、ウェスター先輩ですね!改めましてよろしくお願いします。」
笑顔で挨拶が基本です!
でも何故か先輩方はむせたり赤面したり驚いた顔をしています。
そんな時、カール先生が手をたたく。
「さて、自己紹介が済んだところで授業をしよう。」
そこで授業が始まった。
「まずは君がどれほどの魔力の持ち主かだな。」
クシュール先輩が言う。
それは私が知りたいところだわ。
「彼は光、風、火・水魔法が今のところ使えますよ。」
ハルトが先輩に言う。
「随分魔力は高い可能性が高いな。」
「魔力を使えるという事はこの国で貴重な存在だ。しかし使い方を誤ると大変なことになってしまう。
それに、この力を悪用しようと近付いて来る者もいるから注意しなければならない。」
「悪用ですか?」
「そうだよ。それに…数年前から子どもが攫われる事件が瀕発しているが、それは魔力持ちを探してるって話だ。」
えっ?攫われる?
「それって有名な話?」
「いや、余りおおっぴらには公表されていない話だよ。ただの誘拐事件で処理されているはずだよ。」
「そうですか……犯人は捕まっているんですか?」
「残念ながら捕まっていないよ。」
なんて事……もしかして、あの時の犯人達は私だけでなく多くの子を誘拐して回ってるって事かしら?
大事なリアムを傷つけた犯人は絶対捕まえたいわ!
「リアム?どうした?」
考え込んでいた私を心配そうにグレイン先輩が覗き込む。
「いえ大丈夫です!進めて下さい。」
授業中だった。
「そう言う事情だから、この授業はしっかり受けて貰いたいって話だ。」
カール先生が言う。
「つまり、僕が強い魔法使いになれたら、いつかこの犯人達を捕まえる任務が与えられるかも知れないってことですか?」
「あぁ、そう言う可能性もあるかも知れない。」
それならしっかり学んで強くならなきゃね。
ここに来て手掛かりが貰えるなんて思ってなかった。
「まず、魔力を持っているからと言って全ての魔法が使えるわけではない。
適性がないものは練習しても使えない場合もある。
ただ1番大事なのはイメージしてそれを如何に具現化出来るか?って事だよ。
君は、まだ発展途上だから適正はゆっくり見ていこう。」
とカール先生。
「わかりました。」
「ではリアム君以外はいつもの様に訓練していてくれ。
ではリアム君は僕と一緒にこっちだ。」
カール先生に誘導されるまま移動する。
「はい。」
「じゃあまず何かやって見せてくれるかい?」
カール先生から課題が出される。
え~さっきイメージするのが大事って言ってたよね?
それならやったことないけどやってみたいことはある!
カバンに入ってるあれを使おう。
「じゃあ……コップを取り出します。」
「えっ?」
「ウォーター&フリーズ」
コップに向かって技を繰り出す。
コップの中に水が入り、すぐに凍る。
「もういっちょ、ウォーター!」
カランッ
コップの中身が音を立てる。
「氷水です。」
「……」
カール先生無言です。
遠くで笑い声が聞こえてきます。
先輩方から注目されていたようです。
「あれ?こういう事では無かったですかね?」
「いや、今までこんな事をする生徒は居なかったから。うん、じゃ次行ってみようか。出来ればもう少し派手目で良いから。」
派手目?それって火とかかな?イメージね!
「では、ファイヤーソード!」
私の手には火で 出来た短めの剣が握られていた。
「やれば出来るじゃん」
って先輩が言ってるのが聞こえます。
「イメージでとアドバイスが貰えたので…後はハルトに教わった空中浮遊も出来ますよ。」
そう言ってから、
「レビテーション!」
浮遊して動くそして花壇の上まで行き、
「ウォーターシャワー!」
花壇に水撒きです。
「へぇ~リアム君には驚かされますね。」
カール先生が呟く。
「取り敢えずこんな感じですかね。
どちらかと言うと生活に関わるところで使えたら便利だな~って思うものの方がイメージわきやすいです。」
地上に無事に降り立った私はカール先生に現状を報告する。
「君、種類の異なる魔法を同時に使えるんだね。」
先生からは思ってもいなかった言葉をかけられた。
「それはどう言う意味ですか?」
「大抵同じジャンルの魔法は重ねて使える人はいるけれど、今みたいに風と水を両方いっぺんにはかなり難易度が高いんだよ。おまけに立て続けに魔法を繰り出したが、君は全然疲労していないようだし…大したものだよ。」
なんか気が付けば褒められている?
でも全然普通がわからないからな……
そんなこんなで今日の魔法の授業は終わりとなった。
「リアム君は大物のようだね。初心者とは思えない技だったよ。」
とグレイン先輩。
「まぁ、まさか空中浮遊からの水撒きだとは思ってもみなかったけどな。」
とクシュール先輩。
「攻撃魔法はこれから教えてあげるね。」
とウェスター先輩。
「放課後特訓だ。」
とハルト。
皆様にそれぞれお言葉を頂きました。
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