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3話 婚約解消を父にお願いしてみました
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どうして巻き戻るなら婚約前に巻き戻らなかったのだろう。もう少し前に戻ってくれればよかったのに。
とにかくなんとかして、あの日までに婚約解消しないといけない。
7歳の私は前の人生の記憶を思い出しながら、これからやらなければならない事を書き出してみた。
まずは、婚約解消。これが一番。できない場合の為に色々考えよう。
国外追放された時に死ななくていいように、馬車に乗せられた私を助けてくれる人を頼まないといけない。できるなら、あの場から外国に逃げられるように手引きしてくれる人を見つけたい。お金を沢山渡して依頼すればなんとかなるだろうか? そして住む場所と仕事を確保しないといけない。お金は必要だな。
私は少しだが魔法が使える。我が国は魔法が使える者が少ない。私は母方の曽祖母が魔法大国の出身だったらしく、魔力が強かった。曽祖母からの遺伝で魔法が使えるようだ。
18歳になるまてに魔法を勉強し、磨いて、この国を出たあとは、魔導士として仕事ができるように頑張ろう。
そうだ。早めに逃げるのもありかもしれない。婚約解消が難しそうなら、馬車の事故で死んだと見せかけて逃げるとか、留学して、そのまま消息不明になるのもいい。
とにかく今は婚約解消を願いながら、色んな知識を頭に入れよう。私には前の人生で得た王太子妃教育の知識もある。
今の人生では、私はおばあちゃんになるまで絶対生き残るぞ! そして平凡な生活を送りたい。
「お父様、お願いがあります。テオドール殿下との婚約を解消したいのです」
ダメもとで父にお願いしてみた。父は驚いた顔をしている。まさか前世で酷い目に遭いましたとは言えないし、とりあえず神託ということにして告げてみようか。
「どうしてだ? 殿下とはうまくいっているように見えていたが、違ったのか? 殿下に不満でも?」
「いえ、不満などありません。実は高熱で意識をなくしている間に御神託を受けたのです」
私は前世であったことをさも神様から告げられたように父に話をした。
「神託か? ただの夢ではないのか?」
まぁ、はいそうですかとは信じられないだろう。
「そうですね。夢かもしれません。ただ、私は今回の事故以来、体調が思わしくなく、王太子妃になっても皆様のご期待には沿えないと思います。今ならまだ他のご令嬢も婚約している方は少ないし、きっと私より、殿下にふさわしい方がおられますわ。どうかお願いします」
「ルナベル、お前の気持ちはわかる。事故で不安定なっているので、そんな神託のような夢を見たのかもしれない。結婚はまだまだ先だ。それまでには身体も回復するだろう。婚約を解消するにしてもそんなに慌てなくても良いと思うぞ」
父は私の心も身体も、本当に弱っていると思っているのだろう。優しく諭してくれている。
「今の体調では王太子妃教育もまともに受けられません。御神託も気になります。お願いします。陛下にお話だけでもして下さいませんか」
私は食い下がったが、父は困った顔をしている。
「わかった。陛下に話してみる」
少し間を置いて父はそう言ってくれた。ダメもとだ。たとえ却下されても私は婚約を解消したいと思っている事をみんなに知ってもらいたい。そして神託を聞いたということも。
「姉様、僕のせいでごめんなさい。もし、殿下との婚約が解消になったら僕は死んでお詫びします。」
アローノは泣きながら私に抱きつく。
「アロのせいじゃないわ。私は元々殿下と婚約なんてしたくなんてなかったの。それにこれは御神託なの。神様が殿下と婚約していたら酷いことになると知らせてくれたのよ。もしも婚約解消になったらアロにお礼をするわね」
父母に聞こえないような小さな声でアローノに囁く。
「姉様、僕が姉様を一生お守りします。このラメルテオンの家名に誓います」
我が弟はとてもしっかりしてるし、真面目で可愛いわ。前の人生ではこんなにしっかりしてなかったと思う。ゾレアに懸想し、私を目の敵にしていたのにね。
今世では、自分のせいで姉が池に落ちて生死をさまよったという罪悪感がアローノをしっかりさせたのかもしれない。
「ありがとう。でも私のことは気にしなくていいのよ」
私はアローノに笑顔を向けた。
次の日、王宮から戻ってきた父に呼ばれた。
陛下に話をしてくれたのかしら。私はわくわくしながら、父の元に向かった。
「ルナベル、すまない。婚約解消の話はダメだった。王太子妃教育は身体の調子が良くなってからでも良いから今はゆっくり休めと言われたよ。さすがに神託の話はできなかった」
私は父の言葉にため息をつく。
「陛下も王妃様も殿下もお前を気に入っていてね。殿下の婚約者はお前しかいないと仰るのでそれ以上、何も言えなくなってしまったんだ」
まぁ、ダメもとだから仕方ないか。でもまだ諦めないわ。
「承知しました。しかし、殿下にふさわしい方が現れたら私は婚約を解消したいと存じます。御神託通りになったら辛いです。お父様よろしいですね」
7歳児だけど凄い威圧感を出してみた。
「ルナベルの気持ちはわかった。私も何とか婚約を解消できるように頑張ってみる。神託のことは置いておいて、まずは身体を治せ」
「ありがとう存じます」
私は父に頭を下げた拍子に軽い眩暈を起こしふらついた。
「姉様!」
アローノが駆け寄ってくる。
「お父様、やっぱり姉様は殿下との婚約は無理です。姉様が不幸になります。僕が一生かけて姉様を守ります。だから、婚約を解消してあげて下さい」
