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86 まさかの反抗期?
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「マンドラ!マンドラじゃないか!俺だよ、ルーチェだよ!覚えてないか?」
「ギギッ!」
冒険者生活二日目に、道端でマンドラ?に出会った。
「ああ!黒糖じゃないか……懐かしいなぁ~4000年振りだよ。元気だったかい?今はどこに住んでるの?」
「ギーッ!」
「わっ!」
頭の上の葉っぱで叩かれた!痛くないけど……。
「ルー。マンドラは今はモンスター扱いらしいですよ。駆除対象ですね、毒のチビ玉ねぎを投げつけてくるんだそうです。駆け出しの冒険者が最初に会う毒系モンスターですって」
「えーーーー!?マンドラどうしたの!?あの甘い玉ねぎはどこに置いて来たのー!」
「ギーーーッ!」
ぺしんぺしんと頭の葉っぱで俺の足を叩いてくるけど、痛くもかゆくもない……。
「4000年も経つ間に他の樹木系のモンスターと配合したのか……グレたのか」
「うわああん……お前の玉ねぎ美味しかったのにぃ……!じゃあもしかしてまた砂糖が貴重品になってるの?」
「そうかもしれませんね。街に戻ったら甘いものを捜してみましょう」
「うん!」
その日の冒険?はマンドラの説得に費やしてしまった。
「お前はそんな暴力的なヤツじゃなかった!みて!俺とお前は仲良しだった。目の色が一緒だろう?仲良しの証拠だぞ!」
「ギ……?」
「お前の葉っぱの色はセラと一緒だ。前は俺が黒い髪だったんだけど、交換したんだ。俺そっくりになったお前は俺と一緒に暮らしてたんだぞ。だいぶ昔だけど」
「ギギ……」
「お前、じょうろが好きだっただろう?水をかけたら喜んでたし。どうだ?お水は欲しくないか?それとも肥料か?土がカチカチになったのか?それとも寒いのか?マフラー上げようか?」
「ギ……ぎゅう……」
「良いんだぞ、俺はお前を信じてるし虐めないぞ。誰かにいじめられたのか?お前は泣き虫だからな、悲しい事がいっぱいあったのか?そういえば俺はお別れの日にお前に挨拶しなかったな……ごめんな、突然いなくなって」
「ぎゅ……ぎゅーーーーっ!」
「マンドラー!」
俺達はしっかりと抱き合い和解した。
「いえ、まだかじられてますけど?」「痛い痛い!」「ギュッギュッ!」
玉ねぎ部分がぱくっと割けて中に生えているぎざぎざの歯で噛みつかれちゃった!お前、歯が生えてたんだな!
「悪い玉ねぎめー!」「ギュギューッ」
その日の夜はその場で焚火を焚いて野営をして、マンドラとずっとやりあっていた。ちょっと歩けば街に入れるのにそんなことをしている俺達に街の門番は不思議そうにこっちを見ているし、街に急ぐ人たちには呆れ顔で見られるし……まあほっといてくれ、俺はマンドラと和解するのに忙しいんだ。
「ルー……外で……?」
「えっ!?待って待って!?門番さんとか見てるし!?さすがに今日はやらないよ!?」
「な、なんですって……!?」
セラがこの世の終わりみたいな顔で打ちひしがれていた……い、良いじゃん、1日くらい!
