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19 だってぇ面倒だったからー
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「な、な、な、な!!!」
「だってぇ……」
どうしても1人じゃアクアを探せないと悟ったボクはしょうがないからお父様にお願いした。最初は
「やっぱりお兄様がいないと寂しくて……」
と、かわい子ぶってみたけど、
「殿下が居られるだろう?」
で、終わって話にならなかった。埒が明かずにボクとアクアの入れ替わりをお父様に漏らしてしまった。
「ア、あのアクアが……?! ではお前がやって来た領地の帳簿も、人員管理も全部アクアがやっていたのか?!」
「……うん」
「アメシス、お前も出来るのだよな?? お前が経営に関わるようになってから、我が領の収入はずっと増え続けているんだ」
「えっ?!」
アクアってそんな事までやってたの?? あ、でも大人になったら経営にも関わらないといけないとか言ってたし、学園でもなんかそんな事言ってたけど、ボクは殿下のお嫁さんになって楽しく暮らすんだから仕事なんてしなくて良いって思って……。でも学園のテストで点が悪いのは主人公としてはあり得ないから、テストはアクアに受けさせて……。
「アクアみたいな経営の事を何も知らん、馬鹿みたいなテストの答案しか書けない奴とお前は違うと思っていたのに……アメシス、まさかとは思うが学園のテストはどうしていたのだ……?」
「えっと……」
ヤバ……バレちゃった。
「ひ、瞳の色を入れ替えて、ア、アクアがテストを受けていただと?! 完全な不正ではないか!!」
「お、お父様っ! 声が、声が大きいですっ!!」
慌ててお父様の大きな口を塞ぐ。だってぇ面倒だったんだもん。
「ま、まさかとは思う、信じたくないのだがあの笑うしかない学園のテストは……アメシス、お前の解答なのか……??」
えっ?! アクアの答案ならボクが瞳の色を入れ替えてる書いたよ? だってアクアもテスト出さなきゃいけないもん。ボクそんな酷い答え書いてないけど?? えーと、うーん、あ、そうだ!
「ア、アクアの答案になるからぁわざと頭が悪そうな事を書いたんですよ、お父様」
そういうとあからさまにホッとして、椅子にどかっと腰を下ろした。
「そ、そうだよな、私の可愛いアメシスがあんな阿呆な訳ないよな。あれでは王太子妃どころか分家の子爵家に嫁がせるのも気が引けるレベルだものな! はは、そうだよ、そうだよな! ははは、はははは!」
「そ、そうですよ、お父様。ふふ、ふふふ」
とにかくアクアを探して秘密裏に連れ帰るという事になった。それにしてもボクは転生者だよ?そんなに阿呆な訳ないじゃん!と思って学園で使っていた教科書を開いてみるとちんぷんかんぷんだった……全然分かんない……。
そっともう使われていない日当たりの悪いアクアの部屋へ入ってみて、アクアの使っていた教科書を開いてみるとびっしりと書き込みがあって、勉強していた事が良く分かった。
「なんだ、これ……気持ち悪い……」
小さな字でびっしりと書き込んである。一緒に使っていたノートも書き込みだらけだけれど、見やすかった。
アクアのノートを見ながらなら、教科書に書いてある事が少し理解できる。
「本当に勉強してたんだ……必死に。捨てられる悪役令息の癖に!」
何だかイライラが募って教科書もノートもゴミ箱に捨ててやった。もう学園は卒業したんだし、要らないだろう!!
「だってぇ……」
どうしても1人じゃアクアを探せないと悟ったボクはしょうがないからお父様にお願いした。最初は
「やっぱりお兄様がいないと寂しくて……」
と、かわい子ぶってみたけど、
「殿下が居られるだろう?」
で、終わって話にならなかった。埒が明かずにボクとアクアの入れ替わりをお父様に漏らしてしまった。
「ア、あのアクアが……?! ではお前がやって来た領地の帳簿も、人員管理も全部アクアがやっていたのか?!」
「……うん」
「アメシス、お前も出来るのだよな?? お前が経営に関わるようになってから、我が領の収入はずっと増え続けているんだ」
「えっ?!」
アクアってそんな事までやってたの?? あ、でも大人になったら経営にも関わらないといけないとか言ってたし、学園でもなんかそんな事言ってたけど、ボクは殿下のお嫁さんになって楽しく暮らすんだから仕事なんてしなくて良いって思って……。でも学園のテストで点が悪いのは主人公としてはあり得ないから、テストはアクアに受けさせて……。
「アクアみたいな経営の事を何も知らん、馬鹿みたいなテストの答案しか書けない奴とお前は違うと思っていたのに……アメシス、まさかとは思うが学園のテストはどうしていたのだ……?」
「えっと……」
ヤバ……バレちゃった。
「ひ、瞳の色を入れ替えて、ア、アクアがテストを受けていただと?! 完全な不正ではないか!!」
「お、お父様っ! 声が、声が大きいですっ!!」
慌ててお父様の大きな口を塞ぐ。だってぇ面倒だったんだもん。
「ま、まさかとは思う、信じたくないのだがあの笑うしかない学園のテストは……アメシス、お前の解答なのか……??」
えっ?! アクアの答案ならボクが瞳の色を入れ替えてる書いたよ? だってアクアもテスト出さなきゃいけないもん。ボクそんな酷い答え書いてないけど?? えーと、うーん、あ、そうだ!
「ア、アクアの答案になるからぁわざと頭が悪そうな事を書いたんですよ、お父様」
そういうとあからさまにホッとして、椅子にどかっと腰を下ろした。
「そ、そうだよな、私の可愛いアメシスがあんな阿呆な訳ないよな。あれでは王太子妃どころか分家の子爵家に嫁がせるのも気が引けるレベルだものな! はは、そうだよ、そうだよな! ははは、はははは!」
「そ、そうですよ、お父様。ふふ、ふふふ」
とにかくアクアを探して秘密裏に連れ帰るという事になった。それにしてもボクは転生者だよ?そんなに阿呆な訳ないじゃん!と思って学園で使っていた教科書を開いてみるとちんぷんかんぷんだった……全然分かんない……。
そっともう使われていない日当たりの悪いアクアの部屋へ入ってみて、アクアの使っていた教科書を開いてみるとびっしりと書き込みがあって、勉強していた事が良く分かった。
「なんだ、これ……気持ち悪い……」
小さな字でびっしりと書き込んである。一緒に使っていたノートも書き込みだらけだけれど、見やすかった。
アクアのノートを見ながらなら、教科書に書いてある事が少し理解できる。
「本当に勉強してたんだ……必死に。捨てられる悪役令息の癖に!」
何だかイライラが募って教科書もノートもゴミ箱に捨ててやった。もう学園は卒業したんだし、要らないだろう!!
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