18 / 50
我儘と新しい出会い
しおりを挟む
事件から1週間経ち、王宮はかなり落ち着いてきた。
側妃様と王弟殿下の派閥だった貴族たちはなんやかんやと罪が表に出てきて捕らえられたり、廃爵したりした。
我がメトロファン伯爵家は特に何も変わりなくのんびりしている。
今日は私はウェディングドレスの仮縫いをしてもらっている。
お母さまとお義母さまは嬉しそうに私のドレスを眺めている。
ウェディングドレスの仮縫いは2回目だ。
第2王子の婚約者だった時にもしたことがある。あのドレスどうなったのだろう?
お義母さまにもったいないからあれでいいと言ったら「とんでもない!」と怒られてしまった。
それにしてもまだユリウス様と結婚するなんてピンとこない。まぁ、第2王子の時もピンてこなかったけどね。
私はまだ結婚よりも勉強したり、遊んだりしたい。
クリス様は結婚するってことにピンときてるのかな?
私はお義母さまたちにバレないように小さくため息をついた。
明日はユリウス様とお買い物に行く約束をしている。
薔薇園事件の時に行くはずだったお店に行くらしい。美味しいスイーツも食べられるようなので、楽しみといえば楽しみなんだけどね。
お店でドレスやら宝石やらを見だけれど、これといって欲しいものはなかった。
ユリウス様は結婚式の時に東国ではやっている指輪の交換をしようとおっしゃり、お揃いの指輪をオーダーした。
私の指輪はユリウス様の髪色のプラチナブロンドに合わせたプラチナとゴールド、そして瞳の色のタンザナイトをあしらった。
ユリウス様の指輪は私の髪色のシャンパンゴールドに瞳の色のアメシスト。
来週には出来上がるそうだ。
ウェディングドレスや指輪を作り、いよいよ結婚するんだなぁと思うけど、まだ実感がわかない。私は余程往生際が悪いのだろう。
「ヴィオ、どうしたの? なんだか浮かない顔だね」
おっと、顔にでていたのか? せっかく王子妃教育受けたのに、活かされてないや。
「暑さのせいですかね。なんだか体調がすぐれなくて……」
咄嗟に嘘をついた。
「そうだね。湿度が高いからドレスを着ていると辛いよね」
ユリウス様は指をパチンと鳴らした。
馬車の中に爽やかな風が吹いてくる。温度も少し下がったようだ、
「魔法ですか?」
「うん。私は水、氷、風の魔法が得意なんだ」
それで怒ると寒くなるのか。
「気持ちいいです。ありがとうございます」
「ヴィオが喜ぶならなんでもするよ。もっと私に我儘を言って欲しい。私は頼りにならないかな?」
そう言われてもなぁ。頼りになるかならないかといえば、間違いなく頼りになるけれどね。
我儘を言えと言われても、特に希望はないのよね~。
欲しいものも特にないし、やりたいことはだいたいやれているし。
第2王子と結婚するのだけが嫌だったけど、それも無くなったし、今、めっちゃ快適なんだけどね。
あっ、あった。ひとつだけ。
「頼りになりますよ。信頼しています。それでは、我儘を言ってもよろしいですか?」
「もちろん」
ユリウス様は私の顔を覗き込んだ。
「結婚を延期してもらえないでしょうか」
ユリウス様は一瞬固まった。
「なぜ? 理由は? 私が嫌なのかな?」
「いえ、ユリウス様が嫌だとかそんなことはないのです。ただ今の私はユリウス様には相応しくないような気がして。
もう少し大人になるまで待ってもらうのはダメですか? その間にお好きな方ができればその方と結婚してもらっても……」
「それは聞けない」
私の話はユリウスの言葉に遮れた。気のせいか馬車の中が爽やかな風どころか極寒になってませんか?
「私が嫌いでないのなら、結婚してから大人になればいい。それにヴィオ以外に好きな女などできる訳がない」
も~、我儘言えと言ったくせに。
「我儘でした。申し訳ありません。もう言いませんわ」
私は臍を曲げたような顔をしてやった。
それからユリウス様は私の機嫌を取るような話をしていたが、無関心な態度で相槌を打つだけにした。
馬車が屋敷に到着した。
「今日はありがとうございました」
私はユリウスさまのエスコートを待たずに馬車からピョンと降り、スタスタと屋敷に入って行った。
ユリウス様がどんな顔をしていたか知らないけど、我儘を言えと言ったのだ。我儘にさせてもらう。
「ヴィオお帰り。どうしたユリウス君と喧嘩でもしたか?」
「喧嘩するほど仲良くありませんわ」
私の答えにお父さまはくすくす笑っていた。
あれ、誰かお客様かな?
サロンに見知らぬ男女が座っている。男性は私と同じ歳くらいで、女性は少し若いかなぁ?
