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27話 コンラート親子3
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コンラートの亡き妻の名前がアルトゥールの母と被っていたので変更しました。すみません。
「アル、話ってなんだ? 急ぎか? リオを探さないといけないんで忙しいんだけどな」
サロンにコンラート様が入ってきて、そこにリオネルの姿を見つけ、驚いているようだ。一瞬固まり、リオネルに向かって走ってきて、襟首を掴んで殴ろうとした。
「ラート、やめろ!」
拳を振り上げたところで、アルトゥール様に後ろから羽交締めにされ、引き離された。
「いきなり殴る奴があるか!」
「し、しかし……」
「お前はいつもそうだ。まずはリオの話を聞いてやれ。まぁ、座れ」
アルトゥール様に窘められ、コンラート様は椅子に腰掛けた。
「なんで家出したんだ?」
「騎士になりたくなかったからだ」
「お前は騎士になるしかない。他の選択肢はない」
はぁ~? 何それ? そんなことある訳ないわ。
前に出ようとしたら、アルトゥール様に手で制止された。顔を見ると首を振っている。様子を見ろってことね。
リオネルはコンラート様を睨みつけた。
「なぜ? なぜ騎士になるしかないのですか? なぜ他の選択肢はないのですか?」
「それは、お前がラーゲンバッハ家の嫡男だからだ。ラーゲンバッハ家の嫡男は代々騎士団長になると決まっている!」
そんな理由か。
リオネルは口角を上げた。
「だったら廃嫡にしてください。嫡男をやめます。なんなら廃籍にしてくれてもいいですよ。ラーゲンバッハの者でなければ騎士にならなくてもいいのでしょう?」
みるみるうちにコンラート様の顔が真っ赤になっていく。怒っている。これはかなり怒っているな。
「何を馬鹿なこと言っているんだ! 廃籍になってどうするつもりだ! お前みたいな子供が平民になってひとりで生きていけるわけがないだろう!」
椅子から立ち上がり、またリオネルに殴りかかろうとしたので、アルトゥール様に腕を取られた。
「ラート、少しは冷静になれ。まずはなぜリオが騎士になりなくないかを聞いてやれ。お前には耳がないのか?」
アルトゥール様はコンラート様の耳を引っ張る。
コンラート様は椅子に座り直した。
「聞いてやるよ。言ってみろ」
リオネルは冷静なようだ。
「私は医者になります。もうすぐこの領地に、魔法医師を養成する学校ができると聞きました。特待生か、卒業後、このグローズクロイツ領で働くなら学費は無料だそうです。そして平民でも入学できるそうです。このグローズクロイツ領に医師がいれば母は死なずに住んだのかもしれません。あれから領主様は医師を駐在させてくれるようになりましたが、まだまだ数が足りない。私は母のように発見が遅れて、手遅れになる人がいないようにしたい。そして私のように幼くして母を亡くす者を減らしたいのです。あなたはが反対しても気持ちは変わりません」
初めて聞いたのだろう。コンラート様は目を見開き固まっている。
「し、しかし、別にお前がならなくても医者を誘致すれば良いだろう?」
「こんな辺境の地に望んでくる者などいませんよ。住んでみたらこのグローズクロイツ領がどれほどいい場所かわかりますが、外から見ている分には何もない辺境の地です。魔獣も出るし、他国からいつ攻めて来られるか分からない。そんな地に来たいですか? 私はグローズクロイツ領が好きです。この地で生まれ、この地に骨を埋めるつもりです。だから私がこのグローズクロイツ領の医者になるのです。騎士団長はザックが適任です。ザックに任せます」
コンラート様は黙り込んでしまった。
アルトゥール様がコンラート様の隣に座った。
「お前が廃籍にするならうちの養子にしてもいいぞ」
「だめよ。兄妹になったら結婚できないわ。うちの実家の養子はどう?」
私の言葉にアルトゥール様もコンラート様もリオネルも驚いたいるようだ。やってしまった……。
「結婚とは?」
アルトゥール様が私の顔を見た。
「リ、リオネルとリーゼが結婚したらいいのではないかと思ったの。それだけ」
やらかしたからしら。私はちょっと焦ってしまった。
「私はいいわよ。リオネルと結婚して、グローズクロイツ領で病院をやるのもいいわ。他の人はなかなか信用できないけどリオネルなら信用できる。まぁ、リオネルが嫌じゃなければだけどね」
突然、アンネリーゼが爆弾発言をした。
「私もリーゼがいい。リーゼとなら私らしくいられる」
あらあら、おふたりさんは相思相愛みたいね。
「じゃあ、決まりでいいわね。アル、リオネルとリーゼは婚約させてあげましょう。お願いします」
私はアルトゥール様に微笑んだ。
「う、うん。そうだな。ラートもいいな」
「あぁ。婚約に関しては異存はない」
「騎士にならないことには異存があるのか?」
