ステータスを好きにイジって遊んでたら、嫁たちが国造りを始めました

第７章 改変された世界

第344話 異世界転移の準備

　修斗が異世界へ行くために、何の準備をする必要があるのか。
　疑似的な神界天技しんかいてんぎ・人技夢想じんぎむそうを作り出し、いつでも異世界へ行けるようになったはずだ。

　だがその準備には数日を要し、その間修斗は食事以外の行動をとらなかった。
　睡眠はおろか性行為すらも。

「これだけあれば大丈夫だろう。ん？　何をしているお前達」

　背伸びをしてイスから立ち上がり振り向くと、１０人以上の女達が息をひそめて立っていた。

「シュウトさんが大変な思いをしているのに、何もできない自分が不甲斐なくて……」

　キャロライン王女が心配そうな、不安そうな表情で答えると、バーバラ聖女がそれに続く。

「もう終わられたのですよね！？」

　期待に満ちた顔が修斗に向けられると、一呼吸おいて口を開く。

「心配かけたな、完了した」

　わあっと歓喜の声が広がり、修斗の側によるとみんなが抱き付く。
　そしてタオルで修斗の顔や体を拭き始める。

「ん？　なぜタオル……何だこの汗は？」

　自分でも気が付いていなかったのだろう、修斗の体は汗まみれの上、少しやつれていた。
　この数日間、一睡もしていない上に食事も少ししか口に入れなかったので、修斗が思っている以上に体力を消耗していたのだ。

　こんな状態なのだから、心配するなと言っても無理だろう。

「まずは食事を取ってちょうだい。それの後は入浴と睡眠だわ」

　タオルだけでは追いつかず、着替えを用意するフランチェスカ元生徒会長。
　言われるままに行動し、やっとベッドで横になる。
　１人でゆっくり寝た方が良いと思った様だが、ヤクシ盲目の剣士とフローレンス小さな男装の麗人の手を取り、抱き枕代わりにして眠りについた。

　６時間程で目を覚ますと２人は修斗に抱き付いて寝ていたが、窓の外を見ると真っ暗なため、食事にしようと肩をゆすって起こす。

「明日から暫しばらく異世界に行く。帰還予定は未定だ」

　修斗が食事の終わり際に伝えると、他の者は食事や酒を飲む手を止めた。
　わかっていた事だが、長期間修斗が居なくなるのは寂しいようだ。
　
「わかりました。その間に私達がやっておくことはありますか？」

「キャロラインロールドルフ王女、正確な世界情勢を調べておけ。お前達の命を狙う国があれば、積極的に攻め滅ぼせ。いずれザナドゥ王国が復活した時に、障害となる物が無いようにな」

「はい！」

　その日の夜は城に集まったお気に入り全員でヤリまくった。

　１８人の女達がベッドで横になった修斗の体を触り、舐めまくる。
　カーリンハイエルフとターニャ鮮血の鋼鉄姫、サンティ地下村の元村長が修斗の大きくなったイチモツを舐め、足の指をキャロラインロールドルフ王女とバーバラ聖女がしゃぶり、ナターシャ第1王子妃とキャシー第2王子妃は修斗の手で膣を嬲なぶられ、フローレンス小さな男装の麗人が必死に修斗の口をむさぼり、キャロルカタコト爆乳、ルルナラ残念エルフは修斗の乳首を舐めながらヘソを撫でている。

「おいおい、お前達は本当に好き者だな。俺の体は１つしかないんだぞ？」

「シュウト君に言われたくないわね。今日はみんなで決めたの、絶対にシュウト君を先に疲れさせて、許してくれって言わせるって」

　フランチェスカ元生徒会長が修斗に膝枕をし、髪を撫でながらそんな事を言う。
　どうやら異世界に行っても、自分たちの味を忘れないように徹底的にイかせまくり、恋しくなって早めに帰って来てもらおうという魂胆のようだ。