アローノありがとう。姉様は良い弟を持ったわ。前の人生でもゾレアが現れるまでは仲が良かったけど、今の人生では前の人生以上に仲良くなれそうだわ。
私は円満な婚約解消のためにアローノも味方に引き込むことにした。
とにかくなんとかして、あの日までに婚約解消しないといけない。
7歳の私は前の人生の記憶を思い出しながら、これからやらなければならない事を書き出してみた。
まずは、婚約解消。これが一番。できない場合の為に色々考えよう。
国外追放された時に死ななくていいように、馬車に乗せられた私を助けてくれる人を頼まないといけない。できるなら、あの場から外国に逃げられるように手引きしてくれる人を見つけたい。お金を沢山渡して依頼すればなんとかなるだろうか? そして住む場所と仕事を確保しないといけない。お金は必要だな。
私は少しだが魔法が使える。我が国は魔法が使える者が少ない。私は母方の曽祖母が魔法大国の出身だったらしく、魔力が強かった。曽祖母からの遺伝で魔法が使えるようだ。
18歳になるまてに魔法を勉強し、磨いて、この国を出たあとは、魔導士として仕事ができるように頑張ろう。
そうだ。早めに逃げるのもありかもしれない。婚約解消が難しそうなら、馬車の事故で死んだと見せかけて逃げるとか、留学して、そのまま消息不明になるのもいい。
とにかく今は婚約解消を願いながら、色んな知識を頭に入れよう。私には前の人生で得た王太子妃教育の知識もある。
今の人生では、私はおばあちゃんになるまで絶対生き残るぞ! そして平凡な生活を送りたい。
「お父様、お願いがあります。テオドール殿下との婚約を解消したいのです」
ダメもとで父にお願いしてみた。父は驚いた顔をしている。まさか前世で酷い目に遭いましたとは言えないし、とりあえず神託ということにして告げてみようか。
「どうしてだ? 殿下とはうまくいっているように見えていたが、違ったのか? 殿下に不満でも?」
「いえ、不満などありません。実は高熱で意識をなくしている間に御神託を受けたのです」
私は前世であったことをさも神様から告げられたように父に話をした。
「神託か? ただの夢ではないのか?」
まぁ、はいそうですかとは信じられないだろう。
「そうですね。夢かもしれません。ただ、私は今回の事故以来、体調が思わしくなく、王太子妃になっても皆様のご期待には沿えないと思います。今ならまだ他のご令嬢も婚約している方は少ないし、きっと私より、殿下にふさわしい方がおられますわ。どうかお願いします」
「ルナベル、お前の気持ちはわかる。事故で不安定なっているので、そんな神託のような夢を見たのかもしれない。結婚はまだまだ先だ。それまでには身体も回復するだろう。婚約を解消するにしてもそんなに慌てなくても良いと思うぞ」
父は私の心も身体も、本当に弱っていると思っているのだろう。優しく諭してくれている。
「今の体調では王太子妃教育もまともに受けられません。御神託も気になります。お願いします。陛下にお話だけでもして下さいませんか」
私は食い下がったが、父は困った顔をしている。
「わかった。陛下に話してみる」
少し間を置いて父はそう言ってくれた。ダメもとだ。たとえ却下されても私は婚約を解消したいと思っている事をみんなに知ってもらいたい。そして神託を聞いたということも。
「姉様、僕のせいでごめんなさい。もし、殿下との婚約が解消になったら僕は死んでお詫びします。」
アローノは泣きながら私に抱きつく。
「アロのせいじゃないわ。私は元々殿下と婚約なんてしたくなんてなかったの。それにこれは御神託なの。神様が殿下と婚約していたら酷いことになると知らせてくれたのよ。もしも婚約解消になったらアロにお礼をするわね」
父母に聞こえないような小さな声でアローノに囁く。
「姉様、僕が姉様を一生お守りします。このラメルテオンの家名に誓います」
我が弟はとてもしっかりしてるし、真面目で可愛いわ。前の人生ではこんなにしっかりしてなかったと思う。ゾレアに懸想し、私を目の敵にしていたのにね。
今世では、自分のせいで姉が池に落ちて生死をさまよったという罪悪感がアローノをしっかりさせたのかもしれない。
「ありがとう。でも私のことは気にしなくていいのよ」
私はアローノに笑顔を向けた。
次の日、王宮から戻ってきた父に呼ばれた。
陛下に話をしてくれたのかしら。私はわくわくしながら、父の元に向かった。
「ルナベル、すまない。婚約解消の話はダメだった。王太子妃教育は身体の調子が良くなってからでも良いから今はゆっくり休めと言われたよ。さすがに神託の話はできなかった」
私は父の言葉にため息をつく。
「陛下も王妃様も殿下もお前を気に入っていてね。殿下の婚約者はお前しかいないと仰るのでそれ以上、何も言えなくなってしまったんだ」
まぁ、ダメもとだから仕方ないか。でもまだ諦めないわ。
「承知しました。しかし、殿下にふさわしい方が現れたら私は婚約を解消したいと存じます。御神託通りになったら辛いです。お父様よろしいですね」
7歳児だけど凄い威圧感を出してみた。
「ルナベルの気持ちはわかった。私も何とか婚約を解消できるように頑張ってみる。神託のことは置いておいて、まずは身体を治せ」
「ありがとう存じます」
私は父に頭を下げた拍子に軽い眩暈を起こしふらついた。
「姉様!」
アローノが駆け寄ってくる。
「お父様、やっぱり姉様は殿下との婚約は無理です。姉様が不幸になります。僕が一生かけて姉様を守ります。だから、婚約を解消してあげて下さい」
アローノありがとう。姉様は良い弟を持ったわ。前の人生でもゾレアが現れるまでは仲が良かったけど、今の人生では前の人生以上に仲良くなれそうだわ。
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