お父さまが私にお二人を紹介した。
「ヴィオ、今日からしばらくうちに滞在することになった、私の甥のフィルと姪のライザだ」
お父さまの甥と姪って?
「メトロファン伯爵家の長女のヴィオレッタでございます」
私はとりあえずカーテシーをした。
「フィリップス・ヴァンガーリンです。しばらくお世話になります」
「妹のエリザベス・ヴァンガーリンです。よろしくお願いします」
綺麗なカーテシーだ。
ヴァンガーリンということは、ヴァンガーリン国の王族か?
普段すっかり忘れているが、お父さまはヴァンガーリン国の国王陛下の弟だ。
「第3王子のお見合いよ」
お母さまはふふふと笑う。
妹の見合いに兄が付いてきたのか?
「叔父上のところに一度来てみたかったので、この、機会にライザについてきました。従兄弟のヴィオレッタ嬢やリカルド殿にもお会いしたかった」
フィリップ様は私の手を取りキスをした。
いや~、こんなことユリウス様以外からされたことない。
私は真っ赤になってしまったようだ。
側妃様と王弟殿下の派閥だった貴族たちはなんやかんやと罪が表に出てきて捕らえられたり、廃爵したりした。
我がメトロファン伯爵家は特に何も変わりなくのんびりしている。
今日は私はウェディングドレスの仮縫いをしてもらっている。
お母さまとお義母さまは嬉しそうに私のドレスを眺めている。
ウェディングドレスの仮縫いは2回目だ。
第2王子の婚約者だった時にもしたことがある。あのドレスどうなったのだろう?
お義母さまにもったいないからあれでいいと言ったら「とんでもない!」と怒られてしまった。
それにしてもまだユリウス様と結婚するなんてピンとこない。まぁ、第2王子の時もピンてこなかったけどね。
私はまだ結婚よりも勉強したり、遊んだりしたい。
クリス様は結婚するってことにピンときてるのかな?
私はお義母さまたちにバレないように小さくため息をついた。
明日はユリウス様とお買い物に行く約束をしている。
薔薇園事件の時に行くはずだったお店に行くらしい。美味しいスイーツも食べられるようなので、楽しみといえば楽しみなんだけどね。
お店でドレスやら宝石やらを見だけれど、これといって欲しいものはなかった。
ユリウス様は結婚式の時に東国ではやっている指輪の交換をしようとおっしゃり、お揃いの指輪をオーダーした。
私の指輪はユリウス様の髪色のプラチナブロンドに合わせたプラチナとゴールド、そして瞳の色のタンザナイトをあしらった。
ユリウス様の指輪は私の髪色のシャンパンゴールドに瞳の色のアメシスト。
来週には出来上がるそうだ。
ウェディングドレスや指輪を作り、いよいよ結婚するんだなぁと思うけど、まだ実感がわかない。私は余程往生際が悪いのだろう。
「ヴィオ、どうしたの? なんだか浮かない顔だね」
おっと、顔にでていたのか? せっかく王子妃教育受けたのに、活かされてないや。
「暑さのせいですかね。なんだか体調がすぐれなくて……」
咄嗟に嘘をついた。
「そうだね。湿度が高いからドレスを着ていると辛いよね」
ユリウス様は指をパチンと鳴らした。
馬車の中に爽やかな風が吹いてくる。温度も少し下がったようだ、
「魔法ですか?」
「うん。私は水、氷、風の魔法が得意なんだ」
それで怒ると寒くなるのか。
「気持ちいいです。ありがとうございます」
「ヴィオが喜ぶならなんでもするよ。もっと私に我儘を言って欲しい。私は頼りにならないかな?」
そう言われてもなぁ。頼りになるかならないかといえば、間違いなく頼りになるけれどね。
我儘を言えと言われても、特に希望はないのよね~。
欲しいものも特にないし、やりたいことはだいたいやれているし。
第2王子と結婚するのだけが嫌だったけど、それも無くなったし、今、めっちゃ快適なんだけどね。
あっ、あった。ひとつだけ。
「頼りになりますよ。信頼しています。それでは、我儘を言ってもよろしいですか?」
「もちろん」
ユリウス様は私の顔を覗き込んだ。
「結婚を延期してもらえないでしょうか」
ユリウス様は一瞬固まった。
「なぜ? 理由は? 私が嫌なのかな?」
「いえ、ユリウス様が嫌だとかそんなことはないのです。ただ今の私はユリウス様には相応しくないような気がして。
もう少し大人になるまで待ってもらうのはダメですか? その間にお好きな方ができればその方と結婚してもらっても……」
「それは聞けない」
私の話はユリウスの言葉に遮れた。気のせいか馬車の中が爽やかな風どころか極寒になってませんか?
