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97 明のお姫様
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私の名前はエリーゼ。エリーゼ・シュラウトと申します。幼少の頃よりこのフィフナー国王太子イオリア様と婚約を結び、将来王妃となりイオリア様と支え、豊かな国を作ろうと努力してまいりました。
お優しいイオリア様には6つ下に双子の弟がおります。名前をリキュシュとマシェッツという、とても可愛らしいけれど、不思議な弟たちです。
「えりーぜ……チャン」
「なんです?リュキ」
「どしてえりーぜチャンはあんまりこわくないんでござるか?」
「知りませんけど……」
「えりーぜチャンもなにかとくしゅのうりょくがあるでござるか?」
「ないですよ、マシェ」
初めて自分達の婚約者候補だったご令嬢に会った日に、散々に馬鹿にされ倒れてしまった双子は、女性は怖いものと認識してしまったらしく、常に青褪めているか、震えているか……隠れているかになってしまいました。
「ど、どうしたらいいだろう……エリーゼ嬢」
イオリア様も手の打ちようがなく、困っていらっしゃいましたが、何を困ることがあるんでしょう。
「良いじゃありませんか。イオリア様がこの国を立派に治めれば、リュキとマシェくらい好きなように暮らさせてやればいいのですから。何も問題ないですわ」
「そ、そういう物だろうか、リュキもマシェも王族の一員なのだよ」
「そこも含めて、私達が何とかしてあげましょう、ね?」
そう微笑むと、イオリア様もやっと笑顔になってくれました。
「そうだね、エリーゼ嬢。エリーゼ嬢となら一緒に頑張れる気がする」
「ふふ、頑張りましょうね」
その話をイオリア様は双子にこっそり伝えたようです。そうしてから双子は私には話しかけてくれるようになりました。
「お、女の子って……目がギラギラしてるでしょ……エリーゼちゃんはあんまりしてないけど」
「私だってキラキラくらいしますが?」
「あ、知ってる。兄上さまをみてるときはキラキラしてる」
「そりゃ、世界一かっこいい私の王子様ですからね」
「「のろけ! 」」
「ふふん! 」
「エ、エリーゼ……ありがと」
「きゃっ!? 」
リュキとマシェに話していたのに、いつの間にかイオリア様に聞かれていて恥ずかしい目に合ったことはちょっと数え切れませんが……。
そんなリュキとマシェが自分で自分の伴侶を見つけて来たのです!
しかもイオリア様の次くらいにかっこいい騎士様でした。二人ともそれぞれにリュキとマシェしか見ていないようなたっぷりの甘さと類稀なる包容力を持ち合わせた方々で、一目見た時からこれなら任せられると思えるくらいの胸筋でした。凄いですね、顔の次に男性の胸辺りを注視してしまうのは初めてです。
あまり国王様にも側妃様にも大切にされてこなかったリュキとマシェ。これなら安心できるとイオリア様と一緒に二人の騎士に頭を下げてお願いしました。
もうフィフナー国のことで、リュキとマシェを煩わせるのは……と思ったのですが、未曽有の長雨に我々は打つ手がありませんでした。
「駄目だ……人は飢える一方だ。作物が全滅している」
「……雨はやはり」
「ああ……」
この国の神官の大半が城に謁見を申し込み、同じようなお告げを持って来ました。
「この空は女神様の……しかも複数の女神様の怒りです。女神様のいとし子をあのような形で追い出したのですから」
「黙れ!ワシが悪いと抜かすのか!! 」
国王様は王座から神官達を叱り飛ばしますが、そんなことをしても何の解決にもなりません。
「王よ、王位をイオリア王太子殿下へお譲りくだされ!それが女神様の怒りを鎮める唯一の方法です。幸いにもイオリア王太子殿下は女神様よりの加護をお持ちの方、国と民の為にどうか、どうかお願いします!」
「黙れと申しておる!! 」
謁見を願い出た神官達は全て口をそろえてそういうのです。
「拙者達もそう思うでござるよー。兄上が王様になれば雨はやむでござろうな」
「我らの父上(仮)が権威を振りかざしている間はどう頑張っても無理でござろうな~」
「リュキ!?マシェ!?」
「エリーゼちゃん、おひさ~」
煩わせたくない、と思っていても話は二人の元に届いてしまっていたようで、突然イオリア様の執務室にリュキとマシェが現れました。この二人はとても不思議な力を持っていて、良くこのような事をしでかします。
「拙者達が「機嫌直して」ってなんかい頼んでも駄目なんでござるよ」
「どうも、この世界は元々捨てられ滅びゆく定めだったから、ちょっと手入れをしないとこんな風になるんだって」
二人は空恐ろしいことをいいますが、嘘がなさそうなのでさらに恐ろしいです。
「それも恐ろしい話だが、まずは飢える民をなんとかしたいと思っている。二人とも知恵を貸してくれないか」
「その為に来たでごさるよ、ほい」
2人は持って来た大きな箱をごろりとひっくり返しました。中からは大量の携帯食料が出て来ます。ひっくり返す必要はなくてよ?リュキ。
「このまっずい携帯食料を更に不味くする方法をお教え致します」
「何かあるのだな?教えてくれて、リュキ」
もそもそしていて食べ辛く、味も美味しくない携帯食料。でも栄養だけは満点。
「これを湯で溶くんです。更に激まずになりますがーー」
「1人分が3人分になります」
「すぐ手配する!」
イオリア様はイオリア様の命で動いてくれる者たちをかき集め、すぐに炊き出しの用意を始めます。こういうところの決断力の速さは本当に素敵で惚れ直してしまいそう!