「お前のせいでお前のせいでえええ!うあーーーん!お前が悪い子になるからいけないんだー!いい子に戻れえええ!」
「ギュオッ!?」
勢い任せに何か神聖魔法を使ったみたいで、周りが眩しくなった。
「セラ!?何してんの!!」
「はっ!?つい!」
「きゅうん……!」
心なしかマンドラの目がキラキラしているように見える……?口みたいなものの中にあった歯も全部なくなっているし、短い足でチョコチョコ歩いてきて、俺の足にくっ付いてすりすりしている。
「きゅうん……」
「と、とうとう改心したか!?」
「きゅん!」
詫びの印にかチビ玉ねぎを俺とセラに1個づつくれた。とても甘くて美味しい玉ねぎだった。
「ギギッ!」
冒険者生活二日目に、道端でマンドラ?に出会った。
「ああ!黒糖じゃないか……懐かしいなぁ~4000年振りだよ。元気だったかい?今はどこに住んでるの?」
「ギーッ!」
「わっ!」
頭の上の葉っぱで叩かれた!痛くないけど……。
「ルー。マンドラは今はモンスター扱いらしいですよ。駆除対象ですね、毒のチビ玉ねぎを投げつけてくるんだそうです。駆け出しの冒険者が最初に会う毒系モンスターですって」
「えーーーー!?マンドラどうしたの!?あの甘い玉ねぎはどこに置いて来たのー!」
「ギーーーッ!」
ぺしんぺしんと頭の葉っぱで俺の足を叩いてくるけど、痛くもかゆくもない……。
「4000年も経つ間に他の樹木系のモンスターと配合したのか……グレたのか」
「うわああん……お前の玉ねぎ美味しかったのにぃ……!じゃあもしかしてまた砂糖が貴重品になってるの?」
「そうかもしれませんね。街に戻ったら甘いものを捜してみましょう」
「うん!」
その日の冒険?はマンドラの説得に費やしてしまった。
「お前はそんな暴力的なヤツじゃなかった!みて!俺とお前は仲良しだった。目の色が一緒だろう?仲良しの証拠だぞ!」
「ギ……?」
「お前の葉っぱの色はセラと一緒だ。前は俺が黒い髪だったんだけど、交換したんだ。俺そっくりになったお前は俺と一緒に暮らしてたんだぞ。だいぶ昔だけど」
「ギギ……」
「お前、じょうろが好きだっただろう?水をかけたら喜んでたし。どうだ?お水は欲しくないか?それとも肥料か?土がカチカチになったのか?それとも寒いのか?マフラー上げようか?」
「ギ……ぎゅう……」
「良いんだぞ、俺はお前を信じてるし虐めないぞ。誰かにいじめられたのか?お前は泣き虫だからな、悲しい事がいっぱいあったのか?そういえば俺はお別れの日にお前に挨拶しなかったな……ごめんな、突然いなくなって」
「ぎゅ……ぎゅーーーーっ!」
「マンドラー!」
俺達はしっかりと抱き合い和解した。
「いえ、まだかじられてますけど?」「痛い痛い!」「ギュッギュッ!」
玉ねぎ部分がぱくっと割けて中に生えているぎざぎざの歯で噛みつかれちゃった!お前、歯が生えてたんだな!
「悪い玉ねぎめー!」「ギュギューッ」
その日の夜はその場で焚火を焚いて野営をして、マンドラとずっとやりあっていた。ちょっと歩けば街に入れるのにそんなことをしている俺達に街の門番は不思議そうにこっちを見ているし、街に急ぐ人たちには呆れ顔で見られるし……まあほっといてくれ、俺はマンドラと和解するのに忙しいんだ。
「ルー……外で……?」
「えっ!?待って待って!?門番さんとか見てるし!?さすがに今日はやらないよ!?」
「な、なんですって……!?」
セラがこの世の終わりみたいな顔で打ちひしがれていた……い、良いじゃん、1日くらい!
「お前のせいでお前のせいでえええ!うあーーーん!お前が悪い子になるからいけないんだー!いい子に戻れえええ!」
「ギュオッ!?」
勢い任せに何か神聖魔法を使ったみたいで、周りが眩しくなった。
「セラ!?何してんの!!」
「はっ!?つい!」
「きゅうん……!」
心なしかマンドラの目がキラキラしているように見える……?口みたいなものの中にあった歯も全部なくなっているし、短い足でチョコチョコ歩いてきて、俺の足にくっ付いてすりすりしている。
「きゅうん……」
「と、とうとう改心したか!?」
「きゅん!」
詫びの印にかチビ玉ねぎを俺とセラに1個づつくれた。とても甘くて美味しい玉ねぎだった。
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ーーーーーーーーーーー
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