「私が嫌いでないのなら、結婚してから大人になればいい。それにヴィオ以外に好きな女などできる訳がない」
も~、我儘言えと言ったくせに。
「我儘でした。申し訳ありません。もう言いませんわ」
私は臍を曲げたような顔をしてやった。
それからユリウス様は私の機嫌を取るような話をしていたが、無関心な態度で相槌を打つだけにした。
馬車が屋敷に到着した。
「今日はありがとうございました」
私はユリウスさまのエスコートを待たずに馬車からピョンと降り、スタスタと屋敷に入って行った。
ユリウス様がどんな顔をしていたか知らないけど、我儘を言えと言ったのだ。我儘にさせてもらう。
「ヴィオお帰り。どうしたユリウス君と喧嘩でもしたか?」
「喧嘩するほど仲良くありませんわ」
私の答えにお父さまはくすくす笑っていた。
あれ、誰かお客様かな?
サロンに見知らぬ男女が座っている。男性は私と同じ歳くらいで、女性は少し若いかなぁ?
お父さまが私にお二人を紹介した。
「ヴィオ、今日からしばらくうちに滞在することになった、私の甥のフィルと姪のライザだ」
お父さまの甥と姪って?
「メトロファン伯爵家の長女のヴィオレッタでございます」
私はとりあえずカーテシーをした。
「フィリップス・ヴァンガーリンです。しばらくお世話になります」
「妹のエリザベス・ヴァンガーリンです。よろしくお願いします」
綺麗なカーテシーだ。
ヴァンガーリンということは、ヴァンガーリン国の王族か?
普段すっかり忘れているが、お父さまはヴァンガーリン国の国王陛下の弟だ。
「第3王子のお見合いよ」
お母さまはふふふと笑う。
妹の見合いに兄が付いてきたのか?
「叔父上のところに一度来てみたかったので、この、機会にライザについてきました。従兄弟のヴィオレッタ嬢やリカルド殿にもお会いしたかった」
フィリップ様は私の手を取りキスをした。
いや~、こんなことユリウス様以外からされたことない。
私は真っ赤になってしまったようだ。
50
あなたにおすすめの小説
婚約破棄されたのでファンシーショップ始めました。 ― 元婚約者が、お人形さんを側室にしようとして大恥をかきました ―
鷹 綾
恋愛
隣国の王子から「政略的にも個人的にも魅力を感じない」と婚約破棄された、ファンタジア王国第三女王タナー。
泣きも怒りもせず、彼女が考えたのは――「いつか王宮の庇護がなくなっても困らない生き方」だった。
まだ八歳。
それでも先を見据え、タナーは王都の片隅で小さなファンシーショップを開くことを決意する。
並ぶのは、かわいい雑貨。
そして、かわいい魔法の雑貨。
お茶を淹れてくれるクマのぬいぐるみ店員《テイデイ・バトラー》、
冷めないティーカップ、
時間になると小鳥が飛び出すアンティーク時計――。
静かに広がる評判の裏で、
かつての元婚約者は「お人形さんを側室にしようとして」赤っ恥をかくことに。
ざまぁは控えめ、日常はやさしく。
かわいいものに囲まれながら、女王は今日も穏やかにお店を開けています。
---
この文面は
✔ アルファポリス向け文字数
✔ 女子読者に刺さるワード配置
✔ ネタバレしすぎない
✔ ほのぼの感キープ
を全部満たしています。
次は
👉 タグ案
👉 ランキング用超短縮あらすじ(100字)
どちらにしますか?
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
王太子に愛されないので、隣国王子に拾われました
鍛高譚
恋愛
「王太子妃として、私はただの飾り――それなら、いっそ逃げるわ」
オデット・ド・ブランシュフォール侯爵令嬢は、王太子アルベールの婚約者として育てられた。誰もが羨む立場のはずだったが、彼の心は愛人ミレイユに奪われ、オデットはただの“形式だけの妻”として冷遇される。
「君との結婚はただの義務だ。愛するのはミレイユだけ」
そう嘲笑う王太子と、勝ち誇る愛人。耐え忍ぶことを強いられた日々に、オデットの心は次第に冷え切っていった。だが、ある日――隣国アルヴェールの王子・レオポルドから届いた一通の書簡が、彼女の運命を大きく変える。
「もし君が望むなら、私は君を迎え入れよう」
このまま王太子妃として屈辱に耐え続けるのか。それとも、自らの人生を取り戻すのか。
オデットは決断する。――もう、アルベールの傀儡にはならない。
愛人に嘲笑われた王妃の座などまっぴらごめん!
