Lost†Angel

文字の大きさ
5 / 12

Messiah

しおりを挟む



「おい。勝手に気絶してんじゃねぇぞ」

失神したままの脚を拡げ、腰を抽挿しを続ける。

「気を失っても許さねぇぞ」

くったりと倒れ込み反応のない人形のように横たわる細い脚を開き、屍姦するようにガンガンと突き続けながら、横っ面を平手で往復で叩く。


「――――……ッ…ぅ…ぁ……ッ…」

自我が崩壊し過呼吸のような浅い呼吸を繰り返しながら、泣いている顔に舌を這わせ涙を舐め取る。


「気持ち良すぎてお漏らしかァ?」

「…違…ッ…」

この期に及んでもまだ抵抗しようとする力が残っていることに、嬉しそうに口角を上げる。

「いいぜ。調教し甲斐がある。オンナみたいに乳首だけでイけるようにしてやる」


真っ赤に腫れた乳首を念入りに舐め続けては、チュパチュパと音を響かせ吸い続ける。

同時に腰の動きもやめずに何度も突き上げ、快楽に溺れ痴態を晒したままイく瞬間、乳首を強く吸い上げ噛みついた。


「…ッァん…ぁあ…や、…め…ダメぇ…も、イき…たく…な…ぃ…………」


甘ったるく啼き声を上げながら空イキすると、ビクビクと痙攣するように内股が締め付けてくる。

「良かったなァ…男で。女だったらとっくに孕んでるぞ?」

嗤いながら中に熱い白濁を出し続け、精液で僅かに膨らんでいる下腹を撫でながら、辱める言葉を洗脳のように吹き込む。

「毎晩犯してやるよ。このまま一生性奴隷だ。毎日チンポ銜えれて嬉しいだろ?」


男が満足そうにアナルからペニスをズルッと引き抜くと、中から大量の泡立った白濁が鮮血と交じりドプッと溢れ出てきた。

シーツは体液でとっくにびしょ濡れになり、体力の限界で動けない俺の手枷と足枷を外し、姫抱きに抱えられると風呂場へと運ばれていく。



ガラス張りの広い浴室の中に連れて行かれ、大きなバスタブに下ろされる。


「足を開け」

威圧感のある声で命令されるままに膝裏に両手を掛け脚を拡げると、アナルに指を突っ込まれ乱暴に中出しされた精液を掻き出される。


「……ッ…」

「おい孔ヒクついてんぞ。本当に厭らしい躰だな」

「…や、もう…見な…で…ッ……」


「媚肉が覗いて厭らしい色が見えてんぞ。おまえにチンポなんか要らねぇだろ?切り落とすか」

視姦するように羞恥を煽り、前立腺を刺激され、勃起したペニスに剃刀を当てられる。



「…ヒッ」

小さく悲鳴を上げ、切り落とされる恐怖に涙が溢れ続ける。


本当に切られかねない――――


陰茎の根元に刃を押し当てられると、切れた個所から血が滲み思わず叫んだ。

「…や、だッ…やめ、ろ…ッ……!」


亀頭を剥き出しにされ、尿道口を弄り続けられる。

「何、チンポおっ勃ててんだよ?ド変態が」


泡立てた石鹸を塗り付けられ、陰毛を剃り落されていく。

「よく似合ってる。可愛らしいチンポにはパイパンがお似合いだ」


子供のような無毛の股間にされ、屈辱と羞恥で奥歯を噛み締めたまま顔を逸らす。


男が思いついたように、勃起させた俺のペニスを掴んだまま、尿道口に唾を垂らし弄り続ける。

歯ブラシの柄を尿道口にツプと差し込まれると、痛みで悲鳴を上げた。


「…いやぁあァ…ぁアッ…痛いッ…痛い…やだッ…やめ、て…お願いッ…チンポ…壊れ…る…」

尿道を拡張するように歯ブラシをゆっくりと出し入れされると、痛みと同時に快感を覚え身体が小刻みに震えた。


「嘘つけ。オチンチン…好きだろ?」

「好き…じゃ、な…ぃ…」

必死に否定の言葉を口にしながら、尿道を弄り続けられると失禁してしまい、僅かに尿が漏れるように溢れ出た。


「またお漏らししたな。悪い子だな」

幼い子供に言い聞かせるように俺の身体を抱き締めながら、洗脳するように耳元で囁かれる。

「ほら。ゴメンナサイは?」

「…ゴメ…ン、な…さ…ぃ……」



浴室で綺麗に洗われると、バスローブを着せられ抱えられたままリビングに連れて行かれる。


35畳くらいの広さの部屋の真ん中にある、ソファーに座り膝の上に乗せられた。

一面に広がる大きな窓からは都会の夜景が綺麗に見えた。


体力を消耗し殆ど腰に力が入らない俺を抱えたまま、背後から抱き締められる。


バスローブの裾を捲り身体を持ち上げられると、勃起したをペニスをアナルに宛てがわれ、めり込むように突っ込まれた。


「……ンッ…ぁツ……痛…ぃ…」

膝の上で腰が引けるのを捕らえ双丘を掴み孔を拡げながら、亀頭を入り口に埋め込まれる。

「……も、ヤダ……」

カリ首が引っ掛かる感触に涙が滲む。

一番太い部分を呑み込むと少しだけ痛みが緩和され、先走りと腸液が馴染んで肉襞が入って来る肉棒に吸い付く。


ズチュッとペニスを挿れたまま背面座位の格好にされ、涙を浮かべる俺の手を後ろに回しバスローブの紐で腕を縛られた。

「おっぱい、好きだろ?ホラ『気持ち良い』って素直に言えよ?」

バスローブの前をはだけさせ、後ろから両方の乳首を触り硬く尖らせていく。

「……っや、ぁ…ンッ…」

乳首への愛撫に甘く啼く声が一際高くなり、涙が溢れ首裏を噛まれる痛みに勃起していた。


「見てみろ。美味そうに俺のチンポ銜え込んでる。おまえは本当に淫乱だな」

限界まで拡がったアナルに、巨根が抜き挿しされる姿が大きな窓に映る。

酷く卑猥な姿に眩暈がし羞恥を煽られ顔を背けるのを、許さないと顎を掴み正面を向かせ淫靡な痴態を見せ付けられる。


「ナカが締まったぞ。俺のを喰い千切る気か?」

嬉しそうに俺を揺さ振り続けながら、乳首を強く抓られた。

「…ぁンッ…ツ…ぁあッ……――――!……」


自分の体重で奥深くまで埋め込まれ、最奥を突かれ乳首を弄られ続け、大きく背中を仰け反らせながらドライでイってしまった。


「毎日空っぽになるまで犯してやるよ」


「………ッ…」


一晩中凌辱され続け、俺は気を失うように眠りに落ちた。





――――――――……ッ…?