「医者になりたい理由はわかった。でもお前の代で途切れてしまってはご先祖様に顔向けができない」
この石頭。まだ言うか。
「廃籍して下さい」
リオネルも引かない。私はコンラート様の顔を見た。
「あの世に行った時に、ご先祖様に何が言われたら『あれはリオネルが勝手にやったことだ。リオネルが来た時に言ってくれ。私は預かり知らぬ事だ』と言えばいいのではないですか?」
「そうだな。もしくはお前が嫡男にこだわるなら、リオの望み通り廃籍にするか、廃嫡にしてザックを嫡男にするのもありだな。ザックはお前とそっくりだから騎士になりたくないとは言わんだろう?」
「確かにあいつは騎士にしかなれない」
コンラート様が小さく呟いた。
「リオは亡くなったパトリシアによく似ている。パトリシアは穏やかで聡明で懐の深い人だった。パトリシアが生きていたらリオを支持したと思うぞ。お前もパトリシアが言ったらリオを騎士にすることを諦めたんじゃないか?」
「そ、そんなことは……」
あるみたいだ。
「そうだな、リオがリーゼと結婚するなら、うちにある、今はあきになっているメルクル子爵を継いでもらおうかな。爵位だけで領地はないが、医師になるなら領地はいらないものな。ということで嫡男はザックに変更。今からリオをメルクル子爵にする手続きをする。異存はあっても聞かん。辺境伯命令だ」
アルトゥール様はふんと笑う。
「全くもう。わかったよ。お前がそこまで言うなら諦める。私が頭を柔らかくすればいいだけだよな。リオネル、脳筋の親父ですまなかった。お前の話をちゃんと聞いてやればよかったな。まぁ、聞いても頭ごなしに怒鳴るだけだっただろうけど。アル、ディー様、ありがとう。こんな機会でもなけりゃ、リオとは話せなかったと思う」
コンラート様は頭を下げた。
あっという間にリオネルの進路、リオネルとリーゼの婚約が決まってしまった。
◇◇◇
「リオ、私と婚約してよかったの?」
「リーゼこそ、よかったのか?」
ふたりは仲睦まじい。
「メルクル子爵」
リオネルに呼びかけてみると、不思議な顔をしている。
リオネルは結婚するまでは、今まで通りラーゲンバッハ家に住むが、国王陛下から承認がおり次第、メルクル子爵になる。
リオネル・ラーゲンバッハからリオネル・メルクルになる。
なんだか、今日1日でリオネルの世界が変わったような変わらないような。
私は仲睦まじく微笑みあうふたりを見て、そっと部屋から出た。
***
すみません。明日の更新はお休みします。
朝早くから夜まで予定があり、書く時間をそうもありません。もしも書けたら夜遅く更新するかもです。勝手を申しましてすみません。よろしくお願いします。
コンラートの亡き妻の名前がアルトゥールの母と被っていたので変更しました。すみません。
「アル、話ってなんだ? 急ぎか? リオを探さないといけないんで忙しいんだけどな」
サロンにコンラート様が入ってきて、そこにリオネルの姿を見つけ、驚いているようだ。一瞬固まり、リオネルに向かって走ってきて、襟首を掴んで殴ろうとした。
「ラート、やめろ!」
拳を振り上げたところで、アルトゥール様に後ろから羽交締めにされ、引き離された。
「いきなり殴る奴があるか!」
「し、しかし……」
「お前はいつもそうだ。まずはリオの話を聞いてやれ。まぁ、座れ」
アルトゥール様に窘められ、コンラート様は椅子に腰掛けた。
「なんで家出したんだ?」
「騎士になりたくなかったからだ」
「お前は騎士になるしかない。他の選択肢はない」
はぁ~? 何それ? そんなことある訳ないわ。
前に出ようとしたら、アルトゥール様に手で制止された。顔を見ると首を振っている。様子を見ろってことね。
リオネルはコンラート様を睨みつけた。
「なぜ? なぜ騎士になるしかないのですか? なぜ他の選択肢はないのですか?」
「それは、お前がラーゲンバッハ家の嫡男だからだ。ラーゲンバッハ家の嫡男は代々騎士団長になると決まっている!」
そんな理由か。
リオネルは口角を上げた。
「だったら廃嫡にしてください。嫡男をやめます。なんなら廃籍にしてくれてもいいですよ。ラーゲンバッハの者でなければ騎士にならなくてもいいのでしょう?」
みるみるうちにコンラート様の顔が真っ赤になっていく。怒っている。これはかなり怒っているな。
「何を馬鹿なこと言っているんだ! 廃籍になってどうするつもりだ! お前みたいな子供が平民になってひとりで生きていけるわけがないだろう!」
椅子から立ち上がり、またリオネルに殴りかかろうとしたので、アルトゥール様に腕を取られた。
「ラート、少しは冷静になれ。まずはなぜリオが騎士になりなくないかを聞いてやれ。お前には耳がないのか?」
アルトゥール様はコンラート様の耳を引っ張る。
コンラート様は椅子に座り直した。
「聞いてやるよ。言ってみろ」
リオネルは冷静なようだ。