　一致団結したせいか、修斗は珍しく挿入前に射精をする。
　大量の精液が発射され、フェラをしていた３人どころか上半身側に居た全員の顔に精液がかかった。

「ぐおぉ！　お前達激しいな。だがそんな事で俺は許してくれなんて思わないぞ？」

「シュウトさん？　あなたは確か、私達を底なしの性欲と言ったわよね？　その性欲をとくと味わってもらいます」

　キャロラインロールドルフ王女が修斗の股間に跨り、大きさを失っていないイチモツを勢いよく自分の中に挿入する。
　修斗を押さえつけるように肩に手を乗せ、激しく体を上下させると、修斗のイチモツから精液を搾り取ろうと膣をきつく締める。
　豊かな胸が弾けるように上下に揺れ、修斗は我慢できずに両手で胸を揉み始める。

「た、確かにお前達は底なしの性欲だな！　今晩は俺が眠らせてもらえそうにない！」

　膣で修斗のイチモツをきつく締め付け、必死に精液を搾り取ろうとしているのだが、それは自分の快楽にも直結している。
　実は胸を揉まれた時に軽くイキ、キャロラインはそろそろ限界を迎えようとしていた。

「だ、ダメ！　私ではなくシュウトさんをイカせ……ああああーーーー！！」

　修斗よりも早く果ててしまい、肩で息をしながらも目が虚ろになっている。
　そんなキャロラインの腰に手を当て、修斗は腰をはね上げる。

「ひぅ！？　い、今はイッたばかりで、はうん！？」

「俺のを搾り取ってもらわないとな。次は俺が好きにやらせてもらおう」

　体を起こしてキャロラインをベッドに寝かせ、上から覆いかぶさると優しく唇にキスをする。
　最初は優しく、次第にねっとりと絡みつく様に口内を舌で犯し、ゆっくりと腰を動かしだす。

「んっ！　んんー！　ちゅば、ちゅっ、も、もっと、キス……あっ！」

　一度強く腰を打ち付けると、修斗の首に手を回して逃がさないようにする。
　キャロラインの頬を両手で押さえ、むさぼるように舌で舐め回しながら、腰を器用に使ってゆっくりと挿入を続ける。
　長いイチモツを最大まで引き、抜けない限界まで来ると挿入する。
　そして最後は強めに腰を打ち付ける。

　その度にキャロラインの体はビクンとはね、目の焦点が合わなくなっていく。

「あ　あ　あ　あ　また、また来る……ん、んーーーー！！」

　キスをしたまま射精すると、キャロラインも一緒に果ててしまった。
　ゆっくりと膣から引き抜くと、精液と愛液にまみれたイチモツはまだまだ元気にそそり立っていた。
　それを自分が先だと言わんばかりに群がり、我慢できなくなった女達は順番に入れていくのだった。



　朝目が覚めると、すでに目を覚ました女達が修斗のイチモツを使い楽しんでいた。
　どうやら本当に修斗が先に寝てしまったらしく、嬉しくなったみんなはそのまま修斗を犯し続けていたようだ。

「……この世界に来て初めて、夢の中でもセックスしていたぞ」
　
「それは私達の努力の成果ですね、ご主人様」

「初めて村長に勝ったであります、んっ」

　メシューゼラ元娼婦が射精した修斗の上からどき、次はサンティ地下村の元村長が跨った。
　サンティの陥没乳首はすっかり勃起し、少し垂れ乳だがツンと上を向いていた。
　両乳首をつまみ、こねくり回して遊ぶ。

「しゅっ！　シュウト村長！　び、敏感になっているので優しくしてほしいでありま……！！」

　サンティを引き寄せて背中に手を回し、全身を撫でるように触ると果ててしまった。

「次は誰だ？」





「全員で生活魔法を使え。そうだ、可能な者は何重にも重ねて使え」

　集めた全員だけでなく、城に居た手すきの者を集めて生活魔法を使わせている。
　こうして生活魔法から天技力てんぎりょくを放出させ、人技夢想じんぎむそうを使いやすくするためだ。

　どうやら異世界転移に必要な分は直ぐにそろったらしく、修斗は軽く挨拶をして転移を始める。

「しばらく留守にするが、その間は命令だけでなく、ある程度は自由に行動しろ。やりたい事があればやれ、やる事が無ければ命令を実行しろ。じゃあな」

　修斗の頭の上と足元に現れた魔法陣が交差するようにすれ違うと、修斗の姿は無くなっていた。