「エリーゼちゃん、エリーゼちゃん。エリーゼちゃんならまだジャム持ってるよね?」
「え?あの素晴らしい香りの薔薇のジャムね。皆に振る舞ってしまったからあと一掬いくらいしか残ってないけど」
そういうとリュキとマシェはにっこり笑った。何かしら?私の性格は見抜いてますよ、と言わんばかりの顔で少しだけむかつきますわ。
「出来上がった鍋に、未来の王妃様からの愛を一掬い。これが秘密のレシピでござる」
やけに悪戯っ子な顔で笑っていますが、この素晴らしく美味しいジャムの最後のひと匙を民に分け与えろと?
「炊き出しは何箇所でも行うつもりだわ。最初の鍋にしか愛を入れられないのは辛いわ」
「大丈夫でござるよ、女神様は見ているでござる」
ならば心配ないわね。このエリーゼちゃんにお任せだわ。
「携帯食料はいっぱい持ってくるでござるから、任せて欲しいでござるよ」
「はー父上(仮)も早く引退してくだされば良いのにー」
リュキとマシェの言うことは最もだけれども、私たちが出来ることは限られている。限られた範囲で、工夫して民を守らなければ。
「ではまたね!」
「ありがとう、リュキ、マシェ」
二人は何でもないふうに扉から出て行ったが、二人の後ろの空間は廊下ではなかった。二人の恋人がリュキとマシェが帰ってくるのを待っている。
扉は普通に閉じられるが、次に私が開けたとしても廊下に繋がっているだけで、あのオレンジの光が溢れる暖かそうな場所には繋がっていないだろう。
「よし!私も動き易い服に着替えましょう!」
炊き出し隊と共に街を回るわよ!
お優しいイオリア様には6つ下に双子の弟がおります。名前をリキュシュとマシェッツという、とても可愛らしいけれど、不思議な弟たちです。
「えりーぜ……チャン」
「なんです?リュキ」
「どしてえりーぜチャンはあんまりこわくないんでござるか?」
「知りませんけど……」
「えりーぜチャンもなにかとくしゅのうりょくがあるでござるか?」
「ないですよ、マシェ」
初めて自分達の婚約者候補だったご令嬢に会った日に、散々に馬鹿にされ倒れてしまった双子は、女性は怖いものと認識してしまったらしく、常に青褪めているか、震えているか……隠れているかになってしまいました。
「ど、どうしたらいいだろう……エリーゼ嬢」
イオリア様も手の打ちようがなく、困っていらっしゃいましたが、何を困ることがあるんでしょう。
「良いじゃありませんか。イオリア様がこの国を立派に治めれば、リュキとマシェくらい好きなように暮らさせてやればいいのですから。何も問題ないですわ」
「そ、そういう物だろうか、リュキもマシェも王族の一員なのだよ」
「そこも含めて、私達が何とかしてあげましょう、ね?」
そう微笑むと、イオリア様もやっと笑顔になってくれました。
「そうだね、エリーゼ嬢。エリーゼ嬢となら一緒に頑張れる気がする」
「ふふ、頑張りましょうね」
その話をイオリア様は双子にこっそり伝えたようです。そうしてから双子は私には話しかけてくれるようになりました。
「お、女の子って……目がギラギラしてるでしょ……エリーゼちゃんはあんまりしてないけど」
「私だってキラキラくらいしますが?」
「あ、知ってる。兄上さまをみてるときはキラキラしてる」
「そりゃ、世界一かっこいい私の王子様ですからね」
「「のろけ! 」」
「ふふん! 」
「エ、エリーゼ……ありがと」
「きゃっ!? 」
リュキとマシェに話していたのに、いつの間にかイオリア様に聞かれていて恥ずかしい目に合ったことはちょっと数え切れませんが……。
そんなリュキとマシェが自分で自分の伴侶を見つけて来たのです!
