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77 愛は深く広く(レイシャル視点
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「レフィメントだ」
「しかし、殿下!」
「くどい!」
レフィメントは8歳になり、下の弟のミシェルは5歳に、娘のミラは4歳、三男のハウエルが3歳になった。
レフィとミシェルはなるべく離して産もうと相談したのだが、8歳のレフィの能力は5歳のミシェルに劣っている。
「レフィはお兄ちゃんなのー」
「うん」
つい先日、背の高さを追い抜かれた。ぽっちゃりとした幼児体型のレフィメント。走るのが早く、少年ぽさが出てきたミシェル。勿論、足はミシェルの方が早い。
勉強もぽーっと外を見ていることが多いレフィメント。
「ここ、分かりません。せんせえ!」
ハキハキと質問も出来るミシェル。
「レフィメントにはとても大きな役割があるのです!」
何度も何度もそう言っているのに、周りは聞かない。
「王太子はミシェル様に」
「まだ我が父も健在だと言うのに、何をおっしゃいますか!」
大人の醜い諍いを聞かせたくなくて、子供達を神殿へ逃す。
「ルーチェちゃーん!」
「お、レフィにミシェル、ミラにハウエルいらっしゃい」
「きゃー!」
ミシェル以外はルーチェ様に飛びついてご機嫌だ。ミシェルは最近、分別と言うものができて来たのか飛びつきはしないが、
「遊びに来ました!ルーチェ様」
それでもとても楽しそうにしている。
「今日は何して遊ぼうか?」
「うじょうじょふみふみーー!」
「げ?!まじで?!」
「ミラちゃんいっぱいふむのよー!」
「ハウもー!」
あのうぞうぞ踏み踏みもレフィは嫌がる。何かあるんだろう、それは私達にはわからない。だからレベルもハウエルよりレフィの方が低い。
「レフィはルーチェちゃんとピターってくっ付くの!ルーチェちゃん、だいすきー!けっこんして!」
「ルーチェちゃんはおとこのこだからミラとけっこんするのよー!にーにはだめぇ!」
「いやーーー!」
4歳のミラとケンカをしているレフィ。そう、4歳の妹とさほど変わらないのだ。
「ルーチェちゃん!どっちとけっこんするの?!きめて!」
うっと詰まるルーチェ様に詰め寄る我が子達、親ながらルーチェ様がどんな答えを出すか気になる所。レフィか!ミラか?!
「お、俺はー……お、俺はーー!」
「お茶をお持ちしましたよー」
ちょうど現れたセラフィス教皇。あ、とばっちりのやつだ。
「俺はセラフィスさんと結婚するから、レフィともミラとも結婚できませーん!」
「「えーーー!」」
「え?あ、はい。結婚しましょう」
「やだーーー!るーちぇちゃんはれふぃとけっこんするのー!やっぱりせらふぃきらい!」
「あー!やっぱり私は嫌われていましたー!?」
「うわああん!」
そんな二人の様子を見ているミシェルも楽しそうだし、ハウエルも手を叩いて喜んでいる。我が子達のルーチェ愛は深く広く素晴らしいな!
「ちょっと!レイシャル様!ニヤニヤしていないで何とかしてくださいよ!」
おっと、私にもとばっちりが来てしまった。どれだけ他の貴族から責められようが、ここに来ればいつも通りになれる。荒んだ心も元に戻してくれる。感謝しかありませんよ、ルーチェ様。
「しかし、殿下!」
「くどい!」
レフィメントは8歳になり、下の弟のミシェルは5歳に、娘のミラは4歳、三男のハウエルが3歳になった。
レフィとミシェルはなるべく離して産もうと相談したのだが、8歳のレフィの能力は5歳のミシェルに劣っている。
「レフィはお兄ちゃんなのー」
「うん」
つい先日、背の高さを追い抜かれた。ぽっちゃりとした幼児体型のレフィメント。走るのが早く、少年ぽさが出てきたミシェル。勿論、足はミシェルの方が早い。
勉強もぽーっと外を見ていることが多いレフィメント。
「ここ、分かりません。せんせえ!」
ハキハキと質問も出来るミシェル。
「レフィメントにはとても大きな役割があるのです!」
何度も何度もそう言っているのに、周りは聞かない。
「王太子はミシェル様に」
「まだ我が父も健在だと言うのに、何をおっしゃいますか!」
大人の醜い諍いを聞かせたくなくて、子供達を神殿へ逃す。
「ルーチェちゃーん!」
「お、レフィにミシェル、ミラにハウエルいらっしゃい」
「きゃー!」
ミシェル以外はルーチェ様に飛びついてご機嫌だ。ミシェルは最近、分別と言うものができて来たのか飛びつきはしないが、
「遊びに来ました!ルーチェ様」
それでもとても楽しそうにしている。
「今日は何して遊ぼうか?」
「うじょうじょふみふみーー!」
「げ?!まじで?!」
「ミラちゃんいっぱいふむのよー!」
「ハウもー!」
あのうぞうぞ踏み踏みもレフィは嫌がる。何かあるんだろう、それは私達にはわからない。だからレベルもハウエルよりレフィの方が低い。
「レフィはルーチェちゃんとピターってくっ付くの!ルーチェちゃん、だいすきー!けっこんして!」
「ルーチェちゃんはおとこのこだからミラとけっこんするのよー!にーにはだめぇ!」
「いやーーー!」
4歳のミラとケンカをしているレフィ。そう、4歳の妹とさほど変わらないのだ。
「ルーチェちゃん!どっちとけっこんするの?!きめて!」
うっと詰まるルーチェ様に詰め寄る我が子達、親ながらルーチェ様がどんな答えを出すか気になる所。レフィか!ミラか?!
「お、俺はー……お、俺はーー!」
「お茶をお持ちしましたよー」
ちょうど現れたセラフィス教皇。あ、とばっちりのやつだ。
「俺はセラフィスさんと結婚するから、レフィともミラとも結婚できませーん!」
「「えーーー!」」
「え?あ、はい。結婚しましょう」
「やだーーー!るーちぇちゃんはれふぃとけっこんするのー!やっぱりせらふぃきらい!」
「あー!やっぱり私は嫌われていましたー!?」
「うわああん!」
そんな二人の様子を見ているミシェルも楽しそうだし、ハウエルも手を叩いて喜んでいる。我が子達のルーチェ愛は深く広く素晴らしいな!
「ちょっと!レイシャル様!ニヤニヤしていないで何とかしてくださいよ!」
おっと、私にもとばっちりが来てしまった。どれだけ他の貴族から責められようが、ここに来ればいつも通りになれる。荒んだ心も元に戻してくれる。感謝しかありませんよ、ルーチェ様。
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ーーーーーーーーーーー
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