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16話 色々考えてしまう
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次の街に着くまでは皆、それぞれの家の馬車での過ごす。それゆえに他の家の者達との接点はない。
昨夜、リドカインと別れた後、千里眼の魔法でコンスタンの様子を見てみた。コンスタンは領地の屋敷の部屋の隅で膝を抱え、俯いて座っていた。心の中までは読めないが、きっとあの時の記憶があり、苦しんでいるような気がする。自死しなければ良いのだが……。
「レル様、怖い顔」
隣に座るジェミニーナが俺の顔を覗き込む。
今日は父は馬車ではなく、馬で移動している。自分が一緒だと侍女のセララが気を使うだろうとの気遣いから馬にしたのだ。
武骨で強面の父は細かいところに気がつく思いやりのある男だ。時が戻る前にはそんなことにも気が付かなかった。俺のことを心配してくれていたのに反発ばかりしていた。
「ちょっと考え事をしてたんだ。ごめんよ。ニナ、疲れてないか?」
ジェミニーナはにっこり笑う。
「大丈夫。椅子がふかふかだもの」
この笑顔を護る。今度は絶対死なせない。
「朝ね、ルナベル様とちょっとお話ししたの。向こうに着いたら、ルナベル様の親戚のおうちに一緒に行かないかと言われたわ」
ジェミニーナも一緒に逃すつもりか? ルナベルに記憶があれば、絶対ジェミニーナを逃すだろう。でも行かすわけにはいかない。
「レル様が一緒なら行くけど、一緒じゃなければ行かない。私はルト様の護衛だから離れられないのですって言ったら目を真ん丸にしてびっくりしてたわ」
「俺の護衛?」
「そうよ。私はレル様を護るために着いてきたのだもの。でも、ルナベル様も護らなきゃね。私、頑張るわ」
ルナベル嬢を護る?
時が戻ってからのジェミニーナは戻る前のジェミニーナとはずいぶん違うように思える時がある。前はただただ可愛くて、儚げで、大人しく、控えめで、弱い存在と思っていた。
月に一度の顔合わせの日も俺が話をして、ジェミニーナはそれを微笑みながら聞いている感じだった。
でも、今のジェミニーナはよく喋る。お転婆でよく動く。剣の稽古をしたり、馬に乗ったり、自己主張も強い。そしていつも『私がルト様を護る』と言う。これが本当のジェミニーナの姿なのか? 前の世界では猫を被っていたのだろうか? それともジェミニーナにも記憶があって、聖女としてゾレアと戦うつもりなのだろうか?
いや、記憶があれば俺の側になどいないだろう。俺はジェミニーナの言葉に耳を貸さず、ジェミニーナを蔑ろにしていた。そして捕らえて牢に入れた男だと。そんな俺を護るなんてあり得ない。
気がつくとジェミニーナはおれの膝に頭を乗せ、寝息を立てている。
向かいに座るセララも気づいたようだ。
「イグザレルト様、御御足が重うございましょう。お嬢様をこちらに」
「いや、大丈夫だ。せっかく気持ちよく眠っているのだ。このままでいい」
「左様でございますか。重くなったら仰って下さいませ。こちらで横になれますので」
セララはジェミニーナが産まれた時から側にいるジェミニーナの2人目の母のような存在だ。
「セララ、ニナは相変わらずお転婆だな」
「申し訳ございません。淑女教育をうけておりますので外では、そう振る舞っているのですが、小さい時から仲良くしていただいているイグザレルト様の前では淑女の仮面を脱いでしまわれるようです。いつも奥様に叱られておりますが『ルト様はいいの』と仰り、言うこと聞いてくれないのです。侍女として不徳の致ところでございます」