しかもイオリア様の次くらいにかっこいい騎士様でした。二人ともそれぞれにリュキとマシェしか見ていないようなたっぷりの甘さと類稀なる包容力を持ち合わせた方々で、一目見た時からこれなら任せられると思えるくらいの胸筋でした。凄いですね、顔の次に男性の胸辺りを注視してしまうのは初めてです。
あまり国王様にも側妃様にも大切にされてこなかったリュキとマシェ。これなら安心できるとイオリア様と一緒に二人の騎士に頭を下げてお願いしました。
もうフィフナー国のことで、リュキとマシェを煩わせるのは……と思ったのですが、未曽有の長雨に我々は打つ手がありませんでした。
「駄目だ……人は飢える一方だ。作物が全滅している」
「……雨はやはり」
「ああ……」
この国の神官の大半が城に謁見を申し込み、同じようなお告げを持って来ました。
「この空は女神様の……しかも複数の女神様の怒りです。女神様のいとし子をあのような形で追い出したのですから」
「黙れ!ワシが悪いと抜かすのか!! 」
国王様は王座から神官達を叱り飛ばしますが、そんなことをしても何の解決にもなりません。
「王よ、王位をイオリア王太子殿下へお譲りくだされ!それが女神様の怒りを鎮める唯一の方法です。幸いにもイオリア王太子殿下は女神様よりの加護をお持ちの方、国と民の為にどうか、どうかお願いします!」
「黙れと申しておる!! 」
謁見を願い出た神官達は全て口をそろえてそういうのです。
「拙者達もそう思うでござるよー。兄上が王様になれば雨はやむでござろうな」
「我らの父上(仮)が権威を振りかざしている間はどう頑張っても無理でござろうな~」
「リュキ!?マシェ!?」
「エリーゼちゃん、おひさ~」
煩わせたくない、と思っていても話は二人の元に届いてしまっていたようで、突然イオリア様の執務室にリュキとマシェが現れました。この二人はとても不思議な力を持っていて、良くこのような事をしでかします。
「拙者達が「機嫌直して」ってなんかい頼んでも駄目なんでござるよ」
「どうも、この世界は元々捨てられ滅びゆく定めだったから、ちょっと手入れをしないとこんな風になるんだって」
二人は空恐ろしいことをいいますが、嘘がなさそうなのでさらに恐ろしいです。
「それも恐ろしい話だが、まずは飢える民をなんとかしたいと思っている。二人とも知恵を貸してくれないか」
「その為に来たでごさるよ、ほい」
2人は持って来た大きな箱をごろりとひっくり返しました。中からは大量の携帯食料が出て来ます。ひっくり返す必要はなくてよ?リュキ。
「このまっずい携帯食料を更に不味くする方法をお教え致します」
「何かあるのだな?教えてくれて、リュキ」
もそもそしていて食べ辛く、味も美味しくない携帯食料。でも栄養だけは満点。
「これを湯で溶くんです。更に激まずになりますがーー」
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「すぐ手配する!」
イオリア様はイオリア様の命で動いてくれる者たちをかき集め、すぐに炊き出しの用意を始めます。こういうところの決断力の速さは本当に素敵で惚れ直してしまいそう!
「エリーゼちゃん、エリーゼちゃん。エリーゼちゃんならまだジャム持ってるよね?」
「え?あの素晴らしい香りの薔薇のジャムね。皆に振る舞ってしまったからあと一掬いくらいしか残ってないけど」
そういうとリュキとマシェはにっこり笑った。何かしら?私の性格は見抜いてますよ、と言わんばかりの顔で少しだけむかつきますわ。
「出来上がった鍋に、未来の王妃様からの愛を一掬い。これが秘密のレシピでござる」
やけに悪戯っ子な顔で笑っていますが、この素晴らしく美味しいジャムの最後のひと匙を民に分け与えろと?
「炊き出しは何箇所でも行うつもりだわ。最初の鍋にしか愛を入れられないのは辛いわ」
「大丈夫でござるよ、女神様は見ているでござる」
ならば心配ないわね。このエリーゼちゃんにお任せだわ。
「携帯食料はいっぱい持ってくるでござるから、任せて欲しいでござるよ」
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リュキとマシェの言うことは最もだけれども、私たちが出来ることは限られている。限られた範囲で、工夫して民を守らなければ。
「ではまたね!」
「ありがとう、リュキ、マシェ」
二人は何でもないふうに扉から出て行ったが、二人の後ろの空間は廊下ではなかった。二人の恋人がリュキとマシェが帰ってくるのを待っている。
扉は普通に閉じられるが、次に私が開けたとしても廊下に繋がっているだけで、あのオレンジの光が溢れる暖かそうな場所には繋がっていないだろう。
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