ステータスを好きにイジって遊んでたら、嫁たちが国造りを始めました

内海

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第36話 人材育成(女性限定)は国王のお仕事

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 なぜ内政を強化しようと考えたのか理由は分からないが、ザナドゥ王国はまだまだ発展途上であり、人材・資材ともに不足し、国民の数が少ないため税収もあまり見込めない。

 現在の主な収入は鉱山発掘による物で、他に売る物も少ないのだ。
 なにぶん大きな街程度の国だから、何もかもがこれからだ。

 と、言うのは建前で、まずは人材育成と言う名の欲望を発散するためだ。
 優秀だという5人の内3人が女であり、どれもが修斗の好みに入っていのだが、修斗自身も気付いていなかったのが男装の麗人れいじんだ。

 まさか体も胸も小さな僕っ子を抱きたいと思うとは思っていなかったのだ。
 そうでなくても顔より大きな胸のおっとりタイプや、気の強そうなお姉さんタイプが居るのだ、目移りして仕方が無いのだろう。

 3人を修斗の寝室に呼び出すと、なぜかパメラ・バーバラ・キャロラインの3人も一緒に居た。

「なぜお前達もいる」

 ベッドに腰かけて足を組み、3人を指差した。

「アタイも混ぜてもらおうと思ってさ」

「わ、私は……そう! この者達がシュウト様に無礼を働かないように監視をしに!」

「私は、その、新しい3人が終わってからでいいから……可愛がってもらえればと」

「そうか。ならパメラとキャロラインは後で相手をしてやる。バーバラは見学だ」

「しゅ、シュウト様ぁ! 私も混ぜてくださいお願いします!」

 バーバラの泣きが入り修斗達は笑っていたが、新しい3人は目をまん丸にしていた。国を作っている間のバーバラは凛々しく、剣を取れば敵を打ち倒し、筆を持てば全てを知識を分け与えていたのだ。
 それがこのざまである。

 実際の所この国の100人、特に優秀とされる5人は修斗を疑っている。
 パメラ・バーバラ・キャロラインという完璧な存在がいるのに、それを上回る存在がいるなど信じられなかったのだ。
 実際に目にした時、確かに魅力的な御仁ごじんではあるのだが、その能力までは分からなかったからだ。

 その完璧な3人、特に一番凛としていたバーバラが修斗に懇願するなど、全く想像していなかったのだ。

 そして新しい3人への行為が始まる。

「3人とも、服を脱げ」

 呼ばれた時点で覚悟をしていたのだろう、戸惑いながらも衣服を脱いでいく。
 魔法兵をまとめるレベッカは胸は小ぶりだが、ウエストは引き締まり、足もすらりと長い。しかし細すぎるのか、少し肋骨ろっこつが浮いている。
 恥ずかしいようではあるが、自分の体を隠す事はしない。

 内政・人事のキャロルはほとんど下着の様な姿だったが、その豊か過ぎる胸は張りを持ちながらも柔らかく揺れている。体には少々肉が付いているが、たわわな胸に比べてウエストが細い。顔を真っ赤にして胸と股を手で隠している。

 男装の麗人フローレンスは一見子供のように見えるが、しっかりとウエストは引き締まり、間違いなく女性としての体をしている。胸は平らだが、適度に引き締まった体と、顔を赤らめながらも気丈に姿勢を正しく保つ姿が、修斗の劣情を誘う。

「フローレンス、こい」

 まさか自分からとは思っていなかったのだろう。
 2人を見ながらもゆっくり歩みを進め、修斗の手を取る。
 そして……修斗は今までにないくらい丁寧に丁寧に全身をほぐし、そのの指と舌だけでフローレンスを何回も果てさせてしまう。
 そして遂に、腕のように太く長い修斗自身を受け入れたのだ。

 フローレンスは必死に修斗の名を叫び、入りきらないソレを奥へ奥へといざなおうとしている。
 しかし全てを受け入れる事は出来ず、何度かの絶頂を迎えたのちに修斗の体液をその身に受け止めたのだった。

「2人ともまとめてこい」

フローレンスとの行為を見てすでに準備が出来ていた2人は、修斗の全てを受け入れ、10回以上もその体に受け入れたのだった。

 次は指を咥えて待っていた3人に目が移る。
 待ってましたとばかりに修斗に駆け寄り、夜が明けるまで行為は続いて行った。



「シュウト様、僕の体って子供みたいですよね。こんな僕でも、少しはシュウト様のお役に立てましたか?」

 朝になり、ベッドで目を覚ましたフローレンスは、横に居る修斗に問いかけた。

「昨日はたった数回しか出来なかったのが残念だ。他の奴は10回ほどだったから、何なら今から10回やるか?」

「い、今からですか? その、僕の体ではシュウト様の全てを受け入れられませんし、満足させられる自信が……」

 嫌では無い様だ。むしろ抱きたいと言われて喜んでいる。

「なら口でしてみるか? 少し息苦しいらしいが、慣れれば喉に入れても平気らしいぞ」

「く、口で!? そ、その、やり方を教えて頂ければ……はい」

「ダメですよーフローレンス。ワタシもモットモット、シュウト様に可愛がってもらいたいんですからネ」

「抜け駆けはいけないね。私だっているんだから」

「待ちなお前達。アタイだって満足してないんだからさ」

「ちょっと! シュウト様は私を可愛がってくださいますよね? ね?」

「シュウトさん、今朝は胸でご奉仕いたいますね」

 6人の女性に囲まれて、何回目か分からないラウンドが開始された。

 しかしコレは今から始まる、面倒な事を忘れるための行為だった。
 そう、女性陣の能力はこれで向上できた。
 ならば男性陣は? 5人の能力差が大きすぎるのは良くないため、どこかで男性2人も能力を向上させなくてはならない。

 単純にステータスを触れば良いだけだが、あまり他人のステータスを触るのは好きではなかった。
 まして男との行為など言語道断。100歩譲って男の娘なら我慢できたかもしれないが、屈強な戦士と年老いたジジーだ。

 一応それ以外の手段は考えている様なのだが……時間がかかるのだ。
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