セララは申し訳なさそうだ。
「それだけ俺を信頼してくれているのだろう。それに今更淑女のような態度をとられたら淋しいよ」
セララは申し訳なさそうな顔をしているが、俺の言葉でホッとしたのかもしれない。
「イグザレルト様、これからもお嬢様の頼れる方でいて下さいませね。お嫁に貰っていただけると嬉しいのですが………。出過ぎたことを申しました。忘れて下さいませ」
セララは頭を下げた。
嫁になどきてはくれないだろう。記憶が戻れば嫌悪され、近くにおいてはくれないだろう。
そういえばジオトリフが影の訓練を受けてみないかと言っていたな。影になれば、拒絶されても気配を消しジェミニーナの傍にいられるかもしれない。贖罪なのか、愛なのか、自己満足かもしれないな。それでも、俺はジェミニーナのためだけに生きる決意をしてここにいる。ジェミニーナを幸せにするために時を戻したんだ。
馬車が停まった。父が扉を開く。
「休憩だ。良い湖を見つけたので、側で皆で一緒にランチにしようと言うことになった。ラメルテオン家の使用人達が先に来て、用意をしてくれている。私達もご相伴にあずかろう」
湖畔でランチか。いいな。アノーロやルナベル嬢とも接触してみたい。
俺はまだ眠っているジェミニーナの耳元で囁く。
「ニナ、お昼ご飯だよ。起きれるかい?」
ジェミニーナはまだ眠そうだ目を擦っている。
「起きる。ご飯食べなきゃね」
俺の前では態度も言葉も淑女とは程遠い。でもそれが嬉しい。
俺はジェミニーナを抱っこして馬車から降りた。
目の前には大きな湖が広がっている。こんな大きな湖を見るのは前と今を合わせても初めてだ。
「うわぁ~、すごい。キラキラして綺麗」
ジェミニーナが湖に向かって走り出した。
「危ないから走ってはダメだ」
俺はジェミニーナを追いかける。この幸せを無くしてはならない。ジェミニーナを捕まえてギュッと抱きしめた。
⭐︎⭐︎⭐︎
いつもお読みいただきありがとうございます。昨日からしばらく1日1話更新になっています。また書けましたら何話か更新する予定です。よろしくお願いします。
昨夜、リドカインと別れた後、千里眼の魔法でコンスタンの様子を見てみた。コンスタンは領地の屋敷の部屋の隅で膝を抱え、俯いて座っていた。心の中までは読めないが、きっとあの時の記憶があり、苦しんでいるような気がする。自死しなければ良いのだが……。
「レル様、怖い顔」
隣に座るジェミニーナが俺の顔を覗き込む。
今日は父は馬車ではなく、馬で移動している。自分が一緒だと侍女のセララが気を使うだろうとの気遣いから馬にしたのだ。
武骨で強面の父は細かいところに気がつく思いやりのある男だ。時が戻る前にはそんなことにも気が付かなかった。俺のことを心配してくれていたのに反発ばかりしていた。
「ちょっと考え事をしてたんだ。ごめんよ。ニナ、疲れてないか?」
ジェミニーナはにっこり笑う。
「大丈夫。椅子がふかふかだもの」
この笑顔を護る。今度は絶対死なせない。
「朝ね、ルナベル様とちょっとお話ししたの。向こうに着いたら、ルナベル様の親戚のおうちに一緒に行かないかと言われたわ」
ジェミニーナも一緒に逃すつもりか? ルナベルに記憶があれば、絶対ジェミニーナを逃すだろう。でも行かすわけにはいかない。
「レル様が一緒なら行くけど、一緒じゃなければ行かない。私はルト様の護衛だから離れられないのですって言ったら目を真ん丸にしてびっくりしてたわ」
「俺の護衛?」
「そうよ。私はレル様を護るために着いてきたのだもの。でも、ルナベル様も護らなきゃね。私、頑張るわ」
ルナベル嬢を護る?
時が戻ってからのジェミニーナは戻る前のジェミニーナとはずいぶん違うように思える時がある。前はただただ可愛くて、儚げで、大人しく、控えめで、弱い存在と思っていた。
月に一度の顔合わせの日も俺が話をして、ジェミニーナはそれを微笑みながら聞いている感じだった。
でも、今のジェミニーナはよく喋る。お転婆でよく動く。剣の稽古をしたり、馬に乗ったり、自己主張も強い。そしていつも『私がルト様を護る』と言う。これが本当のジェミニーナの姿なのか? 前の世界では猫を被っていたのだろうか? それともジェミニーナにも記憶があって、聖女としてゾレアと戦うつもりなのだろうか?
いや、記憶があれば俺の側になどいないだろう。俺はジェミニーナの言葉に耳を貸さず、ジェミニーナを蔑ろにしていた。そして捕らえて牢に入れた男だと。そんな俺を護るなんてあり得ない。
気がつくとジェミニーナはおれの膝に頭を乗せ、寝息を立てている。
向かいに座るセララも気づいたようだ。
「イグザレルト様、御御足が重うございましょう。お嬢様をこちらに」
「いや、大丈夫だ。せっかく気持ちよく眠っているのだ。このままでいい」
「左様でございますか。重くなったら仰って下さいませ。こちらで横になれますので」
セララはジェミニーナが産まれた時から側にいるジェミニーナの2人目の母のような存在だ。
「セララ、ニナは相変わらずお転婆だな」
「申し訳ございません。淑女教育をうけておりますので外では、そう振る舞っているのですが、小さい時から仲良くしていただいているイグザレルト様の前では淑女の仮面を脱いでしまわれるようです。いつも奥様に叱られておりますが『ルト様はいいの』と仰り、言うこと聞いてくれないのです。侍女として不徳の致ところでございます」
セララは申し訳なさそうだ。
「それだけ俺を信頼してくれているのだろう。それに今更淑女のような態度をとられたら淋しいよ」
セララは申し訳なさそうな顔をしているが、俺の言葉でホッとしたのかもしれない。
「イグザレルト様、これからもお嬢様の頼れる方でいて下さいませね。お嫁に貰っていただけると嬉しいのですが………。出過ぎたことを申しました。忘れて下さいませ」
セララは頭を下げた。
嫁になどきてはくれないだろう。記憶が戻れば嫌悪され、近くにおいてはくれないだろう。
そういえばジオトリフが影の訓練を受けてみないかと言っていたな。影になれば、拒絶されても気配を消しジェミニーナの傍にいられるかもしれない。贖罪なのか、愛なのか、自己満足かもしれないな。それでも、俺はジェミニーナのためだけに生きる決意をしてここにいる。ジェミニーナを幸せにするために時を戻したんだ。
馬車が停まった。父が扉を開く。
「休憩だ。良い湖を見つけたので、側で皆で一緒にランチにしようと言うことになった。ラメルテオン家の使用人達が先に来て、用意をしてくれている。私達もご相伴にあずかろう」
湖畔でランチか。いいな。アノーロやルナベル嬢とも接触してみたい。
俺はまだ眠っているジェミニーナの耳元で囁く。
「ニナ、お昼ご飯だよ。起きれるかい?」
ジェミニーナはまだ眠そうだ目を擦っている。
「起きる。ご飯食べなきゃね」
俺の前では態度も言葉も淑女とは程遠い。でもそれが嬉しい。
俺はジェミニーナを抱っこして馬車から降りた。
目の前には大きな湖が広がっている。こんな大きな湖を見るのは前と今を合わせても初めてだ。
「うわぁ~、すごい。キラキラして綺麗」
ジェミニーナが湖に向かって走り出した。
「危ないから走ってはダメだ」
俺はジェミニーナを追いかける。この幸せを無くしてはならない。ジェミニーナを捕まえてギュッと抱きしめた。
⭐︎⭐︎⭐︎
いつもお読みいただきありがとうございます。昨日からしばらく1日1話更新になっています。また書けましたら何話か更新する予定です。よろしくお願いします。
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