目を醒ますと寝室のベッドの上だった。


起き上がろうとするとジャラと金属音がした。

両手の手枷が鎖で繋がり、足枷の鎖はベッドの柵に繋がれていた。

首輪を外そうと手を掛けるが鍵がかかっていて外れなかった。


「……痛ッ…て…」

起き上がろうとした瞬間腰から下半身に激痛が走り、崩れ落ちるように寝転がると、横向きに膝を抱え丸くなる。


隣の部屋から気配を感じたのか、男が扉を開け顔を出すと、俺の様子を確かめるように声をかけてきた。


「オハヨウ」


「……」


「何か食うか?」


「……」


「おいおい。ハンストか?」


「……」


「まぁいい。欲しくなったら呼べ」


背中を向けたまま何も答えない俺に、笑いながら軽く溜息を吐くとリビングへ消える。



こんな状況下で食欲なんかわくわけがない。

ただ煙草は吸いたかった。


隣の部屋から男の話し声が聞こえる。


「あー…仔猫を拾ったんだが、コイツが餌喰わねぇんだ」


冗談めいた笑いを含みながら、短いやり取りの後電話は切れ、電話の話し相手は一時間後訪ねてきた。



インターホンの音もなく入ってきたところを見ると、合鍵でも持ってるんだろうか。



「何ガラにもなく猫なんか拾ってんだ?」


持参したビニール袋に入っている、牛乳や缶詰を出しながら猫の姿を探す。


煙草を吸いながら顎でしめされた隣の部屋を覗き、ベッドで横たわる俺の姿を見ると、漸く事態を呑み込んだらしい。


「……って、人間…か」



フッと笑みを浮かべると俺の近くに寄って来て、顎を持ち上げ顔を見られる。


ヤクザにしては纏う雰囲気は柔らかいが、男の仲間なのは間違いないだろう。

見つめられる目の奥の眼光の鋭さに一瞬怖気づく。



「あー…成程な」

何が成程なのか、妙に納得した口振の後、俺の足枷に繋がれていた鎖を外される。


「おい。勝手な事すんなよ」

「ダメだろ。猫は犬とは違うんだから。繋いで飼うもんじゃない」


諭すように言いながら、起こされると裸の俺にバスタオルをかける。



警戒心から俺は黙り込んだまま二人を睨み付けていた。


「ホラ。威嚇丸出しの顔してる。これじゃ懐くもんも懐かないだろう?」


誰が懐くか……人をペット扱いしやがって――――


胸元や首筋に赤い痕をあちこちつけられ、手首や足首に残る縄の痕や傷だらけの俺の裸を見ながら、男がわざとらしく大袈裟に感嘆交じりの溜息を深く吐いた。


「おまえ随分可愛がったようだな?」

「まだ調教中だ」


二人の間に妙な緊張感が走る。


「組の舎弟に世話させりゃ良いだろ?」

俺の存在などまるでお構いなしに話をしている様子に、俺は一瞬でも助けてくれるのではないかと、淡い期待を抱いたことに後悔していた。


「コイツは俺が飼うことにした」

「そこまで入れ込むほどイイ躰か?」

「試してみるか?」


「……ッ、ヤダッ…!」

思わず叫んだ俺の方を二人が振り返る。


「お。喋った……なんだちゃんと口きけるんじゃん」

俺の顔を見つめ笑顔を浮かべながら、首輪に手を掛けると引っ張りながら、顔を近付けられる。


「名前は…?」


一瞬考えるも首輪を引っ張る力を籠められると息苦しさが増す。


「大丈夫。殴らねぇよ」

優しい声音で話しかけられると、少し考えてから、名前だけ名乗る。


「…………みなと


「湊な。俺は和泉いずみ。そこいる男の相方」

「相方…?」

「そう。昔からの腐れ縁」


腐れ縁という言葉に一瞬戸惑う。


「可哀想に。悪い飼い主に拾われちゃったな?」


俺の頬を触りながら気の毒そうな表情を浮かべる相手をじっと見つめ返す。


「そんな縋るような眼で見られてもね」

やはり助けてくれる気はないらしい。


「『ご主人様』でも『パパ』でも好きに呼ぶといい。おまえはもうココから出られない運命だからな」

隣りで煙草を吸っていた男が、吸い殻を灰皿に押し付け火を消すと、ニヤリと口角を上げながら、今にも泣き出しそうな俺を見て、手を伸ばし乳首に触れてきた。


「…ンッ…」

感じないよう耐えようと唇を噛み締める。


「……和泉。お前は見てろ」


見られてることで羞恥心が余計高まる。


「…ふぁ…ぁあッ…ンッ…んぁ、あ…やぁ…いやぁ…やめ…て…ぇ…」


乳首に舌が這いチュッと吸われ、舌先で何度も舐められたり、甘噛みされると我慢出来ずに、甘ったるく啼き声を上げてしまう。


「飼い主は誰か、コイツに身体で覚えさせてやる」

「…っや、…だッ…いやッ…も、やめ…て……助け…てッ…!」

必死に抵抗しようとする俺の上に乗られ、腕を掴まれるとポケットから取り出した注射器を刺された。


「……痛…ッ……ぁ……」

静脈に液体が注入されていく。暫くすると心臓の鼓動が速くなり、抵抗は弱まっていった。


「何を打った?」

「ヘロを少々な」

「……躾は程々にしろよ」

苦笑いを浮かべながら俺の様子を確かめる。


薬物が回ってくると瞳孔の奥が開き、今までに感じたことのない多幸感に包まれる。

「一度キメセクの味覚えたら、離れられなくなる」

耳元で囁かれ、再び乳首を弄られると、俺は我慢出来ずにひたすら喘ぎ続ける。


「……ぁ…あァ…ン……ッ…あ、キモチ…イ…ィ……」

乳首を弄る手がもどかしく、俺は自分で無意識に弄っていた。

抓ったり爪を立てたり、男に触られるのと同じように愛撫していく。

「……ンぁ…ぁあぁん……っや、っはぁ…も、っと……」

「もっと…?どうして欲しいか言ってみろ?」

羞恥心よりも快楽が勝った。

「…も、っと…いっ…ぱい…、俺の…おっぱい……触って…ンァ…あぁッ…――――!」

口が開き唾液が溢れ、与えられる快感に何も考えられず、乳首攻めだけで俺はイかされた。


ごく僅かな薄い精液が、鈴口から溢れるように零れ出た。


「よしよし。乳首だけでイけるようになったな。御褒美におまえの可愛いおっぱいに俺の所有証の証をつけてやる」

「……ヒッ……い、やぁ、やだっ…怖い…ッ…」

恐怖に震えながら泣き叫ぶ俺を無視し、乳首にピアッサーを近付けられる。

「和泉。コイツ抑えてろ」

言われる通りに押さえ付けられ羽交い締めにされると、真っ赤に膨らんで硬くなった肉粒に針が貫通した。


――――――――ッ……!!

痛みと快感が全身を駆け巡り俺は気絶した。


遠退く意識の中で、和泉の声が遠く聞こえた気がした…


「オヤジには黙っといてやる。オジキらにくれぐれもバレないようにしろよ」

しおりを挟む
感想 8

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる

結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。 冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。 憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。 誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。 鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

完成した犬は新たな地獄が待つ飼育部屋へと連れ戻される

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

処理中です...