ステータスを好きにイジって遊んでたら、嫁たちが国造りを始めました

内海

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第7章 改変された世界

第345話 デカい女はあそこもデカイ。足、入るか?

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 上下の魔法陣が交差し、異世界へと転移した修斗。
 魔法陣が現れたのは巨大な城の中、黒っぽい内装だが、目の前には金属製の両扉があり、細かい装飾が施されている。

「ん? 見た事があるような気がするが……何だったかな」

 何かが修斗の周辺で弾けた。
 激しい火花や光、熱が繰り返し発せられ、最後には強烈な目が潰れるような光が背後から浴びせられる。

「……これは凄いな、『万物を拒否する盾』を貫通してきたぞ」

 ズボンのポケットに手を突っ込みゆっくりと振り向くのだが、その間も何者かによる攻撃が続いていた。
 各種魔法、素手での攻撃、何か物を使っての攻撃など、相手を倒せる手段があれば何でも使うタイプのようだ。

「ひょっとしてお前か? この世界最初の女は」

 振り向くとそこには身長10メートルはあろう巨大な魔族が居た。
 黒いマスクで顔全体を覆い隠し、目鼻口は無く、中心から放射状に金色の筋が入り、その間には花の彫刻が施されている。
 太陽の様なオレンジ色の長い髪で、まるで濡れ髪のように体にまとわりついている。
 燕尾服のような衣装を着ているが、胸の盛り上がりや体型からして女性だろう。

「こほっほっほ、何者かや? 我の攻撃をこうも無視できるとは」

 顔を向かい合わせているが、魔族らしき人物がマスクをしているせいか、目線が合わない。
 修斗もそれを理解したのだろう、1歩踏みだすと高く跳躍し、マスクに殴り掛かった。

「ふむ、完全に我を倒しに来ておるのか? 問答無用で顔を攻撃するとはのぅ……む?」

 マスクにヒビが入り、粉々に砕け散ると、やっと修斗と目線が合った。
 2人の唸り声が響くが直ぐに頭痛が収まり、エルノヴァ大魔王は修斗を手に持って頬ずりを始める。

「お前様! お前様じゃな! ぬぅ~なぜじゃ、なぜ我達が離れ離れになったのじゃ!?」

 元々エルノヴァ大魔王は身長が10メートル程あった為、今の身長差では小動物と人間程に差がある。
 なので修斗の体はエルノヴァ大魔王の顔より少し大きい程度だ。

「お前はでかいんだから声もうるさい、もう少し静かにしろ」

「お、おおすまぬお前様。それにしても、一体何があったのじゃ?」

「それは俺もわからん。あー、あと床に降ろせ」

 まるで手乗り文鳥のようにエルノヴァ大魔王の両手の上に乗り、顔の正面に持ち上げられていたのだが、いい加減落ち着かないようだ。
 名残惜しそうに静かに床に降ろすと、両ひざを曲げて女性っぽくしゃがんでいるのだが……修斗の目の前には丁度エルノヴァの股間がある。

「おい、服を脱げ」

「ま゛ お前様と来たら相変わらずお盛んじゃのぅ、待っておれ、今すぐ服を脱ぐからの」

 いそいそと服を脱いですっ裸になるのだが、この身長差だ、一体どうするのだろうか。
 服を脱いで立ったままで居るのだが、てっきりエルノヴァは以前のように自分が小さくされるか、修斗が巨大化するものと思っていた。

 だが違った。
 修斗に寝そべるように言われて横になると、なんと修斗はまじまじと秘所をながめ、あろうことかヒダを両手でつかみ、両足を突っ込んだのだ。

「お!? お前様!? な、何をしておるのじゃ!?!?」

「いやな、大きいだろうとは思っていたが、でっかいもんだな、お前のココは」

「ま、待つのじゃ! そういうのは女に言う事ではなおっひょー!」

 どうやらエルノヴァの感じやすい場所を足で攻めたようで、軽くイッテしまったようだ。
 それ以降も執拗にいい場所を足で攻め立て、エルノヴァは足で果ててしまった。

フィストファック拳を膣に入れるは聞いた事があるが、足は何て言うんだ?」

「お前様……ひょっとして足を入れるのは始めてかや?」

「それはそうだろう。足が入る程に大きな物はお前しか持っていないからな」

「そ、そうか、それならばいいのじゃ」

 なぜか嬉しそうなエルノヴァ。
 しかし修斗を抱きしめられないのが嫌らしく、何とか小さくしてもらった……のだが。

「お前様? 我の目の前にはお前様の膝小僧が見えるのじゃが??」

「今度はお前が小さくなったらどうなるかと思ってな。どうだ? このサイズでお前に挿入してみるか?」

 エルノヴァの体を修斗の膝までのサイズに小さくし、先ほどとは立場が逆になった。
 そして修斗の大きくなったイチモツを見るのだが……小さなエルノヴァの身長と同じくらいの大きさがある。

「み、魅力的な申し出ではあるのじゃが、お前様を満足させることが出来なさそうじゃ」

「……先っちょも入らないな」

「じゃな」

 諦めて170センチメートルはない程度の大きさにすると、修斗の腕にしがみ付いた。
 やはりこの大きさが丁度いいようだ。

「おおそうじゃお前様、ラライラサキュバスにも会うかや?」

「近くにもう1つ大きな反応があるが、ソイツか? 会ってみよう」

 エルノヴァが思念波のような物で誰かに呼びかけると、しばらくして大きな両扉が開かれた。
 そこにはピンク色の癖の強い長い髪、耳の上あたりから太く短いツノが頭に沿うように上に突き出し、背中には小さなコウモリの翼、エロ水着の様な格好をしている。
 豊満な胸(E)と腰のくびれ、尻は大きめでムッチリとした太ももが魅力的なサキュバスがいた。

 以下略。

「ハニー! ハニーハニーハニー! ハニハニー!」

「ああ、思い出した。相変わらずウザイな」

「ぶぅ! 女の子にウザイなんて言っちゃダメ! でもハニーなら許しちゃう!」

 首、というか顔面に抱き付いて胸を押し付けている。
 なにぶん宙に浮いているので、どこにでもしがみ付けるのだ。
 ラライラの胸を両手で力いっぱい掴んで修斗から引き離し、喘ぎ声を上げるラライラを無視してエルノヴァに話かける。

「この近くに街はあるか? そこに2人ほど大きな反応があるから行きたいんだが」

「街へか? お前様が行くなら構わぬが、我やラライラが行くのは難しいのぅ」

「そう言えば人類との関係はどうなっているんだ?」

「以前にお前様を召喚した国、イルメリータント国じゃが、その国が勇者を召喚したのじゃが……メンバーが代っておっての、男連中はそのままじゃが、知らない女が3人になっておった」

「ほぅ、いい女か?」

「死んだよ」

「男勇者は生きてるのか?」

「男勇者は以前お前様が来た時に、嫌というほど鍛え上げられておるからのぅ、簡単には死なんようじゃ」

「そうか。で、街に行けない理由は?」

「我らが女勇者をろうたからじゃ。以前と同じ、お前様が居なければこの世界は変わらんようじゃ」

「そうか。この世界の事はどうでもいい、お前達を連れ帰るのが目的だからな。その大きさならバレないだろう? 2人とも付いてこい」

 街が大混乱になるのが目に見えているが、修斗の命令なら仕方がない。
 魔族の領地から最も近い街ポルタ。
 そのに大魔王が、いや、ラライラが現れたことで、街は大混乱に陥ってしまった。
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