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種の章
10 理不尽がまかり通りすぎている
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「おっさん、そろそろ起きてよー!」
僕が買ってきて歴戦の勇士はまだぼんやりしている。伸び放題の髪の毛をきってやり、風呂に入れて、いま日光浴をさせていた。ご飯も満足に食べさせて貰ってなかったようで骨と皮だ。
僕はそれをお手入れする。髪を解かしてやり、怪我を治して話しかける。
「早く皆んなを鍛えてー。弱っちぃの揃いなんだよぉー!ゼルじゃダメなんだ」
ゼルは暗殺ギルドのマスターでいいおっさんなんだけど、あの人に仕込んで貰うと暗殺術しか身に付かないからだめ!
剣士とか護衛の体捌きを教えてほしいのにぃ!
僕がテイム済みの、兵士と用心棒達は全員出した。まー兵士達も訓練度が低くて弱い!ひまな時は庭で撃ち合いなんかしてるけど、なかなかレベルが上がらない!
「おっさんー起きてー」
今日もこうして、おっさんをなでなでしながら覚醒を待っているのだ。
「フィー、おっさんどう?」
アンバーが剣を片手にやってくるけど
「この通り、まだダメ。一応雲とか見てるから前よりましになったかな?」
「そうかー」
アンバーはみんなに混じって剣を振って幾らかまともな使い手になってきた。まだまだハルの方が強いけど、ハルは引きこもりだから、呼ばないと出てこない。
暗殺者にしては優しすぎるんだよ。だから、僕なんかに救いを求めちゃって捕まった。
……暗殺者はやっぱり闇が深いから、救いを求めちゃうんだよね。そして主人の為に働く大義名分を欲しがりがち。
だからゼルもころっと捕まっちゃう。ゼルは領主の家の執事補佐をしながら、暗殺者達を教育してる。なんだかんだで教えるのが上手い。あの受付嬢もメイドとして仕事を覚えて、暗殺メイドに格上げ。そう言うの、大事でしょ!うひひ!
「この世界。理不尽がまかり通り過ぎてるんだよ。僕はあんまり好きじゃない。僕は僕能力好きな世界に住みたいから、好きなように作り替えるんだ」
「ふーん?わかんねぇけど、毎日飯食えるし、ベッドあるし、強くなってるし俺は文句ねぇよ」
アンバーらしいや。しばらくこの港町を拠点にして強化しよっと!
1ヶ月くらいおっちゃんを世話したら何とか喋れるようになった。やる気を完成に失っていたけど、先生の役割を与えたらビシバシ鍛えてくれるようになった。いい買い物だったよ!
病気の子達は一年ほど、カードのままで、最近出してみたら死相が消えて醜い顔も治ってて可愛いかった。
「ご主人様!ありがとうございます!」
「良いんだよー頑張って仕事覚えてね」
貴族や王族の娘さんだろうけど、ここでメイドの仕事も覚えて貰うことにした。色々出来る方が良いものね。
浮浪者が減り、ごろつきが減り。治安が良くなり、兵士が強くなり。
領主がまともに仕事をしているとどうなる?
町が栄えるんだよね。僕が捕まえてきた村人なんかも契約破棄をしてただの町民に戻したりして、栄えて来ちゃった。
栄えてくるとどうなる?もう少し上から搾取され始めるんだよねぇ。
「んじゃもう少し上を取ってきますか!」
僕は10歳位になったし、ハルは50レベル近いし、アンバーは28くらいだから、2人が居れば大丈夫でしょ?
のほほんと、港町から陸地の方に歩き始めた。
僕が買ってきて歴戦の勇士はまだぼんやりしている。伸び放題の髪の毛をきってやり、風呂に入れて、いま日光浴をさせていた。ご飯も満足に食べさせて貰ってなかったようで骨と皮だ。
僕はそれをお手入れする。髪を解かしてやり、怪我を治して話しかける。
「早く皆んなを鍛えてー。弱っちぃの揃いなんだよぉー!ゼルじゃダメなんだ」
ゼルは暗殺ギルドのマスターでいいおっさんなんだけど、あの人に仕込んで貰うと暗殺術しか身に付かないからだめ!
剣士とか護衛の体捌きを教えてほしいのにぃ!
僕がテイム済みの、兵士と用心棒達は全員出した。まー兵士達も訓練度が低くて弱い!ひまな時は庭で撃ち合いなんかしてるけど、なかなかレベルが上がらない!
「おっさんー起きてー」
今日もこうして、おっさんをなでなでしながら覚醒を待っているのだ。
「フィー、おっさんどう?」
アンバーが剣を片手にやってくるけど
「この通り、まだダメ。一応雲とか見てるから前よりましになったかな?」
「そうかー」
アンバーはみんなに混じって剣を振って幾らかまともな使い手になってきた。まだまだハルの方が強いけど、ハルは引きこもりだから、呼ばないと出てこない。
暗殺者にしては優しすぎるんだよ。だから、僕なんかに救いを求めちゃって捕まった。
……暗殺者はやっぱり闇が深いから、救いを求めちゃうんだよね。そして主人の為に働く大義名分を欲しがりがち。
だからゼルもころっと捕まっちゃう。ゼルは領主の家の執事補佐をしながら、暗殺者達を教育してる。なんだかんだで教えるのが上手い。あの受付嬢もメイドとして仕事を覚えて、暗殺メイドに格上げ。そう言うの、大事でしょ!うひひ!
「この世界。理不尽がまかり通り過ぎてるんだよ。僕はあんまり好きじゃない。僕は僕能力好きな世界に住みたいから、好きなように作り替えるんだ」
「ふーん?わかんねぇけど、毎日飯食えるし、ベッドあるし、強くなってるし俺は文句ねぇよ」
アンバーらしいや。しばらくこの港町を拠点にして強化しよっと!
1ヶ月くらいおっちゃんを世話したら何とか喋れるようになった。やる気を完成に失っていたけど、先生の役割を与えたらビシバシ鍛えてくれるようになった。いい買い物だったよ!
病気の子達は一年ほど、カードのままで、最近出してみたら死相が消えて醜い顔も治ってて可愛いかった。
「ご主人様!ありがとうございます!」
「良いんだよー頑張って仕事覚えてね」
貴族や王族の娘さんだろうけど、ここでメイドの仕事も覚えて貰うことにした。色々出来る方が良いものね。
浮浪者が減り、ごろつきが減り。治安が良くなり、兵士が強くなり。
領主がまともに仕事をしているとどうなる?
町が栄えるんだよね。僕が捕まえてきた村人なんかも契約破棄をしてただの町民に戻したりして、栄えて来ちゃった。
栄えてくるとどうなる?もう少し上から搾取され始めるんだよねぇ。
「んじゃもう少し上を取ってきますか!」
僕は10歳位になったし、ハルは50レベル近いし、アンバーは28くらいだから、2人が居れば大丈夫でしょ?
のほほんと、港町から陸地の方に歩き始めた。
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