「私は医者になります。もうすぐこの領地に、魔法医師を養成する学校ができると聞きました。特待生か、卒業後、このグローズクロイツ領で働くなら学費は無料だそうです。そして平民でも入学できるそうです。このグローズクロイツ領に医師がいれば母は死なずに住んだのかもしれません。あれから領主様は医師を駐在させてくれるようになりましたが、まだまだ数が足りない。私は母のように発見が遅れて、手遅れになる人がいないようにしたい。そして私のように幼くして母を亡くす者を減らしたいのです。あなたはが反対しても気持ちは変わりません」
初めて聞いたのだろう。コンラート様は目を見開き固まっている。
「し、しかし、別にお前がならなくても医者を誘致すれば良いだろう?」
「こんな辺境の地に望んでくる者などいませんよ。住んでみたらこのグローズクロイツ領がどれほどいい場所かわかりますが、外から見ている分には何もない辺境の地です。魔獣も出るし、他国からいつ攻めて来られるか分からない。そんな地に来たいですか? 私はグローズクロイツ領が好きです。この地で生まれ、この地に骨を埋めるつもりです。だから私がこのグローズクロイツ領の医者になるのです。騎士団長はザックが適任です。ザックに任せます」
コンラート様は黙り込んでしまった。
アルトゥール様がコンラート様の隣に座った。
「お前が廃籍にするならうちの養子にしてもいいぞ」
「だめよ。兄妹になったら結婚できないわ。うちの実家の養子はどう?」
私の言葉にアルトゥール様もコンラート様もリオネルも驚いたいるようだ。やってしまった……。
「結婚とは?」
アルトゥール様が私の顔を見た。
「リ、リオネルとリーゼが結婚したらいいのではないかと思ったの。それだけ」
やらかしたからしら。私はちょっと焦ってしまった。
「私はいいわよ。リオネルと結婚して、グローズクロイツ領で病院をやるのもいいわ。他の人はなかなか信用できないけどリオネルなら信用できる。まぁ、リオネルが嫌じゃなければだけどね」
突然、アンネリーゼが爆弾発言をした。
「私もリーゼがいい。リーゼとなら私らしくいられる」
あらあら、おふたりさんは相思相愛みたいね。
「じゃあ、決まりでいいわね。アル、リオネルとリーゼは婚約させてあげましょう。お願いします」
私はアルトゥール様に微笑んだ。
「う、うん。そうだな。ラートもいいな」
「あぁ。婚約に関しては異存はない」
「騎士にならないことには異存があるのか?」
「医者になりたい理由はわかった。でもお前の代で途切れてしまってはご先祖様に顔向けができない」
この石頭。まだ言うか。
「廃籍して下さい」
リオネルも引かない。私はコンラート様の顔を見た。
「あの世に行った時に、ご先祖様に何が言われたら『あれはリオネルが勝手にやったことだ。リオネルが来た時に言ってくれ。私は預かり知らぬ事だ』と言えばいいのではないですか?」
「そうだな。もしくはお前が嫡男にこだわるなら、リオの望み通り廃籍にするか、廃嫡にしてザックを嫡男にするのもありだな。ザックはお前とそっくりだから騎士になりたくないとは言わんだろう?」
「確かにあいつは騎士にしかなれない」
コンラート様が小さく呟いた。
「リオは亡くなったパトリシアによく似ている。パトリシアは穏やかで聡明で懐の深い人だった。パトリシアが生きていたらリオを支持したと思うぞ。お前もパトリシアが言ったらリオを騎士にすることを諦めたんじゃないか?」
「そ、そんなことは……」
あるみたいだ。
「そうだな、リオがリーゼと結婚するなら、うちにある、今はあきになっているメルクル子爵を継いでもらおうかな。爵位だけで領地はないが、医師になるなら領地はいらないものな。ということで嫡男はザックに変更。今からリオをメルクル子爵にする手続きをする。異存はあっても聞かん。辺境伯命令だ」
アルトゥール様はふんと笑う。
「全くもう。わかったよ。お前がそこまで言うなら諦める。私が頭を柔らかくすればいいだけだよな。リオネル、脳筋の親父ですまなかった。お前の話をちゃんと聞いてやればよかったな。まぁ、聞いても頭ごなしに怒鳴るだけだっただろうけど。アル、ディー様、ありがとう。こんな機会でもなけりゃ、リオとは話せなかったと思う」
コンラート様は頭を下げた。
あっという間にリオネルの進路、リオネルとリーゼの婚約が決まってしまった。
◇◇◇
「リオ、私と婚約してよかったの?」
「リーゼこそ、よかったのか?」
ふたりは仲睦まじい。
「メルクル子爵」
リオネルに呼びかけてみると、不思議な顔をしている。
リオネルは結婚するまでは、今まで通りラーゲンバッハ家に住むが、国王陛下から承認がおり次第、メルクル子爵になる。
リオネル・ラーゲンバッハからリオネル・メルクルになる。
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私は仲睦まじく微笑みあうふたりを見て、そっと部屋から出た。
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