王宮を飛び出し、隣国で新たな人生を掴み取ったオデットを待っていたのは、誠実な王子の深い愛。
冷遇された令嬢が、理不尽な白い結婚を捨てて“本当の幸せ”を手にする
王子様への置き手紙
あおた卵
恋愛
フィオナは王太子ジェラルドの婚約者。王宮で暮らしながら王太子妃教育を受けていた。そんなある日、ジェラルドと侯爵家令嬢のマデリーンがキスをする所を目撃してしまう。ショックを受けたフィオナは自ら修道院に行くことを決意し、護衛騎士のエルマーとともに王宮を逃げ出した。置き手紙を読んだ皇太子が追いかけてくるとは思いもせずに⋯⋯
婚約破棄されたので、戻らない選択をしました
ふわふわ
恋愛
王太子アルトゥールの婚約者として生きてきた
貴族令嬢ミディア・バイエルン。
だが、偽りの聖女シエナに心を奪われた王太子から、
彼女は一方的に婚約を破棄される。
「戻る場所は、もうありませんわ」
そう告げて向かった先は、
王都から遠く離れたアルツハイム辺境伯領。
権力も、評価も、比較もない土地で、
ミディアは“誰かに選ばれる人生”を静かに手放していく。
指示しない。
介入しない。
評価しない。
それでも、人は動き、街は回り、
日常は確かに続いていく。
一方、王都では――
彼女を失った王太子と王政が、
少しずつ立ち行かなくなっていき……?
派手な復讐も、涙の和解もない。
あるのは、「戻らない」という選択と、
終わらせない日常だけ。
白い結婚を捨てた王妃は、もう二度と振り向かない ――愛さぬと言った王子が全てを失うまで』
鍛高譚
恋愛
「私は王妃を愛さない。彼女とは白い結婚を誓う」
華やかな王宮の大聖堂で交わされたのは、愛の誓いではなく、冷たい拒絶の言葉だった。
王子アルフォンスの婚姻相手として選ばれたレイチェル・ウィンザー。しかし彼女は、王妃としての立場を与えられながらも、夫からも宮廷からも冷遇され、孤独な日々を強いられる。王の寵愛はすべて聖女ミレイユに注がれ、王宮の権力は彼女の手に落ちていった。侮蔑と屈辱に耐える中、レイチェルは誇りを失わず、密かに反撃の機会をうかがう。
そんな折、隣国の公爵アレクサンダーが彼女の前に現れる。「君の目はまだ死んでいないな」――その言葉に、彼女の中で何かが目覚める。彼はレイチェルに自由と新たな未来を提示し、密かに王宮からの脱出を計画する。
レイチェルが去ったことで、王宮は急速に崩壊していく。聖女ミレイユの策略が暴かれ、アルフォンスは自らの過ちに気づくも、時すでに遅し。彼が頼るべき王妃は、もはや遠く、隣国で新たな人生を歩んでいた。
「お願いだ……戻ってきてくれ……」
王国を失い、誇りを失い、全てを失った王子の懇願に、レイチェルはただ冷たく微笑む。
「もう遅いわ」
愛のない結婚を捨て、誇り高き未来へと進む王妃のざまぁ劇。
裏切りと策略が渦巻く宮廷で、彼女は己の運命を切り開く。
これは、偽りの婚姻から真の誓いへと至る、誇り高き王妃の物語。
【完結】亡くなった婚約者の弟と婚約させられたけど⋯⋯【正しい婚約破棄計画】
との
恋愛
「彼が亡くなった?」
突然の悲報に青褪めたライラは婚約者の葬儀の直後、彼の弟と婚約させられてしまった。
「あり得ないわ⋯⋯あんな粗野で自分勝手な奴と婚約だなんて!
家の為だからと言われても、優しかった婚約者の面影が消えないうちに決めるなんて耐えられない」
次々に変わる恋人を腕に抱いて暴言を吐く新婚約者に苛立ちが募っていく。
家と会社の不正、生徒会での横領事件。
「わたくしは⋯⋯完全なる婚約破棄を準備致します!」
『彼』がいるから、そして『彼』がいたから⋯⋯ずっと前を向いていられる。
人が亡くなるシーンの描写がちょっとあります。グロくはないと思います⋯⋯。
ーーーーーー
ゆるふわの中世ヨーロッパ、幻の国の設定です。
完結迄予約投稿済。
R15は念の為・・
【完結】愛人の子を育てろと言われた契約結婚の伯爵夫人、幼なじみに溺愛されて成り上がり、夫を追い出します
深山きらら
恋愛
政略結婚でレンフォード伯爵家に嫁いだセシリア。しかし初夜、夫のルパートから「君を愛するつもりはない」と告げられる。さらに義母から残酷な命令が。「愛人ロザリンドの子を、あなたの子として育てなさい」。屈辱に耐える日々の中、偶然再会した幼なじみの商人リオンが、セシリアの才能を信じて事業を支援してくれる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる