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第22話 黄金の世界
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変な世界が続いたから、今度は昴くんのおすすめの世界を紹介してもらうことにした。
「安心、安全、百パーセント観光向けの世界だよ。僕らみたいな並行世界を渡る者の間でも有名な世界でね。まぁ悲惨な世界ではあるんだけど」
「できれば成り立ちは明るい世界がよかったなぁ……」
「得てして観光地なんてみんな暗い過去で出来上がってるものだよ」
そう言われたら確かに日本のお城や仏閣だって、そういう政治や戦争の歴史の産物と言えばそうかもしれない。
そう思いながら、昴くんに言われるがまま光り輝く小枝へと足を運んだ。
◇ ◇ ◇
「はい、きたよー。ここが『黄金の世界』だよ!」
「黄金……」
小高い丘から辺りを見渡すと、そこには広がる平原、山や地面に生える草花、木々や小さな湖。人がいた跡といえば背後に屋根が崩れて崩壊しかけた小屋が一つ、その全てが黄金色で染まっている。
人はいないし風の音もなく、雲もない、空から照らす太陽の光は夕暮れだから多少マシだけど、それでも目が痛くなるような眩しさがあった。近くにあった小川と思われるものは波立つように固まり、水のさざめきも、あらゆるものが停滞している。そんな世界だった。
近くにある小屋に近づいてみると、木目調をした純金で建てられている。小屋に触れると少しひんやりとしており、これが木材ではなく金属であることがわかる。
それどころか、気が付くと私や昴くんが着ている服まですべて黄金に染まっていた。
「昴くん、この辺りのものって色々と試しても良いのかな……?」
「いいんじゃないかな? 持ち主ももういないだろうし」
もういない……か、ということは前はいたんだろう。
私は試しに右手の爪で思いっきり強く金の柱を引っ掻いた。
「やっぱり……」
私の爪の隙間にはかすかだけど金がついていた。
柱にはわずかに私の爪跡が残り、それがメッキではないことを証明していた。
金は――特に純金はとても脆い金属だ。宝石などの装飾で使うために純金はまず用いない、柔らかすぎるからだ。
アクセサリーには二十四金か十八金あたりの合金でなければすぐに変形してしまうだろう。
でも、これだけの世界中が金で出来ているのに、太陽からの照り返しがあるのに温度は熱くない……。不思議……。
その純金がこうして形をもって家や地面や全てを構成しているなんて……。
「どう? 見る分には楽しい世界でしょ?」
「うん……。眩しすぎて目眩がするくらいには……。どういう仕組みの世界なのかはよくわからないけど……」
「そうだね。じゃあ、昔話をしよう。僕も聞いた話だけどね。そうだね、この小屋の黄金の椅子でも借りようか」
「う、うん。贅沢だね。壊れないといいけど」
◇ ◇ ◇
「むかしむかし、とある国に強欲な王様と何人もの宮廷魔術師がいました。争いが絶えなかったその世界では、宮廷魔術師が王を守るために様々な攻撃魔法や防御魔法を覚えていました」
「えっと、確か魔法は人生で一つしか選べないんだっけ? 昴くんが絵を描く魔法を選んだように」
「そう、だから宮廷魔術師達はとてつもない忠誠心を持って王に仕えていたんだろうね。人生で一つしか選べない魔法を、ただただ王を守るためだけに選び仕えてきた」
昴くんは椅子に胡坐をかいてゆらゆらと天井を見る。
「でも、王を守る必要はなくなってきた。戦争が終わったからだ。すると、宮廷魔術師には違うものが求められるようになってきたんだ。暴力で手に入れるのには効率の悪いものさ」
「違うもの?」
「富に関わるものだよ」
戦争の終わりは次の戦争のための準備期間――なんていう言葉を聞いたことがある。
富を求めて次の戦争に備えたり、他国との差を離したり、平和な時代であっても富を蓄えるのはどの世界でも当然のことだろう。
「魔法は精神の力、望めはそれが力になる。ある者は美しい陶芸品を生み出し、ある者は僕のように美しい絵画を描き、ある者は別の物質から宝石を生み出した、そして究極は黄金の生成だった」
「黄金の生成……」
何となくだけど嫌な予感がしてきた。
手を出してはならない魔法が――手を出してはならない欲望があると……。
「その魔法の使い手は市井の少年だった。なんということはない、あらゆる物質を金に変換する魔法だ。例えば、僕の座っている木製の椅子を今みたいな黄金の椅子に変えるように」
「対価を払わずに物質を変えていたの?」
「さぁ、昔話にそこまでは語られていないね。もしかしたら何かがあったのかもしれないけど……。それに、これだけ太陽の熱で暖められても温度を感じない辺り、本物ではなくて所詮は『魔法でできた金』なんだろうね」
昴くんが少しだけ皮肉めいた顔をする。
「この少年は色んな物の素材をそのまま黄金に変えた、しかし、黄金にできるのは少年の効果範囲だけだった。黄金は彼から離れてしまうと元の素材に戻ってしまったんだ」
「そっか、じゃあ、金貨にして貿易なんていうのは出来なかったんだ」
「そう、使えるのは少年の近くだけ。そこで王は考えた、黄金にできる範囲を広げてしまえば良いのだと――」
……そっか、それが終焉の欲望だったんだ。
「始めは王城だった。城は黄金の城となり、富の象徴となった。次は王都だった、そして王国、最終的には『世界』へと広がった。下手に少年の能力が強かったのが仇になってしまったんだろうね」
「欲が更なる欲を呼ぶ……。欲は際限がないし、当然の結果だね」
「他の国はこの黄金郷を全世界の人々が恐れ、攻め入った。それに対して王は命じた『人も物も世界中のものを黄金にせよ』と――。少年は自らを含めてそれを忠実に守ったわけだ」
その結果、世界のすべてが黄金になってしまったと……。
「なんだか悲しい話だね……」
「僕が聞いた昔話はそれでおわり」
昴くんが少年のような笑顔を見せたが、それはどこか物悲しそうでもあった。
「じゃあ、この世界のどこかに自らも黄金に変えてしまった少年がまだいるってことなのかな」
「……かもしれないね、もうそれが誰かなんて調べる術はないだろうけど」
昴くんが椅子の前にある机を愛おしそうに撫でる。
「お前たちもいい迷惑な話だよな」
この小屋も、大地も、水も、全てが偽りの黄金で出来た黄金郷か……。
「――ん? あれ? 全てが黄金で染まってしまったなら、昴くんは誰からこの話を聞いたの?」
さっきまで微笑んでいた顔が、少しだけバツが悪そうな顔に変わるのが見えた。
「……お気づきになられましたか」
「そりゃだって気づくよ。よくある怪談話で『誰も帰ってくる者はいなかった……』っていう『じゃあ誰が見たの!?』っていうのと同じオチだし」
「むぅ、黒江ちゃんなら気が付かないかなーって思ったんだけどなぁ」
「もぅ、バカにしてぇ!」
私が少しだけ頬を膨らませると、頭を掻きながら笑みを浮かべた。
そこまで私は抜けてないんだからね!
「答えは簡単だよ、王様が発した命令――つまり黄金の魔法を使った少年が使った魔法は『人も物も世界中のものを黄金にせよ』というものだった。その効果は今も続いているから、僕や黒江ちゃんがこの世界に来た時に服や持ち物が全部黄金になってしまった。まぁ、この世界――魔法の範囲から離れたらもとに戻るんだけどね」
「でも、私たち自身は黄金になってないよ?」
「つまりそういうこと、僕たちは『人』でも『物』でもない『幽霊』だからね、黄金になることはない。言葉遊びみたいな話かもしれないけど、魔法の条件がそれだったんだから仕方がないね」
「あ、そっか。だからここが並行世界を旅する人たちの人気スポットなんだ!」
「そう、この昔話は僕らみたいな精神だけの存在の人が当時見聞した内容なんだろう。全てが黄金になったけど、幽霊は黄金にならなかった。そして、この世界は全てが停止した。こんな世界、他では絶対に見ることが出来ないだろうからね、人気が出るのも頷けるよ」
幽霊という精神だけの存在である私たちは、色んな世界を旅することができる。実際にこうして私と昴くんは終わることのない新婚旅行を続けているわけだし。
でも、色んな世界へ行けるとしても『自分たちしか行くことができない世界』があったとしたら、他の世界よりも行きたくなるという気持ちはとてもよくわかる。
冷淡というか不謹慎な気持ちというか、不思議とこの世界の人々に哀悼の意を表すこともなく、気を病むこともなかった。きっと私自身もここを『観光地』か『テーマパーク』というように感じているのかもしれない。
良くも悪くも、私はこの並行世界を渡る旅に慣れてきてしまっているのかもしれない。
命を失ったからといって、心まで常世のものとなったとは思っていなかったけど、我ながら感覚がズレてしまったのだなと実感をした世界だった。
いつの間にか落としていた視線を上げると、昴くんは黄金の窓辺からうつる金色の山と川と湖を描いていた。
昴くんの指に吸い取られた景色の色が、こんなにも黄色ばかりなのは初めてだったし、それ以上に黄金を描くためにはこんなにも色んな黄色が必要なのだということも初めて知った。
「安心、安全、百パーセント観光向けの世界だよ。僕らみたいな並行世界を渡る者の間でも有名な世界でね。まぁ悲惨な世界ではあるんだけど」
「できれば成り立ちは明るい世界がよかったなぁ……」
「得てして観光地なんてみんな暗い過去で出来上がってるものだよ」
そう言われたら確かに日本のお城や仏閣だって、そういう政治や戦争の歴史の産物と言えばそうかもしれない。
そう思いながら、昴くんに言われるがまま光り輝く小枝へと足を運んだ。
◇ ◇ ◇
「はい、きたよー。ここが『黄金の世界』だよ!」
「黄金……」
小高い丘から辺りを見渡すと、そこには広がる平原、山や地面に生える草花、木々や小さな湖。人がいた跡といえば背後に屋根が崩れて崩壊しかけた小屋が一つ、その全てが黄金色で染まっている。
人はいないし風の音もなく、雲もない、空から照らす太陽の光は夕暮れだから多少マシだけど、それでも目が痛くなるような眩しさがあった。近くにあった小川と思われるものは波立つように固まり、水のさざめきも、あらゆるものが停滞している。そんな世界だった。
近くにある小屋に近づいてみると、木目調をした純金で建てられている。小屋に触れると少しひんやりとしており、これが木材ではなく金属であることがわかる。
それどころか、気が付くと私や昴くんが着ている服まですべて黄金に染まっていた。
「昴くん、この辺りのものって色々と試しても良いのかな……?」
「いいんじゃないかな? 持ち主ももういないだろうし」
もういない……か、ということは前はいたんだろう。
私は試しに右手の爪で思いっきり強く金の柱を引っ掻いた。
「やっぱり……」
私の爪の隙間にはかすかだけど金がついていた。
柱にはわずかに私の爪跡が残り、それがメッキではないことを証明していた。
金は――特に純金はとても脆い金属だ。宝石などの装飾で使うために純金はまず用いない、柔らかすぎるからだ。
アクセサリーには二十四金か十八金あたりの合金でなければすぐに変形してしまうだろう。
でも、これだけの世界中が金で出来ているのに、太陽からの照り返しがあるのに温度は熱くない……。不思議……。
その純金がこうして形をもって家や地面や全てを構成しているなんて……。
「どう? 見る分には楽しい世界でしょ?」
「うん……。眩しすぎて目眩がするくらいには……。どういう仕組みの世界なのかはよくわからないけど……」
「そうだね。じゃあ、昔話をしよう。僕も聞いた話だけどね。そうだね、この小屋の黄金の椅子でも借りようか」
「う、うん。贅沢だね。壊れないといいけど」
◇ ◇ ◇
「むかしむかし、とある国に強欲な王様と何人もの宮廷魔術師がいました。争いが絶えなかったその世界では、宮廷魔術師が王を守るために様々な攻撃魔法や防御魔法を覚えていました」
「えっと、確か魔法は人生で一つしか選べないんだっけ? 昴くんが絵を描く魔法を選んだように」
「そう、だから宮廷魔術師達はとてつもない忠誠心を持って王に仕えていたんだろうね。人生で一つしか選べない魔法を、ただただ王を守るためだけに選び仕えてきた」
昴くんは椅子に胡坐をかいてゆらゆらと天井を見る。
「でも、王を守る必要はなくなってきた。戦争が終わったからだ。すると、宮廷魔術師には違うものが求められるようになってきたんだ。暴力で手に入れるのには効率の悪いものさ」
「違うもの?」
「富に関わるものだよ」
戦争の終わりは次の戦争のための準備期間――なんていう言葉を聞いたことがある。
富を求めて次の戦争に備えたり、他国との差を離したり、平和な時代であっても富を蓄えるのはどの世界でも当然のことだろう。
「魔法は精神の力、望めはそれが力になる。ある者は美しい陶芸品を生み出し、ある者は僕のように美しい絵画を描き、ある者は別の物質から宝石を生み出した、そして究極は黄金の生成だった」
「黄金の生成……」
何となくだけど嫌な予感がしてきた。
手を出してはならない魔法が――手を出してはならない欲望があると……。
「その魔法の使い手は市井の少年だった。なんということはない、あらゆる物質を金に変換する魔法だ。例えば、僕の座っている木製の椅子を今みたいな黄金の椅子に変えるように」
「対価を払わずに物質を変えていたの?」
「さぁ、昔話にそこまでは語られていないね。もしかしたら何かがあったのかもしれないけど……。それに、これだけ太陽の熱で暖められても温度を感じない辺り、本物ではなくて所詮は『魔法でできた金』なんだろうね」
昴くんが少しだけ皮肉めいた顔をする。
「この少年は色んな物の素材をそのまま黄金に変えた、しかし、黄金にできるのは少年の効果範囲だけだった。黄金は彼から離れてしまうと元の素材に戻ってしまったんだ」
「そっか、じゃあ、金貨にして貿易なんていうのは出来なかったんだ」
「そう、使えるのは少年の近くだけ。そこで王は考えた、黄金にできる範囲を広げてしまえば良いのだと――」
……そっか、それが終焉の欲望だったんだ。
「始めは王城だった。城は黄金の城となり、富の象徴となった。次は王都だった、そして王国、最終的には『世界』へと広がった。下手に少年の能力が強かったのが仇になってしまったんだろうね」
「欲が更なる欲を呼ぶ……。欲は際限がないし、当然の結果だね」
「他の国はこの黄金郷を全世界の人々が恐れ、攻め入った。それに対して王は命じた『人も物も世界中のものを黄金にせよ』と――。少年は自らを含めてそれを忠実に守ったわけだ」
その結果、世界のすべてが黄金になってしまったと……。
「なんだか悲しい話だね……」
「僕が聞いた昔話はそれでおわり」
昴くんが少年のような笑顔を見せたが、それはどこか物悲しそうでもあった。
「じゃあ、この世界のどこかに自らも黄金に変えてしまった少年がまだいるってことなのかな」
「……かもしれないね、もうそれが誰かなんて調べる術はないだろうけど」
昴くんが椅子の前にある机を愛おしそうに撫でる。
「お前たちもいい迷惑な話だよな」
この小屋も、大地も、水も、全てが偽りの黄金で出来た黄金郷か……。
「――ん? あれ? 全てが黄金で染まってしまったなら、昴くんは誰からこの話を聞いたの?」
さっきまで微笑んでいた顔が、少しだけバツが悪そうな顔に変わるのが見えた。
「……お気づきになられましたか」
「そりゃだって気づくよ。よくある怪談話で『誰も帰ってくる者はいなかった……』っていう『じゃあ誰が見たの!?』っていうのと同じオチだし」
「むぅ、黒江ちゃんなら気が付かないかなーって思ったんだけどなぁ」
「もぅ、バカにしてぇ!」
私が少しだけ頬を膨らませると、頭を掻きながら笑みを浮かべた。
そこまで私は抜けてないんだからね!
「答えは簡単だよ、王様が発した命令――つまり黄金の魔法を使った少年が使った魔法は『人も物も世界中のものを黄金にせよ』というものだった。その効果は今も続いているから、僕や黒江ちゃんがこの世界に来た時に服や持ち物が全部黄金になってしまった。まぁ、この世界――魔法の範囲から離れたらもとに戻るんだけどね」
「でも、私たち自身は黄金になってないよ?」
「つまりそういうこと、僕たちは『人』でも『物』でもない『幽霊』だからね、黄金になることはない。言葉遊びみたいな話かもしれないけど、魔法の条件がそれだったんだから仕方がないね」
「あ、そっか。だからここが並行世界を旅する人たちの人気スポットなんだ!」
「そう、この昔話は僕らみたいな精神だけの存在の人が当時見聞した内容なんだろう。全てが黄金になったけど、幽霊は黄金にならなかった。そして、この世界は全てが停止した。こんな世界、他では絶対に見ることが出来ないだろうからね、人気が出るのも頷けるよ」
幽霊という精神だけの存在である私たちは、色んな世界を旅することができる。実際にこうして私と昴くんは終わることのない新婚旅行を続けているわけだし。
でも、色んな世界へ行けるとしても『自分たちしか行くことができない世界』があったとしたら、他の世界よりも行きたくなるという気持ちはとてもよくわかる。
冷淡というか不謹慎な気持ちというか、不思議とこの世界の人々に哀悼の意を表すこともなく、気を病むこともなかった。きっと私自身もここを『観光地』か『テーマパーク』というように感じているのかもしれない。
良くも悪くも、私はこの並行世界を渡る旅に慣れてきてしまっているのかもしれない。
命を失ったからといって、心まで常世のものとなったとは思っていなかったけど、我ながら感覚がズレてしまったのだなと実感をした世界だった。
いつの間にか落としていた視線を上げると、昴くんは黄金の窓辺からうつる金色の山と川と湖を描いていた。
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